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DAISUKI!
日本テレビ系列のバラエティ番組 (1991-2000) ウィキペディアから
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『DAISUKI!』(ダイスキ)は、日本テレビ系列局の一部で放送されていた日本テレビ製作のバラエティ番組である。全421回。製作局の日本テレビでは1991年4月14日(4月13日深夜)から2000年3月26日(3月25日深夜)まで放送。
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概要
要約
視点
番組の概要
松本明子、飯島直子、吉村明宏(途中降板1992年9月まで)、中山秀征(吉村降板後1992年10月から最終回まで)たちレギュラー陣が毎回さまざまなロケ地を探索したり、何かを体験したりして楽しむ様子を放送していた深夜番組である。ロケは基本的にゲスト出演者を招いて行われていたが、その一方でゲストを呼ばずにレギュラー陣だけで進めることも多かった。
また、放送開始当初は番組後半に約15分間のドラマコーナーを内包していた。このコーナーには毎回様々な新人女優たちが出演し、各々が配役をこなしていたが、これに関しては番組本編のレギュラー陣は出演していなかった。
毎回のCM入り前に表示されるアイキャッチには、篠原涼子、仲間由紀恵、辺見えみりといった当時の若手女性アイドルたちが出演していた。彼女たちが「DAISUKI!」とタイトルコールをするこの番組のアイキャッチは、アイドルのイメージビデオとしての役割も果たしていた。
テーマソングには、初期の関東ローカル時代においてはシックの「シック・ミスティーク」を起用していたが、系列地方局でも放送されるようになってからはシュガー・ベイブの「SHOW」を起用していた。エンディングテーマには、当初は真心ブラザーズの「自転車に乗って」(高田渡の同名曲のカバー)を起用していたが、後にシュガー・ベイブの「今日はなんだか」を起用するようになった。
番組タイトルロゴは「A」の文字と「S」の文字が下部で交差しており、「AX」とも読めるようにデザインされている。AXとは日本テレビのコールサイン「JOAX-TV」のことで、関東ローカル時代の名残であるとも言える。
番組終了とその後
番組は末期においても安定した人気を保ち、一部のスポーツ新聞にはゴールデン進出との報道もあった[1]。しかし、その直後に松本が妊娠して身重になったことや、新しい番組ソフトを開発するなどの理由から番組の終了が決定[2]。9年間の放送に幕を閉じることとなった。
レギュラー放送は2000年3月に終了したが、9月と12月にそれぞれ単発でスペシャル版が放送された。また、2009年5月1日には中山秀征司会の『おもいッきりDON!』に金曜レギュラーの松本明子とゲストの飯島直子が揃って出演したことから、同日放送分の終盤で「おもいッきりDAISUKI!」というミニコーナーが放送され、9年ぶりの復活を果たした。コーナー終盤で、中山は「ぜひDAISUKI!スペシャルやりましょうよ!」と発言した。なお、同コーナーでのアイキャッチは、金曜レギュラーの上原美優が担当した。
2017年12月30日から2018年1月3日にホームドラマチャンネルにおいてセレクションが放送された。
2021年3月28日には同じくホームドラマチャンネルにて「志村けんスペシャル」として、志村がゲスト出演した回がセレクション放送された。
2022年8月3日、BS日テレにて放送されている『旅する水曜日』枠において、復活特番『DAISUKI!2022夏』が放送されることになった[3]。それ以降も不定期ではあるものの復活特番を行っていた。好評だったものの、2024年以降は放送されていないが、他局の単発として2024年にBSフジ・飯島の冠番組 飯島直子の今夜一杯いっちゃう?にて飯島と中山が約1年ぶりにロケを行い、スケジュールの関係で出演できなかった松本に携帯電話から中山がかけて3人によるかけ合いが行われた。
視聴率
番組スタートから1年間は5%前後で推移していたが、中山がレギュラーに加入した後は徐々に視聴率を上げ、安定的に二桁を記録するようになった。最高視聴率は1995年2月放送回の14.7%で、末期においても10%前後の視聴率を維持していた[2]。当時中山が司会を務めていた『TVおじゃマンボウ』の週間視聴率ランキングの深夜番組部門では、殆どの回で第1位だった。
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出演者
レギュラー
準レギュラー
アイキャッチ出演者
(五十音順)
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主な放送内容
要約
視点
番組のロケは、その回で定められたテーマに基いて行われていた。暦や季節に準じた行事に興じることが多かった。1つの企画が2週にわたって放送されたり、逆にこれらの企画が複合して1週に放送されたりということも多かったが、日本テレビ以外のネット局では週連続の企画が次週には放送されなかったり、逆に2週目から放送されたりすることもあった。
春
夏
秋
冬
季節に関係なく行われたもの
- アパート物件探し:物件を探訪する企画は年に何回か行われていたが、新学期には必ず行われた。
- 中古車探し
- ドライブ
- サイクリング
- 乗馬
- 釣り
- 社交ダンス・フラメンコ・フラダンス・日本舞踊
- スポーツジムでのエアロビクスダンス・ヨガ
- 人間ドック体験
- エステ・マッサージ体験
- 時代劇の殺陣
- 老人福祉施設慰問などのボランティア活動
- 専門学校の体験入学、幼稚園の体験入園
- 写生などの創作活動に興じる企画
- 遊園地・動物園・水族館・ゲームセンターなどのアミューズメントスポットでのロケ:関東一円の遊園地はかなり網羅していた。
- ボウリング・ビリヤード・ダーツなどの屋内ゲームに興じる企画:特にボウリング企画は中山の十八番だった。
- 競馬・競輪・麻雀・パチンコなどのギャンブルに興じる企画:麻雀の代わりにドンジャラを行う回もあった。
- カラオケ
- 楽器演奏
- コンサート鑑賞
- スポーツ観戦
- 料理
- グルメ企画 - ビアガーデンやクラブなどで飲酒をする回もあり、その際にはカクテル・日本酒・焼酎・地ビール・ワインなど、飲物の種類別にテーマを設定することがあった。また、カクテルの種類や日本酒の銘柄について紹介する回もあった。
- 占い
- ペットとの戯れ
- 祭りや地方イベントへの参加
- 商店街探訪、ジュエリー専門店・ブティック・市場・浅草橋の玩具などを扱う問屋街での物色、骨董品の物色
- ラジオ番組散策乱入:1992年3月放送。ニッポン放送の笑福亭鶴光の噂のゴールデンアワーの2月3日放送分の生放送に潜入し、ゲストに笑福亭鶴光と田中美和子を招いた。これは松本明子が同局のビバリー昼ズを担当している縁と、吉村明宏もかつて同局の玉置宏の笑顔でこんにちはの中継コーナー・カラオケ配達人に出演していたことから実現したもので、2番組同時収録・生放送という形になった。詳細は鶴光の噂のゴールデンアワーを参照。
特にシリーズ化していたもの
- 旅行
- ジャンボ宝くじ当選照合:レギュラー陣とゲストがグループで共同購入していた。後述のパチンコ企画に次ぐ人気企画で、放送回数は28回を数えた。
- パチンコ:最多放送企画で、放送回数は50回を数えた。前述のとおり、最高視聴率を獲得した回もパチンコ企画を行った回である。なお年越し特番時には、リーチがかかった状態で新春を迎える(カウントダウンは無し)演出で放送した。
- ホームセンター・ディスカウントストア・スーパーマーケットなどでの買い物企画 - ロケ先で販売されている物を指定された金額内に収まるように考案しつつ購入するという企画で、そこで買った材料を持ってそのままキャンプや料理、パーティーへなだれ込むというパターンが多かった。その場合、松本たちが買い物および料理をする模様を1週目に放送し、パーティーをする模様を2週目に放送していた。
スペシャル
年越し拡大SP
1995年からは、年末年始に『年越し拡大SP』を以下のスケジュールで放送していた。
- 日曜1:30 - 2:55 (1995年1月1日):「2年越し!超超興奮!仰天"生"テレビ!!」内で放送。
- 日曜23:45 - 月曜2:55 (1995年12月31日 - 1996年1月1日)
- 水曜0:30 - 2:10 (1997年1月1日)
- 水曜23:45 - 木曜1:30 (1997年12月31日 - 1998年1月1日)
- 木曜23:00 - 金曜1:30 (1998年12月31日 - 1999年1月1日)
- 土曜0:30 - 2:00 (2000年1月1日)
ゴールデン特番
復活スペシャル
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放送局
要約
視点
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この番組が放送されていた日曜0:00枠はローカルセールス枠で、放送時間もスポンサーもネット局ごとにまちまちだった。日本テレビでは前々番組『所ジョージのオトナのにほへ』から続くJTの一社提供枠で、当初は引き続きJTが日本テレビでのローカルスポンサーを務めていたが、末期には各社相乗り提供となっていた。
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スタッフ
レギュラー
- 最終回放送時
- 構成:川崎良、すずまさ、近藤博幸
- 技術協力:千代田ビデオ
- 技術:川崎(合)淳、中村忠靖、枡田豊
- カメラ:笠上大一、竹田廣行、井上浩、野口弘、淵上祥雄、清水博美
- 音声:津田浩之、下村芳明、和田哲朗、天野透、大森博子
- 照明:野島哲也、石川陽一、鴨下正美、岩田研二、大森俊実
- 音効:佐藤裕二(サウンドプロ企画)
- 美術協力:日本テレビアート
- 美術:鈴木喜勝
- デザイン:塚越千恵
- 装飾:丸山善之
- 持道具:鹿瀬美香
- 衣裳:桜庭圭三
- メイク:馬田恵美、梅津志鶴
- スタイリスト:多田佳世(エムドルフィン)、芦谷友子(エムドルフィン)
- TK:桜井春美
- PR:北川佳代
- 編集:遠藤和人(ギヴアンドテイク)、岡田秀一(原宿ビデオセンター)、土屋玲子(原宿ビデオセンター)
- MA:柴田敏幸(原宿ビデオセンター)、小林久恵(原宿ビデオセンター)
- 制作補:小澤泰加
- デスク:工藤奈美子
- 制作協力:フォルミカ、エム・ファーム
- 演出補:櫻田宜弘(エム・ファーム)、杉山康雄、生方貴子
- ディレクター:大越理央(フォルミカ)、中尾光孝(フォルミカ)、大内勝(フォルミカ)、大石剛(フォルミカ)
- アシスタントプロデューサー:和山泰明、古橋明浩
- プロデューサー:寺内壯(以前はディレクター)、関根崇史、今野文雄(エム・ファーム)、高原友生(フォルミカ)
- 演出・チーフプロデューサー:増田一穂(以前はプロデューサー)
- 製作著作:日本テレビ
- 過去のスタッフ
復活特番
- DAISUKI!2022夏
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脚注
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