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高瀬一矢
日本の作曲家・アレンジャー・音楽プロデューサー ウィキペディアから
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高瀬 一矢(たかせ かずや、8月8日生)は、日本のソングライター、編曲家、音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニア、キーボーディスト、ギタリスト、DJ。
I've、FUCTORY recordsの代表取締役で、I'veのメインクリエイターの1人。主に美少女ゲームやテレビアニメの主題歌の作曲を担当している。北海道出身。愛称は「タカーセ」。既婚者[1]。
代表曲に「FUCK ME」「美しく生きたい」「birthday eve」「Re-sublimity」など。I've初期の頃は多くの楽曲で作詞も手掛けており、これまでにI'veにおいて作詞、作曲、編曲を担当した楽曲は400曲以上に及ぶ[2]。
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来歴
要約
視点
父親が中学校の音楽教師という家庭に育ち、2、3歳頃からピアノを習い始める。小・中学校時代は音楽で学年トップの成績だったという。学生時代からバンド活動をするようになり、ジューダス・プリーストや高中正義のコピーバンドを組んでいた。また同時期に、ピアノでABBAなどの好きな曲を耳コピーしたり、ラジオカセットレコーダーを使った多重録音や打ち込みに興味を持つようになり高校時代には初めてオリジナルの作曲をするようになる。
高校卒業後は大学進学を志すも受験に失敗し、水止工や肉屋の配達などのアルバイトをする傍らで個人のロックバンドなどの音楽活動を開始する。その後、洋楽・邦楽問わず様々なジャンルの楽曲に触れる中でデジタル音楽の魅力に目覚め、当時のバンド仲間に誘われて音楽制作会社「FUCTORY RECORDS」を設立。当初はクラブBGM用のユーロビートを始めとするダンス・ミュージックや、カラオケ用音源の制作を主に手掛けていた。当時の作曲作品に、アーケード音楽ゲーム『Dance Dance Revolution』にて使用された「IF YOU WERE HERE」などがある(F.T.K.名義。歌唱はJennifer、作詞はPiccolina)。また、この頃から札幌市内のレコーディングスタジオで、自身のバンド活動をしていたMELLと親交があった[3]。
並行して1997年より美少女ゲーム開発企業として一法師康孝や中沢伴行らと共にI'veを設立。1998年、開発中であったアイドル育成アダルトゲーム『Lips〜笑顔の行方〜』の企画をビジュアルアーツに打診するが、残念ながら企画採用には至らなかった[4]。しかし、同社のブランドの一つである「Key」の折戸伸治がかねてよりサウンド・クリエイターとしての高瀬の活動と作品を高く評価していたことなどから、同社の音楽制作ブランドとして「I've」を立ち上げる運びとなった[5][6][7]。
1999年に事実上のI'veのデビュー曲である「FUCK ME」「美しく生きたい」の作詞・作曲・編曲を担当(法人としてのI'veのデビュー曲は「IF YOU WERE HERE」となっている)。以降もI'veの代表的楽曲を数多く発表している。
2003年11月27日、アルバム『SHORT CIRCUIT』の発売記念イベントにKOTOKO・詩月カオリと共に出演。I've初の公式イベントへの参加として注目される[8]。
2005年10月15日、日本武道館にて開催された"I've"としては初のライブ「I've in BUDOKAN 2005 〜Open the Birth Gate〜」にプレイヤーの1人として出演。
2005年12月16日、Key Sounds Labelの主催するゲームミュージック系クラブイベント「OTSU #00』」にゲスト参加する。翌2006年5月3日に行われた「OTSU #01」にも参加。[9]
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作風
多くの楽曲はトランスを基調としているが、ポップな楽曲からハードロック調の激しい楽曲、バラードや電波ソングまで手掛ける楽曲の曲調は非常に幅広い。かつて「演歌やヒップホップ以外ならなんでも作る」と発言していた[10]。I'veスタッフ間では楽曲制作にあたって、曲調によって各スタッフのカラーを重視し担当者を割り振りしているが、ハード系の楽曲は高瀬が担当することが多いという[11]。
2000年前後までは多くの楽曲で作詞も担当しており、作詞のタイミングについてはいわゆる「曲先」で行われる[3]。MELLの代表曲の一つ『FLY TO THE TOP』では「俺とI'veは、誰よりも高く飛ぶんだ」という思いを歌詞に乗せるなど[12]、その時の自分の思いを歌詞に反映させた楽曲も多数存在する。
その他
未発売の美少女ゲーム『Lips 〜笑顔の行方〜』の開発時にはグラフィックを担当していた。後の『吐溜 -TRASH-』でもグラフィック担当でクレジットされている。
主な楽曲
要約
視点
ボーカル
- L.A.M -laze and meditation-(プロトタイプK.T)
- Last regrets(男声ver.)
- 鳥の詩
- 風の辿り着く場所
- LITTLE BABY NOTHING(Manic Street Preachersのカバー。KOTOKOとのデュエット。)
この他にも、I've活動初期の自身で作詞を担当していた時代に楽曲の仮歌(MELLの『美しく生きたい』など)を高瀬本人が歌唱し、歌い手にデモテープを渡していた(この際ピッチシフトして高音が出るようにしていたというエピソードがある)[3]。
コーラス参加
- VIDEO-KILLED-THE-RADIO-STAR(ラジオスターの悲劇)/MELL
- Around the mind/島みやえい子
- 明日の向こう/KOTOKO
- Cross Talk/MARY
- Two face/AKI
- Lament/KOTOKO
- Out Flow/MELL
- Dream to new world/MIKI
- Change my Style 〜あなた好みの私に〜/KOTOKO(合いの手)
- めぃぷるシロップ/KOTOKO(合いの手)
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楽曲提供
ボーカリスト
I'veのボーカリスト以外に提供したもののみを記載。
- 鳥の詩/Lia(編曲)
- Light colors/Lia(編曲)
- 木の芽風/IKU(編曲)
- 音のない夜空に/IKU(作曲・編曲)
- Rimless〜フチナシノセカイ〜/IKU(作曲・編曲)
- おしまいの嘘/IKU(編曲)
- きっと恋をしている/ミルヒオーレ・F・ビスコッティ(堀江由衣)(作曲・編曲)
- Stand up Ears 〜Princess & Saver Mix〜/ミルヒオーレ・F・ビスコッティ&シンク・イズミ(堀江由衣・宮野真守)(作曲・編曲)
- 孤独の終わり/ゴドウィン・ドリュール&エリーナ(若本規夫・田中理恵)(作曲)
- sign/Ray(編曲)
- 告白/Ray(編曲)
- 楽園PROJECT/Ray(作曲・編曲)
- Party time!/Ray(作曲・編曲)
- As for me/Ray(作曲・編曲)
- 君に会いに行こう/Ray(作曲・編曲)
- 季節のシャッター/Ray(編曲)
- a-gain/Ray(作曲・編曲)
- ♡こゆび姫♡/Ray(作曲・編曲)
- now is the time/高木美佑(作曲・編曲)
- Break the Blue!/Run Girls, Run!(作曲・編曲)
- 嘘ツキParADox/茅原実里(作曲・編曲)
- TOON→GO→ROUND!/茅原実里(作曲・編曲)
- FLAGSHIP FANFARE/茅原実里(編曲)
- Dogma/奥井雅美(作曲・編曲)
- CHAOS LOVE/奥井雅美(作曲・編曲)
- X-encounter/黒崎真音(作曲・編曲)
- -Autonomy-/黒崎真音(作曲・編曲)
- ALGO 〜Who Knows It?〜/黒崎真音(作曲・編曲)
- ...Because,in SHADOW/黒崎真音(作曲・編曲)
- Dysnomia -ディスノミア-/黒崎真音(作曲・編曲)
- Trying! Trying!/黒崎真音(作曲・編曲)
- ひまわりと夏/黒崎真音(作曲・編曲)
- Brand new,Standing wings/黒崎真音(作曲・編曲)
- PEACEFUL DAYS/飛蘭(作曲・編曲)
- pledge of stars/綾野ましろ(編曲)
- marionnette/綾野ましろ(作曲・編曲)
- empathy/石原夏織(編曲)
- 僕は空を飛べない/田所あずさ(編曲)
ゲームBGM
- 同心 〜三姉妹のエチュード〜(CROWD) ※中沢伴行との共作
- 恋愛CHU! -彼女のヒミツはオトコのコ?-(SAGA PLANETS) ※中沢伴行との共作
アニメーションBGM
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関連ユニット
脚注
参考文献
外部リンク
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