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はじめの一歩
森川ジョージによる日本のスポーツ漫画 ウィキペディアから
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『はじめの一歩』(はじめのいっぽ)は、ボクシングを題材とした森川ジョージによる日本の漫画作品。1989年から『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中。各話数の通し番号の表記はそれぞれ「Round.○○」。2023年7月14日発売の138巻をもってコミックスのシリーズ累計発行部数は1億部を突破した[2]。1991年(平成3年)度、第15回講談社漫画賞少年部門受賞。
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作品概要
母子家庭のいじめられっ子であり、釣り船屋を親子で支えている主人公・幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守との出会いをきっかけに鴨川ボクシングジムに入門。「強いとは何か?」という問いの答えを求め、プロボクサーとして、また人間としても成長していく過程を、周囲との交流やライバル達との戦いを通じて描いてゆく。主人公のみならず脇役である仲間やライバル達の戦いも詳細に描いている点が特徴的であり、作者は「登場人物全員が主人公です」とコメントしている。また、ボクサーとそれ以外の人間の軋轢も含まれており、貧困や人種差別、いじめや環境問題などの社会問題も描いている。
登場人物の多くにボクシングの歴史を彩った実在選手の姿が投影されている。作者自身も実際にボクシングジムのオーナーで著名なプロボクサー達と親交があり、『週刊少年マガジン』誌上でも若手を応援するコメントなどを載せている。
2012年12月5日発売の週刊少年マガジン2013年1号で、連載1000回を迎えた[3]。
なお、週刊少年マガジンは2015年より電子書籍版の出版が始まったが、本作は作者である森川の意向により電子書籍版に掲載されておらず[4]、配信されていた1巻から60巻及び100巻が同年8月31日で配信を終了した[5]。
2021年の元日より『マガジンポケット』で1か月間限定で60巻分が無料で配信されていたが[6]、新型コロナウイルス感染症 (2019年)の影響による緊急事態宣言を受けて3月7日まで無料配信が延期され、ストーリーの区切りのいい61巻が追加配信された[7]。同年6月23日、講談社より『はじめの一歩』の再電子書籍化と「週刊少年マガジン」電子版への収録が発表[8]。7月1日発売の「週刊少年マガジン」2021年31号から収録が始まり、同時に最新刊となる131巻までの全巻の電子版配信が開始された[9]。
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世界観
199X年[10][11]日本の東京の町[12]を舞台とし、とりわけその一角にある「鴨川ボクシングジム」を中心に物語が展開される。
国名・地名や有名施設は実在のそれに準じており(後楽園ホール、両国国技館など。「下野動物園」といったように一部例外もある)、市民の生活や感覚もおおむね作品の連載時期であった1990年代のそれに準じている。さらに、鷹村の家の黒電話が留守番電話になる、青木や木村が携帯電話を持つようになる、登場人物が皆シャツインの着方をしなくなるなど劇中でも実際の1990年代日本と同様の変化がみられた。しかし連載が2000年代に入っても尚この世相を反映させる傾向が続いたため、DVD[13]、スマートフォン[14]、ETCなど、時折1990年代の時代設定に不釣り合いな要素もみられるようになった。
現実の世界では、『はじめの一歩』連載開始後の1998年に世界ボクシング協会(WBA)と世界ボクシング評議会(WBC)とでルールが統合、両団体で異なっていた一部の階級の名称が一本化され、これに追随して日本ボクシングコミッション(JBC)もそれらの階級の名称を変更したが、『はじめの一歩』の世界では以前の名称が使われている。作中で登場している階級では、スーパーウェルター級はジュニアミドル級、スーパーライト級はジュニアウェルター級、スーパーフェザー級はジュニアライト級、スーパーバンタム級はジュニアフェザー級と表記されている。
登場するボクサーやボクシングジムはすべて架空のものであるが、実在する海外の有名ボクサー(当時の現役含む)や引退済みの日本のボクサーは例外的に引き合いに出されることがある(ファイティング原田、マイク・タイソンなど)。
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あらすじ
ボクシングとの出会い
気弱な高校生2年生の主人公・幕ノ内一歩は、不良たちにいじめられている所を偶然、プロボクサーの鷹村守に助けられる。鷹村に連れられて鴨川ボクシングジムに行った一歩は、そこでサンドバッグを叩いた際に圧倒的な破壊力のパンチを見せる。その後、プロになりたいと懇願した一歩に、鷹村は7日以内に10枚の葉っぱを取るテストを課し、一歩は苦心の末にそのテストに合格する。
ジムに入会した一歩は、同年代の宮田一郎とスパーを行い、予想以上の健闘を見せる。以降、2人はお互いに良きライバル関係となる。ジムの会長でトレーナーの鴨川源二に見出された一歩は、二人三脚でプロテストに合格。プロデビューした一歩は、減量が苦手な小田裕介、頭突きをしてくる藤原義男に勝利し、"新人王トーナメント"に挑戦することになる。
新人王トーナメント
新人王決勝で宮田と試合をすることを目標に、驚異的なフックを繰り出すジェイソン尾妻、パンチ力のない小橋健太、ショットガンの異名を持つ新人王候補の速水龍一に勝利する。しかし、宮田は間柴了のラフプレイによって敗れてしまう。
決勝では間柴のフリッカージャブに苦戦した一歩であったが、ボディへの再三のパンチによってエルボーブロックしていた間柴の左腕の肘を破壊したことをキッカケにして、そこから形勢逆転して勝利を収める。
東日本新人王となった一歩だったが、一歩が拳の骨折が完治しないまま全日本新人王決定戦に臨むことになる。西日本新人王の千堂武士は、一歩並みの破壊力を持ち、一歩をKO寸前まで追い詰めるが、最後は一歩が放ったテンプルへの一撃で意識を失いながら戦い、結果コーナーから立ち上がることが出来ず3R棄権試合(TKO)となり、一歩は新人王となる。
登場人物
→詳細は「はじめの一歩の登場人物」を参照
劇中の登場人物、対戦相手等の詳細な情報は上記ページを参照。
書誌情報
単行本
コミック一覧(143巻)
- 森川ジョージ 『はじめの一歩』 講談社〈少年マガジンコミックス / プレミアムKC[注 1]〉、既刊143巻(2025年4月16日現在)
- 1990年2月9日発売[15]、ISBN 4-06-311532-1
- 1990年3月13日発売[16]、ISBN 4-06-311543-7
- 1990年5月15日発売[17]、ISBN 4-06-311566-6
- 1990年8月9日発売[18]、ISBN 4-06-311591-7
- 1990年10月12日発売[19]、ISBN 4-06-311608-5
- 1990年12月11日発売[20]、ISBN 4-06-311625-5
- 1991年2月13日発売[21]、ISBN 4-06-311641-7
- 1991年4月11日発売[22]、ISBN 4-06-311658-1
- 1991年7月15日発売[23]、ISBN 4-06-311690-5
- 1991年9月13日発売[24]、ISBN 4-06-311708-1
- 1991年12月11日発売[25]、ISBN 4-06-311730-8
- 1992年2月14日発売[26]、ISBN 4-06-311754-5
- 1992年5月8日発売[27]、ISBN 4-06-311783-9
- 1992年8月3日発売[28]、ISBN 4-06-311814-2
- 1992年10月13日発売[29]、ISBN 4-06-311830-4
- 1992年12月11日発売[30]、ISBN 4-06-311851-7
- 1993年3月11日発売[31]、ISBN 4-06-311881-9
- 1993年6月14日発売[32]、ISBN 4-06-311909-2
- 1993年8月6日発売[33]、ISBN 4-06-311927-0
- 1993年11月12日発売[34]、ISBN 4-06-311956-4
- 1994年1月10日発売[35]、ISBN 4-06-311975-0
- 1994年3月15日発売[36]、ISBN 4-06-311994-7
- 1994年6月9日発売[37]、ISBN 4-06-312025-2
- 1994年8月9日発売[38]、ISBN 4-06-312041-4
- 1994年11月14日発売[39]、ISBN 4-06-312068-6
- 1995年1月16日発売[40]、ISBN 4-06-312090-2
- 1995年3月9日発売[41]、ISBN 4-06-312112-7
- 1995年5月11日発売[42]、ISBN 4-06-312135-6
- 1995年8月10日発売[43]、ISBN 4-06-312165-8
- 1995年11月17日発売[44]、ISBN 4-06-312197-6
- 1996年1月13日発売[45]、ISBN 4-06-312219-0
- 1996年3月14日発売[46]、ISBN 4-06-312241-7
- 1996年5月14日発売[47]、ISBN 4-06-312265-4
- 1996年8月12日発売[48]、ISBN 4-06-312299-9
- 1996年10月15日発売[49]、ISBN 4-06-312325-1
- 1997年1月14日発売[50]、ISBN 4-06-312361-8
- 1997年4月15日発売[51]、ISBN 4-06-312390-1
- 1997年6月16日発売[52]、ISBN 4-06-312417-7
- 1997年8月9日発売[53]、ISBN 4-06-312439-8
- 1997年11月14日発売[54]、ISBN 4-06-312475-4
- 1998年2月13日発売[55]、ISBN 4-06-312509-2
- 1998年4月15日発売[56]、ISBN 4-06-312532-7
- 1998年6月15日発売[57]、ISBN 4-06-312556-4
- 1998年8月10日発売[58]、ISBN 4-06-312578-5
- 1998年11月14日発売[59]、ISBN 4-06-312616-1
- 1999年1月12日発売[60]、ISBN 4-06-312640-4
- 1999年4月14日発売[61]、ISBN 4-06-312673-0
- 1999年6月17日発売[62]、ISBN 4-06-312697-8
- 1999年8月10日発売[63]、ISBN 4-06-312723-0
- 1999年10月13日発売[64]、ISBN 4-06-312744-3
- 2000年2月15日発売[65]、ISBN 4-06-312799-0
- 2000年5月15日発売[66]、ISBN 4-06-312837-7
- 2000年7月14日発売[67]、ISBN 4-06-312857-1
- 2000年9月14日発売[68]、ISBN 4-06-312879-2
- 2000年12月13日発売[69]、ISBN 4-06-312911-X
- 2001年3月13日発売[70]、ISBN 4-06-312944-6
- 2001年6月15日発売[71]、ISBN 4-06-312978-0
- 2001年9月13日発売[72]、ISBN 4-06-313017-7
- 2001年12月14日発売[73]、ISBN 4-06-313051-7
- 2002年2月13日発売[74]、ISBN 4-06-313072-X
- 2002年5月15日発売[75]、ISBN 4-06-363103-6
- 2002年9月13日発売[76]、ISBN 4-06-363143-5
- 2002年12月14日発売[77]、ISBN 4-06-363176-1
- 2003年3月14日発売[78]、ISBN 4-06-363211-3
- 2003年6月14日発売[79]、ISBN 4-06-363246-6
- 2003年9月14日発売[80]、ISBN 4-06-363284-9
- 2003年12月16日発売[81]、ISBN 4-06-363315-2
- 2004年4月15日発売[82]、ISBN 4-06-363355-1
- 2004年7月14日発売[83]、ISBN 4-06-363396-9
- 2004年9月16日発売[84]、ISBN 4-06-363428-0
- 2004年12月16日発売[85]、ISBN 4-06-363458-2
- 2005年3月16日発売[86]、ISBN 4-06-363495-7
- 2005年7月14日発売[87]、ISBN 4-06-363548-1
- 2005年12月15日発売[88]、ISBN 4-06-363606-2
- 2006年3月16日発売[89]、ISBN 4-06-363636-4
- 2006年6月16日発売[90]、ISBN 4-06-363665-8
- 2006年8月17日発売[91]、ISBN 4-06-363705-0
- 2006年11月17日発売[92]、ISBN 4-06-363742-5
- 2007年2月16日発売[93]、ISBN 978-4-06-363786-1
- 2007年5月17日発売[94]、ISBN 978-4-06-363827-1
- 2007年9月14日発売[95]、ISBN 978-4-06-363881-3
- 2007年12月17日発売[96]、ISBN 978-4-06-363922-3
- 2008年3月17日発売[97]、ISBN 978-4-06-363946-9
- 2008年6月17日発売[98]、ISBN 978-4-06-363994-0
- 2008年9月17日発売[99]、ISBN 978-4-06-384033-9
- 2008年12月17日発売[100]、ISBN 978-4-06-384072-8
- 2009年3月17日発売[101]、ISBN 978-4-06-384094-0
- 2009年6月17日発売[102]、ISBN 978-4-06-384143-5
- 2009年9月17日発売[103]、ISBN 978-4-06-384180-0
- 2009年12月17日発売[104]、ISBN 978-4-06-384219-7
- 2010年3月17日発売[105]、ISBN 978-4-06-384262-3
- 2010年6月17日発売[106]、ISBN 978-4-06-384309-5
- 2010年9月17日発売[107]、ISBN 978-4-06-384360-6
- 2010年12月17日発売[108]、ISBN 978-4-06-384391-0
- 2011年3月17日発売[109]、ISBN 978-4-06-384455-9
- 2011年6月17日発売[110]、ISBN 978-4-06-384485-6
- 2011年9月16日発売[111]、ISBN 978-4-06-384548-8
- 2011年12月16日発売[112]、ISBN 978-4-06-384594-5
- 2012年4月17日発売[113]、ISBN 978-4-06-384653-9
- 2012年7月17日発売[114]、ISBN 978-4-06-384701-7
- 限定版(同日発売[115])、ISBN 978-4-06-362222-5
- 2012年10月17日発売[116]、ISBN 978-4-06-384746-8
- 2013年1月17日発売[117]、ISBN 978-4-06-384796-3
- 2013年5月17日発売[118]、ISBN 978-4-06-384842-7
- 限定版(同日発売[119])、ISBN 978-4-06-362244-7
- 2013年8月16日発売[120]、ISBN 978-4-06-394906-3
- 2013年11月15日発売[121]、ISBN 978-4-06-394961-2
- 2014年2月17日発売[122]、ISBN 978-4-06-395008-3
- 限定版(同日発売[123])、ISBN 978-4-06-362264-5
- 2014年6月17日発売[124]、ISBN 978-4-06-395075-5
- 2014年9月17日発売[125]、ISBN 978-4-06-395185-1
- 2014年12月17日発売[126]、ISBN 978-4-06-395263-6
- 2015年4月17日発売[127]、ISBN 978-4-06-395372-5
- 2015年9月17日発売[128]、ISBN 978-4-06-395463-0
- 2015年11月17日発売[129]、ISBN 978-4-06-395570-5
- 2016年3月17日発売[130]、ISBN 978-4-06-395579-8
- 2016年6月17日発売[131]、ISBN 978-4-06-395687-0
- 2016年9月16日発売[132]、ISBN 978-4-06-395762-4
- 2016年12月16日発売[133]、ISBN 978-4-06-395832-4
- 2017年4月17日発売[134]、ISBN 978-4-06-395902-4
- 2017年7月14日発売[135]、ISBN 978-4-06-510087-5
- 2017年11月17日発売[136]、ISBN 978-4-06-510246-6
- 2018年3月16日発売[137]、ISBN 978-4-06-511076-8
- 2018年5月17日発売[138]、ISBN 978-4-06-511417-9
- 2018年8月17日発売[139]、ISBN 978-4-06-511799-6
- 2018年11月16日発売[140]、ISBN 978-4-06-513251-7
- 2019年3月15日発売[141]、ISBN 978-4-06-514127-4
- 2019年7月17日発売[142]、ISBN 978-4-06-515079-5
- 2019年10月17日発売[143]、ISBN 978-4-06-517210-0
- 2020年2月17日発売[144]、ISBN 978-4-06-518456-1
- 2020年6月17日発売[145]、ISBN 978-4-06-519177-4
- 2020年11月17日発売[146]、ISBN 978-4-06-521304-9
- 2021年3月17日発売[147]、ISBN 978-4-06-522652-0
- 2021年6月17日発売[148]、ISBN 978-4-06-523576-8
- 2021年9月17日発売[149]、ISBN 978-4-06-524835-5
- 2021年12月17日発売[150]、ISBN 978-4-06-526282-5
- 2022年3月17日発売[151]、ISBN 978-4-06-527275-6
- 2022年7月15日発売[152]、ISBN 978-4-06-528774-3
- 2022年11月17日発売[153]、ISBN 978-4-06-529638-7
- 2023年3月16日発売[154]、ISBN 978-4-06-530922-3
- 2023年7月14日発売[155]、ISBN 978-4-06-532178-2
- 2023年11月16日発売[156]、ISBN 978-4-06-533516-1
- 2024年2月16日発売[157]、ISBN 978-4-06-534556-6
- 2024年7月17日発売[158]、ISBN 978-4-06-536158-0
- 2024年12月17日発売[159]、ISBN 978-4-06-537776-5
- 2025年4月16日発売[160]、ISBN 978-4-06-539043-6
文庫版
- 森川ジョージ 『はじめの一歩』 講談社〈講談社漫画文庫〉、全15巻
- 2017年11月10日発売[161]、ISBN 978-4-06-510295-4
- 2017年11月10日発売[162]、ISBN 978-4-06-510669-3
- 2017年12月12日発売[163]、ISBN 978-4-06-510673-0
- 2018年1月11日発売[164]、ISBN 978-4-06-510850-5
- 2018年2月14日発売[165]、ISBN 978-4-06-510855-0
- 2018年3月13日発売[166]、ISBN 978-4-06-511035-5
- 2018年4月11日発売[167]、ISBN 978-4-06-511340-0
- 2018年5月11日発売[168]、ISBN 978-4-06-511353-0
- 2018年6月12日発売[169]、ISBN 978-4-06-511567-1
- 2018年7月11日発売[170]、ISBN 978-4-06-512279-2
- 2018年8月13日発売[171]、ISBN 978-4-06-512280-8
- 2018年9月11日発売[172]、ISBN 978-4-06-512715-5
- 2018年10月11日発売[173]、ISBN 978-4-06-512765-0
- 2018年11月13日発売[174]、ISBN 978-4-06-512767-4
- 2018年12月11日発売[175]、ISBN 978-4-06-512768-1
廉価版
- 森川ジョージ 『はじめの一歩特別総集編』 講談社〈講談社MOOK〉、全3巻
- 「第1集 鴨川軍団日本タイトルマッチ編」2012年5月10日発売[176]、ISBN 978-4-06-389668-8
- 「第2集 泣ける『はじめの一歩』編」2012年6月14日発売[177]、ISBN 978-4-06-389669-5
- 「第3集 激闘!リング外での大バトル編」2012年7月10日発売[178]、ISBN 978-4-06-389670-1
- 森川ジョージ 『ベストバウト オブ はじめの一歩!』 講談社〈講談社プラチナコミックス〉、全24巻
- 「ブライアン・ホークVS.鷹村守 WBC世界J・ミドル級タイトルマッチ編」2019年1月9日発売[179]、ISBN 978-4-06-514328-5
- 「千堂武士VS.幕之内一歩 日本フェザー級タイトルマッチ 豪腕対決編」2019年1月23日発売[180]、ISBN 978-4-06-514329-2
- 「伊達英二VS.幕之内一歩 日本フェザー級タイトルマッチ 王座初挑戦編」2019年2月13日発売[181]、ISBN 978-4-06-514470-1
- 「間柴了VS.木村達也 日本J・ライト級タイトルマッチ編」2019年2月27日発売[182]、ISBN 978-4-06-514471-8
- 「宮田一郎VS.ランディー・ボーイJr 東洋太平洋フェザー級王座統一戦編」2019年3月13日発売[183]、ISBN 978-4-06-514940-9
- 「幕之内一歩VS.沢村竜平 日本フェザー級タイトルマッチ 尾張の竜編」2019年3月27日発売[184]、ISBN 978-4-06-514939-3
- 「幕之内一歩VS.アレクサンドル・ヴォルグ・ザンギエフ 日本フェザー級 A級ボクサー賞金トーナメント決勝戦編」2019年4月10日発売[185]、ISBN 978-4-06-515356-7
- 「幕之内一歩VS.宮田一郎 幕之内一歩VS.ハンマー・ナオ スパーリング第2戦&日本フェザー級タイトルマッチ編」2019年4月24日発売[186]、ISBN 978-4-06-515357-4
- 「幕之内一歩VS.間柴了 日本フェザー級東日本新人王決定戦編」2019年5月15日発売[187]、ISBN 978-4-06-515619-3
- 「幕之内一歩VS.ウォーリー 日本フェザー級10回戦 驚異の野生児編」2019年5月29日発売[188]、ISBN 978-4-06-515592-9
- 「幕之内一歩VS.マルコム・ゲドー 日本フェザー級10回戦 フィリピンの魔術師編」2019年6月12日発売[189]、ISBN 978-4-06-516058-9
- 「リカルド・マルチネスVS.伊達英二 WBA世界フェザー級タイトルマッチ編」2019年6月26日発売[190]、ISBN 978-4-06-516059-6
- 「間柴了VS.沢村竜平 日本J・ライト級タイトルマッチ編」2019年7月10日発売[191]、ISBN 978-4-06-516463-1
- 「幕之内一歩VS.真田一機 日本フェザー級タイトルマッチ 二羽の燕編」2019年7月24日発売[192]、ISBN 978-4-06-516462-4
- 「鴨川源二VS.ラルフ・アンダーソン 千堂武士VS.アレクサンドル・ヴォルグ・ザンギエフ 焼け野原の鉄拳編&日本フェザー級王座決定戦編」2019年8月7日発売[193]、ISBN 978-4-06-516746-5
- 「デビッド・イーグルVS.鷹村守 WBC世界ミドル級タイトルマッチ編」2019年8月21日発売[194]、ISBN 978-4-06-516747-2
- 「幕之内一歩VS.千堂武士 日本フェザー級全日本新人王決定戦編」2019年9月11日発売[195]、ISBN 978-4-06-517070-0
- 「幕之内一歩VS.島袋岩男 日本フェザー級タイトルマッチ 海人対決編」2019年9月25日発売[196]、ISBN 978-4-06-517073-1
- 「幕之内一歩VS.武恵一 日本フェザー級タイトルマッチ 父の背中編」2019年10月9日発売[197]、ISBN 978-4-06-517467-8
- 「マイク・エリオットVS.アレクサンドル・ヴォルグ・ザンギエフ IBFJ・ライト級タイトルマッチ編」2019年10月23日発売[198]、ISBN 978-4-06-517468-5
- 「幕之内一歩VS.冴木卓麻 幕之内一歩VS.唐沢拓三 A級ボクサートーナメント&日本フェザー級タイトルマッチ スピードスター編」2019年11月13日発売[199]、ISBN 978-4-06-517746-4
- 「幕之内一歩VS.ジミー・シスファー 日本フェザー級10回戦 堕ちた英雄編」2019年11月27日発売[200]、ISBN 978-4-06-517748-8
- 「幕之内一歩VS.アルフレド・ゴンザレス フェザー級世界前哨戦編」2019年12月11日発売[201]、ISBN 978-4-06-517980-2
- 「幕之内一歩VS.アントニオ・ゲバラ 幕之内一歩再起戦編」2019年12月25日発売[202]、ISBN 978-4-06-517979-6
関連書籍
- 『はじめの一歩&栄光のチャンピオンの勝つ方程式』1993年2月16日発売[203]、ISBN 4-06-206278-X
- 『はじめの一歩公式ガイドブック』1996年3月11日発売[204]、ISBN 4-06-319691-7
- 『はじめの一歩 INDEX 01』2001年9月13日発売[205]、ISBN 4-06-334450-9
- 『連載開始30周年記念出版 はじめの一歩 メモリアルベスト』2019年9月18日発売[206]、ISBN 978-4-06-516640-6
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アニメ
要約
視点
これまで3つの連続テレビシリーズとテレビスペシャル・OVA作品が1つずつ製作・放送(リリース)されている。テレビ作品は全て日本テレビほかで本放送。全作品およびOVAは日テレグループ企業・バップからリリース。
- 第1期
- 2000年10月から2002年3月まで放送された。原作を忠実に再現した劇画的な表情や影のつき方、迫力ある演出が話題となり、深夜アニメとしては異例の6クール全75話という長期シリーズとなる。また視聴率もこの時間帯ではアニメとしてだけでなく通常の番組としても驚異的な平均視聴率4.5%、最高視聴率6.1%(2001年2月27日放送・第21話)を記録した。
- ストーリーは一歩が日本チャンピオンとなるまでを描く。DVD第25巻には原作での断片的な描写を基にした鷹村と鴨川の出会いからデビュー戦までを描いたオリジナルストーリーの第76話『ボクサーの拳』を収録。絵柄は50巻以降のものになっている。
- TVスペシャル
- 2003年4月18日、『金曜ロードショー』で放送のテレビスペシャル。ストーリーは原作の対真田戦となっている。本作以降のアニメ作品はデジタル制作に移行している。
- OVA
- 2003年9月5日発売のOVA。異色作品で木村役の藤原啓治がキャストロールの先頭で紹介されている。
- 第2期
- 2009年1月から6月まで放送の第2期。主要キャラクターの担当声優は第1期テレビアニメ版とほぼ同じ。また、第2期ではハイビジョン制作となり、地上アナログ放送はレターボックスとなっている。
- 第3期
- 2013年10月から2014年3月まで放送。このシリーズからアニメーション制作がマッドハウスとMAPPAの共同制作になった。また鴨川会長の声優が同年に逝去した内海賢二から第2期でミゲル役だった飯塚昭三に、実況アナウンサーも日本テレビ元アナウンサーで当シリーズの制作を担当する船越雅史に変更。本放送中には猫田役の永井一郎が2014年1月に急逝、第19話が最後の出演となったほか、本編への登場はなかったものの現代の浜役の加藤精三も同月に逝去している。
- ストーリー的には一歩 VS 島袋、一歩 VS 沢村、鷹村 VS イーグル戦を中心に描き、最終4話はスペシャル番外編として鴨川と猫田、浜の若き日を描いた「戦後編」となる。この番外編では、OVA『死刑執行』以来、久々に西村聡が演出・監督として制作に関わる。なお、若き日の鴨川は宮野真守が、同じく猫田は吉野裕行(戦後編の冒頭に現在の猫田が登場するが、この声は山寺宏一が演じる)、浜は安元洋貴が演じた。戦後編最終回の終了後、故人となった内海、永井に捧げるとのテロップが流された。
スタッフ
主題歌
- 第1期
- オープニングテーマ
- 「under star」(Round1〜Round25)
- 「Inner Light」(Round26〜Round52)
- 歌 - Shocking Lemon
- 「TUMBLING DICE」(インストゥルメンタル)(Round53〜Round75)
- 作曲 - 今堀恒雄
- エンディングテーマ
- 「夕空の紙飛行機」(Round1〜25)
- 「360°」(Round26〜Round52、Round75)
- 歌 - モリナオヤ
- 「ETERNAL LOOP」(Round53〜Round74)
- 歌 - SABER TIGER
- TVスペシャル
- オープニングテーマ
- 「Inner Light」(インストメンタル)
- 作曲 - タニウチヒデキ (Shocking Lemon)
- エンディングテーマ
- 「夕空の紙飛行機」
- 歌 - モリナオヤ
- OVA
- エンディングテーマ
- 「360°」
- 歌 - モリナオヤ
- 挿入歌
- 「夕空の紙飛行機」
- 歌 - モリナオヤ
- 第2期
- オープニングテーマ「HEKIREKI」
- 歌 - LAST ALLIANCE
- エンディングテーマ「8AM」
- 歌 - coldrain
- 第3期
- オープニングテーマ「夜間飛行」
- 歌 - 忘れらんねえよ
- エンディングテーマ「ブチコメ!!」
- 歌 - シクラメン
- 挿入歌「Weight of my pride」
- 歌 - Pay money To my Pain
各話リスト
Round76はテレビ未放送、DVD第25巻にのみ収録。ファミリー劇場、日テレプラス、アニマックス、キッズステーションではRound76まで放送。
放送局
![]() | プロジェクト:放送または配信の番組#放送に基づき、本放送期間内の放送局および配信サイトのみを記載しています。 |
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舞台
タイトルは『リアルファイティング「はじめの一歩」The Glorious Stage!!』。2020年1月31日から2月9日まで品川プリンスホテル ステラボールで公演した。演出・脚本はアニメで幕之内一歩の声を務めた喜安浩平が担当。
関連作品
要約
視点
ゲーム
- はじめの一歩 THE FIGHTING!(1997年、講談社、PS作品)
- はじめの一歩 VICTORIOUS BOXERS(2000年、ESP、PS2作品)
- ハードパンチャー はじめの一歩 THE FIGHTING!(2001年、タイトー業務用作品、パンチングマシン)
- はじめの一歩 THE TYPING!(2001年、バンプレスト、Windows用作品、タイピングソフト)
- はじめの一歩 VICTORIOUS BOXERS CHAMPIONSHIP VERSION Playstation 2 the Best(2002年、ESP、PS2作品)
- はじめの一歩 THE TYPING! 2nd Step (2002年、バンプレスト、Windows用作品、タイピングソフト)
- ハードパンチャー はじめの一歩2 王者への挑戦(2002年、タイトー業務用作品、パンチングマシン)
- はじめの一歩 THE FIGHTING!(2002年、ESP、GBA作品)
- はじめの一歩(2003年、コナミ、携帯電話用ゲーム作品[210])
- はじめの一歩 ALL☆STARS(2004年、ESP、PS2作品)
- はじめの一歩2 VICTORIOUS ROAD(2004年、ESP、PS2作品)
- はじめの一歩 THE FIGHTING!(2006年、講談社/インタラクティブブレインズ、携帯電話用ゲーム作品[211])
- はじめの一歩 Revolution(2007年、AQインタラクティブ、Wii作品)
- はじめの一歩 THE FIGHTING! PORTABLE VICTORIUS SPIRITS(2007年、ESP、PSP作品) - 西本英雄のルポ漫画『もう、しませんから。』では森川ジョージと西本英雄の対戦用にキャラクターを変えた特別バージョンが製作された。
- 『もしもジョーと一歩が戦っ たら!!』週刊少年マガジン創刊50周年特別企画の一環で制作されたボクシングゲームシステム。これを使用して夢の対決が実施された。(記事用に制作されたもので、一般非公開)
- はじめの一歩 THE FIGHTING! DS(2008年、ESP、DS作品)
- はじめの一歩 THE FIGHTING!(2010年、ダーツライブゲームズ、携帯電話/スマートフォン用ゲーム作品)(前述・後述の同タイトルとは異なる)※モバゲータウン(後述のMobage配信のTHE CHAMPIONS!とは異なる)
- PCブラウザゲーム版 はじめの一歩 THE FIGHTING!(2011年、ダーツライブゲームズ(現在のアルグラフ))※Yahoo!モバゲー・mixiゲーム・TSUTAYAオンラインゲーム(全て同内容。前述のタイトルとは異なる)
- モバイルゲーム版 はじめの一歩 THE CHAMPIONS!(2012年、ダーツライブゲームズ(現在のアルグラフ)、携帯電話/スマートフォン用ゲーム作品)※Mobage・GREE・dゲーム(全て同内容)
- はじめの一歩(2014年、バンダイナムコゲームス、PS3作品)
DVD・Blu-ray・CD
DVD、Blu-ray、CDともにバップが発売している。
- DVDは現在第1期は全25巻、DVD-BOX2巻、TVスペシャル、OVAが各1巻、第2期New Challengerは全9巻をそれぞれ発売。第3期RisingはDVD-BOX、Blu-ray BOXをそれぞれ2巻ずつ発売予定。
- CDはオープニング、エンディングのほか、サウンドトラックなどが収録された「first KO」、「FINAL ROUND」、「はじめの一歩 New Challenger オリジナル・サウンドトラック」、「はじめの一歩 Rising オリジナル・サウンドトラック」が発売されている。
また、1996年には講談社からドラマCDが発売された。
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その他
- 『週刊少年マガジン』2008年16号と、『週刊少年サンデー』2008年16号の表紙と並べると、幕之内一歩が、『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンと握手をするイラストとなる(両誌の創刊50周年を記念したコラボレーション企画)。
- 『週刊少年マガジン』2008年30号では、『あしたのジョー』の主人公・矢吹丈と、幕之内一歩がコンピューターのシミュレーション上で試合をする特別企画が掲載された。両者の能力値などは同階級になるように調整の上、『あしたのジョー』の作者ちばてつやと、森川ジョージの監修をうけ設定されている。結果、5ラウンドで一歩のKO勝ち。その後も同様の設定で100試合行われたが、一歩が57勝し勝ち越している。
- 2009年、連載20周年を記念して単行本90巻を全国の小中学校100校に寄贈するプレゼントがあり、応募資格は、教師のみであった。
- PC用のブラウザゲーム『はじめの一歩 THE FIGHTING』と同じくPC用のブラウザゲーム『あしたのジョー〜あしたのために〜』がコラボキャンペーンを2013年11月18日 - 12月5日に行い、双方の登場人物がイベントボスとして登場した。
- iOS向けゲームアプリ『ラーメン魂』で、アニメ『はじめの一歩 Rising』とのコラボレーションイベントを実施した。イベント実施期間は、前半「幕之内一歩」編が1月23日 - 1月30日、後半「鷹村守」編が1月30日 - 2月6日の期間、開催。
- 単行本50巻前後から、週刊連載での休載・減ページの頻度が高くなっていく。一話あたり13ページ以下の場合も多くなり、Round556「勝利の余韻」、Round881の「笑うボクサー」は全9ページである。雑誌に「ここまでしか掲載できません」と謝罪ページが載ることもあった。『週刊少年マガジン』の連載漫画『もう、しませんから。』では、ゲスト出演した先輩漫画家の塀内夏子に「『マガジン』見ると一番に『一歩』チェックするんだよ。今週は何ページ描いてるかな?って」と皮肉られている。
- 読者からの「引き延ばし」という指摘に対しては「昔の長期連載の限界のイメージの突破が重なって現在の長期連載の傾向に至っている」「『引き延ばし』という嘲笑は漫画家の努力と挑戦で覆せる」という趣旨の発言をしている[212]。
脚注
関連項目
外部リンク
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