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鈴木史朗

日本のアナウンサー、タレント (1938-) ウィキペディアから

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鈴木 史朗(すずき しろう、1938年昭和13年〉2月10日 - )は、日本のフリーアナウンサータレント。元TBSアナウンサー。

概要 すずき しろう鈴木 史朗, プロフィール ...

本名は同じ[1][2]だが、TBS在職当時より冒頭表記[3][4]と「鈴木 史郎」表記[5][6][7][8][9][10][11]の両方が見られる。

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来歴

要約
視点

京都府京都市北区上賀茂神社社家神社を守護する武士の家系の出身[12]父親が日中貿易会社を設立し、幼少期は仕事関係から中国大陸で暮らす[12]第二次世界大戦の終戦後は、父親が無実のスパイ容疑をかけられ中国政府に拘束、強権的に財産没収を受ける[12]。そのため母親と妹2人の4人で日本へ引き揚げることとなり、北京から天津の港まで約120kmを徒歩で移動したという[12]佐世保に着いた時、黄砂で空も空気も黄色く濁っていた中国に比べて、日本は「こんなにもきれいな国があるのか。天国みたいだ」と思ったと回想している[13]

京都市立紫野高等学校在学時[14]は陸上競技部に所属し、三段跳で活躍。早稲田大学法学部[15]へ進学し、放送研究会に所属。会友には露木茂大沢悠里らがいた。早稲田大学法学部を卒業。

職務経歴

1962年4月にTBSへ入社し、アナウンス室に配属される(アナウンサー第8期生[16][17])。

1963年11月23日、宿直だった鈴木はジョン・F・ケネディ暗殺(ケネディ大統領暗殺事件)の第一報をケネディの死亡が確認された1時間後の午前5時のラジオニュースと5時10分からの担当番組「朝のひととき」で伝えた。

1966年1月よりラジオ局放送部兼テレビ編成局アナウンス部[17]、1967年11月よりラジオ局第一制作部兼アナウンサー研修室付[17]、1969年3月よりラジオ局放送部兼第一制作部兼第二制作部兼アナウンサー研修室付[17]にそれぞれ配属された。

1970年7月よりテレビ本部制作局制作部[17]に配属され、アナウンス職から離れる[18]。同制作部時代には番組制作ディレクターを務めた[15]。以後、1974年2月より編成局契約部[17][18]1975年8月より報道局ニュース部[17][18]1977年11月ラジオ本部ラジオ局ラジオニュース部[17]1980年4月テレビ本部報道局編集部兼ラジオニュース部[17]1989年1月より報道総局アナウンス部兼報道局編集部兼ラジオ総局情報制作局ニュース・情報センター部[17]、1991年5月よりアナウンスセンター兼報道局にそれぞれ配属された[17]

その間、報道局時代には社会部記者[2][19][18]を務めた。報道局時代の1983年には、アナウンス活動へ復帰している[20](同年にアナウンス部へ復帰したとする文献[2]もあるが、誤り[17])。のちにアナウンス副部長も務めた[20]。アナウンサーとしては、報道番組の他にバラエティにも出演[20]。『さんまのからくりTV』内コーナー『ご長寿早押しクイズ』の司会者として人気を得た[20]

土曜夕方(関東ローカル)・土曜夜・土曜深夜のテレビ・ラジオニュースを10年以上担当したが、多くのアナウンサーが担当していた朝・昼『JNNニュース』(『JNNおはようニュース&スポーツ』『JNNニュースコール』『JNN8時のニュース』『あなたにオンタイム』『JNNニュース11:30』)『JNNニュースコープ』『JNNニュースの森』『3時にあいましょう』内のニュースなどの担当経験はない。

1998年2月に60歳で、TBSを定年退職[16][17]後、翌月よりフリーアナウンサーとなる。その一方、歌手俳優モデルテレビゲームとあらゆる分野に挑戦、講演活動を中心に活躍している。1999年には『想春譜』で歌手デビューを果たし[2]、同曲は約6万枚の売上を記録した[21]2002年には舞台俳優として『新演歌の花道』へ初出演した[2]

2000年、主にTBSアナウンサーOBのマネジメントを行う事務所であるクリエイティブ・メディア・エージェンシー(CMA。2010年7月よりキャスト・プラスに商号変更、2019年1月にTBSスパークルへ吸収合併)と契約[22]

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所属事務所

  • シーエムエー(1999年当時[1]
  • クリエイティブ・メディア・エージェンシー→キャスト・プラス→TBSスパークル(2000年 - )

出演番組

要約
視点

TBSアナウンサー時代

テレビ番組(報道・情報・ドキュメント)

報道情報番組のメインキャスターの経験はなく、もっぱら単独で土曜日夜のニュースを延べ14年間(日曜日夜は4年間)担当していた。

報道・情報番組

さらに見る 期間, 番組名 ...

ドキュメンタリー番組

テレビ番組(音楽・クイズ・バラエティ)

  1. 1994年11月6日
  2. 13日
  3. 20日
  4. 1996年3月17日
  5. 4月28日
  6. 5月5日
  7. 1997年4月13日
  8. 5月18日
  9. 9月21日
  10. 10月5日
  11. 2000年2月6日
  12. 20日
  13. 27日
  14. 4月30日
  15. 5月21日
  16. 6月11日
  17. 7月2日
  18. 16日
  19. 8月6日
  20. 20日
  21. 10月8日
  22. 22日
  23. 29日
  24. 11月12日
  25. 19日
  26. 26日
  27. 12月3日
  28. 10日
  29. 17日
  30. 2001年1月7日
  31. 14日
  32. 21日
  33. 28日
  34. 2月4日
  35. 11日
  36. 18日
  37. 3月4日
  38. 11日
  39. 18日
  40. 4月1日
  41. 15日
  42. 29日
  43. 5月6日
  44. 20日
  45. 6月3日
  46. 10日
  47. 24日
  48. 7月8日
  49. 15日
  50. 29日
  51. 8月5日
  52. 12日
  53. 26日
  54. 9月2日
  55. 9日
  56. 23日
  57. 10月7日
  58. 14日
  59. 21日
  60. 28日
  61. 11月4日
  62. 11日
  63. 18日
  64. 25日
  65. 12月2日
  66. 9日
  67. 16日
  68. 2002年1月13日
  69. 20日
  70. 27日
  71. 2月3日
  72. 10日
  73. 17日
  74. 3月3日
  75. 10日
  76. 17日
  77. 31日
  78. 4月14日
  79. 21日
  80. 28日
  81. 5月12日
  82. 19日
  83. 26日
  84. 6月2日
  85. 9日
  86. 16日
  87. 23日
  88. 30日
  89. 7月7日
  90. 14日
  91. 28日
  92. 8月4日
  93. 11日
  94. 25日
  95. 9月8日
  96. 15日
  97. 29日
  98. 10月6日
  99. 20日
  100. 27日
  101. 11月3日
  102. 10日
  103. 17日
  104. 24日
  105. 12月1日
  106. 8日
  107. 15日
  108. 12月29日
  109. 2003年1月12日
  110. 19日
  111. 26日
  112. 2月2日
  113. 9日
  114. 16日
  115. 23日
  116. 3月2日
  117. 9日
  118. 16日
  119. 30日
  120. 4月6日
  121. 13日
  122. 5月4日
  123. 11日
  124. 18日
  125. 25日
  126. 6月1日
  127. 15日
  128. 22日
  129. 7月6日
  130. 13日
  131. 27日
  132. 8月10日
  133. 17日
  134. 24日
  135. 31日
  136. 9月7日
  137. 14日
  138. 21日
  139. 10月12日
  140. 19日
  141. 26日
  142. 11月2日
  143. 16日
  144. 23日
  145. 30日
  146. 12月7日
  147. 14日
  148. 28日
  149. 2004年1月11日
  150. 25日
  151. 2月1日
  152. 15日
  153. 3月7日
  154. 21日
  155. 4月4日
  156. 18日
  157. 5月16日
  158. 6月6日
  159. 27日
  160. 7月18日
  161. 10月17日
  162. 31日
  163. 12月26日
  164. 2005年1月16日
  165. 2月13日
  166. 20日
  167. 3月6日
  168. 4月3日
  169. 17日
  170. 5月8日
  171. 29日
  172. 6月12日
  173. 26日
  174. 7月31日
  175. 8月21日
  176. 9月18日
  177. 11月13日
  178. 2006年1月15日
  179. 2月5日
  180. 19日
  181. 5月7日
  182. 10月1日
  183. 22日
  184. 2007年1月28日
  185. 2月25日
  186. 7月8日
  187. 2009年2月15日
  188. 3月15日
  189. 2010年9月19日

テレビ番組(ドラマ)

テレビ番組(アニメ)

テレビ番組(ノンジャンル)

ラジオ番組

フリー転身後

テレビ番組

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CM

著書

  • 鈴木史朗の健康道場 ご長寿TVで超寿のコツ(小学館文庫)

ディスコグラフィ

  • 想春譜(1999年8月25日、ガウスエンターテイメント)
  • 月と盃/生命ほとばしる(2001年6月27日、ポリドール)
  • 大江戸線音頭(2003年6月25日、日本クラウン)
  • 農家の唄(1999年6月21日、バップ。「所ジョージ&ダーツダックス」として発表)

ゲーム関連

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趣味

趣味はコンピューターゲーム。TBSアナウンサー当時の1992年に発行された『TVスター名鑑』ですでに、趣味・特技欄に「スーパーファミコン」と記されていた[4]。『バイオハザード』シリーズの大ファンで全作所有しており、筋金入りの高得点プレーヤー。『バイオハザード4』の最高難易度は容易にクリアーでき、比較的難易度の高いおまけステージ(Wii版のTHE MERCENARIES)では20万5370点という高得点を記録している[37]。好きなバイオハザードの登場人物はジル・バレンタインで「彼女に惚れて、ずっとジルでプレーしている」と語っている[38]

同ゲームシリーズをクリアした加山雄三とは同好の士として情報交換している[15]。『からくりTV』ではスコアアタックモードをプレイしながら話した。GyaO特集『バイオハザード:ディジェネレーション 鈴木史朗レポート』では、本人のメモリーカード持参でニンテンドー ゲームキューブ版『バイオ4』の腕前を披露している。2008年の東京ゲームショウで行われた「クリエイターズトークショウ」にて、一緒に司会を務めた有野晋哉に対して、「これからバイオハザード4を始めるなら、ナイフ攻撃が他の機種より0.5秒程速く出るWii版がオススメです」と発言し、有野を驚かせた[39]

また「ひとりカラオケ」も局アナ時代からの趣味のひとつである[40]。レパートリーは比較的古い時代の曲を中心とするが、『千の風になって』も好んで歌っている[40]。受付で一人での来店を告げるときは「ちょっと爽やかな気持ちになる」として「ひとりカラオケ」に対して気恥ずかしさは感じていないという。「ひとりカラオケ」の効能として、鈴木は孤高の境地を得たことを挙げており「ひとりで技を極める武士道にも通じます」と語っている[41]

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エピソード

  • 中学時代に走り高跳びをしたところ放置してあった砲丸に気付かず腹部を強打してしまい、当初は医者から虫下しの薬しかもらえずどんどん症状が悪化したため緊急手術をすることになった。その時の執刀医が元軍医で「貴様は日本男児か!」と鈴木が問われたところ「はい!日本男児であります!」と返答した。すると執刀医は「では痛くないな!」と鈴木を鎖でベッドに括り付け、塗る麻酔だけをして開腹手術を行った。鈴木は腸が引っぱり出される感触も分かり、あまりの痛みに絶叫したものの「日本男児なら我慢しろ!」とビンタされ気を失ってしまった[42]
  • 入社当初は身長が高く目立っていたという理由からいじめに遭っており、当時は軍隊出身の上司も多くいじめも軍隊式の酷いものであったという。また、当時の部長から軍隊にいた頃しごかれた軍曹に鈴木がよく似ていたという理由から目を付けられており、当時の泊まり番は週に1回までと決まっていたが鈴木だけ週2回やらされたり、アナウンスの仕事を希望していたが別の部署に飛ばされたりしたといった扱いも受けた。さらにワイドショーで「タバコの害」について大々的に取り上げたところ視聴者からの評判は良く反響は大きかったものの、当時のテレビ局員は大半が喫煙者であったため社内では猛反発が起こり社内中から嫌われてしまい、再び別の部署へ飛ばされた[42]
  • ゲームを趣味としていることから反射神経が鍛えられ、自動車免許更新時の実習で高得点を出し教官から「あまりに反応が早すぎて逆に危険」と注意を受けるほどだった[43]
  • 月刊誌『WiLL』2011年4月号に南京大虐殺否定論を寄稿した。

脚注

参考文献

外部リンク

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