トップQs
タイムライン
チャット
視点
ラグビーウェールズ代表
ラグビーユニオン競技のウェールズ代表チーム ウィキペディアから
Remove ads
ラグビーウェールズ代表 (ラグビーウェールズだいひょう、ウェールズ語: Tîm rygbi'r undeb cenedlaethol Cymru, 英: Wales national rugby union team) は、ウェールズラグビー協会 (en:Welsh Rugby Union)が組織するラグビーユニオンのナショナルチームである。愛称は「レッドドラゴンズ」(Red Dragons)。 エンブレムはスリーフェザーズ(三枚の羽根)。
Remove ads
概要
要約
視点
シックス・ネイションズの一つであり、ホーム・ネイションズによる合同チームである「ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズ」にも参加している。ホームスタジアムは、首都カーディフにあるミレニアム・スタジアム。
1970年代は、ガレス・エドワーズ、バリー・ジョン、フィル・ベネット、J・P・R・ウィリアムズなどのスター選手を擁した。エドワーズが主将を務めた時代以降、ウェールズ代表はファイブ・ネイションズ・チャンピオンシップで3回のグランドスラムを含む7度の制覇を果たした。
しかし、ワールドカップ1987での3位獲得以降はワールドカップでプール戦敗退が続き、低迷が続いた。
ワールドカップ1999のウェールズ大会開催を機に再び強化に乗り出し、2005年、2008年にシックス・ネイションズにおいてグランドスラムを達成した。
2022年12月5日、ワールドカップ2023まであと9か月の時点でヘッドコーチのウェイン・ピヴァックが成績不振を理由に解任され、前回ワールドカップ2019まで12年間務めたウォーレン・ガットランドがヘッドコーチに復帰した[1]。
2023年1月29日、ウェールズラグビー連盟(WRU)最高経営責任者(CEO)のスティーブ・フィリップスが辞任した。組織内に女性蔑視や性差別、人種差別、同性愛嫌悪があったと告発するテレビ番組がBBCで放送され[2]、批判を浴びていた[3]。
2023年2月25日のシックス・ネイションズのイングランド戦は、一部所属選手の契約がまとまらず、選手によるストライキ・試合中止が危惧されたが[4][5]、直前に回避された[6]。
ワールドカップ2023において、2023年10月7日ジョージア代表戦[7]に勝利したのを最後に、翌週10月14日アルゼンチン代表戦[8]で敗れ、後述2025年7月12日の日本代表戦での勝利[9]まで、21か月にわたりテストマッチ18連敗を喫した[10][11]。
2025年2月8日、2025年シックス・ネイションズ第2節で、ウェールズ代表はテストマッチ14連敗を記録[12]。これによりワールドラグビーランキングは、史上最低の12位に転落した[13]。2月11日、ウエールズラグビー協会は、ウォーレン・ガットランドHCが双方合意により退任することを発表した[14]。
2025年6月から日本遠征を行い、7月5日の日本代表との第1戦は19-24(前半19-7)で敗れ、テストマッチ18連敗となった[15]。これにより2025年7月7日付けのワールドラグビーランキングは14位に落ち、2003年10月のランキング導入以来、歴代最低の順位となった[16]。その翌週7月12日にアウェーで日本代表に31-22(前半21-10)で勝利し[9]、連敗記録が644日(21か月)でストップ[17][10][11]。2025年7月14日付けランキングが12位に戻った。
2025年7月21日、ディフェンスコーチのスティーヴ・タンディが、9月1日からヘッドコーチになることを発表[18][19]。
Remove ads
愛称
レッドドラゴンズ
英語圏や日本のメディアでは「レッドドラゴンズ」(赤い竜)という語句が使われる[20]。フランスではウェールズ代表は解説者によってしばしば「Diables Rouges」(赤い悪魔)と呼ばれる。その起源は不明だが、この称号は現在慣習化しており、映像メディアで広く使われている。しかし、「赤い悪魔」という愛称はいくつかのスポーツチーム(主にサッカーのマンチェスター・ユナイテッドやベルギー代表)に対して使われる。この愛称はイギリスのメディアでは広く使われていないが、時に目にすることもある[21]。
カムリ
愛称ではなく、ウェールズ語でウェールズを「Cymru(カムリ)」と表記する。ウェールズ内でのメディアでは、カムリの呼称も一般的[22]。
成績
ラグビーワールドカップ
シックス・ネイションズ
2025年3月16日現在
選手
要約
視点
ウェールズ代表スコッド(日本遠征メンバー、2025年7月9日現在[23])
- 暫定ヘッドコーチ
マット・シェラット
Remove ads
ワールドラグビー男子ランキング
要約
視点
ワールドラグビーが発表するデータにもとづく。
2019年8月19日付および翌週26日付の2週にわたり、1位となった。それまでの1位だったニュージーランドが不調でポイントを下げ、2位のウェールズが2019年8月17日イングランドに勝利したことによる。ニュージーランドは、前週まで509週連続1位だった[25]。
2023年2月25日、ホームゲームでイングランドに10-20で敗戦[26]。それまでの9位から10位に下落した。10位となるのは2013年2月4日以来のこと。
2025年6月から日本遠征を行い、7月5日に13位日本代表との第1戦は19-24(前半19-7)で敗れ[15]、これにより2025年7月7日付けのワールドラグビーランキングは12位から14位に落ち、2003年10月のランキング導入以来、歴代最低の順位となった[16]。その翌週7月12日にアウェーで日本代表に31-22(前半21-10)で勝利し[9][10][11]、2025年7月14日付けランキングが12位に戻った。
Remove ads
その他の記録
- 2001年6月3日、秩父宮ラグビー場でサントリーに41-45で敗れた(ノンキャップマッチ)[27]。
- ラグビーワールドカップ2007年第7回大会の予選プールでは4試合中2勝2敗で勝ち点12を上げるも予選3位で敗退した(1999年第5回大会以降4試合で勝ち点最多12の敗退は2015年第9回のラグビー日本代表と並ぶ)。
- 2013年に日本に遠征を行いテストマッチで敗れた。詳細は2013年ラグビーウェールズ代表の日本遠征を参照。
- ワールドカップ2023において、2023年10月7日ジョージア代表戦[7]に勝利したのを最後に、翌週10月14日アルゼンチン代表戦[8]で敗れ、後述2025年7月12日の日本代表戦での勝利[9]まで、21か月にわたりテストマッチ18連敗を喫した[10][11]。
北九州市との関わり
ラグビーワールドカップ2019の出場に際しては、主に西日本各地を転々として事前キャンプを行ったが、その中でキャンプ地の一つ・北九州市との関係を強くしていった。
北九州市では大会本番の試合は無かったが、サッカークラブ・ギラヴァンツ北九州のホームスタジアムである北九州スタジアム(ミクニワールドスタジアム北九州)でキャンプを行った。そして一般公開された2019年9月16日には、スタジアムに詰めかけた多くの市民がウェールズの“国歌”である「カロン・ラン」を原語で歌って迎えた。またその他の場面でも北九州市は全市規模でウェールズを応援する態勢を敷いた。
大会後、ウェールズラグビー協会は福岡県の新聞に北九州市への謝意を示す全面広告を出稿。一方北九州市もこれに応え現地の新聞に答礼広告を出稿した。
そして2020年2月22日、ウェールズラグビー協会と北九州市との間で「ラグビーワールドカップ2019のレガシーの一環としてのウェールズラグビー協会と北九州市との友好・協力関係に関する覚書」が締結された[28]。
2025年7月5日にはミクニワールドスタジアムで日本代表とテストマッチを行い、19-24で日本に敗れた。
Remove ads
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads