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漫才協会

日本の一般社団法人 ウィキペディアから

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一般社団法人漫才協会(まんざいきょうかい)は、主に東京で活動する漫才師が加盟する、漫才公演の開催・漫才師の育成・広報を目的とする一般社団法人である。

概要 団体種類, 設立 ...

役員

  • 2025年6月改選[1]
さらに見る 役職, 本名 ...

歴史

  • 1935年昭和10年):「帝都漫才組合」設立。80余組が参加。吉本興業東京吉本)所属の林家染団治が会長に就任。
  • 1940年(昭和15年):戦時経済下の国家統制機関の一部となる。東京の全漫才師の加盟が強制され、同時に「帝都漫才協会」へ改称。会長に大朝家五二郎、副会長兼書記長に千代田松緑が就任。両名とも専従となる。
  • 1943年(昭和18年):「大日本漫才協会」の東京支部に改称。支部長は引き続き大朝家五二郎[注釈 1]
  • 1945年(昭和20年):敗戦により消滅。
  • 1955年(昭和30年):「漫才研究会」設立。初代会長にリーガル万吉。
  • 1956年(昭和31年):漫才コンクール初開催。
  • 1964年(昭和39年):漫才協団へ改称。
  • 1971年(昭和46年):真打ち制度を導入。
  • 2002年(平成14年):漫才新人大賞を開始。
  • 2005年平成17年):旧法のもとで法人格を取得、社団法人漫才協会へと改称。
  • 2008年(平成20年)
  • 2015年(平成27年):YouTube漫才協会公式アカウントを開設し、オリジナル番組である『madio(漫才協会のマジめなラジオ・マジオ)』を全世界に向けて配信を開始した。しかし、諸事情により実質1年ほどで休止となる。
  • 2016年(平成28年):同年の漫才大会で母心コンパスカントリーズオキシジェン新宿カウボーイの5組によるユニット「漫才協会若手五つ星」を結成し、押し出していく方針を発表[2]。公演を定期的に行う[3]計画だったが、約1年の間に4回行ったのみでこの試みは事実上の頓挫。2019年からは母心、オキシジェン、新宿カウボーイの3組による「浅草ニューウェーブ」として再起動を図る[4]
  • 2019年(平成31年):3月、テレビ番組を主体に活動してきたタレントら12組が加入[5]。その後も一定の実績や知名度を有する芸人の加入が相次ぎ、協会の顔ぶれが大きく変容した年となった。
  • 2020年(令和2年)
    • 8月22日、内海桂子名誉会長(第5代会長)が97歳で死去[6]
    • 12月1日、浅草東洋館「漫才大行進」12月1日の出演者1名が3日午後に新型コロナウイルス陽性と判明、4日より10日までの同公演が中止となる。
    • 毎年恒例の「漫才大会」は新型コロナウイルス感染症予防の観点から浅草演芸ホールに場所を移し、三部総入れ替え制で12月30日に開催[7]
  • 2021年(令和3年)
    • 6月16日、漫才協会の外部理事として放送作家の高田文夫が就任[8]
    • 12月19日、1月に協会に加入した錦鯉M-1グランプリで優勝。同協会員のM-1優勝は初。
    • 前年に引き続き「漫才大会」を浅草演芸ホールで三部総入れ替え制で12月30日に開催。
  • 2022年(令和4年)
    • 3月11日、歌謡コーラスグループの純烈が浅草東洋館の「漫才大行進」定席興行に出演し、歌謡、トーク、漫才協会員を交えたトークを披露。以降も3か月に1回を目安に定席興行に特別出演予定[9][10]
    • 前年に引き続き「漫才大会」を浅草演芸ホールで三部総入れ替え制で12月30日に開催。
  • 2023年(令和5年):協会の役員互選が行われ、青空球児会長が退任し名誉会長に、後任の第7代会長に副会長であったナイツの塙がそれぞれ就任[11]
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歴代会長

さらに見る 代数, 芸名 ...

主なイベント

  • 漫才新人大賞 予選会[注釈 2]
  • ばく笑ひぐらし名人会 若手会(毎年4月)
  • 大演芸まつり(毎年5月)
  • 漫才新人大賞[注釈 3]
  • ばく笑ひぐらし名人会(毎年9月)
  • 漫才大会(毎年12月30日) - 2019年までは11月に浅草公会堂で行われ、併せて真打ち昇進披露が行われた。この模様は1981年から2015年まで『年忘れ漫才競演』[注釈 4]、2016年は『漫才カーニバル』としてNHK総合テレビで録画放映された。2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点もあり、浅草演芸ホールに場所を移して12月30日に三部入れ替え制で開催されている。
  • 漫才しゃべくり大行進(吉本興業との合同興行)
  • 年忘れ漫才大行進(12月30日) - 2019年で浅草演芸ホールの年末特別興行のひとつとして行われていたが、2020年以降は同日に前述の漫才大会が浅草演芸ホールで行われており、休止中。
  • 特撰東京漫才

定席

所属会員

要約
視点

漫才協会ホームページ記載順(2024年9月現在[14])。近年は外部からの新規入会芸人が大幅に増加しているが、同様にベテランを中心とした漫才コンビの解散(相方の死別も含む)からのピン芸人転向例が増加している[注釈 5]。この事から協会では新たな内規を設けており、原則として「相方の死別などの特段の事情がないとピン芸人として協会残留を認めない」「個人的な理由でのコンビ解散は認めない」など、協会在籍者に関する取り決めが厳格化されているという[15]

外部からの途中入会以外で、若手漫才師が新規に協会員となるためには「芸歴に関係なく、入会5年以内は漫才協会主催の定席公演の進行補助役(当番または手伝いと呼ぶ)を行える者(月3、4回以上)」(入会後は当番を10回程度行った後に、理事の承認が得られ次第、舞台に上がることが可能となる)「入会時に、入会金を支払う意志のある者(コンビで30,000円=1人15,000円)」「反社会的勢力に属していない、または関与していないこと」「応募時の年齢が概ね35歳まで」などの諸条件があり、書類・ネタ動画選考・面接などの審査が行われる[16]。ただし地方を拠点としている漫才師の場合は例外もある。

年会費は2023年9月現在で1人8,000円。現会長の塙宣之の発言によれば以前は10,000円であったが、新型コロナウイルス感染拡大による興行活動の縮小などもあり、支払いが難しい声が寄せられたことから引き下げられたという[17]

名誉会員

過去の主な所属会員

真打ち経験者は当該記事を参照。※印は『東京漫才の殿堂』に入賞したコンビ。

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真打(真打ち)制度

漫才協会では、1971年より落語界と同様に「真打」(「真打ち」)制度を導入している[19]。真打ちは各定席のトリ(主任)を務め、弟子を採ることができる。毎年浅草公会堂で開催される「漫才大会」で「真打ち昇進披露」が行われていた(「漫才大会」が年末に移行したため、11月の浅草東洋館定席興行内でお披露目が行われる[20][21]

真打(真打ち)制度は、1970年、当時会長であったコロンビア・トップが提唱したもので、公式には戦前にあった「暗黙のうちに」前座、真打とする見方を復活させるという位置づけであったが、内実はテレビ番組出演時のギャラアップのためのデモンストレーションと若手への励みとするものであった[22]

真打(真打ち)昇進は、ここ近年は1年につき1組が慣例となっているが、必ずしも毎年真打ち昇進が出る訳ではない。また、松鶴家千代若・千代菊獅子てんや・瀬戸わんや内海桂子・好江星セント・ルイスおぼん・こぼんなどのように、公式には真打ちに昇進した記録がないコンビも主任(トリ)を務めたり、協会幹部への就任や弟子を採ったりと実質的に真打ちと同等の扱いがされる場合もある。なお、漫才以外の芸人が真打ちに昇進した記録は確認できない。

昇進には協会への在籍が10年以上という内規があるが、ブレイクにより「飛び級」で認められる場合がある(WコロンU字工事など)。

2023年に協会の体制が塙会長に交代して以降は、真打(真打ち)昇進前の中堅のコンビ(エルシャラカーニX-GUNなど)や漫才以外の芸人(ぴろきねづっちなど)が主任を務める機会も増えつつあり、階級に捉われない番組編成が見られる。

2024年のオキシジェンの昇進以降は、協会ホームページなどの表記も「真打ち」から「真打」に改められている[20]

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歴代真打(真打ち)

要約
視点

なお「(現存しない)」との印が付いたユニットは、メンバーの死去・解散などの理由により現存しないユニットである。※印は『東京漫才の殿堂』に入賞したコンビを表す。

さらに見る 代数, ユニット名 ...
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東京漫才の殿堂

東京漫才の発展に貢献した漫才師をたたえるため、漫才協会が制定した制度。過去11組制定されているが、2012年を最後に選定が行われていない。

映画

2024年3月1日、ドキュメンタリー映画『漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々』が公開された。監督はナイツ塙宣之

出演者
エンディングテーマ
挿入曲

書籍

  • 『ザ・漫才協会ファンブック』 一般社団法人漫才協会(主婦の友社)2023年3月 ISBN 978-4074535750

脚注

外部リンク

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