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風冨山泰雅
カザフスタン出身の元大相撲力士 ウィキペディアから
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風冨山 泰雅(かざふざん たいが、1984年4月6日 - )は、カザフスタン・アクタウ出身で錦戸部屋所属の元大相撲力士。本名スエネシュ・クディバエフ(カザフ語: Сүйенеш Құдыбаев)。身長182cm、体重164kg。最高位は西幕下10枚目(2008年11月場所)。
カザフスタン出身だが、後述の泥酔騒動から明らかなようにムスリムではない。
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来歴
カザフスタン代表のレスリングジュニア選手権で好成績を残したことを理由にカザフスタン相撲協会の協会員に大相撲を勧められて入門を決意する。自ら錦戸部屋にアプローチの手紙を送り、かくしてカザフスタンから初めて入門してきた力士として2003年11月場所で初土俵を踏む。序ノ口・序二段は共に1場所で通過したが、三段目通過には9場所を要している。2005年11月場所で初の幕下昇進を果たし、1度三段目へ落ちているが、その後はしばらく幕下へ定着し、2008年11月場所には自己最高位となる、西幕下10枚目まで番付を上げた。
その場所と翌2009年1月場所共に負け越した後、同年3月場所から4場所連続で全休し、土俵復帰した場所では序二段下位に落ちていた。復帰場所は7戦全勝とし、優勝決定戦で碧山に敗れるも、序二段では格の違いを見せ付けた。翌場所から6場所三段目の土俵を取り続けた後、2011年1月場所で幕下に復帰。それ以降は幕下に定着した。
2014年1月3日未明、東京・六本木界隈にて泥酔状態で歩いていた際に飲食店の門松を壊したとして、器物損壊の現行犯で警視庁麻布警察署に逮捕された[1]。協会から厳重注意を受けたものの幸い師匠の錦戸が「本場所出場に支障はない」と示したことで直後の2014年1月場所を通常通り出場することができたが、3番相撲から負けっ放しで2勝5敗に終わった[2]。この頃から次第に現役へのこだわりがなくなったため、同年9月場所限りで現役引退[3]。引退後は故郷へ帰って仕事を探すという[4]。
現在ではカザフスタン・マンギスタウでレスリングコーチをしており、2019年のインタビューでは将来的にはカザフスタン相撲連盟を設立し、現地の選手を日本に送り出したいと述べている。
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各段昇進
主な成績
- 通算成績:234勝185敗29休(65場所)
- 幕下成績:148勝139敗7休(42場所)
- 三段目成績:67勝44敗15休(18場所)
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改名歴
- 風斧山 泰雅(かざふざん たいが) 2003年11月場所 - 2012年7月場所
- 風冨山 泰雅(かざふざん たいが) 2012年9月場所 - 2014年9月場所
脚注
関連項目
外部リンク
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