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ウィル・マイヤーズ
アメリカの野球選手 (1990 - ) ウィキペディアから
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ウィリアム・ブラッドフォード・マイヤーズ(William Bradford Myers, 英語発音: [wɪl ˈmaɪɚz][1]; 1990年12月10日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州トマスビル出身の元プロ野球選手(外野手、一塁手、三塁手)。右投右打。
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経歴
要約
視点
プロ入りとロイヤルズ傘下時代
2009年のMLBドラフト3巡目(全体91位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名を受けた。1巡目クラスの評価を受けながら、サウスカロライナ大学への進学を表明していたため指名順位が落ちたが、ロイヤルズは1巡目中位に相当する200万ドルの契約金を提示し、8月17日に入団が決まった[2][3]。
2010年には傘下のA級バーリントン・ビーズとA+級ウィルミントン・ブルーロックスで打率.314、14本塁打、83打点、12盗塁、85四球、OPS.934を記録。エリック・ホズマー、マイク・ムスタカスと並ぶロイヤルズの超有望株となった。ベースボール・アメリカからは、マイナー全体で10位の有望株とされた。8位にはホズマー、9位にはムスターカスが入り、ロイヤルズから3人がトップ10にランクインした[4]。
2011年に捕手から外野手へコンバートされた。この年はAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーしたが、膝を痛めた影響で打率.254、8本塁打と振るわなかった[5]。
2012年はAA級ノースウエストアーカンソーとAAA級オマハ・ストームチェイサーズで打率.314、37本塁打、109打点と活躍。本塁打数はダリン・ラフの38本に次いでマイナー2位だった。9月には、ベースボール・アメリカのベースボール・アメリカ・マイナーリーグ年間最優秀選手賞に選定された[6]。
レイズ時代
2012年12月9日にジェームズ・シールズ、ウェイド・デービスとのトレードで、ジェイク・オドリッジ、マイク・モンゴメリー、パトリック・レナードと共にタンパベイ・レイズへ移籍した[7]。
2013年は傘下のAAA級ダーラム・ブルズで開幕を迎え、6月17日にメジャー昇格を果たした[8]。6月18日のダブルヘッダー1試合目・ボストン・レッドソックス戦でメジャーデビュー。「6番・右翼手」で先発起用され4打数無安打に終わったが、ダブルヘッダー2試合目のレッドソックス戦で初安打を記録した。シーズンは88試合に出場し、打率.293、13本塁打、50打点、5盗塁でシーズンを終え、この年の新人王を受賞した。

(2014年8月27日)
2014年は前年から一転して不振に陥る。87試合に出場したが、故障で長期離脱の影響もあって打率.222、6本塁打、35打点と打撃3部門の数字を落とした。守備面(右翼)でも前年無失策だったのが4失策を喫した。
パドレス時代
2014年12月19日にレネ・リベラ、バーチ・スミス、ジェイク・バウアーズとのトレードで、ライアン・ハニガン、ホセ・カスティーヨ、ヘラルド・レイエスと共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した[9]。
2015年も故障に苦しみ、昨年を下回る60試合の出場に留まり、打撃でも打率.253、8本塁打と昨年を多少上回る程度に終わった。同年途中から一塁手へコンバートされた。
2016年は開幕から好調で、特に6月は打率.327、11本塁打の活躍で初の月間MVPを受賞した。前半戦だけでキャリアハイとなる19本塁打、60打点、15盗塁を記録し、監督推薦で初のオールスターに選ばれ、「4番・指名打者」で先発出場した。157試合に出場して自身初の規定打席に到達。28本塁打・28盗塁の好成績を残した。7月31日のシンシナティ・レッズ戦では投手のホーマー・ベイリーの隙をついて単独ホームスチールを成功させた[10]。
2017年1月17日、2022年までの6年総額8300万ドル(当時球団史上最高額)で契約延長[11]。4月10日のコロラド・ロッキーズ戦で自身初のサイクル安打を達成した[12]。8月16日のフィラデルフィア・フィリーズ戦ではMLBで6年ぶり史上51人目となる1イニング3盗塁を記録[13]。
2018年はFAで一塁手のエリック・ホズマーが加入したため、再び右翼手の守備に就いた。さらに8月からは三塁手として起用された。
2021年、新加入のブレイク・スネルに背番号を譲り、開幕直前に背番号が4から5へ変更となった。146試合の出場で打率.256、17本塁打、63打点だった。
2022年は77試合の出場で打率.261、7本塁打、41打点だった。オフにFAとなる。
レッズ時代
2022年12月22日にシンシナティ・レッズと1年契約を結んだ[14]。
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詳細情報
年度別打撃成績
MLBポストシーズン打撃成績
年度別投手成績
年度別守備成績
- 投手守備
- 内野守備
- 外野守備
- 各年度の太字はリーグ最高
表彰
- MiLB
- ベースボール・アメリカ・マイナーリーグ年間最優秀選手賞(2012年)
- USAトゥデイ・マイナーリーグ年間最優秀選手賞(2012年)
- MLB
- 新人王(2013年)
- プレイヤーズ・チョイス・アワーズ優秀新人(2013年)
- ルーキー・オブ・ザ・マンス:1回(2013年9月)
記録
- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:2回(2011年 - 2012年)
- MLB
- MLBオールスターゲーム選出:1回(2016年)
- サイクル安打:1回(2017年4月10日)[12]
- 1イニング3盗塁:1回(2017年8月16日、史上51人目)[13]
諸記録
背番号
- 9(2013年 - 2014年)
- 4(2015年 - 2020年、2023年)
- 5(2021年 - 2022年)
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脚注
関連項目
外部リンク
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