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灼眼のシャナ (アニメ)
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『灼眼のシャナ』(しゃくがんのシャナ)は、高橋弥七郎による同名の小説を原作とした日本のアニメーション作品。
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概要
- 第1期『灼眼のシャナ』
- 2005年10月から2006年3月までUHFアニメ形態(後述と併せて参照)で全24話放送されたテレビアニメ。後に全8巻のDVDソフトとして発売された。また、テレビ放送とほぼ同時期からインターネットによるストリーミング配信も行われた。小説原作のアニメに対して2クール放送が行われるのは当時としては珍しかった[3]。
- OVA『灼眼のシャナ SP「恋と温泉の校外学習!」』
- 第1期の製作陣「『灼眼のシャナ』製作委員会」製作のOVA。白根秀樹脚本によるオリジナルストーリー。2006年12月8日にDVDで発売。
- 映画『劇場版 灼眼のシャナ』
- 後述の劇場版を参照。
- 第2期『灼眼のシャナII(Second)』
- 毎日放送製作・TBS系列東名阪各局で2007年10月から2008年3月まで全24話が放送されたテレビアニメ。
- 2007年6月3日に開催されたイベント『RONDO ROBE 2007』にて、第2期テレビアニメの大まかな概要が初めて発表され、同年10月1日には公式サイトが放送開始に先立ってリニューアルされた。
- OVA『灼眼のシャナS』
- 全4巻。本編ではないが4巻共通してシャナが登場する外伝のアニメ化である。最終巻のラストシーンにおいて第3期の一部分が収録されている。
- 2009年6月10日、『電撃文庫MAGAZINE』2009年7月号にてアニメに関する新展開が告知された。その後、同年10月23日にOVA『灼眼のシャナS』が発売されることが発表された、
- 第3期『灼眼のシャナIII-FINAL-』
- 2011年10月から2012年3月まで放送された。また、今期から主題歌制作が、ジェネオン・ユニバーサルからワーナー・ホーム・ビデオ(ワーナー エンターテイメント ジャパン)に変更された。
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登場人物
→詳細は「灼眼のシャナの登場人物」を参照
スタッフ
主題歌
- 第1期
- OVA(特別編)
- 第1期の前半主題歌と同じ。
- オープニングテーマ「緋色の空」
- 作詞・歌 - 川田まみ/作曲 - 中沢伴行/編曲 - 中沢伴行、尾崎武士
- エンディングテーマ「夜明け生まれ来る少女」
- 作詞・歌 - 高橋洋子/作曲・編曲 - 大森俊之
- 第2期
- ※アニメ放送開始前のプロモーション映像では、第1期のオープニングテーマ「緋色の空」がBGMとして使われていた。
- OVA『灼眼のシャナS』
- オープニングテーマ「Prophecy」
- 作詞・歌 - 川田まみ/作曲・編曲 - 中沢伴行、尾崎武士
- エンディングテーマ「All in good time」
- 作詞・歌 - 川田まみ/作曲・編曲 - 中沢伴行、尾崎武士
- 挿入歌「portamento」(第4話)
- 作詞・歌 - 川田まみ/作曲 - 中沢伴行/編曲 - 中沢伴行、尾崎武士
- 第3期
- オープニングテーマ
- 「Light My Fire」(第1話 - 第12話)
- 作詞・作曲・編曲 - ryo(supercell)/歌 - KOTOKO
- 「Serment」(第14話、第16話 - 第22話)
- 作詞・歌 - 川田まみ/作曲 - 中沢伴行/編曲 - 中沢伴行、尾崎武士
- 第13・15・23・24話はOPがないため未使用。
- エンディングテーマ
- 挿入歌
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評価
「第28回アニメグランプリ」では女性キャラクター部門でシャナが14位を獲得している[8]。第29回アニメグランプリでは女性キャラクター部門でシャナが20位を獲得している[9]。「第30回アニメグランプリ」ではグランプリ部門で10位、女性キャラクター部門でシャナが4位を獲得している[10]。
「2006年度読者が選ぶアニメキャラ大賞」ではシャナが2部門でトップ10入り(「強かったDE賞」9位、「かわいかったDE賞」9位)している[11]。「2007年度読者が選ぶアニメキャラ大賞」ではシャナが3部門でトップ10入り(「強かったDE賞」9位、「かわいかったDE賞」6位、「ワガママだったDE賞」8位)している[12]。アニメディア創刊記念号特別企画「読者が選ぶ歴代人気作品BEST27!」(2008年)では歴代人気アニメで14位、男性キャラクター部門で坂井悠二が20位、女性キャラクター部門でシャナが8位、その他キャラ部門でアラストールが10位をそれぞれ獲得している[13]。
第1期第1巻DVDの初週推定売上は9,090枚を記録している[14]。劇場版『灼眼のシャナ』DVDの初週推定売上は9,801枚を記録している[15]。
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各話リスト
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放送形態
- 2005年(1期)
- 地上波放送は、UHFアニメ形態での放送(以下参照)。
- 2007年(2期)
- MBSが第2期の製作に参加する事が決定したことに伴い[注釈 8]、放送局がTBS系列に統一された。このように、UHFアニメの続編がキー局系列深夜アニメに変更される事例は初めて(その逆の例は過去に幾つか見られた)。
- 第20話から、次番組『マクロスF』の放送予告のため、次回予告の時間が縮小されていた。TVシリーズとしては3期からは地上デジタル放送となるため、地上アナログ放送としては最後となる。
- 2010年(1・2期連続放送)
- 2010年10月よりテレビシリーズ3期の放送を見据えて、第1・2期の放送及びインターネット配信を実施。
- 放送局は再放送のMBS、TOKYO MX(1期は都内地上波初放送)で、ネット配信はニコニコチャンネル(公開後1週間は無料)[16]。
- 2011年(3期)
- 近畿・中京圏は引き続きMBS・CBCでの放送であるが、MBSは製作には非関与であり、関東圏は再び南関東独立局ネットに変更されている(テレ玉を除く)。なお、当シリーズ初となるBS局・BS11でもネット。
放送局
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劇場版
要約
視点
劇場公開前に公開直前スペシャルと一般公開終了後に劇場未使用シーンが追加された、ディレクターズカット版DVDが発売された。また、第2期テレビアニメの先行プロモーション映像を収録した特典ディスクが付属した。
2007年4月21日より、『キノの旅』や『いぬかみっ!』との3本立て同時上映イベント『電撃文庫ムービーフェスティバル』の1作として公開。一般上映は同年8月31日に終了したが、同年10月13日には『角川アニメフェスティバル』の1作としてTOHOシネマズ六本木ヒルズにて特別上映された。さらに、同年11月24日・11月25日には『電撃15年祭』の一環『電撃文庫ムービーフェスティバル』としてシネプレックス幕張にて特別上映された。
公開会場では公開3作の記念文庫・電撃劇場文庫が販売され、本作からは『灼眼のシャナM』が限定販売された。
劇場版キャラクター
以下は劇場版に登場するキャラおよび担当声優。
スタッフ
- 原作 - 高橋弥七郎(電撃文庫/メディアワークス)[17]
- イラスト - いとうのいぢ[17]
- 監督・絵コンテ - 渡部高志[17]
- 演出 - 渡部高志[17]、池端隆史[17]、上田繁[17]
- シナリオ - 小林靖子[17]
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 大塚舞[17]
- 作画監督 - 井本由紀[17]、川上哲也[17]、大塚舞[17]
- 色彩設定 - 伊藤由紀子[17]
- 美術監督 - 奥井伸[17]
- 撮影監督 - 福世晋吾[17]
- 編集 - 西山茂[17]
- 音響監督 - 明田川仁[17]
- 音楽 - 大谷幸[17]
- 音楽制作 - ジェネオンエンタテインメント
- 企画 - 久木敏行、熊澤芳紀、春名慶、阿部倫久
- 製作 - 川村明廣、臼井久人、鈴木一智
- プロデューサー - 川瀬浩平[17]、伊平崇耶[17]、三木一馬[17]、中山信宏[17]
- アニメーションプロデューサー - 松倉友二
- アニメーション制作 - J.C.STAFF[17]
- 配給 - 角川ヘラルド映画
- 製作 - 劇場版『灼眼のシャナ』製作委員会[17](ジェネオンエンタテインメント、ショウゲート、メディアワークス、J.C.STAFF)
主題歌
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『しゃくがんのシャナたん』シリーズ
要約
視点
一部のキャラクターをちびキャラ化して繰り広げる公式パロディ作品(番外編を元にアニメ版のDVD特典から派生したシリーズ)。
シャナたん、ヘカテーたんについては、灼眼のシャナの登場人物も参照。
主な内容は本編の各シーンをパロディ化したものだが、シリーズを重ねるにつれて、出演声優や他作品(ライトノベル、アニメ、テレビドラマなど)に関するネタ、アドリブ等々が含まれるようになった。
他に、上記のシリーズと同系統のパロディとして漫画『灼眼のシャナ』の作画担当である笹倉綾人による「漫画版@灼眼のしゃなたん」(漫画版灼眼のシャナ2・4巻収録)『漫画版@頂のへかてーたん』(アニメ灼眼のシャナの全テ収録)などの4コマ漫画もある。
『フリアグネ&マリアンヌのなぜなにシャナ!なんでも質問箱!』
フリアグネ&マリアンヌによる用語解説コーナー。小説第0巻「灼眼のシャナ狩人のフリアグネなんでも質問箱」が元となり、DVDの映像特典のほか「DVDまがじん」や「アニメ『灼眼のシャナ』ノ全テ」にも収録、OVA版マリアンヌのJ.C.STAFF探訪ではマリアンヌ人形が出演している。
なお、先述した『とある魔術の禁書目録』のパロディ作品「とある魔術のいんでっくすたん」にて、このコーナーが引用された。解説には本作出演声優も参加。
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関連商品
要約
視点
DVD / Blu-ray
当初のDVD発売元は東芝エンタテインメントであったが、2007年6月1日に同社がショウゲートと商号変更したのに伴い、第1期テレビアニメおよびOVA特別編は「東芝エンタテインメント」と表記され、劇場版以降の作品については「ショウゲート」と表記が異なる。販売元はいずれもジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン(旧称:ジェネオンエンタテインメント)である。
2011年7月からBD-BOXが順次発売。「しゃくがんのシャナたん」をはじめとするDVD版の映像特典も多数収録されているが、声優関連映像、オーディオコメンタリーは割愛されている。
CD
ドラマCDは灼眼のシャナ#ドラマCDを参照のこと。
主題歌CD
- 『緋色の空』(川田まみ)
- 2005年11月5日発売。「緋色の空」を収録。
- 『夜明け生まれ来る少女』(高橋洋子)
- 2005年10月26日発売。「夜明け生まれ来る少女」を収録。
- 『being』(KOTOKO)
- 2006年3月23日発売。「being」を収録。
- 『紅の静寂』(石田耀子)
- 2006年2月8日発売。「紅の静寂」を収録。
- 『天壌を翔る者たち』(Love Planet Five)
- 2007年4月4日発売。「天壌を翔る者たち」を収録。
- 『赤い涙/Beehive』(川田まみ)
- 2007年5月9日発売。「赤い涙」を収録。
- 『JOINT』(川田まみ)
- 2007年10月31日発売。「JOINT」「triangle」を収録。
- 『BLAZE』(KOTOKO)
- 2008年3月12日発売。「BLAZE」「Sociometry」を収録。
- 『SAVIA』(川田まみ)
- 2008年3月26日発売。「sense」「portamento」を収録。
- 『Prophecy』(川田まみ)
- 2009年11月18日発売。「Prophecy」を収録。
- 『LINKAGE』(川田まみ)
- 2010年3月24日発売。「All in good time」を収録。
- 『Light My Fire』(KOTOKO)
- 2011年11月16日発売。「Light My Fire」を収録。
- 『I'll believe』(ALTIMA)
- 2011年12月7日発売。「I'll believe」を収録。
- 『Serment』(川田まみ)
- 2012年2月1日発売。「Serment」「u/n」を収録。
- 『ONE』(ALTIMA)
- 2012年2月29日発売。「ONE」を収録。
サウンドトラック
→詳細は「灼眼のシャナ オリジナルサウンドトラック」を参照
- 『灼眼のシャナ オリジナルサウンドトラック』
- 2006年1月25日発売。
- 『劇場版 灼眼のシャナ オリジナルサウンドトラック』
- 2007年9月21日発売。
- 『灼眼のシャナII オリジナルサウンドトラック』
- 2008年1月25日発売。
- 『灼眼のシャナ -BEST-』
- 2018年1月24日発売。
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コンサート
『『灼眼のシャナ』フィルムコンサート』が、2023年9月16日にところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールAで、昼夜に全2公演行われた。TVアニメシリーズから物語の名場面たちと、それを彩る美しい劇伴たちのハーモニーを特別編成のアンサンブルが生演奏で奏でるコンサート[19]で、電撃文庫30周年記念企画のうちのひとつだった[20]。
- 出演
脚注
外部リンク
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