トップQs
タイムライン
チャット
視点
きこちゃんすまいる
ウィキペディアから
Remove ads
『きこちゃんすまいる』は、『BE・LOVEパフェ』(講談社刊)にて連載された布浦翼による日本の漫画作品。単行本全5巻[1]。
無愛想だがみんなから好かれている天才少女・きこの暮らしぶりを描く日常系コメディ。
Remove ads
登場人物
要約
視点
篠宮(二の宮)家
東京郊外の田園都市「ひだりヶ丘」[2]に在住。原作では篠宮(しのみや)[3]、アニメ版では二の宮(にのみや)となっている。
- 篠宮きこ(しのみや きこ)
- 声:雪乃五月
- 主人公。199X年(申年[4])9月1日生まれの4歳。赤いリボンの付いたおかっぱ頭と異様に鋭い目つきがトレードマーク。極端に寡黙ながら心根は優しく、時として大人さえも凌駕する行動力・精神力・運動神経・器用さを発揮するが、自力で靴ひもを結べない[2]など、中途半端に年齢相応な面を持つ。興味の対象はバレエ[5]からC言語[6]まで幅広い。クモが大の苦手(1995年のセアカゴケグモ騒動にちなんだ時事ネタ[7])。AB型。
- 篠宮まきこ(しのみや まきこ)
- 声:高田由美
- きこの母親。至って普通の主婦。きこの「好奇心旺盛で集中力があり、興味を持ったことには迷わず取り組むが飽きっぽい」性分は母親から来ている[8]。B型。
- 篠宮太郎(しのみや たろう)
- 声:宮本充
- きこの父親。至って普通のサラリーマン。きこの「社会秩序を重んじ、礼節を守り、一度始めたことはあまり成果が上がらずともあきらめずじっくり取り組む」性分は父親から来ている[8]。A型。
猫社会
- ほんとは天使(ほんとはてんし)
- 声:岡野浩介
- きこのペットの黒猫だが、その実態は天界から遣わされた見習い天使。「ほんとは天使パワー」という超能力で篠宮(二の宮)家の平和と安全と幸福を陰ながら守っているが、自分の言葉は人間には猫の鳴き声にしか聞こえないため、きこと上手くコミュニケーションをとることができず、子天使たちにも振り回されて結果的に損な役割を負うことが多い。
- 子天使
- 声:川田妙子(パ)、水谷優子(ピ)、丹羽紫保里(プ)、瀧本富士子(ペ)、天野由梨(ポ)
- ほんとは天使とローザの間に生まれた子猫たち。全員オス。天使の血が流れているため、成猫になるまで約70年かかる[9]。
- ローザ
- 声:渡辺美佐
- ひだりヶ丘近辺の野良猫たちのマドンナ。上流家庭に飼われ、気ままな生活を送っているが、ほんとは天使との間に子天使たちを設けてしまう。
- 小錦(こにしき)
- 声:島香裕
- ひだりヶ丘近辺の猫社会のボス。名前の如く体が大きい。乱暴者だが子供には優しい。
- 小虎&三吉(ことら、さんきち)
- 声:小形満(小虎)、石野竜三(三吉)
- いずれも小錦と行動する子分。
- ほんとは悪魔(ほんとはあくま)
- 声:梅津秀行
- ほんとは天使のライバル。彼とは逆に全ての人間を不幸にしようと企んでいる。
私立さみだれ幼稚園
すみれ組園児
- 吉永さおり(よしなが さおり)
- 声:天野由梨
- 高飛車で見栄っ張りな女の子。きこを一方的にライバル視している。舞台女優志望で子供劇団に所属[10]。
- マサカド
- 声:瀧本富士子
- お調子者の男の子。まいに一目惚れをしてバレエ教室に通うようになったが上達はしていない。
- 静(しずか)
- 声:川田妙子(32・33話のみ大谷育江)
- 常にマドカとコンビを組んでいる女の子。面倒見がよい[11]。
- マドカ
- 声:丹羽紫保里
- 常に静とコンビを組んでいる女の子。「怖い」が口癖だが、実際にはそんなに臆病でもないらしい。
- 守(まもる)
- 声:松本さち
- お坊っちゃんで、ヴァイオリンを習っている。将来の夢は科学者になること[12]。
- さやか
- 声:荒木香恵
- おしゃれな女の子。母親にねだってパーマをかけてもらった。
教員
バレエ教室
その他
- 直木龍之介(なおき りゅうのすけ)
- 声:磯部弘
- めぐみのボーイフレンドで、彼女の高校時代にテニス部でコーチをしていた縁で知り合った。
- 堂島ショウコ(どうじま ショウコ)
- 声:松井菜桜子
- めぐみの先輩で、大富豪の娘。「コショウ夫人」の異名を持ち、近づく人はクシャミを連発する。
- 仙太郎(せんたろう)
- 作者の別作品『ぴくぴく仙太郎』の主人公のミニウサギ。
- 香沢 麦(こうさわ ばく)
- 仙太郎の飼い主で、ひだりヶ丘在住のイラストレーター。篠宮(二の宮)家の近所に自宅があり、アニメ版では仙太郎が二の宮家に迷い込んだことからきこと縁ができる。原作ではひそかに仙太郎を見に来たきこを悪質なストーカーと疑うが、きこが置いていった手紙を見て誤解を解く[14]。
- 怪盗ラパン
- 声:安原義人
- 神出鬼没の大泥棒だが、常に仕事先できこと鉢合わせ、きこにその意図はないものの目的をくじかれてしまう。「わかりましたセニョリータ」「これで終わりジュブレ」など、インチキ臭いフランス語交じりの日本語を話す。
- ナレーション
- 声:堀内賢雄
- 作品の解説を務める語り部。「というわけで」「~たりする」などの独特な語り口が特徴。
Remove ads
テレビアニメ
要約
視点
1996年10月5日から1997年9月27日まで、TBS系列にて放送された。放送時間は毎週土曜日17:00から17:30。全51回(126話)。
スタッフ
- 原作:布浦翼(講談社『BE・LOVEパフェ』掲載)
- エグゼクティブ・プロデューサー:村田英憲
- プロデューサー:小野辰雄、出崎哲
- 制作担当:松崎義之(マジックバス)
- 文芸:小出一巳、末永光代
- 総監督:四分一節子
- 監督補:棚橋一徳
- 総作画監督・キャラクター設定:小林ゆかり
- 動画検査:小原充、山下宗幸、吉村涼子、佐藤房枝、藤岡正宣、菅原秀樹ほか
- 美術監督:松本真奈美(スタジオじゃっく)
- 背景:浦田健吉、日比野晶子、横段真由美、小林敦夫、相原澄子、米本智子、加藤幸子ほか
- 色彩設定:鈴城るみ子
- 色指定:三橋曜子(シャフト)、横田こずえ、大多和由里、福原奈津子ほか
- 特殊効果:前川孝
- 撮影監督:岡崎英夫(IMG)
- 撮影助手:升沢達也、谷口直之、中村昌樹、本宮美津恵、西重成(以上、IMG)ほか
- 編集:井上和夫、井上紗千子
- 音楽:中川幸太郎
- 音楽協力:日音
- 音響監督:加藤敏(東北新社)
- 音響効果:横山正和
- 選曲:合田豊
- 録音調整:阿部佳代子
- 音響制作:東北新社
- 現像:IMAGICA
- タイトル:マキ・プロ
- 番組宣伝:田中瑞穂(TBS)
- アニメーション制作:マジックバス
- アニメーション制作協力:シャフト、イージー・フィルム、オフィス蒼、高橋スタジオ、グループZEN
- 製作:エイケン、TBS
主題歌
放映リスト
放送局
Remove ads
関連商品
単行本
- 布浦翼『きこちゃんすまいる』、講談社〈BE・LOVE KC〉、全5巻
- 1996年2月9日発売[18]、ISBN 978-4-06-317739-8
- 1996年5月10日発売[19]、ISBN 978-4-06-317754-1
- 1997年5月10日発売[20]、ISBN 978-4-06-317806-7
- 1999年5月10日発売[21]、ISBN 978-4-06-317910-1
- 2001年2月9日発売[22]、ISBN 978-4-06-318999-5
- 布浦翼『世紀末スーパー幼稚園児絵巻 きこちゃんすまいる』、講談社〈ワイドKC〉、全2巻
- 1993年10月5日発売[23]、ISBN 978-4-06-176701-0
- 1995年3月7日発売[24]、ISBN 978-4-06-176760-7
アニメ関連
- VHS - ビクターエンタテインメントより発売。全3巻。
- きこちゃんすまいる オリジナル・サウンドトラック - ダブル・オーレコードより1997年2月21日発売。
- きこちゃんすまいる きこちゃん天才クイズ攻略大作戦!!(ISBN 978-4-84-701277-8) - ワニブックスより1997年5月1日発売。アニメ各話の最後に放送されるミニコーナー「きこちゃんの天才クイズ」で出題された問題を再録。
- ぬいぐるみ - クレーンゲーム「とるとるキャッチャー」用の景品。きこちゃん(A・B)、ほんとは天使(A・B)の4種。
他、セイカノートから各種文具が発売されていた。
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads