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アルゼンチン共和国杯
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アルゼンチン共和国杯(西: Copa Republica Argentina[3][4])(アルゼンチンきょうわこくはい)は、日本中央競馬会 (JRA) が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走 (GII) である。


概要
日本とアルゼンチンの友好と親善の一環として、1963年にアルゼンチンジョッキークラブから優勝カップの寄贈を受け「アルゼンチンジョッキークラブカップ」の名称で創設された[5][6]重賞競走。その後、1974年にアルゼンチンの競馬がジョッキークラブから国の管轄へ移管されたことに伴い、1975年から現名称となった[5][6]。日本における国際交換競走としては最古のもので、一方のアルゼンチン側ではパレルモ競馬場(アルヘンティノ競馬場)において「クラシコハポン (Clasico Japon)」という交換競走が行われている[7]。
第1回は5月に東京競馬場の芝2300m、別定重量の条件で行われたが、その後距離や競走条件は幾度かの変遷を経て、1984年(昭和59年)のグレード制導入とそれに伴う重賞格付け全面見直しの際、それまで年2回施行されていた目黒記念の秋の競走が廃止される代替として施行時期を目黒記念(秋)が行われていた11月に繰り下げ、4歳(現3歳)以上の馬によるハンデキャップ競走として東京競馬場の芝2500mで施行されるようになった。また、格付けは目黒記念と同じGII、1着賞金も目黒記念と同額に設定された[8]。
→「目黒記念 § 概要」も参照
外国産馬は1972年から1983年、および1990年以降出走が可能になった[8]。地方競馬所属馬は1998年から出走可能になり、2005年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[8]。
競走条件
以下の内容は、2024年現在[1][2][9][10]のもの。
出走資格:サラ系3歳以上
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(2頭まで)
- 外国調教馬(優先出走)
負担重量:ハンデキャップ
賞金
2024年の1着賞金は5700万円で、以下2着2300万円、3着1400万円、4着860万円、5着570万円[1][2]。
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歴史
要約
視点
- 1963年 - 4歳以上の馬による重賞競走として「アルゼンチンジョッキークラブカップ」の名称で創設、東京競馬場の芝2300mで施行[8]。
- 1964年 - 出走条件を「5歳以上」に変更[8]。
- 1972年 - 混合競走に指定され、外国産馬が出走可能になる(1983年まで)[8]。
- 1975年 - 名称を「アルゼンチン共和国杯」に変更[8]。
- 1984年 - グレード制導入に伴い、GII[注 1]に格付け。
- 1990年 - 混合競走に再指定され、再び外国産馬が出走可能になる[8]。
- 1998年
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳以上」に変更。
- 2005年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる[8]。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIに変更[8]。
- 2009年
- 2010年 - 「アルゼンチン共和国建国200周年記念」の副称をつけて施行[8]。
歴代優勝馬
コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
競走名は第12回まで「アルゼンチンジョッキークラブカップ」[8]。
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脚注・出典
外部リンク
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