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福田康夫内閣 (改造)
日本の内閣 ウィキペディアから
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福田康夫改造内閣(ふくだやすお かいぞうないかく)は、衆議院議員、自由民主党総裁の福田康夫が第91代内閣総理大臣に任命され、2008年(平成20年)8月2日から同年9月24日まで続いた日本の内閣。
概要
福田政権では初の内閣改造によって発足した内閣である。2008年(平成20年)8月1日に閣僚名簿が発表され、翌日正式に発足した[1][2]。内閣改造前に引き続き、自由民主党と公明党との連立内閣(自公連立政権)である。改造後の記者会見にて、福田はこの内閣を「安心実現内閣」と命名した。
自民党の全派閥に閣僚や党役員ポストを振り分けた。野田聖子消費者担当大臣や保利耕輔自民党政調会長など郵政民営化に反対した人物も起用され、挙党体制に配意した人事とみられる。また、厚生労働副大臣に鴨下一郎(前環境大臣)を、経済産業副大臣に高市早苗(元沖縄・北方対策担当相大臣兼少子化・男女共同参画担当大臣)をそれぞれ起用するなど、閣僚経験者2名を副大臣として任命した。
国務大臣
要約
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所属政党・出身:
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内閣官房副長官・内閣法制局長官
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副大臣
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大臣政務官
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内閣の動き
2008年(平成20年)
- 8月2日 - 皇居での認証式を終え、福田改造内閣が正式発足。
- 8月10日 - NHKの番組「日曜討論」に出演した農林水産大臣の太田誠一が、食の安全対策についての質問に対し「消費者がやかましいから我々はやる。」と発言し、その言葉遣いが大きな批判を浴び、福田も「適切な言葉ではない。」と批判した。
- 8月15日 - 福田政権初の終戦の日を迎え、福田改造内閣の閣僚としては法務大臣の保岡興治、農林水産大臣の太田誠一、消費者大臣の野田聖子の3名が靖国神社に参拝。なお、福田と内閣官房長官の町村信孝は事前から参拝しないことを明言していた。
- 9月1日 - 福田が首相辞任を表明。21時30分からの首相官邸での緊急会見において「いま国民生活を考えた場合、(中略)新しい布陣で政策の実現を図っていかなければならない。」などと、内閣改造後に国会論戦を迎えることなく総辞職することを表明した[3]。記者との質疑応答で、「安倍晋三前首相も唐突に辞められ、あなたもこのような形で辞められることに対して、国民の間から政治不信が起こるのではないか?」との質問には「安倍さんは健康問題ですが、私はこれからの政治を考えた上で先週末決断しました」と理由を述べた[4]。この辞任表明を受け日本商工会議所会頭の岡村正ら財界関係者も「驚きを隠せない」とした[5]。
- 外務副大臣に就任していた山本一太が、自民党総裁選に出馬の意向を示し、副大臣辞任を申し出た。9月5日の閣議で了承された[6]。
- 9月15日(EDT)- アメリカ合衆国の大手証券会社リーマン・ブラザーズが経営破綻(リーマン・ショック)。負債総額は6,130億ドル(当時の日本円で約64兆5000億円)。世界金融危機が顕在化する。
- 9月24日 - 福田は臨時閣議を開いて内閣総辞職を決定した。これにより福田康夫内閣は幕を下ろした。
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脚注
関連項目
外部リンク
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