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高山啓義

日本のサッカー審判員 ウィキペディアから

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高山 啓義(たかやま ひろよし、1974年3月18日 - )は、栃木県出身のサッカー審判員。元国際審判員。

概要 個人情報, 誕生日 ...

経歴

宇都宮北高校国士舘大学卒業。1999年11月に1級審判員として登録され、2000年から副審として日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の審判員を担当。2002年からはJ2リーグの、2003年からはJ1リーグの主審を担当している。2019年4月20日に行われた2019明治安田生命J1リーグ第8節・清水エスパルスセレッソ大阪戦でJ1通算主審担当200試合を達成した(史上11人目)[1]。しかし、長らく審判員を務めていながら、国際審判員には登録されたものの、プロフェッショナルレフェリーとは縁がなくキャリアを過ごしている。プロフェッショナルレフェリー契約を結んでいないレフェリーがJ1の試合を200試合以上を担当したのは現在のところ高山が唯一である。

2004年から2014年までは、国際審判員として登録され、2006年カタールドーハで行われたアジア大会の男子決勝カタールイラクの主審を務めた。2024年3月でレフェリーから勇退。

普段は栃木県内で高等学校の教諭を務めており、2018年時点では栃木県立宇都宮清陵高等学校でサッカー部の監督を務めている[2]。同じくサッカー審判員である吉田寿光と共に、栃木県立石橋高等学校にて同時期に教員を務めていたことがある。

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経歴

エピソード

  • 若い頃の高山のジャッジスタンスとしては、試合をコントロールするためではなく、判定に対する抗議などで自らが感情的になってカードを頻繁に出す傾向があり、2004年5月9日清水エスパルスセレッソ大阪戦では当時Jリーグ最多記録となる一試合13枚のイエローカードを提示した。(レッドカード2枚)
  • 2015年6月6日、アビスパ福岡徳島ヴォルティス戦において、プレー中に倒れ込んだ福岡の酒井宣福(父親が日本人、母親がドイツ人のハーフ)に「Are you OK?」と英語で問いかけ、これに酒井が「大丈夫です」と日本語で返すと「なんだ、お前、日本語を話せるんだ」と笑いながら応じたと報じられた。酒井の所属する福岡は、これを「差別的発言とも取れる」として問題視し、Jリーグに意見書を提出。高山はマッチコミッショナーの聴取に対し発言を否定した[8]
  • 2021年2月27日、湘南ベルマーレサガン鳥栖戦において、前半39分に湘南の岡本拓也がこぼれ球を押し込んでゴールネットを揺らすが、高山は直前に山田直輝のハンドがあったとしてノーゴールの判定。これに対して高山が鳥栖GK朴一圭に「よく見てたでしょ?」と声掛け、グータッチをする場面が見られた。このシーンをJリーグ公式YouTubeチャンネルが取り上げ[9]、選手と笑顔でコミュニケーションを取り、ゴール前混戦の難しい判定をしたことから動画内のコメントにも賞賛が集まった[10]。このように、若い頃はミスジャッジが目立っていたものの、ここ数年は安定したジャッジを構築しており、提示するカードの数も少なくなっている。

個人成績

さらに見る 国内大会個人成績, 年度 ...
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  • その他の国内公式戦
    • 全国高等学校サッカー選手権
    • 関東大学サッカーリーグ
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決勝担当

脚注

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