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こたけ正義感

日本のお笑い芸人、弁護士 (1986-) ウィキペディアから

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こたけ 正義感(こたけ せいぎかん、1986年5月12日[2] - )は、京都府出身の日本お笑い芸人弁護士ワタナベエンターテインメント漫才協会東京弁護士会所属。本名は小竹 克明(こたけ かつあき)[1]

概要 こたけ正義感(せいぎかん), 本名 ...
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経歴

要約
視点

京都府京都市出身。京都府立山城高等学校香川大学法学部卒業。立命館大学大学院法務研究科(法科大学院)修了。司法試験には1回目の受験で最終合格し、司法修習(新65期、実務修習地・愛媛県)を経て2012年東京弁護士会に登録。都内の法律事務所に勤務し、社会人コースのあるワタナベコメディスクールに24期生として入学[1]2017年に同期の木田雄貴とお笑いコンビ「ほどよし」を結成する。

同期にはGパンパンダ、Den(リンダカラー∞)、たいこー(リンダカラー∞)、信子ぱーてぃーちゃん) 、金子きょんちぃぱーてぃーちゃん)など。主に漫才を演じボケを担当した。現役弁護士芸人というプロフィールで、デビュー直後より『ウチのガヤがすみません!』などのテレビ番組に出演するが、2019年にコンビも解散となった。以降はピン芸人として活動している。

コンビ結成当時は本名の「小竹克明」で活動。コンビ解散直前に芸名を「小竹正義感」に改名した後、現在の「こたけ正義感」表記に改めた。

M-1グランプリ2021ではワタリ119とのユニット「ワタリ正義感」として出場し、3回戦に進出した[3]。2024年にはTKO木下隆行とのユニット「はじまりの歌」、サツマカワRPGとのユニット「頭虚偽罪」として出場し、「はじまりの歌」では3回戦、「頭虚偽罪」では準々決勝に進出した[4][5]R-1グランプリ2022では準々決勝に進出。ワタナベお笑いNo.1決定戦2022では、法律を題材としたフリップ芸で最終決戦に進出し準優勝。最終結果発表の際に審査員の加地倫三小松純也に称賛され、優勝を逃したにもかかわらず嬉しさのあまり号泣してしまうというシーンもあった。

R-1グランプリ2023では敗者復活戦をアピールするための宣伝カーを自費で作成し、東京都内を走らせて話題を呼んだ[6]。その努力が功を奏し、復活ステージではインターネット投票第一位に選ばれファイナリスト入りした[7][8]

2022年3月からYouTubeチャンネル「こたけ正義感のギルティーチャンネル」でも活動。2022年9月から自主的に開始したWebラジオ番組「ギルティーラジオ」では、のちに番組オープニング曲とエンディング曲に、こたけのラジオリスナーでもある作曲家・若林タカツグによるものが採用されている[注 1]。(「ギルティーラジオ」は2024年11月現在更新停止中)

2023年6月からは法廷バトルアドベンチャーゲーム逆転裁判』シリーズのゲーム実況動画の公開を開始。現実世界の法律や裁判制度などと照らし合わせた解説や、ゲーム本編では描かれることが無い真犯人に対する本裁判を想定した情状酌量弁護プランを考察するなど、現役弁護士ならではの専門知識を用いつつ、一方で芸人らしく真面目一辺倒ではない実況スタイルで、動画公開後はお笑いファンやゲームファンのみならず、各界の著名人からも大きな反響を得る[9][10]。これがキッカケとなり、2024年1月にはカプコン公式YouTube配信「カプコンTV!!」に狩野英孝と共にゲスト出演。同年1月24日に発売された最新作である『逆転裁判456 王泥喜セレクション』を試遊した後、YouTubeチャンネルでもカプコンとの企業案件で『逆転裁判456 王泥喜セレクション』の実況動画[注 2]を公開した。

他にはお笑い賞レース終了後に、その参加者のネタに好意的な感想を述べつつ、ネタ内に犯罪や不法行為が含まれていると難癖をつけて失格と斬る「○○のネタ全組リーガルチェックしてみた」動画を公開することが定番化している[11]

また弁護士・小竹克明としては、2019年に独立して法律事務所を設立。2024年9月26日の袴田事件再審無罪判決で、日本弁護士連合会の広報業務として判決当日の密着取材を行った[12][13]

2024年12月26日、同年12月6日に開催した60分漫談ライブ「弁論」(会場:セシオン杉並ホール)の模様を、「こたけ正義感のギルティーチャンネル」で期間限定で公開。多くのお笑い芸人やテレビスタッフの他、レンタルなんもしない人、ものまねタレントのよよよちゃんQuizKnock須貝駿貴など芸人以外の著名人からもSNS上で絶賛された[14]

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人物

  • 既婚者。妻は同期の弁護士で、グーグル米国本社の専属弁護士として勤務している[15]
  • 兄の小竹佑典吉本興業所属の俳優である。
  • かつて事務所から文化人枠への所属変更を打診されたことがあるが、お笑いへの情熱が強かったため断っている。芸名「こたけ正義感」も文化系の仕事が来ない様に、芸人らしい名前を付けた[16]

芸風

フリップ芸で、「弁護士ですら理解の及ばない法律」と称して、変わった法律を紹介している[16]

また、法律や弁護士業を絡めたスタンダップコメディ風の漫談も披露している。

出囃子

賞レース成績

R-1グランプリ

さらに見る 年度, エントリーナンバー ...

M-1グランプリ

さらに見る 年度, エントリーナンバー ...

ABCお笑いグランプリ

さらに見る 年度, 結果 ...

ワタナベお笑いNo.1決定戦

さらに見る 年度, 結果 ...
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出演

テレビ

2022年

2023年

2024年

2025年

ラジオ

レギュラー

  • こたけ正義感の聞けば無罪(ABCラジオ、2025年4月6日 - )[21]

単発・ゲスト出演

2022年
2023年
2024年
2025年

Podcast

レギュラー

  • こたけ正義感の聞けば無罪(2024年7月3日-2025年3月26日、ABCラジオ Podcast、毎週水曜日更新)
ゲスト
  • ミキのKYOTOcast !!切り拓け!京都挑戦組!!~ supported by 京セラ(2024年11月20日・11月27日、ニッポン放送PODCAST

ライブ・舞台

  • 「こたけ正義感単独ライブ 赤ちゃんは無罪」新宿バティオス(2021年10月23日)
  • 「こたけ正義感はまな板の上の鯉」阿佐ヶ谷アートスペースプロット(2022年10月1日)
  • 「ロビンソンズのふわふわもふもふvol.2」新宿バッシュ!!(2023年2月28日、ロビンソンズ単独ライブ・ゲスト)[26][27][28]
  • 「実行の着手」しもきたドーン(2023年9月30日・12月4日、新ネタライブ)
  • 「こたけ正義感の脱獄計画」丸ビルホール(2024年1月20日)
  • 「弁論」  しもきたドーン(2024年4月10日)  スクエア荏原ひらつかホール(2024年7月29日)  扇町ミュージアムキューブ CUBE01(2024年8月8日)  セシオン杉並 ホール(2024年12月6日)
  • 「こたけぴんくの漫漫漫」こたけ、街裏ぴんく、他ゲストによる漫談ライブ  西新宿ナルゲキ(2024年5月12日)、角筈区民ホール(2024年10月3日)
  • 「街裏こたけの『東京漫談倶楽部』」  角筈区民ホール(2025年2月18日)、ユーロライブ(2025年8月20日)
  • 「こども弁論」西荻地域区民センター・勤労福祉会館ホール(2025年5月5日)
  • 「こたけ正義感新ネタライブ『弁論準備手続』」新宿シアターマーキュリー(2025年06月19日)
  • 漫才協会寄席出番 浅草東洋館(不定期出演・月1回程度)

新聞・書籍

  • 愛する家族と別居してでも...弁護士芸人・こたけ正義感が「お笑いを続ける理由」[29]-THE21(ザニジュウイチ)7月号(2023年6月6日、PHP研究所
  • ウケるなら大声も出すし、叫びながら転がったっていい-THE21(ザニジュウイチ)10月号(2023年9月6日、PHP研究所
  • anan[30](2023年10月11日、マガジンハウス
  • 失敗も人生の「フリ」 弁護士芸人・こたけ正義感が受験で得た心持(2023年12月28日、朝日新聞デジタル
  • OWARAI NYLON 02(2024年06月24日、カエルム)
  • KAMINOGE vol.159(2025年3月5日、パワー社)
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脚注

外部リンク

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