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第90回記念選抜高等学校野球大会

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第90回記念選抜高等学校野球大会(だい90かいきねんせんばつこうとうがっこうやきゅうたいかい)は、2018年3月23日から4月4日まで阪神甲子園球場で開催された選抜高等学校野球大会である。

概要 試合日程, 出場校 ...
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概要

出場校数は前回の記念大会(第85回大会)と同じ36校となった[注 2]

今大会から、延長戦におけるタイブレーク方式が導入された[2]。大会では1回戦から準決勝までの試合で延長13回に入った際、その表の攻撃から『ノーアウトランナー・一塁二塁』とし、打順も前イニングからの継続(例:四番打者の打席でイニングが始まる場合は、二番打者と三番打者をランナーとして塁に置く)として延長イニング数無制限で試合を再開する。ただし1人の投手が登板できるイニング数は通算15回までとなる[3]。なお決勝戦ではタイブレーク方式を採用せず延長15回終了時点で同点の場合は引き分けとし、翌日以降に再試合とするが、その再試合で延長13回に入った場合には準決勝までと同じ形で延長イニング数無制限でのタイブレーク方式を採用した[4][注 3]

日程

  • 2017年平成29年)
    • 9月19日 - 第1回の大会運営委員会が開かれる。2018年(平成30年)1月26日に出場校選考委員会を開催して本大会の出場校を選出すること、本大会の組み合わせ抽選会を同年3月16日に実施し、試合日程を3月23日から12日間(準々決勝と準決勝の間の休養日を含む)とするなどとした公式日程を決定した[5]。大会運営委員会と同日に開催した日本高等学校野球連盟の理事会に於いて、第90回大会から『延長戦試合での早期勝敗決着を企図したタイブレーク方式の導入』を行うことを決定。理事会ではタイブレーク方式について、暫定的に1回戦から準決勝までの延長13回から採用して実施することを決めたが、決勝戦での採否を始め、どのような方式でタイブレーク試合を行うかなどの詳細については協議の上、当初は2017年11月を目処に決定する方針であった[5][2]
    • 11月14日 - 第48回明治神宮野球大会高校の部・決勝戦が行われ、明徳義塾が36年ぶり2回目の優勝。四国地区の一般選考における出場枠増枠が決定[注 4]
  • 2018年(平成30年)
    • 1月10日 - 本年初の大会運営委員会を開催し、当初予定より2ヶ月遅れでタイブレーク方式の詳細を決定した。
    • 1月26日 - 出場校選考委員会にて出場36校が決定。滋賀から史上初となる3校が選出された一方で、地元の兵庫からは1校も選出されなかった。
    • 3月16日 - 組み合わせ抽選会。
    • 3月23日 - 開会式。
    • 3月25日 - 大会本部が「満員通知」を発表。選抜大会で満員通知が出たのは、関係者によると1988年第60回大会以来30年ぶり[6]
    • 4月2日 - 休養日。
    • 4月4日 - 決勝戦。大阪桐蔭智弁和歌山を5-2で下し2年連続3回目の優勝。大阪桐蔭は史上3校目の大会連覇となった[注 5]。また、大阪勢の優勝は11回目で都道府県別で単独最多となった[7]
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選出校

一般選考

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21世紀枠

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組み合わせ・試合結果

1回戦 - 3回戦

1回戦 2回戦 3回戦
                   
3月23日(1)
 東筑 3
3月27日(1)
 聖光学院 5
 聖光学院 3
 東海大相模 12
 
3月29日(3)
 
 東海大相模 8
 静岡 1
 
3月24日(2)
 
 静岡 7
 
 駒大苫小牧 0
      
      
- 2回戦 3回戦
                   
 
3月24日(3)
 
 日本航空石川 10
 膳所 0
 
3月30日(1)
 
 日本航空石川 3x
 明徳義塾 1
 
3月25日(1)
 
 明徳義塾 7x
 
 中央学院 5
      
      
1回戦 2回戦 3回戦
                   
3月23日(2)
 英明 2
3月27日(2)
 国学院栃木 3
 国学院栃木 9
 延岡学園 5
 
3月30日(2)
 
 国学院栃木 4
 智弁和歌山 7
 
3月25日(2)
 
 富山商 2
 
 智弁和歌山 4
      
      
- 2回戦 3回戦
                   
 
3月25日(3)
 
 智弁学園 5
 日大山形 3
 
3月30日(3):延長10回
 
 智弁学園 1
 創成館 2x
 
3月26日(1)
 
 下関国際 1
 
 創成館 3
      
      
1回戦 2回戦 3回戦
                   
3月23日(3)
 明秀日立 4
3月27日(3)
 瀬戸内 3
 明秀日立 10
 高知 1
 
3月31日(1)
 
 明秀日立 1
 大阪桐蔭 5
 
3月26日(2)
 
 大阪桐蔭 14
 
 伊万里 2
      
      
- 2回戦 3回戦
                   
 
3月26日(3)
 
 花巻東 5
 東邦 3
 
3月31日(2):延長10回
 
 花巻東 1x
 彦根東 0
 
3月28日(1)
 
 彦根東 4
 
 慶応 3
      
      
1回戦 2回戦 3回戦
                   
3月24日(1)
 由利工 0
3月29日(2)
 日大三 5
 日大三 0
 三重 8
 
3月31日(3)
 
 三重 2
 乙訓 1
 
3月28日(2)
 
 乙訓 7
 
 おかやま山陽 2
      
      
- 2回戦 3回戦
                   
 
3月28日(3)
 
 松山聖陵 5
 近江 8
 
3月31日(4):延長10回
 
 近江 3
 星稜 4x
 
3月29日(1)
 
 星稜 11
 
 富島 2
      
      

準々決勝 - 決勝

準々決勝 準決勝 決勝
                   
4月1日(1)
 東海大相模 3
4月3日(1):延長10回
 日本航空石川 1
 東海大相模 10
4月1日(2):延長10回
 智弁和歌山 12
 智弁和歌山 11x
4月4日
 創成館 10
 智弁和歌山 2
4月1日(3)
 大阪桐蔭 5
 大阪桐蔭 19
4月3日(2):延長12回
 花巻東 0
 大阪桐蔭 3x
4月1日(4)  
 三重 2
 三重 14     
 星稜 9     

決勝戦スコア

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  1. (智):池田、平田、根来 - 東妻
  2. (大):根尾 - 小泉
  3. 審判
    [球審]宅間
    [塁審]戸塚・金丸・乗金
  4. 試合時間:1時間58分
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大会本塁打

1回戦
  • 第1号:日置航(日大三)
2回戦
  • 第2号:谷合悠斗(明徳義塾)
  • 第3号:岡野龍太(智弁学園)
  • 第4号:齋藤礼二(東海大相模)
  • 第5号:工藤魁人(延岡学園)
  • 第6号:島田侑希(国学院栃木)
  • 第7号:近藤翔真(国学院栃木)
  • 第8号:高内希(彦根東)
  • 第9号:井元将也(おかやま山陽)
3回戦
  • 第10号:渡辺健士郎(東海大相模)
  • 第11号:原田竜聖(日本航空石川)
  • 第12号:松山隆一(創成館)
  • 第13号:細川拓哉(明秀日立)
  • 第14号:浦口輝(三重)
準々決勝
  • 第15号:小松勇輝(東海大相模)
  • 第16号:黒川史陽(智弁和歌山)
  • 第17号:林晃汰(智弁和歌山)
  • 第18号:梶田蓮(三重)
準決勝
  • 第19号:渡辺健士郎(東海大相模)
  • 第20号:山田健太(大阪桐蔭)

記録

いずれも今大会終了時点における記録

大会記録

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応援団賞

最優秀賞彦根東(滋賀、近畿)[9]
優秀賞慶応(神奈川、関東)
乙訓(京都、近畿)
おかやま山陽(岡山、中国)
膳所(滋賀、21世紀枠)
伊万里(佐賀、21世紀枠)

その他の主な出場選手


脚注

関連項目

外部リンク

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