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雄勝町 (宮城県)

かつて日本の宮城県桃生郡にあった町 ウィキペディアから

雄勝町 (宮城県)map
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雄勝町(おがつちょう)は、宮城県北東部に存在した、太平洋に面したである。2005年平成17年)4月1日合併により新生石巻市の一部となった。

概要 おがつちょう 雄勝町, 廃止日 ...

雄勝硯の産地として有名である。

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地理

宮城県北東部桃生郡東端に位置し、東部は太平洋に面し、北に名振湾、南に雄勝湾を擁する町である[1]。町の面積の80%以上を山林が占めるため、新田開発はほとんど行われず、集落は半島部沿岸の比較的平地の多いところに散在する[1]。雄勝半島は南三陸金華山国定公園に指定されている。気候は海洋性気候で、平均気温は約13°Cである。また、バイオーム冷温帯で夏緑樹が生い茂っている[2]

    • 硯上山(けんじょう)
    • 小渕山
    • 明神山
    • 石峰山
    • 小富士山

歴史

沿革

近世桃生郡南方大肝入の支配下におかれ、近隣地域と総称して十五浜と呼んでいた[1]

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行により、雄勝浜、明神浜、名振浜、船越浜、大須浜、熊沢浜、桑浜、立浜、大浜、小島浜、水浜、分浜が合併し、十五浜村(いそはまむら)が成立する。
  • 1941年昭和16年)4月1日 - 十五浜村が町制施行・改称し、雄勝町となる。
  • 1964年(昭和39年)10月 - 町章を制定する[3]
  • 2005年(平成17年)4月1日 -石巻市桃生町河南町河北町北上町牡鹿町と合併し、新制「石巻市」となった。

雄勝の由来

雄勝(おがつ)の地名は一説によるとアイヌ語で「オ・カシ・ナイ」もしくは「オ・カシ・ペツ」というとなり、「川尻に・仮小屋がある・川」という意味である。ここでいう川は大原川と推測され、古くは大原川をのぼる魚を捕獲するために仮小屋が築かれたと思われる。

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行政

  • 閉町時の町長:山下壽郎

産業

  • 産業別就業人口(2000年国勢調査
    • 第一次産業:704人(28.9%)
    • 第二次産業:656人(27.0%)
    • 第三次産業:1,074人(44.1%)

水産業

カツオマグロ漁業の基地である雄勝漁港を中心にカツオの一本釣り沿岸漁業が行われ、その鰯漁は有名である。また、そのカツオ・イワシなどの加工場も多く鰹節なまり節煮干肥料などを生産している。各湾内ではワカメホタテガイノリカキなどの養殖が盛んである。

域内の港

町内の漁港は以下の通りである[1][4][5]

  • 第二種漁港
    • 雄勝漁港
  • 第一種漁港
    • 水浜漁港
    • 分浜漁港
    • 明神漁港
    • 小島漁港
    • 桑浜漁港
    • 羽坂漁港
    • 熊沢漁港
    • 大須漁港
    • 宇島漁港
    • 船越漁港
    • 荒漁港
    • 名振漁港

地域

教育

全て雄勝町立、合併直前の2005年(平成17年)3月31日現在のもの。

中学校

小学校

合併後の2013年、船越小学校が雄勝小学校に統合。2017年、雄勝小学校、大須小学校、雄勝中学校、大須中学校の4校が統合し、雄勝小学校と雄勝中学校が小中併設校として雄勝町大浜に開校した[6]

交通

鉄道

町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR石巻線女川駅

バス

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

レジャー

祭り・イベント

  • 春祈祷
  • 春季例大祭
  • 名振のオメツキ(宮城県指定無形民俗文化財
  • おがつクラフトフェア
  • おがつウニまつり
  • 三陸・雄勝 海の幸トレイルランニング
  • おがつの芸祭 鼓舞
  • おがつホタテまつり

地域・伝統芸能

名産品

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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