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厚生労働大臣

日本の国務大臣 ウィキペディアから

厚生労働大臣
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厚生労働大臣(こうせいろうどうだいじん、: Minister of Health, Labour and Welfare)は、日本厚生労働省および主任の大臣たる国務大臣[2][3]

概要 日本厚生労働大臣 Minister of Health, Labour and Welfare, 所属機関 ...
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概要

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厚生労働省が所在する中央合同庁舎第5号館

日本厚生労働省主任の大臣である[4][5]。主として社会保障行政労働行政を所管する国務大臣である。具体的には、国民生活の保障と向上、社会福祉・社会保障・公衆衛生の向上と増進、労働条件・労働環境の整備などを所管する[6]。また、厚生労働省の前身の一つである厚生省第一復員省第二復員省の流れを汲むことから、引揚者・戦傷病者・戦没者遺族・未帰還者留守家族等の援護、旧陸軍・旧海軍の残務整理も所管する[7]

沿革

中央省庁等改革基本法に基づく中央省庁再編により、2001年平成13年)1月6日に厚生労働省が設置された[8]。それにともない、厚生省が所管していた社会保険公的扶助、社会福祉、公衆衛生及び医療老人保健といった社会保障行政は、厚生労働省が担うことになった。また、労働省が所管していた労働行政も、同様に厚生労働省が担うことになった。また、同時に、厚生大臣労働大臣が廃止され、新たに厚生労働大臣が設置されることになった。同日付で第2次森改造内閣(中央省庁再編後)が発足し、衆議院議員坂口力が厚生労働大臣に任命された[9]

厚生労働大臣としての在任日数が最も多いのは、坂口力(1360日)である。坂口は、第2次森改造内閣(中央省庁再編後)にて厚生労働大臣に任命され、以降、第1次小泉内閣第1次小泉第1次改造内閣第1次小泉第2次改造内閣第2次小泉内閣と計5内閣連続で厚生労働大臣を務めている。なお、坂口は細川内閣で労働大臣を務め、第2次森改造内閣(中央省庁再編前)で厚生大臣と労働大臣を務めた経験も持つ。次いで、加藤勝信(1164日)、安倍内閣塩崎恭久(1065日)、田村憲久(1001日)、舛添要一(751日)と続く。

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名称

「厚生労働」という名称は、小渕第1次改造内閣当時の中央省庁等改革推進本部にて新たな省名を検討した際、内閣総理大臣小渕恵三により命名された[10]英語での呼称については「Minister of Health, Labour and Welfare」[11]とされている。

歴代大臣

  • 辞令のある再任は就任日を記載し、辞令のない留任は就任日を記載しない。
  • 党派の欄は、就任時、または、内閣発足時の所属政党を記載した。
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記録

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厚生労働大臣表彰

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2012年(平成24年)10月10日、厚生労働省にて開催された「健康保険組合関係功績者厚生労働大臣表彰式」で講演する桜井充厚生労働副大臣
  • 民生委員児童委員功労章
    民生委員児童委員として功績が特に顕著な者に対して[12]、表彰状と「民生委員児童委員功労章」[13]が授与される[14]
  • 卓越技能章
    極めて優れた技能を有するとともに福祉の増進や産業の発展に寄与するなど他の模範となる者に対して[15]、表彰状、「卓越技能章」、褒賞金が授与される[16]
  • 感謝状
    日本赤十字社など認可法人公益法人に対する高額な寄付などがあった場合などに贈呈される。
    骨髄バンクに協力をした人に感謝状を贈呈している。
  • 生活衛生事業功労者(水道関係功労)
    • 水道の普及発展、水道に関する有益な調査研究、技術の改善若しくは発明発見又は水道行政に対する協力等に特に顕著な功績のあった個人又は団体及び水道事業、水道用水供給事業又は水道行政事業に従事し、抜群の功績があった個人であって、次の各号に該当するもの。(1)水道関係事業従事年数が、当該年4月1日までに 30 年(首長にあっては水道関係団体の経歴が 10 年)以上であること。ただし、団体にあっては、事業歴が 10 年以上であること。 (2)個人の場合、年齢が当該年4月1日で 50 歳以上であること。 (3) 原則として、都道府県知事又は関係団体の長の表彰を受けたことがあること[17]
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脚注

関連項目

外部リンク

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