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エルウェーウィン
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エルウェーウィン(欧字名:L-Way Win、1990年2月24日 - 2016年4月7日)は、アイルランドで生産された日本の競走馬、種牡馬[1]。
![]() | この記事は「旧馬齢表記」が採用されており、国際的な表記法や2001年以降の日本国内の表記とは異なっています。 |
1992年の朝日杯3歳ステークス(GI)優勝馬である。その他の勝ち鞍に、1996年のアルゼンチン共和国杯(GII)。
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戦績

1992年10月18日、京都芝1600メートルの新馬戦に出走し、岸滋彦を背にハナ差で初勝利。次走京都3歳ステークスはマルカツオウジャとの同着となり、連勝でGI朝日杯3歳ステークスへと駒を進める。もみじステークス、デイリー杯3歳ステークスを連続レコード勝ちのビワハヤヒデが圧倒的1番人気を集める中、エルウェーウィンは3番人気に支持され、レースでは岸がビワハヤヒデを選択したため代打騎乗となった南井克巳の手綱により、ビワハヤヒデをハナ差抑えて優勝、JRA賞最優秀3歳牡馬にも選出された。
4歳を迎えた1993年は内臓疲労[3]、脚部不安により長期休養を強いられ、秋に帰厩[4]。11月のトパーズステークスで復帰しトーワナゴンの2着としたのち、有馬記念に出走するがトウカイテイオーの13着に終わる。これ以降、マイルから中距離のレースに出走し、マイラーズカップ3着など好走も見せたが勝ち切るには至らず、レースを重ねるに連れ掲示板を外す回数が増えるようになった。
7歳となった1996年11月、アルゼンチン共和国杯に出走することになったが、この日の東京競馬場ではナリタブライアンの引退式が行われ[5]、ナリタブライアンの主戦騎手で引退式に参加していた南井が久しぶりに騎乗した[5]。エルウェーウィンは18頭立ての14番人気であったものの差し脚を見せて最後はトウカイパレスを抑え、朝日杯3歳ステークスから1434日、3年11か月ぶりとなる勝利を果たす[6][7]。これは中央競馬 (JRA) の当時の最長重賞勝利間隔記録でもあった[7][注釈 1]。 次走は有馬記念に出走するが、サクラローレルの13着。明け8歳となった1997年3月のオープン特別ブラッドストーンステークスでは勝利を収めるが、脚部不安を発症。9歳となった翌年に復帰するが、7戦して1度も掲示板に乗れないまま引退、種牡馬入りすることが決まった。
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競走成績
要約
視点
以下の内容は、netkeiba.com[8]、JBISサーチ[9]に基づく。
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引退後
種牡馬入りしたものの活躍馬を出せないまま種牡馬登録を抹消され、はじめはオーナーの雑古とつながりがあった越田牧場で功労馬として繋養[6][10]、のち2010年4月に北海道浦河町のうらかわ優駿ビレッジAERUに中山大障害優勝馬ケイティタイガーとともに移動[11]。2011年3月からは[12]同年4月にオープンする乗馬クラブ及び引退馬牧場のホースガーデンしらおいで余生を送っていたが、2016年4月7日に病気のため死亡した[2]。
血統表
エルウェーウィンの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ニジンスキー系 |
[§ 2] | ||
父 Caerleon 1980 鹿毛 |
父の父 Nijinsky II1967 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Flaming Page | Bull Page | |||
Flaring Top | ||||
父の母 Foreseer1969 黒鹿毛 |
Round Table | Princequillo | ||
Knight's Daughter | ||||
Regal Gleam | Hail to Reason | |||
Miz Carol | ||||
母 Rustic Lace 1981 芦毛 |
Rusticaro 1975 芦毛 |
Caro | *フォルティノ | |
Chambord | ||||
Rustica | Ribot | |||
Ruthin | ||||
母の母 Lacy Brief1973 鹿毛 |
Roi Dagobert | Sicambre | ||
Dame d'Atour | ||||
Mizzen | New Providence | |||
Reply F-No.4-g | ||||
母系(F-No.) | (FN:4-g) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Bull Page4×5 | [§ 4] | ||
出典 |
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脚注
参考文献
外部リンク
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