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さんまのお笑い向上委員会
日本のフジテレビ系列のトークバラエティ番組 (2015-) ウィキペディアから
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『さんまのお笑い向上委員会』(英称:IMPROVEMENT COMMITTEE)はフジテレビ系列で2015年(H27年)4月18日から毎週土曜23時10分(JST)に放送されるトークバラエティ。明石家さんまが司会を務める冠番組でありステレオ・字幕放送を実施している。
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テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
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番組の概要
要約
視点
司会の明石家さんまが「工場長」ならぬ「向上長」と称し若手[注釈 1] 向上委員会メンバーと共に日本のお笑い界の傾向と対策を探り出すのがテーマである。
委員会メンバーがゲスト向上芸人の欠点を挙げそこから向上するためのアイデアをメンバーで話し合うのが番組の基本である。
話が先に進まないためOPトークが長引く時もあり[注釈 2]ゲスト向上芸人がなかなか呼んでもらえないままセット裏で待機させられ登場が2週目に延びることもある。
番組の大半を占めるのが先述のアドリブ合戦であり、中に入れず呆然と見ているだけのゲスト向上芸人を尻目に主役がどんどん入れ替わっていく。番組ではこれを「誰が(芸人として)殺るか殺られるかのサスペンスドラマ」と称している。1週分をドラマ風に「第〇話」とカウントされ(サブタイトルも付けられる)1回の収録で原則3話分(3週収録)→2話分(2週収録)である。[注釈 3]
セット内の司会中央部やゲスト席、ひな壇等の通常のカメラでは映らないセット外にある出演者がカメラ確認のためのモニター横で芸人が見学者として収録を見学している珍しい番組である。時々さんまがネタを振りそれに応えて笑いを生んでいるが、見学者扱いのため「ノーギャラ」とされる。しかし笑いを取り続けたりオンエア率が高まると、同番組内でのひな壇(通称ドリームシート)へ格上げされ出演者扱いの委員会メンバーとなったり愛のクレーマー芸人としてゲスト席へ出演したり他の局や番組でも出演が増えたりなど芸人として売れるチャンスが高くなるため見学者扱いだとしても必死にネタを披露したりオンエア競争率も激しく「モニター横芸人」として番組の要素の一つとなっている。[注釈 4]
開始当初はドラマ風の演出で放送され番組冒頭に出演者のミニドラマが放送されていた。[注釈 5]番組内で使われる状況説明のテロップは第85話までタイプライターで打ち出されるような表示となっていたが次週の[注釈 6] 第86話から雰囲気を変えテロップにスタジオ意匠同様、海の家をイメージした派手な演出で放送されるようになっている。
放送開始当初から出演者の発言をなぞるテロップは使われてない。(向上ゲストの出番前と後の会話と総集編は使われる)
2016年から番組内で『FNS27時間テレビ』の放送決定と当番組の参加が発表される。[注釈 7]
『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー』の不幸話の募集も2016年以降当番組で行なわれている[注釈 8]。2017年以降は当番組で「芸人不幸話GP」を開催し優勝した芸人は「明石家サンタ」に電話出演でき賞品パネルを1枚選択する事ができる権利が与えられる。
当番組も新型コロナの影響を受け2020年5月2日と16日(9日放送時は休止)はさんま向上長一人の新録パートを加えた総集編を放送。(2020/4/25収録)
そして2020年5月23日放送分からソーシャルディスタンスを十分に取った上で向上委員会メンバーを通常回より抑えモニター横芸人は"モニター中芸人"としてリモート出演し収録が再開された。(2020/5/8収録)[1]その後モニター中はモニター横に戻っている。
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構成
(2025年1月現在)
- オープニング - 収録1話目はさんまがスタジオ入りするところから始まる。また、放送前のジャンクションやオープニングでは、直前の「土曜プレミアム」で放送された番組や、場合によっては裏番組を意識した演出がされる場合がある。
- 本編 - ほぼフリートークで進行。テーマはあるが無視して進められることがほとんど。1話目は前回の収録から芸能界や向上委員会メンバーの周りで起きた出来事について話す。盛り上がった結果、向上芸人が登場せず終了することも多い。向上芸人登場後、クレームを入れるゲスト芸人が追加して登場する。
- トーク中、さんまが特定の芸人にお決まりのギャグを言わせる「○○定食」という流れがある。 初期は「誰がドブ芸人や」「ほんまはあかんねんで」などのような「団体芸」があった。
- SURVIVAL TIME - 番組の締めくくりとして、毎回、芸人自らが自分の持ちギャグや寸劇などを披露するコーナー。挙手により参加者が決められ[注釈 9]、岡田圭右のギャグ「閉店ガラガラ〜」からはじまる[注釈 10] のが通例。番組では「SURVIVAL TIME」の表示とともに参加者全員が芸を披露する映像が出るものの、オンエアされない者はシャッターが降り放送されない[注釈 11]。
- 次週予告 - 最後に大きく「完」の下にその日のサブタイトルを背景にその日1番印象的なセリフが流れる。番組初期はドラマ風に収録したカットを入れていた。
- TVerでは、番組終了前に「配信限定インタビュー」が流れる。
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出演者
要約
視点
- 向上長
- アシスタント
- 主な向上委員会メンバー
- レギュラー
準レギュラー
- 堀内健(ネプチューン):「閉店ガラガラ」では今田と「バーミヤンズ」、蛍原と「新横浜H&H」名義でコントを披露している。直近は今田が番組卒業、蛍原と共演する頻度が減ったため、現在は堀内が向上委員会メンバーを直接指名した後、ユニットで「新横浜H&H」定番のネタ「〇〇シュール」を披露する。[注釈 12]
- 蛍原徹:2019年までは雨上がり決死隊として出演していた。今田と交互で出演する機会が多かったが、今田が降板した2023年10月以降は堀内と交互で出演する。[4]
- 藤本敏史(FUJIWARA):2023年10月から2024年2月まで自身の不祥事のため活動を休止していた。初期や24年3月に復帰した際にはFUJIWARAとして出演していた。座席は2段目の右端の方でフジモン軍団の一因でもある関町知宏(ライス)やかつてはジョニ男の隣に座る回数が多い。
- マヂカルラブリー(野田クリスタル・村上):座席は2段目の左端で固定されている。
- 井口浩之(ウエストランド):当初は愛のクレーマー芸人として出演する機会が多かったが、現在は向上委員会メンバーとして出演。座席は1段目の右端に座る回数が多い。
- 愛のクレーマー芸人
- ザブングル加藤:「魔王」というあだ名で不定期で番組に出演している。[注釈 13]
- くっきー!(野性爆弾)・ハリウッドザコシショウ:番組の3週目に必ず出演するため、「Mr.3本目」と呼ばれていたが、番組の収録分が3週から2週に減ってからは出演していない。だが2025年5月31日放送に数ヶ月ぶりに出演。
- 27時間テレビSPのみ(2024年は除く)
- 過去の出演者(向上委員会メンバー)
- 宮迫博之(元 雨上がり決死隊):闇営業騒動が判明して以降番組から降板。ただし現在もさんまや相方の蛍原は宮迫の名前を度々出し、笑いを取っている。
- 太田光(爆笑問題)[注釈 14]
- 土田晃之:番組当初から一度も欠席する事なく出演し続けたが、2021年1月を最後に降板。
- やす(ずん):当初は中川家とずんが3週交代ペースで出演していたが、中川家の出演が徐々に減っていき(2023年10月の放送以降出演はしていない)次第にやすの出演も減り(2021年12月が最後)現在は飯尾だけで出演している。
- 岩井ジョニ男(イワイガワ)[注釈 15]
- 今田耕司:2023年10月より、『Google Pixel presents ANOTHERSKY』の放送枠が土曜23:00〜23:30に移動し2023/9/30放送をもって卒業した。その日は堀内とバーミヤンズとしてネタを披露した後メンバーからアンコールがかかり、ネタを再び披露し今田が「また来るからね〜!」という声で締めた。番組の卒業後2024年の27時間テレビSPで10か月ぶりにバーミヤンズとして再び出演した。
- 中川家(剛・礼二):2023年10月以降出演なし。
- 過去の番組アシスタント(全員フジアナウンサー(出演当時))
放送リスト
要約
視点
2015年
2015年(平成27年)
2016年
2016年(平成28年)
2017年
2017年(平成29年)
2018年
2018年(平成30年)
2019年
2019年(平成31年→令和元年)
2020年
2020年(令和2年)
2021年
2021年(令和3年)
2022年
2022年(令和4年)
2023年
2023年(令和5年)
2024年
2024年(令和6年)
2025年
2025年(令和7年)
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エピソード
当番組は毎年夏恒例の『FNS27時間テレビ』で、2008年7月26日〜27日にかけて放送された『FNS27時間テレビ みんな笑顔のひょうきん夢列島!!』内のコーナー「向上委員会」、2013年8月3日〜4日にかけて放送された『FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!!』内のコーナー「明石家さんまの大反省会」を混合し進化させレギュラー化。[注釈 82]
毎週金曜日の夜に収録されていることが第1話放送で明らかにされた。
2015年10月3日初の1時間拡大SPを放送。それ以降不定期で拡大版が放送された。
「モニター横見学芸人」から後に売れっ子となるタレントを多く輩出している(サンシャイン池崎・バッドナイス常田・あかつ・ひょっこりはん等)。
当番組の提供クレジットで開始当初はほとんどの企業がカラー表示をしていたが2021年4月時点、カラー表示の企業は1社のみとなっている。[注釈 83]
2016年以降FNS27時間テレビ内で特別版を放送(2019年時点、2016年と2019年は生放送)[注釈 84]2017年以降出演する芸人達がその年の放送テーマに合った仮装で出演した。
2017年以降『さんま・中居の今夜も眠れない』内で放送されたビートたけし出演の『火薬田ドン中継』を引き継いでいる。このコーナーのみ三宅恵介が演出を行う。[11]2020年は新型コロナが影響して放送中止になった。
だが当番組は独自のテーマで「ステイホーム中の恩人」と題して仮装し特別版の代わりになる放送が第二百五十一話〜第二百五十三話(2020/8/29〜9/12)にかけ放送された。
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特別番組
- 2017年4月14日(金曜日)の19:00〜21:49[注釈 85] には、『金曜プレミアム』の枠で当番組初のゴールデンタイム・プライムタイムで3時間の拡大版『さんまの番組向上委員会 スターの皆様ギャグやらなくてもええねんででもほんまはあかんねんでSP』と題し放送[12][13]。内容は、司会のさんまや向上委員会メンバーに加え、『貴族探偵』『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『人は見た目が100パーセント』『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』『女の勲章』『バイキング』『最上級のひらめきニンゲンを目指せ!クイズ!金の正解!銀の正解!』『関ジャニ∞クロニクル』各番組のメンバーがゲスト出演した。
- 『さんま&女芸人お泊まり会』
- 黒沢かずこら女芸人が首都圏の観光地を舞台にさんまと語り合うという趣向。主題歌は、黒沢の作詞・歌による楽曲「さんちゃん紳士」。タイトルロゴに「出っ歯マーク」が使われるなど「向上委員会」のスピンオフ的内容となっている。
- 2013年で放送終了した『草彅剛の女子アナスペシャル』の後を継ぐ番組として2019年と2020年いずれも「土曜プレミアム」枠(後半30分は「向上委員会」と同じ枠)で放送された。
- 内容は明石家さんまを「明石家笑業高校」の“向上先生”、男性芸人25名を生徒にした修学旅行という設定のもと、さんまから厳しい笑いの要求をされた生徒たちがボケ続けることでお笑いスキルを向上させるという趣向。「さんま&女芸人お泊まり会」同様、タイトルロゴに「出っ歯マーク」が使われるなど「向上委員会」のスピンオフ的内容となっている。
- 『さんまの東大方程式』2016年放送開始。
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スタッフ
- 構成:松井洋介、福原フトシ、金森直哉、関野樹(関野→2022年5月 - )
- ナレーション:鈴木省吾
- TP:高瀬義美
- SW:高田治
- CAM:遠藤俊洋
- VE:宮本学
- AUD:浮所哲也
- 照明:川田敦史
- 編集:井上真一、水野智史、吉田裕樹、星野裕也、小口夏樹、大島洋介、青木秀幸
- MA:吉田肇
- 音響効果:大久保吉久
- 美術制作:三竹寛典(フジテレビ/フジアール)
- 美術進行:林勇(以前はアートコーディネーター)
- 美術デザイナー:邨山直也(フジテレビ/フジアール)
- 大道具:松本達也
- アクリル装飾:斉藤祐介
- 装飾:門間誠
- メイク:山田かつら
- スタイリスト:波多野としこ
- CGプロデューサー:小林美穂
- CGディレクター:鈴木鉄平(フジテレビ)
- CGデザイン:木本禎子(フジテレビ)
- 技術協力:ニユーテレス、fmt、IMAGICA、マルチバックス、casino drive、Eno STUDIO
- 広報:長島理紗(フジテレビ、一時離脱→復帰)
- TK:槇加奈子
- FD:赤岩彩花
- 制作進行:吉井美月
- デスク:石川菜摘
- AP:泉愛実(2022年5月 - )
- ディレクター:板垣忠彦、杉野幹典、阪口智稀(2024年7月27日 - 、杉野・阪口→フジテレビ、板垣・杉野→2019年10月12日 - 2024年7月13日は演出)、藤原祥子(2024年5月 - )
- プロデューサー:橋本英司(フジテレビ、2024年7月27日 - )、藤本大介(以前はAP)、児玉芳郎(フジテレビ、途中から)、林田直子
- 監修:渡辺琢(フジテレビ)
- 総合演出:池田哲也(2019年10月12日 - 、以前は演出)
- チーフプロデューサー:渡辺俊介(フジテレビ、2022年8月6日 - 、2017年10月21日 - 2022年7月まではゼネラルプロデューサー)
- 制作協力:吉本興業
- 制作:フジテレビ編成総局バラエティ制作局(旧バラエティ制作センター→バラエティ制作部→制作局第二制作センター→編成局制作センター第二制作室→編成制作局制作センター第二制作室→編成制作局バラエティー制作センター)
- 制作著作:フジテレビ
過去のスタッフ
- CAM:横山政照
- VE:山下義子
- AUD:森田篤
- アクリル装飾:相原加奈
- 電飾:齋藤誠二、荻島彩実
- CGプロデューサー:久保田幸
- 広報(全員フジテレビ):佐藤未郷、齊田悠、根本智史、藏内彩季子、小穴浩司、渡邉杏子
- デスク:関下由美子、川野友美、黒木智子、梅都恵、筒井さより、波多野有香、川口ひとみ、曽根京香
- FD:登内翼斗(フジテレビ)、三谷萌乃、勝部美帆、土田幸江、大野涼平、星野ノエル、江端健人、三村志乃、手塚美帆
- ディレクター:角山僚祐(フジテレビ)、神田洋昭、玉野鼓太郎(フジテレビ)、池田圭司、中陳陽太(中陳→以前はFD)、岡本卓真(岡本→フジテレビ、2023年5月 - 2024年7月13日)
- 演出:中川将史(フジテレビ、2018年4月14日 - 2021年7月24日)、鈴木善貴(フジテレビ、2024年7月13日まで)
- プロデューサー:神崎素子(フジテレビ、2016年4月9日 - 2018年6月2日)、田中美咲(フジテレビ、途中から2021年7月24日、以前はAP)、竹岡直弘(フジテレビ、2021年7月31日 - 2024年7月13日)
- チーフプロデューサー(全員フジテレビ):亀高美智子(2015年4月18日 - 2016年3月19日)、中嶋優一(2016年4月9日 - 2019年7月20日)、大江菊臣(2019年7月27日 - 2022年7月、以前はプロデューサー)
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ネット局
過去のネット局
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脚注
関連項目
外部リンク
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