『ひげよさらば』は、1984年4月2日[1]から1985年3月18日[2]にかけて、NHKで全213話がテレビ放送された人形劇である。
上野瞭の小説『ひげよ、さらば』が原作[3]で、登場するキャラクターの一部の名前や結末が異なっている。32年間放送されてきたNHKの人形劇はこの番組終了から『人形歴史スペクタクル 平家物語』までの間、8年間休止した。
番組ロゴでは「よ」の文字が小さくなっており『ひげょさらば』と表記されることがある。
1984年5月14日からはNHK衛星第一テレビジョンでも放送[4]。
1985年4月8日[5][6]から1986年7月5日[7][8]までは17:05 - 17:15に再放送を実施。
放送ライブラリーでは第1回が公開[9]。
シリーズタイトルは「テレビ文庫」より。
- 第一章 まよい猫ヨゴロウザ
- プロローグ。
- 第二章 ヨゴロウザを助けろ
- 初めての団結。
- 第三章 飼われていた家へ
- サグリの死。
- 第四章 野良犬がやってくる
- 第66回より開始。ヤックン、フックン、モックン登場。
- 黒ヒゲ改心。
- 第五章 ヨゴロウザの冒険
- 縄張り潜入。
- 第六章 タレミミとヨゴロウザ
- タレミミの謀略。
- 第七章 リーダーヨゴロウザ
- ユメオイの協力。
- 第八章 ヨゴロウザの願い
- オオグライの暗躍。
- 第九章 アナホリとヨゴロウザ
- くずれ滝の会見。
- 最終章 野良犬をやっつけろ
- タレミミの死、そして和解。
- ヨゴロウザ
- 声 - 榊原郁恵
- 人形操演 - 山根宏章
- 主人公。人間に捨てられ記憶喪失になった雄猫。
- 一文字
- 声 - 水島裕
- 人形操演 - 伊東万里子
- 原作表記 - 片目
- 親兄弟を野良犬に殺された雄猫。
- テツガク
- 声 - 川久保潔
- 人形操演 - 三井淳子
- 原作表記 - 学者猫
- ハネカエリ
- 声 - 潘恵子
- 人形操演 - 吉村ふく好
- おてんば雌猫。原作には登場しないオリジナルヒロイン。
- 黒ヒゲ
- 声 - 内海賢二
- 人形操演 - おかの公夫
- オオグライ
- 声 - 佐藤B作
- 人形操演 - 鹿島桂子
- 大泥棒
- 声 - 井上和彦
- 人形操演
- フラット
- 声 - あべ静江
- 人形操演 - 鹿島桂子
- 原作表記 - 歌い猫
- オモテカウラカ
- 声 - 花井京之助
- 人形操演 - 山崎照見
- ウラナイ
- 声 - 斎藤隆
- 人形操演 - 石井マリ子
- ゴキゲンヨウ
- 声 - 安原義人
- 人形操演 - 星野サエ
- 原作表記 - オトシダネ
- 星から来た猫
- 声 - 麻上洋子
- 人形操演 - 三井淳子
- シャナリ
- 声 - 広中富士子
- 人形操演 - 大江健司
- 原作表記 - まねき猫
- ホイホイ
- 声 - 鈴置洋孝
- 人形操演 - 鹿島桂子
- お経猫
- 声 - 三田松五郎
- 人形操演 - 三井淳子
- ゴロ
- 声 - 岸部シロー
- 人形操演 - おかの公夫
- じいさまガエル
- 声 - 千葉耕市
- 人形操演 - 高橋弘一
- サグリ
- 声 - 中原茂
- 人形操演 - 石井マリ子、森山木の実
- オオダンナ
- 声 - 八奈見乗児
- 人形操演 - 高橋弘一
- カギバナ
- 声 - 塚本信夫
- 人形操演 - 大江健司
- マダラ
- 声 - 田山涼成
- 人形操演 - 森山木の実
- ナキワスレ
- 声 - 大山尚雄
- キバ
- 声 - 大山尚雄
- チビ
- 声 - 渡辺菜生子
- シマシマ
- 声 - 金原亭小駒
- ヤドナシ
- 声 - 森本レオ
- タレミミ
- 声 - 飯塚昭三
- ハリガネ
- 声 - 小林清志
- ソノコロ
- 声 - 野本礼三
- オドシ
- 声 - 柴田秀勝
- ヒトトビ
- 声 - 山形ユキオ
- カギダシ
- 声 - 玄田哲章
- オイコミ
- 声 - 大竹宏
- サカナデ
- 声 - 関根信昭
- ユメオイ
- 声 - ひかる一平
- アナホリ
- 声 - 谷隼人
- ガリ
- 声 - 辻村真人
- チョロ
- 声 - 北川智繪
- スー
- 声 - 棟里佳
- 人間
- 声 - 市川兵衛
- ヤックン
- 声 - 薬丸裕英
- フックン
- 声 - 布川敏和
- モックン
- 声 - 本木雅弘
- その他
- 語り - 春風亭小朝
- 人形操演 - 大槻達夫、池村光子
- 原作 - 上野瞭『ひげよ、さらば』
- 脚本 - 関功
- 音楽 - チト河内
- 演奏 - 東京室内楽協会
- オープニングアニメーション - 本田ゆきお
- エンディングアニメーション - 福島治
- 人形製作 - 人形館
- 人形美術 - タナカマサオ
- 小道具 - 斎藤堅、加藤晃
- 美術 - 伊川陽一、清水孟、斎藤泰一
- 特殊効果 - 白木久光
- 効果 - 宮本騏嘉、佐々木隆夫。野村知成
- 技術 - 杉山敏夫、藤木正夫、草彅健次
- 照明 - 力石栄造、登坂輝彦、沢田武利、唐沢祐三、佐々木達之介
- カメラ - 竹内祥高、飯塚尭光、白井政治、奥山操
- 音声 - 岡崎兵衛、菱木幸司
- 広報 - 松田誠一
- 演出 - 笹原紀昭、花房實、安江進、峯岸透、中村哲志、浅野加寿子
- デスク - 島津隆夫
- 制作 - 藤田克彦、渡辺耕作
- NHK人形劇クロニクルシリーズ Vol.7 ひげよさらば タナカマサオの世界
2023年9月 - 10月、PARCO劇場開場50周年記念シリーズとして東京と大阪で上演[10]。
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NHK総合テレビ 平日 18:00 - 18:10枠 |
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