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阪神高速17号西大阪線

大阪府大阪市西成区から港区に至る阪神高速道路の路線 ウィキペディアから

阪神高速17号西大阪線
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阪神高速17号西大阪線(はんしんこうそく17ごうにしおおさかせん、Route 17 Nishi-Osaka Line)は、大阪府大阪市の、南開JCTから安治川出入口へ至る、阪神高速道路路線である。

概要 都市高速道路(一般府道), 路線延長 ...
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阪神地域におけるルート図。赤線が阪神高速。
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弁天町駅前交差点の立体交差
上段:中央大通(平面)と平行して阪神高速16号大阪港線およびOsaka Metro中央線
下段:国道43号(平面)と平行して阪神高速17号西大阪線(画像左には下段と同じ高さで大阪環状線が並走する)
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概要

阪神高速15号堺線と一体となって大阪市堺市それぞれの臨海工業地帯とを結んでいる。また第二阪神国道(国道43号)の高速車線として計画された経緯があり、阪神間を結ぶ役割も果たしている。法令上の路線名は大阪市道 高速道路西大阪線

路線は、まず起点の南開JCTで15号堺線から西へ分岐し、国道43号の上下線間を通って南海高野線木津川を渡り大正区に入る。そのまま地平の国道43号の中央分離帯上を高架で西進し、大正通を越えた後泉尾公園の付近でやや北向きに進路を変え、尻無川を渡って港区に入る。みなと通を越えるとJR大阪環状線と並走し、Osaka Metro中央線および16号大阪港線の高架下をくぐる。なお16号大阪港線とのジャンクションは設置されていない。波除公園付近で終点の安治川出入口に達するが、道路はそのまま国道43号の中央車線となって安治川を渡り神戸方面へ向かう。[1]

1989年に導入された案内用の路線番号は17であるが、道路交通センサスでは路線番号として5が割り当てられている。

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出入口など

さらに見る 出入口 番号, 施設名 ...

歴史

要約
視点

西大阪線はもともと第二阪神国道(国道43号)の延伸部と呼ばれる区間の高速車線として計画された路線である。第二阪神国道は1946年5月に都市計画決定されたが、当初は中央大通より北西側区間のみが重要視され、まず兵庫県内区間のみが着工された。後に、大阪臨海地域の幹線道路としての役割を果たすために中央大通から国道26号までの区間(「延伸部」)の整備が必要と判断され、1961年から調査が開始された。第二阪神国道は兵庫県内は上下合計10車線で計画されたが(現在は一部6車線まで縮小)、延伸部は交差する河川や鉄道が多いことなどから平面4車線+高架4車線の立体構造で建設する計画となった。1965年大阪府大阪市より建設省へ、延伸部について早期完成のために有料道路とする提案がなされた。有料制に関して、当時の安治川大橋のように渡河部のみ有料道路とすると木津川と尻無川の間の地域が有料橋に挟まれて不都合となること、大阪市内の有料道路は既に誕生していた阪神高速道路公団に任せた方が良く、その場合都市高速道路網の一部として機能させた方が好都合であること等が勘案され、1966年8月頃、高架道路を阪神高速道路の有料路線とし、渡河部はそれに加えて無料道路を並設することが決定された。[2][3][1]

1967年大阪市道 高速道路4号分岐線という路線名で都市計画決定され、のち大阪市道 高速道路西大阪線という路線名で基本計画指示された。8月5日万博関連事業に指定され、万博開催直前の1970年3月13日に無料部分と同時に開通した。[4]

年表

車線・最高速度

さらに見る 区間, 車線 上下線=上り線+下り線 ...

交通量

24時間交通量(台) 道路交通センサス

さらに見る 区間, 平成22(2010)年度 ...

(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)

脚注

参考文献

外部リンク

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