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チョー・ヨンピル
韓国の歌手 ウィキペディアから
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チョー・ヨンピル(朝: 조용필、漢表示: 趙 容弼、1950年3月21日[1] - )は、大韓民国出身の代表的歌手、シンガーソングライター。
![]() | この記事は大言壮語的な記述になっています。 |
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経緯
チョー・ヨンピルは1950年、華城郡松山面双井里(ソンサンミョン・サンジョンリ)のその里きっての素封家の三男として生まれた。高校時代にギターを始めて、プロの音楽家を目指した[4]
1968年、カントリーグループ「エトキンズ」のリーダーとしてデビュー。エトキンズでの担当楽器はギターだった[5]。1975年にソロに転向し[1]、1976年に『釜山港へ帰れ (돌아와요 부산항에)』が韓国で30万枚を売り上げる大ヒットとなる[6]。 ところが77年に、米軍のステージに立っていたころに大麻を吸ったことが明らかになり、一時期芸能活動を自粛。79年に、現在もメンバー交替を経て続くバックバンド「偉大な誕生」を率いて 1979年、アルバム『窓の外の女 (창밖의 여자)』で再デビュー。同アルバムは韓国でミリオンセラーを記録する[7]。
1980年代には、1970年代まで賞レースを牽引した南珍、羅勲児に代わり各種賞レースを独占する。
1982年には日本でもデビューし、「釜山港へ帰れ」(CBSソニー発売)や「想いで迷子」(ポリスター発売)などがヒットした[1]。1987年、『NHK紅白歌合戦』に韓国人歌手として初めて出場を果たし、1990年まで連続で出場した[7]。
2005年には韓国で活動する歌手として、イ・ミジャ以来2人目の北朝鮮での公演「チョ・ヨンピル平壌公演」を開催する[8]。
これまでに『KBS歌謡大賞』歴代最多の5回、『MBC10大歌謡祭』を歴代最多の6回受賞している。また、『ミュージックバンク』の前番組である『歌謡トップ10』では番組開始以来初の10週連続1位を達成した。これ以後、番組では5週連続1位の楽曲は6週目以降ランキング集計に入れないという特別ルールができた。
1990年代初めにテレビ番組への出演を中断し、現在はコンサート中心に活動。韓国にコンサート文化を定着させた人物としても評価されている。
アルバムの総売上は累計で1500万枚[9]。
2013年に19枚目のアルバム『Hello』を発表し、韓国で25万枚を売り上げた[5]。今迄に無い軽快なナンバーを集めているのが特徴で、YouTube等の動画サイトに流れたこともあり、新たなファンを増やしている。
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私生活
1984年に元国会議員の朴璨の娘と結婚したが[10]、4年後に性格不一致で離婚している[11]。1994年には、韓国系アメリカ人のアン・ジンヒョン(Ahn Jin-Hyun)と再婚したが、子供には恵まれず2003年に病死した[12][13]。
エピソード
- 日本では演歌歌手というイメージで知られているが、韓国ではロックからバラード、トロット、民謡まで様々なジャンルをこなす「国民歌手(クンミン・ガス)」として有名。ニックネームが「歌王」と呼ばれるほど、韓国の大衆文化界で圧巻の位置を占めている。ヒット曲「釜山港へ帰れ」は、以前から存在する名曲をロック調のリズムでアレンジし、新たな魅力を加えたものである。「永遠のオッパ(お兄さん)」などの愛称もある。
- 「カーネギー・ホールで公演」「NHK紅白歌合戦への出演」「中国・北京での公演」「アルバム売上1000万枚突破」など、多くの「韓国初」「韓国人歌手初」という記録を持っている[7]。
- 日本では「釜山港へ帰れ」「想いで迷子」等で有名。
ディスコグラフィ
アルバム(韓国)
シングル(日本)
ミュージックビデオ
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NHK紅白歌合戦出場歴
著書
- 趙容弼『釜山港へ帰れ : チョー・ヨンピル自伝』三修社、1984年12月15日。
- 風が伝える言葉 (1985年)
受賞歴
音楽賞
- 1971年
- サンデーソウルカップポップグループコンテスト・最優秀歌手王賞
- 1980年
- TBC放送歌謡大賞・大賞
- MBC10大歌手歌謡祭・大賞
- MBC10大歌手歌謡祭・最高人気歌謡
- ソウル国際歌謡祭・金賞
- 1981年
- 韓国演劇映画芸術大賞・映画主題歌作曲賞
- KBS歌謡大賞・大賞
- MBC10大歌手歌謡祭・大賞
- MBC10大歌手歌謡祭・最高人気歌謡
- 1982年
- アメリカAMPEX社ゴールデンリール賞
- 外信記者クラブ選定最高男性歌手賞
- KBS歌謡大賞・大賞
- MBC10大歌手歌謡祭・歌手賞
- 1983年
- KBS歌謡大賞・大賞
- MBC10大歌手歌謡祭・大賞
- MBC10大歌手歌謡祭・最高人気歌謡
- 1984年
- CBS-SONYゴールデンディスク賞受賞
- MBC10大歌手歌謡祭・大賞
- 1985年
- KBS歌謡大賞・大賞
- MBC10大歌手歌謡祭・大賞
- 1986年
- ゴールデンディスク賞・大賞
- MBC10大歌手歌謡祭・大賞
- MBC10大歌手歌謡祭・最高人気歌謡
- 1988年
- Poly Starゴールデンディスク賞
- MBC10大歌手歌謡祭・歌手賞
- 1998年
- 韓国ギャラップ調査「建国以来最高歌手」認定
- 韓国放送大賞・歌手賞
- 文化放送選定政府樹立50年最高のスター賞
- 2005年
- 2013年
- Mnet 20's Choice・20's Record大賞
- Mnet アジアミュージックアワード・BC-UnionPay今年の歌大賞
歌謡番組1位獲得楽曲
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出演CM
脚注
外部リンク
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