2021年のサンディエゴ・パドレス

2021年のサンディエゴ・パドレスは、球団創設以来52年目のシーズン。カリフォルニア州サンディエゴのペトコ・パークでは17年目のシーズン。監督は2年目のジェイス・ティングラー。所属はナショナルリーグの西地区。

2021年のサンディエゴ・パドレス
成績
ナショナルリーグ西地区3位
本拠地
都市	カリフォルニア州サンディエゴ
ペトコ・パーク
球団組織
オーナー	ロン・ファウラー
GM	A.J.プレラー
監督	ジェイス・ティングラー
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オフシーズン

2020年12月28日にシカゴ・カブスとのトレードでダルビッシュ有とビクター・カラティーニ^[1]、タンパベイ・レイズとのトレードでブレイク・スネル^[2]、2021年1月18日にピッツバーグ・パイレーツ、ニューヨーク・メッツの三角トレードで、ピッツバーグ・パイレーツからジョー・マスグローブ^[3]を獲得。2月22日にはフェルナンド・タティス・ジュニアと14年の大型契約を結んだ。

開幕後

10月3日に全日程が終了し、79勝83敗で地区3位。ワイルドカードゲームに進出できなかったが、フェルナンド・タティス・ジュニアが本塁打王、マーク・マランソンが最多セーブ投手のタイトルを獲得した。

10月6日にはジェイス・ティングラーの監督解任が発表された^[4]。

11月3日にはロス・デトワイラー、ダニエル・ハドソン、ビンス・ベラスケス、トミー・ファムがFAとなった^[5]。

チーム成績

シーズン成績

アメリカンリーグ
東地区
順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
1	タンパベイ・レイズ	100	62	.617	-
2	ボストン・レッドソックス	92	70	.568	8.0
3	ニューヨーク・ヤンキース	92	70	.568	8.0
4	トロント・ブルージェイズ	91	71	.562	9.0
5	ボルチモア・オリオールズ	52	110	.321	48.0
中地区
順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
1	シカゴ・ホワイトソックス	93	69	.574	-
2	クリーブランド・インディアンス	80	82	.494	13.0
3	デトロイト・タイガース	77	85	.475	16.0
4	カンザスシティ・ロイヤルズ	74	88	.457	19.0
5	ミネソタ・ツインズ	73	89	.451	20.0
西地区
順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
1	ヒューストン・アストロズ	95	67	.586	-
2	シアトル・マリナーズ	90	72	.556	5.0
3	オークランド・アスレチックス	86	76	.531	9.0
4	ロサンゼルス・エンゼルス	77	85	.475	18.0
5	テキサス・レンジャーズ	60	102	.370	35.0

ナショナルリーグ
東地区
順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
1	アトランタ・ブレーブス	88	73	.547	-
2	フィラデルフィア・フィリーズ	82	80	.506	6.5
3	ニューヨーク・メッツ	77	85	.475	11.5
4	マイアミ・マーリンズ	67	95	.414	21.5
5	ワシントン・ナショナルズ	65	97	.401	23.5
中地区
順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
1	ミルウォーキー・ブルワーズ	95	67	.586	-
2	セントルイス・カージナルス	90	72	.556	5.0
3	シンシナティ・レッズ	83	79	.512	12.0
4	シカゴ・カブス	71	91	.438	24.0
5	ピッツバーグ・パイレーツ	61	101	.377	34.0
西地区
順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
1	サンフランシスコ・ジャイアンツ	107	55	.660	-
2	ロサンゼルス・ドジャース	106	56	.654	1.0
3	サンディエゴ・パドレス	79	83	.488	28.0
4	コロラド・ロッキーズ	74	87	.460	32.5
5	アリゾナ・ダイヤモンドバックス	52	110	.321	55.0

ワイルドカードチーム

ワイルドカードチーム （上位2チームがポストシーズン進出）	勝	敗	勝率	ゲーム差
ロサンゼルス・ドジャース	106	56	.654	—
セントルイス・カージナルス	90	72	.556	—
シンシナティ・レッズ	83	79	.512	7
フィラデルフィア・フィリーズ	82	80	.506	8
サンディエゴ・パドレス	79	83	.488	11
ニューヨーク・メッツ	77	85	.475	13
コロラド・ロッキーズ	74	87	.475	15.5
シカゴ・カブス	71	91	.438	19
マイアミ・マーリンズ	67	95	.414	23
ワシントン・ナショナルズ	65	97	.401	25
ピッツバーグ・パイレーツ	61	101	.377	29
アリゾナ・ダイヤモンドバックス	52	110	.321	38

先発変遷

打順	開幕戦		5月1日		6月1日		7月1日		8月1日		9月1日
1	ファム	CF	グリシャム	CF	ファム	LF	グリシャム	CF	ファム	LF	グリシャム	CF
2	タティスJr.	SS	タティスJr.	SS	マチャド	3B	タティスJr.	SS	フレイジャー	2B	クロネンワース	SS
3	マチャド	3B	マチャド	3B	クロネンワース	2B	クロネンワース	2B	マチャド	3B	マチャド	3B
4	ホズマー	1B	ホズマー	1B	タティスJr.	SS	マチャド	3B	クロネンワース	1B	タティスJr.	RF
5	マイヤーズ	RF	クロネンワース	2B	ホズマー	1B	ホズマー	1B	マイヤーズ	RF	ホズマー	1B
6	クロネンワース	2B	マイヤーズ	RF	マイヤーズ	RF	マイヤーズ	RF	ノラ	C	マイヤーズ	LF
7	プロファー	CF	ファム	LF	プロファー	CF	プロファー	LF	マリスニック	CF	カラティーニ	C
8	カラティーニ	C	ノラ	C	カラティーニ	C	リーバス	C	金河成	SS	プロファー	2B
9	ダルビッシュ	P	スネル	P	ウェザース	P	ウェザース	P	クネア	P	ダルビッシュ	P

首脳陣

サンディエゴ・パドレス 2021
背番号	名前	役職
32	ジェイス・ティングラー	監督
56	スキップ・シューマッカー	助監督
12	ボビー・ディッカーソン（英語版）	ベンチ兼三塁コーチ
46	ダミオン・イーズリー	打撃コーチ
38	ラリー・ロスチャイルド	投手コーチ
41	ウェイン・カービー（英語版）	一塁コーチ
20	ロッド・バラハス	捕手兼クオリティ・コントロールコーチ
53	ベン・フリッツ（英語版）	ブルペンコーチ
84	ライアン・フラハーティ	育成コーチ兼先乗りスカウト
81	グリフィン・ベネディクト	ブルペン捕手
83	ピーター・サマービル	ブルペン捕手
82	キース・ワーマン	育成コーディネイター

個人成績

投手成績

※色付きは規定投球回数（162イニング）以上の選手

選 手	登 板	完 投	完 封	勝 利	敗 戦	セ ｜ ブ	勝 率	投 球 回	被 安 打	被 本 塁 打	与 四 球	奪 三 振	失 点	自 責 点	防 御 率
ジョー・マスグローブ	32	2	2	11	9	0	.550	181.1	142	22	54	203	68	64	3.18
ダルビッシュ有	30	0	0	8	11	0	.421	166.1	138	28	44	199	81	78	4.22

野手成績

※色付きは規定打数（440打数）以上の選手

選 手	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	打 点	盗 塁	犠 打	犠 飛	四 球	三 振	打 率	出 塁 率
ジェイク・クロネンワース	152	643	567	94	151	33	7	21	71	4	3	3	90	8	.266	.340
マニー・マチャド	153	640	564	92	157	31	2	28	106	12	0	11	63	102	.278	.347
エリック・ホズマー	151	565	509	53	137	28	0	12	65	5	1	2	48	99	.269	.337
トミー・ファム	155	561	475	74	109	24	2	15	49	14	0	4	78	128	.229	.340
フェルナンド・タティス・ジュニア	130	546	478	99	135	31	0	42	97	25	0	4	62	153	.282	.364
トレント・グリシャム	132	527	462	61	112	28	3	15	62	13	1	4	54	119	.242	.327
ウィル・マイヤーズ	146	500	442	56	113	24	2	17	63	8	0	4	54	141	.256	.334

タイトル

• マーク・マランソン
  • 最多セーブ（39セーブ）

• フェルナンド・タティス・ジュニア
  • 最多本塁打（42本塁打）

表彰

• マーク・マランソン
  • リリーバー・オブ・ザ・マンス（4月）

• フェルナンド・タティス・ジュニア
  • プレイヤー・オブ・ザ・マンス（5月）
  • シルバースラッガー賞（遊撃手）

達成記録

• 4月9日 - ジョー・マスグローブが、史上244人目のノーヒットノーラン、球団史上初^[6]。
• 6月21日 - ダルビッシュ有が通算2500奪三振^[7]。
• 7月8日 - クレイグ・スタメンが通算500試合登板。
• 7月16日 - ジェイク・クロネンワースがサイクル安打^[8]。