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阿武隈急行

福島県伊達市に本社を置く鉄道事業者 ウィキペディアから

阿武隈急行
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阿武隈急行株式会社(あぶくまきゅうこう)は、福島県伊達市に本社を置き、福島県および宮城県で旧日本国有鉄道(国鉄)の特定地方交通線および日本鉄道建設公団の建設線(丸森線)を引き継いだ阿武隈急行線を運営する第三セクター鉄道会社である。阿武急(あぶきゅう)とも呼ばれている。

概要 種類, 略称 ...

会社設立から4年後の1988年に全線開業を果たした。現在は宮城・福島両県および沿線自治体で過半数の株式を保有するが、設立当初は地元の鉄道・バス会社福島交通が株式の51%を保有していた。現在も福島駅において、福島交通飯坂線と駅舎およびプラットホームを共用している。

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歴史

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路線

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路線図(クリックで拡大)

利用状況

輸送密度は以下の通り[22]

さらに見る 年度, 輸送密度(人/日) ...

車両

現有車両

  • 8100系電車 - AM8100形とAT8100形の2両編成[5]。A-15、A-17の2編成が在籍。
  • AB900系電車 - 老朽化の進んだ8100系の置換えを目的に導入され、全車が本形式に統一される予定である。2018年度に2両1編成を先行導入[23]。2019年7月1日より営業運転開始[24][25][26]。2024年7月時点で7編成が在籍[5]

過去の車両

  • キハ22形気動車 - 1986年の暫定開業に際して、国鉄から5両(148, 152, 159, 160, 162)を借り入れた。1988年の全線開業により、8100系電車が導入されたのにともない、国鉄を継承したJR東日本に返還された。
  • A417系電車 - 2008年10月30日に運行開始[5]。3両1編成が在籍。JR東日本より東北本線で使用されていた417系を譲受。平日朝夕の特定の運用についていた。2016年3月26日のダイヤ改正で定期運用を外れ、同年5月28日の臨時列車で最終運行[27][28]
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記念乗車券・フリー乗車券

2019年10月1日現在[29]

  • フリー乗車券
    • 阿武隈急行線が1日乗り放題。
    • 毎月第1日曜日、元日鉄道の日(10月14日)の年14回発売。
    • 値段は大人600円・小児300円。福島保原梁川丸森角田の各有人駅または無人駅からの乗車時(槻木駅含む)は列車内で発売。
  • あぶ急トクだねきっぷ
    • 阿武隈急行線が1日乗り放題。
    • 毎月9の付く日(9・19・29日)発売。
    • 値段は大人900円・小児450円。福島・保原・梁川・丸森・角田の各有人駅で発売。
  • 飯坂温泉日帰りきっぷ
    • 阿武隈急行線と福島交通飯坂線のフリー切符で、飯坂温泉の協賛旅館・ホテルに1回限り入浴が可能である。
    • 福島片岡鶴太郎美術庭園、飯坂明治大正ガラス美術館の入場料が割引になるサービスもある。
    • 値段は大人1500円、小児750円。福島・保原・梁川・丸森・角田の各有人駅で発売。無人駅(槻木駅含む)から乗車した場合は有人駅で購入。
  • 福馬券
    • 阿武隈急行福島駅着発往復乗車券・福島競馬場入場引換券がセットになっている。
    • 福島競馬開催日に合わせて発売、開催日当日に利用できる。
    • 値段は大人900円、小児450円。福島・保原・梁川・丸森・角田の各有人駅で発売。
  • GO!かくだきっぷ
    • 「合格」とかけた名称の縁起物とされる切符で、受験シーズン始まりの12月ごろから枚数限定で発売される。沿線の「天神社」で祈祷済み。
    • 値段は角田駅 - やながわ希望の森公園前駅間運賃と同一額の590円。各有人駅で発売される。
    • 2008年の新発売時には日本全国各地の受験生から多くの注文があり、新聞等でも取り上げられた。
    • 発売開始当初はきっぷを絵馬の形に切り取ることができ、沿線の天神社で絵馬として使用できた。
    • 2011年からは、お守りの形をしたものを発売している。
  • 中高生なつ割ワンコインきっぷ
    • 中高生の夏季休暇期間に合わせて発売される。
    • 阿武隈急行線が1日乗り放題。
    • 値段は500円。各有人駅で発売される。購入の際に「学生証」の提示が条件となっている。
  • 中高生ふゆ割ワンコインきっぷ
    • 中高生の冬季休暇期間に合わせて発売される。
    • 阿武隈急行線が1日乗り放題。
    • 値段は500円。各有人駅で発売される。購入の際に「学生証」の提示が条件となっている。
  • シニア割ワンコインきっぷ[30][31]
    • 65歳以上の高齢者が対象で、1 - 3月ごろに発売される。
    • 阿武隈急行線が1日乗り放題。
    • 値段は500円。各有人駅で発売される。本人だけが購入でき、購入の際に年齢が証明できる身分証の提示が条件となっている。
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脚注

関連項目

外部リンク

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