トップQs
タイムライン
チャット
視点

2004年のイタリアグランプリ (ロードレース)

ウィキペディアから

2004年のイタリアグランプリ (ロードレース)
Remove ads

2004年のイタリアグランプリ は、ロードレース世界選手権2004年シーズン第4戦として、6月4日から6日までイタリアムジェロ・サーキットで開催された。

概要 レース詳細, MotoGP ...
Remove ads

概要

125ccクラス決勝では、ロベルト・ロカテリが6台の大集団によるバトルを制し、チャンプを獲得した2000年以来となるグランプリ8勝目を挙げた。ポイントランキングでは、1位のアンドレア・ドヴィツィオーゾを3ポイント差でロカテリが、21ポイント差でケーシー・ストーナーが追う状況となった[1]

250ccクラスでは、レース終盤はセバスチャン・ポルトランディ・ド・プニエによるバトルとなった。ファイナルラップにド・プニエのエンジンにトラブルが発生し、ポルトがシーズン初優勝を挙げることとなった。ポイントランキングでは、トップのド・プニエに対しダニ・ペドロサが3ポイント差、ポルトが23ポイント差となった[2]

MotoGPクラス決勝では、往年のチャンピオンライダーであるミック・ドゥーハンが「長い歴史の中で最高のレースの1つ」と評価するほどの激しいバトルが展開された[3]

レース序盤は、7番グリッドからスタートしたキャメル・ホンダ・プラマック玉田誠が徐々に順位を上げ、6周目にトップに浮上した。しかし玉田は14周目にマシントラブルでリタイヤとなってしまう。またカワサキ中野真矢は13周目のストレートエンドでリアタイヤのトラブルから約300km/hでの高速クラッシュを喫したが、奇跡的にも大きな怪我は免れた。その後はバレンティーノ・ロッシセテ・ジベルナウによるトップ争いが展開されていたが、雨が降り始めたために赤旗が掲示されてレース中断となった。

その後、17周目終了時点の順位を元にスターティンググリッドを組み、6周の超スプリントレースで決着を付けることとなった。雨は一旦上がっていたため全員がスリックタイヤを選択したが、スタート直前に再び雨が降り始めた。序盤は阿部典史アレックス・バロスルーベン・チャウスらが次々とトップに立ち、混戦模様となっていた。やがてロッシが集団から抜け出すが、乾き始めた路面で急激にペースを上げたジベルナウも猛追する。最後はロッシがジベルナウを0.361秒差で抑えきり、シーズン2勝目を挙げた。

この結果ポイントランキングでは、トップのジベルナウに対しロッシが10ポイント差で2位、マックス・ビアッジが14ポイント差の3位となった[4]

Remove ads

MotoGPクラス決勝結果

さらに見る 順位, ライダー ...
  • グリッドは赤旗中断前の第1レースのもの。
Remove ads

250ccクラス決勝結果

さらに見る 順位, ライダー ...

125ccクラス決勝結果

さらに見る 順位, ライダー ...
Remove ads

脚注

参考文献

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads