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2019年のJ3リーグ

2019年に行われたサッカーJ3リーグ戦 ウィキペディアから

2019年のJ3リーグ
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この項目では、2019年シーズンのJ3リーグについて述べる。

概要 シーズン, 優勝 ...
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概要

J3リーグとして6年目のシーズン。

明治安田生命保険相互会社をタイトルパートナー (冠スポンサー)として、「2019明治安田生命J3リーグ」(: 2019 MEIJI YASUDA J3 LEAGUE) の名称で行う。2018年12月14日に明治安田生命保険との4年契約を更新し、タイトルマークデザインが変更された[1]。タイトルパートナー契約はJ3リーグ単独だった2014年シーズンを合わせて6年連続。

スケジュール

2018年12月14日に大会方式および試合方式が発表された[2]。3月9日開幕、12月8日閉幕の全34節・合計306試合で行われる。チーム数がJ1リーグと同じ18チームになったことから試合数もJ1と同じになったが、シーズン中にサッカー日本代表の試合などによる中断があるJ1よりも2週間遅い開幕となっている。

参加チーム数が2016年シーズン以来3年ぶりに偶数となることから、スケジュール上チーム単位で試合がない節は設定されない。

例年通り、原則ホームゲーム、アウェイゲーム連続2試合までとされるところ、9月から11月にかけ開催される2019 ラグビーワールドカップの影響で特例措置が講じられ、えがお健康スタジアムが試合会場となるロアッソ熊本は第23節から第26節、ミクニワールドスタジアム北九州ラグビーウェールズ代表のキャンプ地となるギラヴァンツ北九州は第21節から第24節、それぞれ4試合連続アウェーゲームが設定されている。

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2019年シーズンのJ3クラブ

要約
視点

2019年シーズンのJ3のクラブ数は15。前年同様、FC東京U-23ガンバ大阪U-23セレッソ大阪U-23の「U-23(23歳以下)チーム」3チームが加わり、18チームでリーグ戦を戦う[3]2018年のJ2リーグ21位のロアッソ熊本と22位(最下位)のカマタマーレ讃岐は初の降格。ヴァンラーレ八戸日本フットボールリーグ (JFL) からの入会。

また、グルージャ盛岡は今シーズン(2019年2月1日)から「いわてグルージャ盛岡」にチーム名を変更し、略称も「盛岡」から「岩手」に変更されるほか[3]ブラウブリッツ秋田は、2019年2月現在は登録上のホームスタジアムはあきぎんスタジアムのままであるが、本年度から全ホームゲームを秋田市八橋運動公園陸上競技場[注釈 1]での開催を基本とすることを明らかにしている[4]

さらに見る チーム名, 監督 ...
  • チーム名・本拠地名については2019年1月11日付リリース時点のもの[23]。なお、U-23チームには登録された本拠地が存在しないが、便宜上2019年シーズンで最も多くホームゲームを開催したスタジアムを記す。
  • クラブライセンスについては2018年9月27日・10月25日承認時点のもの[24][25]
  • 八戸のJFLの順位は年間総合順位。

キットサプライヤー・スポンサー

  • 鎖骨スポンサーは両側でスポンサー、もしくは表記が異なる場合のみ左右を表示する。
さらに見る チーム名, メーカー ...
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リーグ概要

要約
視点

前年最下位で、新監督に「昇格請負人」の異名を取る小林伸二を迎えて、組織的な守備を構築した北九州が開幕からスタートダッシュを見せる。リーグ中盤にさしかかると、序盤はもたついた降格組の熊本が首位を奪い、これに前シーズン途中から指揮を執る石崎信弘の下で堅い守りを見せ、前年16位 (下から2番目)からの快進撃を見せる藤枝がクラブ初の首位を奪えば、2年目の布啓一郎が攻撃的スタイルを構築した群馬が首位に躍り出るなど、夏の中断期間となる第20節終了時点では、首位藤枝から2位群馬、3位熊本、4位北九州までが勝点差3の中にひしめき合う四つ巴の様相を見せながら終盤戦を迎える[31]

第15節から12試合負けなし(8勝4分)、かつ第18節から7連勝した群馬が第21節終了時以降首位に浮上したものの、第20節から5連勝で追随していた北九州が第27節終了の段階で群馬をかわし首位に再浮上する。北九州はその後第29節まで4連勝で首位を維持したとはいえ、残り5節の対戦相手が熊本・群馬・讃岐・鳥取・藤枝と上位を争う3チームとの直接対決を残していたが、第30節で熊本に引き分け、第31節で群馬を下すと、同じ第31節で2位藤枝がC大23に敗れたこともあり、一気に自動昇格圏に近づく[32]。迎えた第32節、北九州はホームで讃岐を下し、2位以内を確定。4年ぶりのJ2復帰を決めた[33]。さらに次の第33節では鳥取に引き分けたものの2位藤枝が敗れたため、1試合を残して優勝を決めた[34]。J2からJ1に昇格初年度に優勝したケースは2011年の、2014年のG大阪と過去に2例あるが、前年の最下位チームが翌年に優勝するのはJリーグ史上初の快挙となった[35][36]

これにより2位争いは藤枝・群馬・熊本の3チームとなったが、第32節で藤枝・群馬が勝利する一方で熊本は敗れて2位との差が勝点6、得失点差7と広がった[37]。続く第33節で藤枝がYS横浜に敗れ、群馬が岩手に、熊本が福島に勝利した結果、得失点差で群馬が2位に浮上、藤枝が3位となり、2位の座を賭けた最終節を迎えることとなった。熊本は最終節前の時点で2位群馬と勝点差3、得失点差17となり、昇格はほぼ消えた[34]。迎えた最終節では群馬が福島、藤枝が北九州に勝利しともに勝点は63と並んだが、得失点差で群馬が上回り2位をキープ、J2昇格が確定した。一方で熊本は長野に敗れて勝点を伸ばせず、富山に抜かれて5位に終わった。

また、讃岐は第12節終了時点では首位に勝点差2の3位まで迫り、前半戦終了時点でも最終的に2位となった群馬と勝点26で並び7位につけていたが、後半戦で勝点37を挙げ後半戦に限ると首位だった群馬に対し、讃岐は第22節から9試合未勝利となるなど、後半戦は僅か3勝(4分10敗)、勝点13で後半戦に限ると16位と低迷、最終成績も勝点39の14位に終わり、2017年の北九州の9位(32試合勝点46)を下回り、J2から降格したチームのJ3初年度として初の負け越しと2桁順位を記録した[38]

なお北九州はホームゲーム17試合で102,831人を集め、2016年のJ3リーグ大分トリニータが116,563人(15試合)を動員して以来J3史上2度目となる年間観客数10万人以上を記録した。

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結果

要約
視点

順位表

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出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(C) 優勝; (P) 昇格; (Z) 活動終了.

順位推移表

1節-17節

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18節-34節

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最終更新: 2019年12月8日
出典: J. League data

概要

戦績表

さらに見る ホーム / アウェイ, GIR ...
出典: J.LEAGUE Data Site
色: 青 = ホームチームが勝ち; 黄 = 引き分け; 赤 = アウェーチームが勝利。
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表彰

得点ランキング

最終更新は2019年12月8日の試合終了時
出典: J. League Data

ハットトリック

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Note: 4 1試合4得点

月間MVP

月間ベストゴール

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月間最優秀監督賞

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観客動員

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最終更新:2019年12月8日
出典: J. League Data
註記:
前シーズンはJ2。 前シーズンはJFL。

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脚注

関連項目

外部リンク

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