尾崎 武士(おざき たけし、1977年4月30日 - )は、日本のミュージシャン、ギタリスト、編曲家、作曲家。
元I'veのメインクリエイターの1人として、テレビアニメや美少女ゲームなどの主題歌を中心に多くの楽曲のギターアレンジやギター演奏を手掛け、一部楽曲では作曲も担当。北海道出身。別名義にTAKESHIがある。
- 1999年よりサポートギタリストとしてI'veに参加。サウンド・クリエイターの中沢伴行(キーボード&マニピュレート担当)、ライブサポートメンバーのDAIKI(ベース担当)、ハリー吉田(ドラムス担当)と共に自身を中心としたバンドユニットScheme(スキーム)を結成するも、翌年より別々に活動を始める。
- 2001年、高瀬一矢のプロデュースによるスリーピース・パンクバンドCOWPOKES(カウポークス)を結成。
- 2002年、COWPOKESのマキシシングル『RUNNING TO NEW WEST GO』をリリース。2003年にはキングレコードからアルバム『ROUGH TIME EVERYDAY』でメジャーデビュー。
- 2004年、COWPOKES解散後はソロ活動を経て、I'veのギタリスト・アレンジャーとして正式所属。以来、主に所属ボーカリストのライブやレコーディングでのギター演奏、楽曲のギターアレンジを担当している。また、近年は中沢伴行が手掛けた楽曲の編曲に参加することが多い。
- 2009年11月18日に発売されたI'veボーカリスト・川田まみの8枚目のシングル『Prophecy』では、中沢伴行と共作でシングル楽曲では初の作曲に参加。
- 2011年、川田まみのワンマンライブ『MAMI KAWADA LIVE in SHIBUYA 2011 [See visionS]』で自身初のライブ・プロデュースを担当。また、KOTOKOの5枚目のアルバム『ヒラく宇宙ポケット』では、単独での作曲による楽曲提供を行った。
- 2014年に初のアニメタイアップ楽曲となるTVアニメ『東京レイヴンズ』後期エンディングテーマ「Break a spell」の作曲を手掛ける。
- 2015年頃からは「勝利のHANA」「show cage」のようなEDM要素の強い楽曲も制作するようになった。本人曰く「ギターサウンドに飽きてきた」とのこと。
- 2017年、正式な発表は無いが、I'veを脱退している。ただし、ギターアレンジや演奏ではその後もI've楽曲に関わっており、現在でも付き合いはある模様。
- 2017年、やなぎなぎの16枚目のシングル『here and there』ではアコースティックギターでのソロ演奏を務めている。
- 2017年、『クドわふたー』劇場版アニメ化プロジェクトのテーマソング「Light a Way」ではエレクトリックギター、アコースティックギター、ベースを演奏。
- 2019年3月1日、中沢伴行と共同で編曲を手掛けた「JOINT」が平成アニソン大賞の編曲賞(2000年 - 2009年)に選出された[1]。