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JUMPトレジャー新人漫画賞
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JUMPトレジャー新人漫画賞(ジャンプ トレジャーしんじんまんがしょう)は、かつての日本の漫画賞。『週刊少年ジャンプ』(集英社)による月例の新人募集企画。2007年7月から2017年3月まで開催されていた。
概要
前身である「ジャンプ十二傑新人漫画賞」を大幅リニューアルし創設された。
毎月、本誌連載作家(審査時点)を審査員として招き、審査結果・講評を掲載する点では「十二傑新人漫画賞」と同じである。また、ストーリーや構成力・オリジナリティなどの突出した部分があれば選考の対象となる点も、従来の月例新人漫画賞の流れを引き継いでいる。これは漫画作品としての総合力を求められる「手塚賞」や「赤塚賞」(『週刊少年ジャンプ』・『ジャンプスクエア』共同開催)とは異なる。
大きな変更点としては「毎月必ず佳作を一本以上選出する」「"最終候補まであと一歩"の作品にも賞金が贈呈される」「佳作作品は週刊少年ジャンプのWebサイト上で公開される」といった点が挙げられる。実質の賞金額は十二傑新人漫画賞と変わらないが、佳作が増え、"最終候補まであと一歩"が創設されたことで賞金が実質アップした。また、受賞作をWeb掲載することで、本誌・増刊号の掲載枠が(受賞作を掲載していた)従来より増えた。それにより、既にデビュー済の新人漫画家の作品をより多く掲載できるようになった。
2013年12月期からは、月のトップ賞であるグランドトレジャー賞が創設され、毎回必ず1作品は紙媒体に掲載されることになった。それに伴い増刊号も季刊『少年ジャンプNEXT!』から隔月刊『少年ジャンプNEXT!!』(→『ジャンプGIGA』)にリニューアルし、ほぼ毎号受賞作品が掲載されるようになる。
従来の十二傑新人漫画賞とは異なり、Web掲載の作品はデビュー作としては認められないが、受賞後自力で連載・掲載を獲得しデビューした者もいる。2017年現在、受賞者のうち古舘春一・池沢春人・横田卓馬・長谷川智広・吾峠呼世晴らが連載デビューを果たしている。
2017年4月より、後続のJUMP新世界漫画賞へと受け継がれていく。
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設定賞と賞金・賞品一覧
受賞者
- 凡例
- 作品名は基本的に、作品掲載時の表記とする。
- 〈略称〉WJ:週刊少年ジャンプ、赤マル:赤マルジャンプ、NEXT!!:少年ジャンプNEXT!!、GIGA:ジャンプGIGA、X:少年ジャンプX、Web:公式ウェブサイト、ルーキー:少年ジャンプルーキー
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脚注
関連項目
外部リンク
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