『身辺警護』(しんぺんけいご)は、1998年から2003年まで日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」で放送された刑事ドラマシリーズ。全12回。主演は勝野洋。
警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(身辺警護班)
- 望月四郎
- 演 - 勝野洋
- 特殊犯捜査係長・身辺警護班長。階級は警視。警護対象者の全てを知る事で、任務に隙を作らないという考えで警護に当たる。
- 立花直美
- 演 - 涼風真世(第9作 - 第12作)
- 階級は警部。望月とは過去に杉並の幼児誘拐事件を一緒に担当した事もあり、以前から面識がある。第9作の警護対象者の木島美那子をかつて逮捕した経緯から、自ら志願という形で望月班に加入する。
- 岩本大作
- 演 - 阿藤快(第11作・第12作)
- 西村直也
- 演 - 尾美としのり(第2作 - 第12作)
- 階級は警部補。警護対象者に張り付く事で互いのプライバシーと、守れて当然という職務が性に合わないと感じ、一係へと転属願いを出していたり、担当をはずれる事を試みるも、望月の説得により現在に至る。
- 結城良介
- 演 - 山下徹大(第11作・第12作)
- 吉野
- 演 - 白石義人(第8作 - 第12作)
元身辺警護班のメンバー
- 桂木健介
- 演 - 渡辺裕之(第2作 - 第8作)
- 階級は警部。愛知県蒲郡市出身。既婚で、妻・由紀と息子がいる。母を生まれてすぐに亡くし、交番勤務だった父によって育てられるも、10歳の頃に父が強盗犯に刺されて殉職。以降、親戚によって育てられるも、両親を早くに亡くした影響もあって、札付きの不良だった時期がある。第3作の警護対象者である新藤貴子は、中学時代(蒲郡一中)の恩師である。
- 松井弓子
- 演 - 畠山明子(第1作 - 第10作)
- 階級は警部補。東京都墨田区生まれ(生年は昭和44年)。合気道東東京大会準優勝の経歴を持つ。望月にあこがれていて、彼のような人物を結婚の理想の相手とする。過去に杉並西署に在籍したことがある。
- 本田太郎
- 演 - 小西博之(第1作)
- 階級は警部。
- 内藤洋介
- 演 - 勝村政信(第1作)
- 階級は警部補。独身。
- 相川ます美
- 演 - 久保田磨希[1](第5作)
- 階級は巡査部長。入院中の松井に代わって任務に就く。
- 本城孝史
- 演 - 萩原流行(第8作)
- 階級は警部。別班の警護員。負傷した桂木に代わり、補充要員として任務に就く。
警視庁刑事部捜査一課
- 田所浩一
- 演 - 大林丈史[2](第1作 - 第10作)
- 捜査一課長。着任当初に、望月を特殊犯捜査のエースとして、推した人物。
- 野田浩三
- 演 - 北村総一朗(第11作・第12作)
- 捜査一課長。異動した田所課長の後任。
- 企画 - 長富忠裕(第1作 - 第3作)、酒井浩至(第4作 - 第12作)
- 脚本 - 奥村俊雄(第1作 - 第3作・第7作・第11作)、西村孝史(第4作)、中原悦子(第5作・第6作・第8作・第12作)、峯尾基三(第9作・第10作)
- 音楽 - 川村栄二(第1作 - 第9作・第11作・第12作)、大谷幸(第10作)
- 監督 - 山本厚(第1作 - 第3作・第5作・第6作・第8作・第9作・第11作・第12作)、木下亮(第4作)、南部英夫(第7作)、吉本潤(第10作)
- ナレーション - 牛山茂
- 撮影 - 木村隆治(第1作・第2作)、会田正裕(第3作)、小松原茂(第4作・第5作)
- 照明 - 村澤浩一(第1作)、目時威邦(第2作 - 第5作・第8作)
- 録音 - 金子義男(第1作)、菊地新平(第2作・第3作)、内田誠(第4作・第8作)、谷古隆(第5作)
- 調整 - 手島康裕(第1作 - 第4作)、千葉研(第8作)
- 効果 - 内倉巌(第1作 - 第4作・第8作)
- VTR編集 - 板橋昭夫(第1作 - 第4作)
- MA - 内藤真臣(第1作 - 第4作)
- 美術 - 大橋雅俊(第1作 - 第4作)、池田護(第1作)
- スタイリスト - 谷口みゆき(第2作)、井口しょう子(第3作)、前澤尚子(第4作)
- 衣裳 - 中川知(第1作)、東京衣裳(第2作 - 第4作)
- 化粧 - 吉田晴美(第1作 - 第4作)
- スクリプター - 奥平治美(第1作・第2作)、井上かずえ(第3作)、長谷川幸子(第4作・第8作)
- 助監督 - 宮崎暁夫(第1作)、石川久(第1作 - 第2作)、李鳳宇(第1作 - 第2作)、佐藤陸夫(第2作 - 第4作)
- 法律監修 - 鈴木利廣(第1作)、古閑孝法律事務所(第2作)
- バイオリン指導 - 櫻井志保(第4作)
- 技術協力 - テレトップ(第1作 - 第4作)、オーエイギャザリング(第3作)
- スチール - 勝村勲(第1作・第3作・第4作)
- 広報担当 - 河村良子(第1作・第4作)、高橋修之(第3作)
- 番組デスク - 古谷理枝(第1作・第3作・第4作)
- 車輌 - 大福輸送(第1作・第3作)、マックス(第4作)
- 制作担当 - 山本利雄(第1作)、今村勝範(第3作・第4作)
- 制作主任 - 金井光則(第4作)
- 美術協力 - 新日本法規出版(第2作)、ブリヂストンスポーツ(第2作)、日本光電(第3作)、アルプス電気(第4作)、共立出版(第4作)、ポプラ社(第4作)
- 撮影協力
- 第3作 - ホテルフロラシオン青山、関西ペイント、教育出版、岡崎市経済部観光課、蒲郡市産業振興部観光課、蒲郡市観光協会
- 第4作 - セントマーガレット病院、厚生中央病院、関西ペイント
- プロデューサー - 服部比佐夫(第1作 - 第12作)、宮城二郎(千里 / 第1作 - 第12作)
- 製作・著作 - 千里
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話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
1 | 1998年04月14日 | 「マルタイの女」はスーパー売り上げ金強盗殺人のただ一人の目撃者 | 奥村俊雄 | 山本厚 | 17.3% |
2 | 10月20日 | 「マルタイの女」は5年前殺人容疑者の男を無罪にした敏腕弁護士 | 17.7% |
3 | 1999年05月18日 | マルタイの教育評論家の女は昔、ひまわり先生と呼ばれた中学教師 | 15.5% |
4 | 11月02日 | 男の執念 マルタイはペンが凶器のジャーナリスト 愛を引き裂いた悲しみの旋律 | 西村孝史 | 木下亮 | 16.9% |
5 | 2000年05月09日 | 骨つぼを持って真実を探し回る女、供述調書から消えた白い手袋の謎 | 中原悦子 | 山本厚 | 17.4% |
6 | 11月14日 | 谷川岳の岩場で宙吊りの男が転落死!緊急避難に守られた女の誤算 | 18.6% |
7 | 2001年04月17日 | 底から出た白骨死体は夫?10年間待ち続けてた女の完全犯罪 | 奥村俊雄 | 南部英夫 | 15.3% |
8 | 8月14日 | 花嫁の父が22口径の銃で狙撃された- 殺人現場からの警察無線は鬼検事への悪魔の誘い | 峯尾基三 | 山本厚 | 15.1% |
9 | 12月11日 | 女神湖に沈められた20キロの鉛 誤認逮捕の女性警護官が暴く美容室経営者の歪んだウソ | 17.1% |
10 | 2002年05月28日 | 刑事の拳銃が奪われ人質の女が撃たれた! 9年前の石巻強盗殺人が暴く妻の肌のぬくもり | 吉本潤 | 16.3% |
11 | 9月03日 | 娘を転落死させた男には鉄壁のアリバイが- 青酸毒入りコーヒーを飲んだ男が見た微笑の女 | 奥村俊雄 | 山本厚 | 16.4% |
12 | 2003年08月19日 | 殺人罪で服役した女の心を濡らした11年前の白日夢 心臓病の娘を抱く男が隠す赤いお守り | 中原悦子 | 14.6% |
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- 毎回異なる役柄で、沼尻敬子・清水敏孝(第4作まで)が出演していた。
注釈
エンドロールでは「丸岡奨詩」と誤ったクレジットがなされている。
出典
プロフィール - ジャパン・エンターテインメント・アカデミー(アーカイブ) TV - 山本修夢 公式サイト 2016年4月26日