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ソラングソンペング文字 (Unicodeのブロック)
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ソラングソンペング文字(ソラングソンペングもじ、英語: Sora Sompeng)は、Unicodeのブロックの一つ。
解説
インド東部のオリッサ州及びアーンドラ・プラデーシュ州で話される、オーストロアジア語族ムンダ語派に属するソーラー語を表記するためのソラング・ソンペング文字(ソーラー・ソンペング文字)を収録している。
ソラング・ソンペング文字は1936年6月18日にソーラー人のマンゲイ・ゴマンゴ(Mangei Gomango)によって考案された文字体系であり[1]、音素文字のうち音素文字のうち子音字単独では暗黙の随伴母音[ə]を伴って発音され、別の母音にする際に母音記号を付加することで発音を切り替えるアブギダに分類される。
ただし、母音記号が全て文字幅を持ったスペーシング文字であり、独立母音字と従属母音記号の区別もないため、実装上はラテン文字などのアルファベットのように扱われる。子音連続についても子音字を並べて表現され、ヴィラーマのような記号が存在しないため単語毎に随伴母音[ə]の有無を判断する必要がある[1]。
ラテン文字などと同様に左から右への横書き(左横書き)であり、単語毎に分かち書きをする。
加えて、アラビア文字やタイ文字などと同様に独自の数字体系(ソラング・ソンペング数字)を有している。
符号位置の順序はおおむね伝統的なソラング・ソンペング文字の順序に従っている。また、文字名については本来ソラング・ソンペング文字にある24柱の神々に由来する伝統的な文字名[1]ではなく、発音に基づいた文字名が付けられている。
Unicodeのバージョン6.1において初めて追加された。
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収録文字
要約
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小分類
このブロックの小分類は「子音字」(Consonants)、「母音字」(Vowels)、「その他の字母」(Other letter)、「数字」(Digits)の4つとなっている[2]。
子音字(Consonants)
この小分類にはソラング・ソンペング文字のうち、基本的な子音字が収録されている。
母音字(Vowels)
この小分類にはソラング・ソンペング文字のうち、基本的な母音字が収録されている。
その他の字母(Other letter)
この小分類にはソラング・ソンペング文字のうち、/maɛ/と呼ばれる、外来語などの発音を表すための文字1文字のみ[1]が収録されている。
数字(Digits)
この小分類にはソラング・ソンペング文字で用いられる固有の数字が収録されている。
文字コード
ソラングソンペング文字(Sora Sompeng)[1] Official Unicode Consortium code chart (PDF) | ||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | A | B | C | D | E | F | |
U+110Dx | 𑃐 | 𑃑 | 𑃒 | 𑃓 | 𑃔 | 𑃕 | 𑃖 | 𑃗 | 𑃘 | 𑃙 | 𑃚 | 𑃛 | 𑃜 | 𑃝 | 𑃞 | 𑃟 |
U+110Ex | 𑃠 | 𑃡 | 𑃢 | 𑃣 | 𑃤 | 𑃥 | 𑃦 | 𑃧 | 𑃨 | |||||||
U+110Fx | 𑃰 | 𑃱 | 𑃲 | 𑃳 | 𑃴 | 𑃵 | 𑃶 | 𑃷 | 𑃸 | 𑃹 | ||||||
注釈
|
履歴
以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
出典
関連項目
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