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福岡県立小倉南高等学校
福岡県北九州市にある県立高等学校 ウィキペディアから
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福岡県立小倉南高等学校(ふくおかけんりつ こくらみなみ こうとうがっこう, 英: Fukuoka Prefectural Kokura Minami High School)は、福岡県北九州市小倉南区富士見一丁目にある公立高等学校である。通称は「南高(みなみこう)」。校内略称として「南高(なんこう)」とも呼ばれる。
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概要
福岡県立小倉南高等学校は、全日制普通科と定時制普通科を併設する、創立120年を迎えた伝統校である。
前身となる「福岡県企救郡立企救農学校」は1906年(明治39年)に開校。当時の入学資格は尋常小学校卒業生で、「品行端正にして将来農業に従事せんと欲する志望確実なるもの」と農家の子弟養成と有能な後継者育成を目的とした。その後、幾度かの変遷をたどり、1949年(昭和24年)の学制改革に伴い、校名を現在の「小倉南高等学校」と改称、男女共学となり、定時制も併設され今日に至る。2025年(令和7年)には創立120周年を迎えた。
また、2019年(平成31年)には、初めて国公立大学合格者数が100名を超え、翌2020年(令和2年)には国公立大学現役合格率ランキングで県内第10位に入るなど、着実に成果を上げている。
JR日豊本線「城野駅」より徒歩約6分、北九州モノレール「城野駅」より徒歩約4分、西鉄バス「富士見町バス停」より徒歩約3分と公共交通機関の便利のよい場所にある。
- 設置課程・学科・学区
- 校訓
- 「自主・創造・親愛」[2]
- 校章
- 1949年(昭和24年)福岡県立小倉南高等学校と改称するにあたって制定された。中央に「高」の字を、その下地に小倉の「小」と南の「M」を上下から組み合わせ、更に「小」と「M」のそれぞれの先端を8等分するよう配分して、将来無限に拡大発展することを表現している。なお、この図案の中の「小」と「M」の文字の組み合わせは南十字星(サザンクロス)の輝きを表し、多難な人生航路に向かおうとする若人に希望と指針を与えることを念願としている[3]。
- 校歌
- 作詞は松本明子、作曲は友村保之による。歌詞は2番まであり、両番とも歌詞の途中に校名の「小倉南」が登場する[2]。
- 応援歌
- 「第一応援歌」の作詞・作曲は西村晟による。「第二応援歌」の作詞は尾上京子、作曲は矢島茂による。現在の生徒は、「第二応援歌」を在学中に歌わない。
- 校友会誌
- 「南薫(なんくん)」と称する。創刊第2号(1956年発行)は漫画家松本零士が同校3年生の時に文芸部長として編集に携わり、表紙イラストを含め漫画などを寄稿している。その伝統は脈々と受け継がれており、創刊第71号(2025年発行)を迎えた。現在は、美術部生徒が表紙イラストを担当している。
- 同窓会
- 「南薫会(なんくんかい)」と称する。関東・関西・北九州市役所内に支部を置く[4]。
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沿革
- 1903年(明治36年)8月28日 - 文部省によって設立認可
- 1906年(明治39年)
- 1923年(大正12年)4月1日 - 「福岡県立企救農学校」に改称
- 1925年(大正14年)4月1日 - 「福岡県企救農学校」に改称
- 1928年(昭和3年)3月29日 - 「福岡県企救園芸学校」に改称
- 1938年(昭和13年)1月1日 - 「福岡県小倉園芸学校」に改称
- 1944年(昭和19年)12月1日 - 「福岡県小倉農学校」に改称
- 1948年(昭和23年)
- 4月1日 - 学制改革により「福岡県立小倉園芸高等学校」発足、園芸科を設置
- 6月30日 - 定時制課程を設置
- 8月 - 定時制分教場を設置(小倉市中谷高津尾)
- 10月 - 福岡県立小倉女子高等学校(現福岡県立小倉西高等学校)内に定時制分校を設置
- 1949年(昭和24年)
- 4月1日 - 普通科を設置
- 4月30日 - 私立紫水高等学校(1915年創立・旧大正實科女学校・旧企救郡豫備学校・旧小倉女子実業学校・旧紫水高等女学校)を併合
- 5月1日 - 「福岡県立小倉南高等学校」(現校名)に改称
- 5月 - 福岡県立小倉女子高等学校内の定時制分校を廃止
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 併設中学校を開校(小倉市浅野町)
- 1953年(昭和28年)4月1日 - 定時制分教場を「小倉市立菅生分校」に改称
- 1958年(昭和33年)3月 - 菅生分校の夜間授業を廃止し、定時制に統合(分校は昼間女子のみ)
- 1965年(昭和40年)3月31日 - 園芸科を廃止
- 1966年(昭和41年)3月31日 - 北九州市立菅生分校(昼間女子)を廃止
- 1973年(昭和48年)3月 - 第45回選抜高等学校野球大会に初出場
- 1975年(昭和50年)8月 - 第57回全国高等学校野球選手権大会に初出場
- 1985年(昭和60年)11月16日 - 創立80周年記念並びに校舎改築落成記念式典を挙行(校訓碑を建立)

2010年3月22日に撮影された小倉南高等学校正門 - 1990年(平成2年)4月1日 - 普通科英語コース(1学級)を設置
- 1995年(平成7年)11月18日 - 創立90周年記念並びに総合体育館施設落成記念式典を挙行

創立90周年記念事業「総合体育施設」で『NANKUN21(ナンクンツーワン)』という。1階に柔道場と剣道場の2ホールがあり、2階には1ホールとロビー等で形成される。完成年が1995年であったことなどから、21世紀に相応しい建物と言う意で名付けられた[5]。 - 2005年(平成17年)10月22日 - 創立100周年記念並びに新校舎落成記念式典を挙行

創立100周年記念事業「新館」で、全日制1年生と定時制の共有校舎である。全日制の芸術教室や図書館、4階には多目的ホールなどが設置されている。これに隣接する形で、食堂が位置する。 - 2013年(平成25年) - 福岡県立小倉商業高等学校と定期野球大会を開始
- 2015年(平成27年)11月7日 - 創立110周年記念式典を挙行
- 2018年(平成30年)3月31日 - 普通科英語コースを廃止
- 2025年(令和7年)11月8日 - 創立120周年記念式典を挙行
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全日制課程
スクール・ミッション
鍛え、褒め、多様な学びの中で生徒の可能性を最大限に伸ばし、「自走力」を育成する学校[6]。
- 独自の体系的なキャリア教育「ネオ・サザンクロスプラン」等の実践を通して、本質を究められる確かな学力と自他を尊重する精神を持ち、自ら考え仲間とともに学びながら時代の変化に柔軟に適応できる、たくましい「人財」を育成している。
スクール・ポリシー
- みずから考える 本校が求める生徒像:アドミッションポリシー[6]
- 希望進路の実現に向け、たゆみなく真摯に努力できる生徒
- 文武両道に励み、失敗を怖れず、何事にも果敢に挑戦する生徒
- 自分の将来の夢を見つけたい生徒
- なかまと伸びる 本校が展開する教育活動:カリキュラムポリシー[6]
- 他者と協働した探究的な学びによる「思考力・判断力・表現力」の育成
- 基礎・基本を徹底することによる「知識・技能」を確実に習得させる指導
- ICTや少人数によるきめ細やかな指導を通じた個別最適な学びの提供
- みらいを広げる 本校を卒業するまでに身に付けさせる力:グラデュエーション・ポリシー[6]
- 何事にも意欲的・主体的に取り組み、自己実現を目指す生徒の育成
- 変化に柔軟に適応し、豊かな人生を自ら切り拓く力の育成
- 自己肯定感を高め、自他ともに価値ある存在として認めることのできる人権尊重の精神
キャリア教育
小倉南高校独自のキャリア教育プロジェクトを「ネオ・サザンクロスプラン」という。生徒が「志」や「夢」をもち、主体的に進路計画を立てることで、多くの生徒が夢を実現している。このプランに組み込まれた代表的な取り組みに、新聞社の連続出前講座をはじめとしたNIE活動、周辺大学への訪問授業などがある。このプロジェクトのもと、2019年(平成31年)には、初めて国公立大学合格者数が100名を超え、翌2020年(令和2年)には国公立大学現役合格率ランキングで県内第10位に入るなど、着実に成果を上げている。
定時制課程
スクール・ミッション
誰でも働きながら希望に合った学びが実現できる夜間定時制高校[7]
- 多様な生徒が基礎基本から学び直すことができる環境を提供することで、卒業後に活用できる基礎学力の定着を図 り、社会に貢献できる人材を育成します。
スクール・ポリシー
特色
- 働きながら学べる西日本最大級の夜間定時制課程普通科の県立高校。(年限は4年だが、通信制と兼ねることにより3年間で卒業も可能。)
- 卒業後の資格や卒業証書は全日制と全く同じ。
- 授業は、午後6時から9時15分まで。毎日4時間。
- ICTを活用した分かりやすい授業を実施。
- 特別支援教育の視点に立った教育活動を展開。
- 完全給食を実施。(午後5時00分~午後5時55分)
- 陸上、バドミントン、卓球、バスケットボール、軟式野球、総合部等の部活動が盛ん。
- 県内どこからでも志願できる(全県一区)。[8]
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学校行事
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北海道学徒援農
1938年(昭和13年)に国家総動員法が制定され、学生、生徒が勤労動員された。食糧供給基地の北海道には、学徒援農と称して全国から生徒が派遣され、その中に本校の前身、小倉園芸学校の生徒たちも含まれていた。1943年(昭和18年)8月、第36期生41名が萩伏村(現浦河町)で2カ月にわたり養鶏や稲作、畑作を手伝ったという。その後、1998年(平成10年)になって、当時の援農生6名が55年ぶりに浦河町を訪問したのをきっかけに、記念碑を浦河町内と小倉南高校に建立[17]するなど、交流を続けてきた。2025年(令和7年)度からの修学旅行では、北海道で浦河町へ行くコースも設置[18]されるなど、伝統を受け継ぎ、浦川高校との交流会も定期で行われている[19]。
部活動
著名な出身者
アート・文芸
芸能
- 中村有志(中村ゆうじ) - 俳優、パントマイマー、司会者(元祖!大食い王決定戦)
- しいなえいひ - モデル(ベネトン)、俳優(OPEN HOUSE、アニムスアニマ、オーディション)
- 後藤健 - 俳優(元劇団青年座)
- 井上富雄 - ミュージシャン(元ルースターズ、元ブルー・トニック)
- KAZYA - ミュージシャン(元175R、現DrunK!)
- 藤田大吾 - ミュージシャン(元alüto、現DrunK!)
- 神道楓 - ミュージシャン(元福刻パラノイア)
- 橋本洋 - トランペット奏者(元日本フィルハーモニー交響楽団、現武蔵野音楽大学非常勤講師)
- 坂本眞理 - ピアニスト
- 井上虫歯二本 - 元お笑いタレント
- いのけん - お笑いタレント(太田プロダクション)
- ドーナツ・ピーナツ - お笑いコンビ(吉本興業)
スポーツ
- 古賀武 - 柔道家(世界柔道選手権無差別級3位)
- 藤原隆充 - 元プロバスケットボール選手(滋賀レイクスターズ)
- 桑原義典 - 元プロバスケットボール選手(東芝ブレイブサンダース)
- 西尾裕 - 元プロ野球選手(南海ホークス)、元八幡大学硬式野球部監督
- 松尾篤 - 元プロサッカー選手(V・ファーレン長崎、サウルコス福井)
- 仁木一嘉 - 元プロボクシング選手(バンタム級)
- 藤田弘美 - 剣道家(在学中に高校総体個人優勝・筑波大学時代に全日本女子学生個人優勝)
- 藤井良一 - 剣道家(二刀流)
- 葛谷修 - 野球指導者(元東福岡高等学校野球部監督)※甲子園大会6度出場
- 石橋茂樹 - 野球指導者(元九州国際大学付属高等学校野球部監督)※甲子園大会3度出場
政治
経済
- 吉武太志 - 経営者(オーエーセンター代表取締役)※ネジチョコ
- 中島敬二郎 - 経営者(九州三共代表取締役)※リヴィエールマンション
- 池上秀一 - 経営者(九昭グループ代表取締役)
教育・研究
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交通アクセス
最寄りの鉄道駅
最寄りのバス停
- 西鉄バス北九州 「富士見町」、「城野町」バス停
最寄りの道路
周辺
- 北九州市立大学
- 福岡県立小倉商業高等学校
- 福岡県立北九州高等学校
- 北九州市立城南中学校
- 北九州市立城野小学校
- 北九州市立北方小学校
- 小倉南区役所
- 小倉南警察署
- 国立病院機構小倉医療センター
- 北九州市立総合療育センター
- 北九州市立小倉総合特別支援学校
- 北九州市立小倉南特別支援学校
- 北九州市立城野市民センター
- 花園保育園
脚注
関連項目
外部リンク
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