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阿武隈急行
福島県伊達市に本社を置く鉄道事業者 ウィキペディアから
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阿武隈急行株式会社(あぶくまきゅうこう)は、福島県伊達市に本社を置き、福島県および宮城県で旧日本国有鉄道(国鉄)の特定地方交通線および日本鉄道建設公団の建設線(丸森線)を引き継いだ阿武隈急行線を運営する第三セクターの鉄道会社である。阿武急(あぶきゅう)とも呼ばれている。
会社設立から4年後の1988年に全線開業を果たした。現在は宮城・福島両県および沿線自治体で過半数の株式を保有するが、設立当初は地元の鉄道・バス会社福島交通が株式の51%を保有していた。現在も福島駅において、福島交通飯坂線と駅舎およびプラットホームを共用している。
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歴史
→「阿武隈急行線 § 歴史」も参照
- 1984年(昭和59年)
- 1985年(昭和60年)
- 1986年(昭和61年)7月1日 : 国鉄からの転換により、槻木 - 丸森間を非電化で暫定開業[5]。国鉄東北本線槻木 - 仙台間に乗り入れ[6]。
- 1988年(昭和63年)7月1日 : 福島 - 丸森間延伸開業(全通)[5][6][7]。全線を交流電化[7]。JR東日本東北本線と相互直通運転開始[7][8]。
- 1990年(平成2年)6月25日:本社を宮城県仙台市から福島県伊達郡梁川町(現・伊達市梁川町)に移転[5]。
- 2004年(平成16年)3月13日 : JR東日本東北本線郡山 - 福島間への乗り入れを中止。
- 2011年(平成23年)
- 2019年(令和元年)
- 2020年(令和2年)10月31日: 富野 - 丸森間が運転を再開し全線運転再開[13][14]。
- 2021年(令和3年)2月14日 13日23時に起きた福島県沖地震により全線終日運休[15]。15日始発から通常運転[16]。
- 2022年(令和4年)
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路線

利用状況
→「阿武隈急行線 § 利用状況」も参照
車両
現有車両
- 8100系電車 - AM8100形とAT8100形の2両編成[5]。A-15、A-17の2編成が在籍。
- AB900系電車 - 老朽化の進んだ8100系の置換えを目的に導入され、全車が本形式に統一される予定である。2018年度に2両1編成を先行導入[23]。2019年7月1日より営業運転開始[24][25][26]。2024年7月時点で7編成が在籍[5]。
- 8100系
- AB900系
過去の車両
- キハ22形気動車 - 1986年の暫定開業に際して、国鉄から5両(148, 152, 159, 160, 162)を借り入れた。1988年の全線開業により、8100系電車が導入されたのにともない、国鉄を継承したJR東日本に返還された。
- A417系電車 - 2008年10月30日に運行開始[5]。3両1編成が在籍。JR東日本より東北本線で使用されていた417系を譲受。平日朝夕の特定の運用についていた。2016年3月26日のダイヤ改正で定期運用を外れ、同年5月28日の臨時列車で最終運行[27][28]。
- A417系
2011年8月 富野駅
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記念乗車券・フリー乗車券
2019年10月1日現在[29]。
- フリー乗車券
- あぶ急トクだねきっぷ
- 阿武隈急行線が1日乗り放題。
- 毎月9の付く日(9・19・29日)発売。
- 値段は大人900円・小児450円。福島・保原・梁川・丸森・角田の各有人駅で発売。
- 飯坂温泉日帰りきっぷ
- 福馬券
- 阿武隈急行福島駅着発往復乗車券・福島競馬場入場引換券がセットになっている。
- 福島競馬開催日に合わせて発売、開催日当日に利用できる。
- 値段は大人900円、小児450円。福島・保原・梁川・丸森・角田の各有人駅で発売。
- GO!かくだきっぷ
- 「合格」とかけた名称の縁起物とされる切符で、受験シーズン始まりの12月ごろから枚数限定で発売される。沿線の「天神社」で祈祷済み。
- 値段は角田駅 - やながわ希望の森公園前駅間運賃と同一額の590円。各有人駅で発売される。
- 2008年の新発売時には日本全国各地の受験生から多くの注文があり、新聞等でも取り上げられた。
- 発売開始当初はきっぷを絵馬の形に切り取ることができ、沿線の天神社で絵馬として使用できた。
- 2011年からは、お守りの形をしたものを発売している。
- 中高生なつ割ワンコインきっぷ
- 中高生の夏季休暇期間に合わせて発売される。
- 阿武隈急行線が1日乗り放題。
- 値段は500円。各有人駅で発売される。購入の際に「学生証」の提示が条件となっている。
- 中高生ふゆ割ワンコインきっぷ
- 中高生の冬季休暇期間に合わせて発売される。
- 阿武隈急行線が1日乗り放題。
- 値段は500円。各有人駅で発売される。購入の際に「学生証」の提示が条件となっている。
- シニア割ワンコインきっぷ[30][31]
- 65歳以上の高齢者が対象で、1 - 3月ごろに発売される。
- 阿武隈急行線が1日乗り放題。
- 値段は500円。各有人駅で発売される。本人だけが購入でき、購入の際に年齢が証明できる身分証の提示が条件となっている。
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脚注
関連項目
外部リンク
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