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任天堂が製造・販売したスーパーファミコンの周辺機器 ウィキペディアから
サテラビュー(Satellaview)は、1995年に任天堂が日本で発売したスーパーファミコン専用周辺機器であり、1995年から2000年までBSアナログ放送にて実施されたスーパーファミコン向け衛星データ放送サービスの受信機である。
放送は無料で実施され、主にゲームソフトやデジタルマガジンが配信された。本体セットの直販および希望小売価格は送料税込18,000円。
1984年に打ち上げられた放送衛星により実施されたBS放送は通常のテレビ放送だけでなく、独立音声放送、ファクシミリ放送、ハイビジョン放送、そして大容量のデータを全国同時に複数送信可能な衛星データ放送など、多彩なサービスを視野に入れて開発・実施された。しかし当初その放送電波のデジタル放送帯域はデジタル音声放送の利用のみに限られていた。データ放送は当時の郵政省により、事業としての目処が立つ事業者だけに免許が与えられる施策が採られており、魅力あるコンテンツを供給できるかどうかが、参入を希望する事業者たちが共通で頭を悩ませる点であった。
1990年11月よりWOWOWとBS放送のチャンネル[注釈 2]を共用しセント・ギガの局名で独立音声放送を運営する衛星デジタル音楽放送(SDAB)は経営悪化に陥っていた。任天堂は衛星データ放送事業の実施に向け1993年1月に子会社の任天堂ギガを設立、同社を通じ同年3月SDABへ資本参加するとともに事業計画を公表した。この事業にはSDABを任天堂の資本支援により健全化させる目的が含まれた。当時の計画ではラジオ放送を補完する文字画像情報のほか、ニュース・天気予報・教育番組やカラオケ番組などの配信が予定されたが、ゲームソフトの放送は法規制や技術面から困難とされた[2][3]。
BSによる衛星データ放送は1993年から1994年にかけ郵政省の諮問機関により答申・制度化が行われた。その後1994年12月にセント・ギガのデジタル放送帯域を使用し、任天堂がコンテンツを供給するプランが認可を受け、SDABへ対し放送免許が交付された[4]。規制緩和により天気予報やニュースは実施せず、任天堂が得意とするゲームソフトを中心とした娯楽放送として実施されることとなった。コールサインはJO33-BS-TDM1である[注釈 3]。
1995年2月13日より機器の通信販売、受信機器の接続方法や放送内容等の問い合わせに応じるコールセンター「任天堂サテラビューサービスセンター」が設置され、SDAB設立当初から資本参加していたベネッセコーポレーション[注釈 4]が共同運営した。問い合わせ先の電話番号には東京・大阪の2番号が用意された。
任天堂はこれと同時に専用カセットなど受信に必要な機器をまとめた「サテラビューセット」の通信販売を開始した。価格は送料税込18,000円である。店頭や『クロノ・トリガー』に同梱し配布された小冊子、ゲーム雑誌へ綴じこまれた注文ハガキ、サービスセンターにより申し込みを受け付け、1995年4月中旬からヤマト運輸の代金引換にて順次配送が開始された。この時点での申し込み数は約1万件あり、販売目標数は1995年度内で200万台とされた[5]。しかし店頭販売はまだ実施されなかった。
衛星データ放送サービスは1995年4月23日16時からセント・ギガ衛星データ放送 スーパーファミコンアワー[注釈 5]の名称で、広告収入による無料放送の形態により本放送を開始した[6]。データ放送を受信するには受信機器を揃えるのみでよく、セント・ギガとの受信契約や有料放送を受信するためのBSデコーダーは必要としなかった。
放送は毎日昼12時から深夜2時まで行われた[注釈 6]。1時間あたりゲームやデジタルマガジンを交代で2-3番組、一部時間帯を除き番組ガイドを常時配信する編成を基本とし、夕方16-19時は同時に放送されるラジオ番組とデータ番組を連動させた「音声連動番組」の時間に割り当てた。セント・ギガのラジオは有料放送のため通常はスクランブルが掛けられ、加入者以外は聴くことはできなかったが、この音声連動番組の時間帯は無料のノンスクランブル放送で行われ、セント・ギガとの契約およびBSデコーダーの有無、サテラビューの有無に関わらずBS受信機のみでラジオ音声を聴くことができた。
スーパーファミコン向けにソフトを発売した主要サードパーティー各社も積極的に関与した。スクウェアは『クロノ・トリガー』のサウンドテストなどデモ番組を放送し、ラジオ番組にはスタッフがインタビューに出演した。アスキーはサテラビュー向けにゲームソフトを供給した他、放送開始とともに『月刊ファミコン通信攻略スペシャル』の増刊、姉妹紙として、データ放送の番組表、放送されるゲームの内容や攻略情報、番組出演者へのインタビューなどを掲載した月刊誌『サテラビュー通信』を刊行した。ハドソンは自社広報ラジオ番組を開始するとともに、サテラビュー専用に供給したゲームソフト『鮫亀』のテレビCMを製作・放送した。このCMは鮫亀のテーマソングとともに福原愛が登場し、店頭では売っていないソフトであることが告知された。
任天堂による広告では衛星放送による新サービスであることを強調した「宇宙から新しいゲームが降りそそぐ。」、視聴者が参加する放送であることを示す「聴く、見る、遊ぶ、参加する!!」のキャッチコピーが用いられ、「世界初の衛星データ放送」と説明された。このデータ放送はマルチメディアの実例として、さらにはラジオやテレビに続く新しい放送形態として宣伝された。
1995年11月よりサテラビュー本体セットの店頭販売を開始するものの購入者・普及台数は伸び悩み、1996年度に入ると音声連動番組を減少させるなどデータ放送サービスは規模を縮小した。アスキーは放送内容の縮小に伴い『サテラビュー通信』を1996年春に休刊し、スクウェアとホリ電機[注釈 7]はゲーム供給を打ち切った。1996年9月末には任天堂サテラビューサービスセンターが業務を終了し、10月以降番組内容に関してはセント・ギガが、受信機器に関しては任天堂がそれぞれ個別に対応することとなった。
同年6月に任天堂は野村総合研究所、マイクロソフト株式会社と共同で、セント・ギガのデータ放送とインターネットを融合させたWindowsPC向けの情報サービスを提供する計画を発表したが、1997年に計画を白紙撤回した[7][8][9]。
1998年に任天堂は京セラと共同でSDABを通じてBSデジタル放送によるテレビ放送への進出計画を発表[10]。しかしSDABの累積債務一掃のため減・増資を行う計画であったことからSDABの前経営陣を中心とした既存株主らが反対したことでこの計画も白紙となった[11]。
SDAB前経営陣ら既存株主との騒動の結果、任天堂はデータ放送事業の継続を断念し提携解消と番組供給打ち切りを決定する。1999年4月3日をもってデータ放送のスポンサーから撤退し、続いてSDAB出向者と資本を引き揚げた。SDABは新年度となる翌4日からデータ放送サービスを単独運営するともにサービス名称からスーパーファミコンアワーの名を外し、単にセント・ギガ衛星データ放送とした。
コンテンツ供給者であった任天堂の撤退により番組の削減と再放送、放送時間の縮小が繰り返され、新規コンテンツと言えるものは番組受信メニュー「サテラガイド」内における読み物の更新のみとなっていたが、単独運営を開始した1年3か月後の2000年6月30日23時、サテラガイドおよび『ドクターマリオ』BS版の配信を最後にデータ放送サービスは終了した[12][13]。SDABは終了の理由として新規スポンサーの獲得ができず放送継続が困難となったことを挙げた[14]。
放送終了当日のサテラガイドにおいては以下の告知文が掲載された。
サテラビュー向けデータ放送は本日を〔ママ〕
をもちまして終了いたします。’95年4月放送開始以来、5年と2ヶ月、
長い間応援いただき本当にありがとう
ございました。今後の衛星データ放送の予定はホーム
ページ上にて発表してまいります。http://www.stgiga.co.jp
をご覧ください。
セント・ギガ
衛星デジタル音楽放送株式会社
サテラビューは以下の要因により普及には至らなかった。
BSアナログ放送の電波は1チャンネルあたり27MHzの帯域があり、以下のように配分されていた。WOWOWおよびセント・ギガが利用していたBS第5チャンネルを例に挙げて説明する。詳しくはアナログによる衛星放送を参照のこと。
任天堂は衛星データ放送の実施に先立ち、セント・ギガに割り当てられたデジタル放送データ部を通じて受信したデータをスーパーファミコン上で実行する機能と、セント・ギガのラジオ音声とスーパーファミコンの映像・音声をミキシングし同時にテレビへ出力させる機能を備えた専用周辺機器「サテラビュー」を開発した。
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データ放送の受信機器は以下の「サテラビューセット」に加え、スーパーファミコン本体、スーパーファミコン用のAVケーブル、テレビ・ビデオデッキなどを含むBSアナログチューナー内蔵機器、BSアンテナ、テレビと数多くの機器で構成された。
サテラビュー本体セット各機器と本体基板(MAIN-BSA-01)に実装されているLSIの例[注釈 11]。
サテラビューセットにはこれらの機器の他、各機器の機能を説明した「取扱説明書」、BS-Xの内容と操作方法を解説した「BS-X取扱説明書」、サテラビューセットと各種BS機器との接続方法を解説した「接続説明書」の3冊が同梱された。
この項目ではサテラビュー向けに放送された番組を放送形態ごとに分類し、その詳細と番組名を掲載した。1996年まではサテラビューのみで供給される体験版や一部オリジナルゲームを秘伝ゲーム(ひでんゲーム)の名称で放送した。
作品名と共に記された年は初回放送年のため、実際の制作年とは一致しない。
あらかじめ決められた1時間にラジオ音声とゲームデータを同時に放送し、その放送時間内のみプレイできるゲーム。1995年度までは音声連動ゲームと呼ばれたが、1996年度から呼称をサウンドリンクゲームに変更した。
ゲームの参加・受信は放送時間内に限られた。8Mメモリーパックのデータはすべて消去され、サウンドリンクゲームのデータが上書きされた。放送終了後にサウンドリンクゲームの再起動はできず、時間外にプレイすることはできない。ただしごく一部にはメモリーパックのデータ消去を必要としない番組、放送時間後にもゲームの再起動・プレイができる番組、他時間帯でゲームのみの放送が実施された番組も存在した。
スコアランキングなどのイベントを実施したゲームでは番組終了後にゲーム中の成績を暗号化したパスワードが画面に表示された。このパスワードをセント・ギガにハガキやファクスで送ると後日マガジン番組内で成績発表が行われ、参加者にははがきによる賞状、成績優秀者もしくは抽選で選ばれた当選者にはメモリーパックやテレホンカードなどの景品が贈られた。
ゲームとラジオの連動は以下の形式に分けられる。
サテラビュー専用に作られたゲームや市販のゲームを改変したイベント版を使用して、スコアなどの成績を競う番組。新作ゲームの体験版を兼ねた物も多い。一度メモリーパックに受信・記録すれば放送時間外にもプレイできた。イベント終了後は再放送されない作品、引き続きBSオリジナルゲームや体験版として再放送された作品に二分される。1997年度には月ごとに新たなイベント用ゲームを供給する企画「マンスリーイベント」が実施された。
ランキングなどのイベントを開催せずサテラビュー独自作品として供給されたゲーム。企業イメージの向上や新発売のゲームを盛り上げる目的で放送された作品、市販が見送られていた作品、期間終了後のイベントゲームなどがある。一部には実行回数制限が付けられたゲームもあり、規定の回数ゲームを起動すると再度受信するまでプレイ不可能となった。
新作ゲームの体験版。1995年度は各社から新しい作品が提供されたが、翌年度からは減少した。実行回数制限のある物、プレイ可能範囲やゲームモードなどに制限をつけた物、時間制限があり一定の時間で強制終了する物、ゲームの操作はできずデモ映像を見るのみのソフトが存在した。
カセットで市販されたスーパーファミコンソフトをそのまま放送する番組。1996年8月から開始された。これらは1回の受信につき5回までの実行回数制限があり、バックアップ機能付のゲームはその機能が利用できない制限があった。発売当時には体験版として、さらに後年にはこの枠で放送された作品も存在した。
BS-Xと同様にメモリーパックの差し込み口が付いたスーパーファミコンソフトは、データ放送にて追加データの配信が行われた。データの追加はメモリーパックを介して行った。BS-Xカセットで追加データを受信・記録したメモリーパックを衛星放送対応ソフトに差し込み起動すると追加データを利用できた。一部にはデータ放送と連動するソフトもあり、放送時間中に対応ソフトをBS-Xのかわりに差し込むことでゲームに参加できた。対応ソフトは以下の全8タイトル。
文字に写真・イラスト・音楽・効果音などを添えた雑誌状の情報をテレビ画面で閲覧する番組。独自に企画・製作された番組の他に実在の雑誌やインターネットのWebサイトから記事を抜粋・紹介する番組も存在した。1996年度は減少するものの1997年度より再度増加し、ゲーム以外の情報を扱う番組も多数放送された。
ラジオ放送によるパーソナリティのトークやゲーム情報を主番組とし、同時に放送されたマガジン番組やゲームを補完番組として、これらを組み合わせた連動番組。
この時間帯に放送されたマガジン番組はラジオ内で放送された曲目、場所や人物の詳細、収録の様子やゲーム画面などの写真、番組に投稿された写真やイラスト、番組の裏話など、ラジオ音声では伝えにくい情報の掲載が行われた。ゲームにはラジオ放送を聴きながらプレイできる機能が備えられ、パーソナリティが登場するタレントゲームも制作・放送された。
放送開始から7月中旬までは月 - 土曜に「放課後の王様」、日曜に「サンデー・バカボン」の枠名が付けられ、初年度はタモリ、内田有紀、泉谷しげる、浜崎あゆみ、穴井夕子、しましまんず、伊集院光、爆笑問題、裕木奈江、細川ふみえ、松本梨香らによるトークバラエティ番組、AK LIVEによる音楽番組、杉山佳寿子、平松広和、櫛田理子による各社のゲーム情報番組などを放送した。しかし1995年度末には大多数の番組が終了し1996年度は4番組のみ継続、AK LIVEの番組は有料放送時間帯へ移動した。1997年度はすべてのレギュラー番組が終了し、爆笑問題と裕木奈江が各々サウンドリンクゲームに出演するに留まった。
以下は1995年度に放送されたラジオ番組の一部と、それと同時放送されたゲームである。
以下は1996年度に放送された全番組である。投稿企画としてゲームのアイデアを募った番組もあったが、前年度のように特定のゲームを毎回放送することはなかった。
パーソナリティ番組を中心としたスーパーファミコンアワーの番組内では、リスナーをあえてプレイヤーと呼んだ。パーソナリティが番組に寄せられた投稿を読むときは「プレイヤーネーム」と前置きした上でラジオネームを紹介することが通例とされ、マガジン番組内ではP.Nと略記された。
この項目では年度による放送内容の特徴と変化を番組表とともに紹介する。
♪音声連動番組 ◇体験版・デモ版 ■マガジン番組 | |
12 | 00 タモリのピクロス 50 ■UP to boy |
---|---|
13 | 00 ワリオの森 爆笑バージョン 50 ■リリー・フランキ―劇場 まんが版 |
14 | 00 すごいRPG? 3 50 ■NABAちゃんの音楽情報調査室 |
15 | 00 ジグソーゲーム 50 ■リリー・フランキ―劇場 実写版 |
16 | 00 ♪■放課後の王様 穴井夕子ワイド あるプレーヤーの1日 ▽17:30-18:00 ♪UNDAKE30鮫亀大作戦&ゲーム鮫亀 ▽18:00-18:25 ♪■AK LIVE ヒットギャング (マガジンは18:30まで放送) ▽18:30-18:40 ♪■ゲーム虎の大穴 (マガジンは19:00まで放送) |
17 | |
18 | |
19 | 00 ◇ミスティックアーク 50 ■UP to boy |
20 | 00 すごいRPG? 3 50 ■リリー・フランキ―劇場 まんが版 |
21 | 00 タモリのピクロス 50 ■NABAちゃんの音楽情報調査室 |
22 | 00 ◇ミスティックアーク 50 ■ゲーム虎の大穴 |
23 | 00 鮫亀 50 ■AK LIVE ヒットギャング |
0 | 00 ジグソーゲーム 50 ■リリー・フランキ―劇場 実写版 |
1 | 00 ◇ミスティックアーク 50 ■UP to boy (2:00終了) |
♪音声連動番組 ◇体験版・デモ版 ■マガジン番組 ★対応データ 取説マガジンは直後に放送されるゲーム・対応データの説明 | ||
12 | 00 ■取説マガジン 10 ★常勝麻雀 天牌 対応データ 30 ■取説マガジン 40 ピコピコパイレーツ |
■かべ新聞ニュース |
---|---|---|
13 | 00 ■取説マガジン 10 裏亀 30 ■取説マガジン 40 KONAEチャンのどきどきペンギン家族 | |
14 | 00 ■取説マガジン 10 ◇ゲームの鉄人 THE 上海 30 ■取説マガジン 40 ◇マジカルドロップ | |
15 | 00 ■取説マガジン 10 ◇パネルでポン 30 ■取説マガジン 40 鮫亀マリオバージョン | |
16 | 00 ♪■爆笑問題の放課後の王様 | |
17 | 00 ♪■AK LIVE ヒットギャング 30 ♪■スクウェアまがじん | |
18 | 00 ♪BSモノポリー講座 ボードウォークへの道 | |
19 | 00 ■取説マガジン 10 ◇す~ぱ~ぷよぷよ通 30 ■取説マガジン 40 ◇ミッキーとドナルド マジカルアドベンチャー3 |
■かべ新聞ニュース |
20 | 00 ■取説マガジン 10 BSくれくれ猛レース 30 ■取説マガジン 40 ◇パネルでポン | |
21 | 00 ■取説マガジン 10 ◇アメリカンバトルドーム 30 ■取説マガジン 40 ◇す~ぱ~ぷよぷよ通 | |
22 | 00 ■リリー・フランキー劇場 ■取説マガジン 10 有紀のジグソーキッズ 30 ■NABAちゃんの音楽情報調査室 ■取説マガジン 40 ★常勝麻雀 天牌 対応データ | |
23 | 00 ■リリー・フランキー劇場 ■取説マガジン 10 KONAEチャンのどきどきペンギン家族 30 ■NABAちゃんの音楽情報調査室 ■取説マガジン 40 BSモノポリー | |
0 | 00 ■兄キの香り ■取説マガジン 10 ◇ミッキーとドナルド マジカルアドベンチャー3 30 ■兄キの香り ■取説マガジン 40 ◇アメリカンバトルドーム | |
1 | 00 ■兄キの香り ■取説マガジン 10 ◇パネルでポン 30 ■兄キの香り ■取説マガジン 40 わいわいチェック (2:00終了) |
放送開始時はラジオとデータ放送を連動させた夕方16:00 - 19:00の「音声連動番組」を軸とした。この枠のラジオ番組は一般のラジオ放送と同様トークの合間にリスナーの投稿を読み、J-POPなどの音楽を流しながら進行するもので、データ放送ではラジオを聴きながらマガジン番組やゲームを受信し利用することができた。データ放送単体時間帯にはラジオと同時放送されたマガジン番組やゲームの再放送のほか、オリジナルゲームや体験版ゲーム、漫画・読み物・写真集などを掲載した独立型マガジン番組も放送された。
7月中旬には音声連動番組の改編が行われ、データ放送では各社より多数の体験版ソフトが供給される。8月に週1時間特番として開始されたサウンドリンクゲームは9月に入ると毎日18:00 - 19:00へ定時化し、パーソナリティ番組は番組数を維持したまま16:00 - 18:00へ時間短縮した。
10月以降この編成のまま継続したが1996年3月末、ゲーム情報番組『ゲーム虎の大穴』などで「新年度からは放送内容をゲーム中心に変更する」と方針転換が公表され、多数のパーソナリティ番組が終了した。
♪音声連動番組 ◇体験版・デモ版 ■マガジン番組 ★対応データ 取説マガジンは直後に放送されるゲーム・対応データの説明 | ||
12 | 00 ■取説マガジン 10 ★鮫亀対応 駒エディター 30 ■取説マガジン 40 ★RPGツクール2対応 オーガニックストーン |
■かべ新聞ニュース |
---|---|---|
13 | 00 ■取説マガジン 10 ★RPGツクール2・サウンドノベルツクール対応 坂本龍馬RPG BGMコンバートデータ 30 ■取説マガジン 40 ★ダービースタリオン96対応データ | |
14 | 00 ■取説マガジン 10 ★サウンドノベルツクール対応 お気楽講座 30 ■取説マガジン 40 ★常勝麻雀天牌 対応データ | |
15 | 00 ■取説マガジン 10 すごいRPG? 2 30 ■取説マガジン 40 すごいRPG? 3 | |
16 | 00 ■取説マガジン 10 BS-Xシューティング 30 ■取説マガジン 40 ◇パズル忍たま乱太郎 忍術学園パズル大会の段 | |
17 | 00 ♪BS風来のシレン スララを救え! 第3話(再) 14日 日曜日 00 ♪■裕木奈江のGE-MUの壺 20 ♪■ゲーム虎の超大穴 | |
18 | 00 ♪BSスプリガンパワード 第3話 20日 土曜日 00 ♪■爆笑問題のシリコン町内会 | |
19 | 00 ■取説マガジン 10 ◇忍たま乱太郎 すぺしゃる 30 ■取説マガジン 40 ピコピコパイレーツ |
■かべ新聞ニュース |
20 | 00 ■取説マガジン 10 すごいシューティング1 人体 30 ■取説マガジン 40 すごいシューティング2 クリスタルガーディアン | |
21 | 00 ■取説マガジン 10 ★鮫亀対応 駒エディター 30 ■取説マガジン 40 ★RPGツクール2対応 オーガニックストーン | |
22 | 00 ■取説マガジン 10 ★音楽ツクールかなでーる対応 坂本龍馬RPG BGMスコアデータ 30 ■取説マガジン 40 ★ダービースタリオン96対応データ | |
23 | 00 ■取説マガジン 10 ★サウンドノベルツクール対応 お気楽講座 30 ■取説マガジン 40 ◇忍たま乱太郎 すぺしゃる | |
0 | 00 ■ゲーム虎の超大穴 ■取説マガジン 10 ピコピコパイレーツ 30 ■ゲーム虎の超大穴 ■取説マガジン 40 BS-Xシューティング | |
1 | 00 ♪BSスプリガンパワード 第3話 20日 土曜日深夜(翌21日 日曜日午前) 00 ♪■伊集院光の怪電波発信基地 (2:00終了) |
♪音声連動番組 ◎ゲームベストセレクション ■マガジン番組 ★対応データ ゲームや対応データと同時に取説マガジンを放送 | ||
12 | 00 ★ダービースタリオン96対応 種牡馬データ 30 ★SDガンダムGNEXT対応 ユニット&マップデータ |
■かべ新聞ニュース |
---|---|---|
13 | 00 ★サウンドノベルツクール対応 お気楽講座 30 ◎ザ・ファイヤーメン | |
14 | 00 ◎高橋名人の大冒険島 30 ◎スーパーピンボール ビハインド・ザ・マスク | |
15 | 00 ◎スーパー倉庫番 30 ◎本家 花札 | |
16 | 00 ◎ワイルドガンズ 30 ◎SANKYO Fever! フィーバー! | |
17 | 00 ♪サテラQ 年末ジャンボ宝クイズ 第2週(再) 9日 日曜日 00 ♪■裕木奈江のGE-MUの壺 20 ♪■ゲーム虎の超大穴 | |
18 | 00 ♪BS探偵倶楽部 雪に消えた過去 前編 15日 土曜日 00 ♪■爆笑問題のシリコン町内会 | |
19 | 00 ◎ザ・ファイヤーメン 30 ◎高橋名人の大冒険島 |
■かべ新聞ニュース |
20 | 00 ◎スーパーピンボール ビハインド・ザ・マスク 30 ◎スーパー倉庫番 | |
21 | 00 ◎スキーパラダイス WITH スノーボード 30 ◎本家 花札 | |
22 | 00 ★ダービースタリオン96対応 種牡馬データ 30 ★SDガンダムGNEXT対応 ユニット&マップデータ | |
23 | 00 ★RPGツクール2対応 アルフとはかせのだいぼぉけん 30 ◎ワイルドガンズ | |
0 | 00 ◎SANKYO Fever! フィーバー! 30 ◎スキーパラダイス WITH スノーボード | |
1 | 00 ♪BS探偵倶楽部 雪に消えた過去 前編 15日 土曜日深夜(翌16日 日曜日午前) 00 ♪■伊集院光の怪電波発信基地 (2:00終了) |
1996年度に入ると番組編成は日替わり編成から週替わり編成となり、音声連動番組の時間帯は17:00 - 19:00の2時間と翌1:00 - 2:00(深夜25:00 - 26:00)の1時間に分割された。パーソナリティ番組は毎日2時間から土日の計3時間と減少し、タレントによるトークバラエティが3番組、任天堂ゲーム機の新作ゲーム情報が1番組のみとなった。サウンドリンクゲームは月ごと1作品4話供給を基本とし放送枠を拡大、日曜除く17:00からは旧作の再放送が、土曜除く夕方18:00と翌日1:00からは新作の本放送が実施された。
昼と夜の各々数時間は対応ソフトの追加データ配信が実施された。オリジナルゲームは少数の新作にパーソナリティ番組のゲームを除いた前年度の再放送作品で占められ、体験版ソフトは新作スーパーファミコンソフトの発売数とともに順次減少し定期供給は途絶えた。8月には新たに「ゲームベストセレクション」を開始、月ごとにタイトルを追加・更新しオリジナルゲームとの置き換えが進んだ。
♪サウンドリンクゲーム ◎ゲームベストセレクション ■マガジン番組 ★対応データ ゲームと同時に取説マガジンを放送 | ||
12 | 00 ★ダービースタリオン96対応 種牡馬データ ■THE BS-X FILES 30 ★糸井重里のバス釣りNo.1対応マガジン 第14号 |
■かべ新聞ニュース |
---|---|---|
13 | 00 ◎スーパーファイナルマッチテニス 30 ◎スーパーバレーII | |
14 | 00 ◎高橋名人の大冒険島 30 ◎スーパーボンバーマン | |
15 | 00 ◎スーパーファイヤープロレスリング2 30 ◎ワイアラエの奇蹟 | |
16 | 00 ◎アクトレイザー 30 ◎奇々怪界-謎の黒マント- | |
16 | 00 BS F-ZERO 2 プラクティス 30 改造町人シュビビンマン零 | |
18 | 00 ♪BSゼルダの伝説 古代の石盤 第1話(再) | |
19 | 00 ♪Rの書斎 第1週 | |
20 | 00 ■ドレミでふぁ~! ■BSファミ通 かわら版 20 ■虎マガ大作戦 ■BSグッズプレス 6月号 40 ■ランキングマガジン ■BS-FENEK 6月号 |
■かべ新聞ニュース |
21 | 00 ◎ソニックブラストマン 30 ◎ザ・ファイヤーメン | |
22 | 00 BS F-ZERO2 プラクティス 30 ドクターマリオ BS版 | |
23 | 00 ★ダービースタリオン96対応 種牡馬データ ■THE BS-X FILES 30 ★糸井重里のバス釣りNo.1対応マガジン 第14号 | |
0 | 00 ◎スーパーファイナルマッチテニス 30 ◎スーパーバレ―II | |
1 | 00 ◎キッドクラウンのクレイジーチェイス 30 ◎超魔界大戦!どらぼっちゃん (2:00終了) |
♪サウンドリンクゲーム ◎ゲームベストセレクション ■マガジン番組 ★対応データ ゲームと同時に取説マガジンを放送 | ||
12 | 00 ★ダービースタリオン96対応 97年度版更新データ | ■かべ新聞ニュース |
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13 | 00 ◎ゼルダの伝説 神々のトライフォース 30 ◎す~ぱ~忍者くん | |
14 | 00 ◎ぎゅわんぶらあ自己中心派 2 ドラポンクエスト 30 ◎スーパーファイヤープロレスリング2 | |
15 | 00 改造町人シュビビンマン零 30 BS F-ZERO プラクティス | |
16 | 00 ■お料理ポン! 30 ◎大爆笑!!人生劇場 〜大江戸日記〜 | |
17 | 00 サテラdeピクロス 30 ■虎マガ大作戦 ■ランキングマガジン | |
18 | 00 ♪BSファイアーエムブレム アカネイア戦記 第1話(再) | |
19 | 00 ♪Rの書斎 第二幕 第1週 | |
20 | 00 ■ドレミでふぁ~! ■BUSTERS BS 30 サテラdeピクロス |
■かべ新聞ニュース |
21 | 00 ◎エストポリス伝記 30 ◎ワイルドガンズ | |
22 | 00 ★ダービースタリオン96対応 97年度版更新データ | |
23 | 00 サテラdeピクロス 30 ■BSグッズプレス ■フロイトの挑戦状 ■BS-FENEK | |
0 | 00 ◎SANKYO Fever!フィーバー! 30 ◎ワイルドガンズ | |
1 | 00 クオンパ BS版 30 スーパー詰将棋1000 (2:00終了) |
1997年度には音声連動番組が18:00 - 20:00の2時間に短縮するとともにサウンドリンクゲームの旧作と新作の放送のみとなり、レギュラーのパーソナリティ番組は終了した。一方「マンスリーイベント」の開始や、月間隔で断続的に続編を提供、または1・2回で完結するサウンドリンクゲームの路線変更、ゲームベストセレクションの追加・更新、ゲーム情報以外のジャンルも含めた新たなマガジン番組の定時放送で番組編成のテコ入れが図られた。ニンテンドウパワーとの連携も若干ながら行われ、ゲーム情報マガジン番組によるサービスやソフト紹介のほか、ごく少数の体験版も放送された。
8月1日の放送衛星切り替えに伴い、秋季より衛星の食期間における深夜の放送休止は廃止された。
♪サウンドリンクゲーム ◎ゲームベストセレクション ■マガジン番組 サテラガイド内ほか一部除きゲームと同時に取説マガジンを放送 | |||
11 | サテラガイド・■サテラガイド取説 | ||
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12 | 00 スーパー詰将棋1000 30 Let'sパチンコ なんて銀玉 | ||
13 | 00 ◎上海 万里の長城 30 ◎実戦パチスロ必勝法!山佐伝説 | ||
14 | 00 ヨッシーのパネポン BS版 30 ドクターマリオ BS版 |
■ゲームマニュアル | サテラガイド |
15 | 00 ■3時のWIDE賞 11月号 30 ◎ゼルダの伝説 神々のトライフォース | ||
16 | 00 ◎パズルボブル 30 マリオペイント BS版 | ||
17 | 00 ■ゲーム虎の太鼓判 11月15日号 30 ■BSグッズプレス 12月号 | ||
18 | 00 ♪BS F-ZEROグランプリ KNIGHT LEAGUE(再) | ||
19 | 00 ■チープdeゴージャス vol.7 30 ■サテライト見本市 ブース2 | ||
20 | 00 ◎大爆笑!!人生劇場 〜大江戸日記〜 30 スーパー詰将棋1000 | ||
21 | 00 Let'sパチンコ なんて銀玉 30 すってはっくん BSバ-ジョン2 | ||
22 | 00 ■BS任天堂HP 11/15日号 30 ■NINTENDO POWER MAGAZINE 113 | ||
23 | 00 ◎ドカポン外伝 炎のオーディション 30 ◎忍たま乱太郎2 | ||
0 | 00 ドクターマリオBS版 30 マリオペイント BS版 | ||
1 | 00 ■3時のWIDE賞 11月号 10 ■ゲーム虎の太鼓判 11月15日号 20 ■BSグッズプレス 12月号 30 ■チープdeゴージャス vol.7 40 ■サテライト見本市 ブース2 50 ■BS任天堂HP 11/15日号 (2:00終了) |
1998年度は多数の新番組を含むマガジン番組を軸とし、既存タイトルに少数の新タイトルを加えたゲームベストセレクションやBSオリジナルゲームにより編成された。音声連動番組は18:00からの1時間のみに短縮され『サテラQ』の新作を除き再放送のみとなり、さらにマンスリーイベントも終了したことでイベントゲームの開催は不定期となった。対応ソフトの追加データ配信は終了した。
1998年初頭に任天堂が公表した新事業計画によりセント・ギガとの関係は破綻する。これによる運営転換を見据え、インターネット上における番組情報は任天堂からセント・ギガへ移管された。秋以降は一部時間帯の番組受信メニューをそれまでの「街」から、文字と画像のみで構成された単純なメニューの「サテラガイド」へ移行させた。
♪サウンドリンクゲーム ◎ゲームベストセレクション ■マガジン番組 | ||
12 | 00 ◎ゼルダの伝説 神々のトライフォース | サテラガイド |
---|---|---|
13 | 00 スペシャル・ティー・ショット | |
14 | 00 ヨッシーのパネポン BS版 | |
15 | 00 ◎F-ZERO | |
16 | 00 ■コロンブスの卵焼き 3 | |
17 | 00 ヨッシーのパネポン BS版 | |
18 | 00 ♪BSゼルダの伝説 古代の石盤 第4話(再) | |
19 | 00 ■チープdeゴージャス vol.8 | |
20 | 00 すってはっくん | |
21 | 00 ドクターマリオ BS版 | |
22 | 00 ◎ゼルダの伝説 神々のトライフォース | |
23 | 00 ■チープdeゴージャス vol.8 (0:00終了) |
13 |
00 ドクターマリオ BS版 | サテラガイド |
---|---|---|
18 | 00 スペシャル・ティー・ショット | |
19 | 00 ワリオの森 再び | |
20 | 00 ヨッシーのパネポン BS版 | |
21 | 00 すってはっくん BSバージョン2 | |
22 | 00 ドクターマリオ BS版 (23:00終了) |
1999年度に入ると任天堂が撤退しセント・ギガ単独運営となった[14]。番組受信メニューはサテラガイドへ完全移行し、このメニュー内では季節の話題と局からの告知が文字情報で提供された。サウンドリンクゲームとマガジン番組は順次終了し、放送時間も徐々に短縮された。
末期はBSオリジナルゲーム数本の再放送のみとなり、「デジタル放送時代を前に新規スポンサーの獲得は困難と判断した」として、2000年6月に放送を終了した[14]。
人工衛星およびテレビ受像機を擬人化し、正面に付いた画面に顔が表示されるサテ坊(サテぼう)と、パラボラアンテナを擬人化したパラ坊(パラぼう)がサテラビューおよびデータ放送のマスコットキャラクターだった。この2人はBS-Xのカセット内だけでなく、説明書やパンフレット、雑誌広告などの各種印刷物にも登場し、放送前に配布された広告冊子にはサテ坊がサテラビュー宣伝員として、パラ坊が一般家庭のパラボラアンテナとして登場する説明漫画が掲載された。放送上で実施されたイベントゲームや懸賞ではテレホンカード・腕時計・ボールペンなどのキャラクターグッズが景品として配布された。
2人はBS-Xの街を舞台にしたサウンドリンクゲーム『サテラウォーカー』『サテラウォーカー2』にも主要キャラクターとして登場した。これらの連動用ラジオ番組では鈴木富子がサテ坊を、山田栄子がパラ坊を演じた。
SDABはパソコンなど他の受信端末を利用した新たなデータ放送の実施に向け、自局のホームページにおいて再度スポンサーを募った[26]。サテラビューの実績や、BSアナログ放送とBSデジタル放送で同一の内容を放送するサイマル放送が実施できる利点を強調したが、参入希望者は現れず、BSアナログデータ放送は再開されなかった。
SDABは経営難により、データ放送終了翌年の2001年に倒産し、2003年には株式会社ワイヤービーに吸収合併。しかしまもなく、ワイヤービーもWINJに事業を譲渡し破産した。このように他社に権利が移りながらもセント・ギガ時代からの番組は継続されたものの、最終的にはWINJも経営難に陥り、機材メンテナンス名目で2006年11月以降放送を休止し事実上放送終了。2007年には委託放送事業者の認定取消し処分が下され正式に放送を終了した。
任天堂はインターネットを利用したネットワークサービスとして、2000年にはNINTENDO64と専用磁気ディスクドライブ64DDによる「ランドネット」を、2001年にはゲームボーイカラーまたはゲームボーイアドバンスと携帯電話をモバイルアダプタGBで接続し端末とする「モバイルシステムGB」を展開したが、いずれも加入者は伸びず1 - 2年程度でサービスの提供を終了した。そして、NINTENDO64の後継機となるニンテンドーゲームキューブでは自ら外部ネットワークの接続サービスは実施しなかった。
その後発売した後継ゲーム機では無線LANによるインターネット接続機能を標準で備え、ニンテンドーDSではニンテンドーWi-Fiコネクションを、WiiではニンテンドーWi-Fiコネクション・WiiConnect24・ニュースや天気予報をはじめとした各Wiiチャンネルへの情報配信・バーチャルコンソールなどを実施した。これらの後継ゲーム機においてもゲームのダウンロード販売、ゲーム情報を含む各種動画配信などのネットワークサービスは引き続き実施された。
サテラビュー利用者は放送番組上で「サテラー」と呼ばれた。放送上で実施された各種投稿企画へ頻繁に参加したサテラー同士は各番組への投稿でお互いのラジオネーム・ペンネームは知っており、素性や本名は知らないものの共に放送を体験した仲間や親近感などの感情を持っていた。彼らサテラーの一部はインターネット上において交流を図り、オフラインミーティングを実施する、配信ゲームもしくは受信カセットに用意された「名前を盗まれた街」で展開された物語やキャラクターを題材とした二次創作物を公開する、電子掲示板で当時を懐かしむなどの活動を行った。
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