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ちびっ子レミと名犬カピ

1970年に公開された日本のアニメ映画 ウィキペディアから

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ちびっ子レミと名犬カピ』(ちびっこレミとめいけんカピ 英題:Nobody's Boy[1])は、1970年3月17日封切りの『東映まんがまつり』内で上映された東映動画製作の劇場用アニメ映画である。ワイド。フジカラー。81分。

概要 ちびっ子レミと名犬カピ, 監督 ...

キャッチコピーは「花がさくころ!! レミとカピのたのしい冒険まんがが見られます

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概要

エクトール・アンリ・マロの名作『家なき子』をアニメ化した作品。仮題は『家なき子 母をたずねて』。

原作は悲劇的ととらわれているが、本作は主人公レミが逆境から立ち上がっていく姿を、バイタリティに脚色している。また劇中では、泰西名画の西洋画調の美術を背景にし、さらに実写を合成して効果を上げた。

なお、本作はその後『ちびっ子レミと名犬カピより 家なき子』と改題し、上映時間を短縮して、1975年7月26日封切りの『東映まんがまつり』内で上映された。

声の出演

予告編」では、カピの声はフランキー堺ではなく富田耕生が担当した。

スタッフ

  • 製作:大川博
  • 企画:山梨稔伊藤企義飯島敬
  • 演出:芹川有吾
  • 演出助手:勝田稔男笠井由勝
  • 脚本:瀬川昌治
  • 原作:エクトール・アンリ・マロ
  • 音楽:木下忠司
  • 美術:福本智雄
  • 作画監督:大工原章
  • 原画:森康二喜多真佐武、小田克也、木野達児、円山智、小川明弘
  • 色彩設計:遠藤重義
  • 動画:森英樹、相磯嘉雄、小林敏明、笠井晴子、飯田銈一、堰合昇、山下恭子、坂野隆雄、坂野勝子、富永勤、生野徹太、松原明徳、藤本芳弘、金山圭子、田村真也、黒沢隆夫、浅田清隆、服部照夫、阿久津文雄、池原昭治、草間真之助、阿部隆、堀池義治、長沼寿美子、山田みよ
  • 背景:内川文広、伊藤英治、土田勇
  • 演出助手 :勝田稔男、笠井由勝
  • トレース:入江三帆子、松崎令子
  • ゼログラフィ:高橋章
  • 彩色:宮本慶子、吉村和子
  • 特殊効果:平尾千秋、林富喜江
  • 調色:森田良一
  • 検査:新納三郎
  • 撮影:林昭夫、池田重好
  • 録音:神原広巳
  • 効果:大平紀義
  • 編集:千蔵豊
  • 記録:池田紀代子
  • 進行:吉岡修
  • 現像:東映化学工業株式会社

主題歌・挿入歌

全て、作詞:堀内道子 / 作曲:木下忠司

主題歌

  • 「レミのうた」
    • 歌:フォンテーヌハーモニー

挿入歌

  • 「バルブランの子守唄」
    • 歌:市原悦子
  • 「遠い国」
    • 歌:朝井ゆかり
  • 「アベマリア」

特選・推薦

  • 文部省特選
  • 日本PTA全国協議会特選
  • 映倫青少年映画審議会推薦
  • 東京都視聴覚教育研究会推薦
  • 機関紙映画クラブ推薦
  • 日本児童文学者協会推薦
  • 厚生省中央児童福祉審議会推薦
  • 優秀映画鑑賞会推薦
  • 東京都地域婦人団体連盟推薦
  • 東京都小学校PTA協議会推薦
  • 全日本教育父母会議推薦
  • 東京都知事推薦[1]

映像ソフト

  • 東映ビデオよりビデオソフトやLD化はされたが、いずれも絶版。現在は同社からDVDが発売&レンタルされている(DVDは廉価ヴァージョンもあり)。
  • DVDには「ちびっ子レミ」時代の本編のほか、ノンクレジットOP・「ちびっ子レミ」時代の「予告編」・「家なき子」時代の「予告編」が収録されている。
  • なお「復刻! 東映まんがまつり」バージョンは、現在のところ発売されてない(「ちびっ子レミ」・「家なき子」双方とも)。

同時上映

1970年版は「スポ根」ブームを反映し、『タイガーマスク』が初登場。また実写抜きのオールアニメ構成は『まんが大行進』時代の1965年冬興行以来で、『まんがまつり』では初。この後オールアニメ構成になるのは、15年後の1985年冬興行で、それだけ長きに渡って実写が上映される事になる。

一方の1975年版は初の7本立て。そしてこの年から夏興行の構成を変更、新作作品は中編や短編のみとなり、長編作は内外問わず過去上映された作品のリバイバルとなる。これは夏興行が中断する前の1981年まで続く(1979年は除く)。

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脚注

参考文献

外部リンク

関連項目

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