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イナズマイレブン アレスの天秤
イナズマイレブンシリーズ5作目となるOLM制作の日本のテレビアニメ ウィキペディアから
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『イナズマイレブン アレスの天秤』(イナズマイレブン アレスのてんびん)は、OLM制作の日本のテレビアニメ。2018年4月6日から9月28日までテレビ東京系列で放送された[1]。「イナズマイレブンシリーズ」のテレビアニメとしては5作目となる。「明日人編」と呼称されることもある[2]。
キャッチコピーは「てっぺん目指すぜ!超次元サッカー試合開始(キックオフ)!!」[3]。
総監督・原案・シリーズ構成の日野晃博によると、「アレスの天秤」というタイトルは、軍神アレスと人の力量をはかる天秤をかけ合わせみたといい、「コイツは何で戦えるのか?」と、人の価値や能力を量って見極めようとするプログラムのイメージであったという[4]。
2018年8月26日に行われた『イナズマイレブンフェス2018+日本代表発表会』で続編『イナズマイレブン オリオンの刻印』が発表された[5][6]。
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概要
1作目『イナズマイレブン』で雷門イレブンがフットボールフロンティアで優勝した後、ストーリーが「脅威の侵略者編」へ進まなかったパラレルワールドとなっている[7][8][注 2]。そのため、物語の分岐でパラレルワールドの分かれ目となるもう一つの第27話『イナズマイレブン Reloaded』が2018年1月21日にイベント上映された[9]。
本作はシリーズ初となる複数主人公方式となっている[8]。日野によると、主人公を3人にしたのはせっかく『イナズマイレブン』を新しく作るなら、今までにない試みをしてみたいと思ったからだという[10]。なお、従来のシリーズ通りメインキャラクターを3人にすることは当初から決まっていた[10]。
前作『イナズマイレブンGO ギャラクシー』に続いてアイキャッチはAパートのみとなっており、本作からはオープニングコールと提供読みと次回予告の締め台詞である「これが超次元サッカーだ!」が廃止されている。これまでのシリーズと同様に、次回予告後に作中のセリフを用いた「今日の格言」が紹介される[11][注 3]。
日野は、本当はもっとしっかり修行シーンを描きたいが、他にも描きたいドラマがあるので泣く泣く削っているとシリーズ10周年を記念したインタビューで語っており[12]、一つ一つの試合をもう少ししっかり掘り下げたったが、限られた尺の中でたくさんの選手たちを見せたいというが気持ちがあり、そこがジレンマであったと『アニメージュ』2018年10月号のインタビューで本作を振り返っている[13]。
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沿革
2016年7月27日に制作発表されたゲームと共にテレビアニメ化が決定しており、同時点では2017年夏放送開始と発表されたが[7]、2017年3月27日に同年10月へと変更[14]、8月19日に2018年春と変更が発表された[15]。
2018年1月21日にサイトがオープンし、キービジュアルが公開された[1][16]。
テレビ放映に先駆け、2018年1月21日開催のイベント『イナズマイレブン大復活祭』で第1話と第2話を特別編集した「旅立ちの特別編」が上映された[9]。
番組初回となる2018年4月6日に「待望のキックオフ!爆熱1時間スペシャル」として放送され、ナレーションは有本欽隆が担当した[注 4]。
第12話までの総集編が2018年6月26日に『15分でわかる『イナズマイレブン アレスの天秤』特別総集編』のタイトルでYouTubeで配信され[17]、第26話までの総集編が続編『オリオンの刻印』第14話で放送された。
2018年8月26日に行われた『イナズマイレブンフェス2018+日本代表発表会』で続編『イナズマイレブン オリオンの刻印』が発表された[5][6]。
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プロモーション
要約
視点
パイロットフィルム
キャストはいずれも本作と同様であるが、パイロットフィルム第2弾のみ坂野上昇役を沢城みゆきが担当している[注 5]。テーマソングはpugcat'sの「てっぺんへダッシュ!」が使用された[7]。
- ゲーム&アニメーション パイロットフィルム
- 2016年7月27日に開催された『LEVEL5 VISION 2016 -NEW HEROES-』で公開[7][19][20]。
- 「イナズマイレブン アレスの天秤」超新作映像「フットボールフロンティア編」
- 2017年3月24日に配信された『イナズマウォーカー Vol.4』で公開[21]。
スタッフ(パイロットフィルム)
プロモーション番組
『イナズマウォーカー』は、本作の情報などを提供するレベルファイブ製作のプロモーション番組。ニコニコ生放送・YouTube Liveで2016年9月30日から2018年4月5日まで毎月1回配信された[22]。MCは日野晃博(レベルファイブ代表取締役社長/CEO)、もーちゃん(レベルファイブ社員)[22]。旧作のキャラクターが登場し、本作に繋がるストーリーを描くオリジナルアニメ『イナズマイレブン アウターコード』の放送や視聴者が本作の内容をニコニコ生放送内のアンケート機能を用いて投票により決定していくコーナー「アレスの天秤を決めるのは君だ!」、旧作のアニメのオーディオコメンタリーなど、様々な企画が展開された[22]。2018年4月6日より『週刊イナズマウォーカー』としてリニューアル。
主題歌(プロモーション番組)
- 「燃えてきたぜ!」
- pugcat'sによるエンディングテーマ。作詞は高木真司、作曲・編曲は菊谷知樹による。
配信リスト
Webアニメ
『イナズマイレブン アウターコード』は、『イナズマウォーカー』内で2016年11月4日から2017年8月19日に配信された本編前日譚にあたるオリジナルWebアニメ。同番組内で配信後、1ヶ月後に公式サイトでも配信[23]。日野によれば、本編を楽しんでもらうために過去のファンにパラレルワールドになった理由や経緯をフォローするための作品で、本編が始まる前に過去のファンをしっかり掘り起こしたいという思いがあり、メインストーリーでは描かれないような物語を作ってみようというコンセプトになっているという[24]。そういったことから、気軽に観られるようにという理由でWeb配信となっている[24]。
スタッフ(アウターコード)
各話リスト(アウターコード)
漫画(アウターコード)
『イナズマイレブン アウターコード アンソロジー』のタイトルでマンガワンで2018年11月2日から12月6日まで連載された。原作/監修はレベルファイブ、漫画は赤佐たな、うみのまや、木梨はるか、桜井ゆの、桜庭ゆい、とりこぼ縞屋。オリジナル描き下ろし短編・イラストを収録した単行本が12月12日に発売された[25]。
- レベルファイブ(原作/監修)・赤佐たな、うみのまや、カスカベアキラ、木梨はるか、桜井ゆの、桜庭ゆい、寺岡さこ、とりこぼ縞屋、三上骨丸(漫画)・カスカベアキラ(表紙)・COMTA、幸路(イラスト) 『イナズマイレブン アウターコード アンソロジー』 小学館〈裏少年サンデーコミックス〉
- 2018年12月17日発行(2018年12月12日発売[26])、ISBN 9784091287502
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あらすじ
![]() | この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
フットボールフロンティアでの雷門中優勝により、少年サッカーは日本中で人気を集めるようになる。やがてサッカーチーム運営の要件として、「スポンサード」と呼ばれる、大規模な資金を有するスポンサーが付かなくてはならなくなった。 ゆえに、スポンサーの付かない学校は試合観戦における集客が見込めなくなり、資金不足によって廃部に追い込まれるようになっていった。
孤島・伊那国島にある伊那国中のサッカー部にもその影響は及ぶこととなる。ある日、伊那国中校長の判断により廃部が決定し、サッカーグラウンドが撤去されることとなった。 伊那国中2年生の稲森明日人は撤去を阻止しようとするが、簡単に解決できる話ではなかった。その代わりに校長が「本土にある雷門中へ転入し、フットボールフロンティアで1勝すればサッカーを続けられる」という話を勧める。 故郷の島を離れることに戸惑うサッカー部の面々だったが、自分たちのサッカーを取り戻そうと決心して本土へと渡り、雷門中に転入。「フットボールフロンティアで1勝し、スポンサー獲得」を目指す。
フットボールフロンティアに出場する明日人たちは新生・雷門中として予選1回戦で星章学園と対戦。星章学園1年生・灰崎凌兵は伊那国イレブンの秘めた実力に狂笑する。一方で客席から王帝月ノ宮中の2年生・野坂悠馬は伊那国イレブンのプレーを眺めていた。
明日人、灰崎、野坂。それぞれがサッカーにかける想いとは。 「てっぺん」を目指す少年たちの、熱き青春サッカードラマが幕を開けようとする。
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登場人物
→詳細は「イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印の登場人物」を参照
用語
- イレブンバンド
- 選手に義務づけられているバンドで、選手の運動量を測ったり、試合中に監督の指示を受けることができる。
- タカラトミーから発売された実際の玩具は、LED液晶画面内蔵のリストバンドで時計機能や活動量計測(歩数計)としての機能があり、イレブンライセンスやタッチポイントやイレブンタッチやアーケードゲーム、貯めたポイントでゲームとの連動も可能[27][28][29]。
- イレブンライセンス
- 選手たちの持つIDカード。ロッカー、試合観戦のカードキーにもなっている。また登録された写真はプレカ(プレイヤーズカード)にも流用される。
- タカラトミーから発売された実際の玩具は、NFCが搭載されており、イレブンバンドやタッチポイントやイレブンタッチ、ゲームやアーケードゲームとの連動が可能[27][28][29]。また、トレーディングカードゲームのゲーム内でも使用が可能である[27]。
- スポンサード
- サッカー人気のために新たに加えられた制度。それぞれの中学サッカー部には1つのスポンサーがついている。運営には膨大な資金が必要で、スポンサーがつくことで資金援助を受けている。スポンサーがつくと大規模な公式試合の管理、選手の練習や健康管理などを運営している。また、スポンサーがついていないとそのサッカー部は廃部になってしまう。
- サッカー強化委員
- スペインの優勝チームであるバルセロナ・オーブとの親善試合で敗北した旧雷門イレブンが、日本中のサッカーチームを強くするためにマネージャーも含め全国の中学校に派遣され指導する。派遣先は少年サッカー協会の候補を元に本人の希望を入れて決定している[30]。全員違う学校へ派遣されているが、マネージャーは別枠となっている[31]。所属チームの試合に出場することもできる。遠方に派遣された強化委員は学生寮か少年サッカー協会が用意したマンションに住んでいる[4]。
- フットボールフロンティア[注 6]
- 少年サッカーの全国大会。前作の地区予選大会はトーナメント方式となっていたが、本作ではリーグ戦と変わっており、各ブロック16校に割り振られ、15校の内ランダムで6試合を行い、勝ち点が多い上位2位までが本戦トーナメントへ進出できる。勝ち数が同点だった場合、試合での得点数によって決まる。また、女子選手の参加も認められている。
- 本戦トーナメントは総勢32校が出場、2つのトーナメントブロックに分かれて試合が行われる。フットボールフロンティア大会規定として、スポンサーが必要、イレブンライセンス・イレブンバンドが用意される、条件が整えば大会中でも他チームへの編入が可能、対戦相手が棄権した場合でも不戦勝とはならない、部員が足りなくても参加申請が可能といったことが挙げられている[33]。
- アレスの天秤(アレスシステム)
- 月光エレクトロニクスが運営する新世代の人間を生み出す特殊なコンピュータを使用した教育プログラム。児童施設「英才こどもセンター」で幼少期からDNA分析によってその人物に一番合った教育を施し、優秀な人間を作り出すというプログラムだが、システムに背くと適合性が合わなくなる。また、試運転時点で感情を失う、使用される薬品で脳腫瘍を発症するといった人体を蝕む問題点がある。刑期が短くなる代わりにアレスに協力する「アレス更生プログラム」というものがある[4]。
- オーバーライド
- 必殺技を複合させることで新たな必殺技を生み出す。旧作に登場したシュートチェインと似ているが、シュートチェインとは違い、こちらはシュート技以外にも使える[4]。
- 必殺タクティクス
- チームのフォーメーションで行う戦術面の必殺技。
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制作
要約
視点
経緯
総監督・原案・シリーズ構成の日野晃博は、前作『イナズマイレブンGO ギャラクシー』が終わって1年後くらいから、復活のチャンスを狙っていたといい[34]、新しいシリーズを作りたいと思ってプロットをずっと書き続けていた[35]。
没企画の一つとして、「先輩選手の力を憑依させて戦う主人公の物語」で、「伝説のプレイヤーを憑依させて戦うものの、素の自分は弱い」というジレンマを抱える主人公のドラマを作っていた[34]。理由として、新しくストーリーを作る際に「もはや雷門は最強」であることが一番ネックになったことや「弱っちいヤツが頑張って努力して強くなるところ」が『イナズマイレブン』シリーズの魅力であることから、何らかのリセットが必須だったといい、円堂たち雷門イレブンを魔王みたいな存在にして、打倒雷門で頑張る主人公たちの話にしていたという[34]。あらすじと設定などを企画書にまとめてキャラクターデザインの長野拓造とキャラ設定を作っていく段階までされていたが、それだと往年のファンは新主人公側と円堂側にどちらに思いを注げばいいのか戸惑ってしまうことや「汗をかいて大きくなろうともがく少年たちの姿を描かないと『イナズマ』ではないぞ」と思い、それまで進んでいた企画を没にしたという[34]。
過去作の主人公である円堂や天馬が相当なことをやり尽くしたことから次はどういったストーリーにするか定まらず、しばらく寝かせる形にしていた[35]。しかし、当時ファンであった子供たちが成長し、レベルファイブに新しく入るスタッフが同シリーズのファンであったり同シリーズを作りたくて面接を受ける就活生が多くなり、同シリーズへの愛を語る新人スタッフの姿を見て、改めて『イナズマイレブン』というコンテンツのすごさを再認識したという[35]。そんな中で2018年はFIFAワールドカップの開催年であることから、同シリーズを復活させるならこのタイミングがベストだと思ったという[35]。
物語上、雷門中は名門校となっており、新しいメンバーでもう一度優勝を目指すという展開は燃えるのかが最大の悩みであった[35]。雷門中以外の学校を主人公にするプロットも捉えていたが、あるタイミングで田舎の島に暮らす子供たちが雷門中に編入して新たなスタートを切るという本作の物語の柱を思いつき、コンセプトが決まってからはストーリーもどんどん思い浮かんだという[35]。キャラクター作りは主人公たちが一番難航したといい、灰崎と野坂の2人は本作のおおまかな展開を決めてから新たに作ったという[35]。伊那国・雷門中のメンバーは、プロットの段階で魅力的なキャラクターが出来上がっており、そこから流用したケースも多いという[36]。
キャラクターデザイン
旧作と比べてキャラクターの頭身が上がっているのが特徴的で、これは本作が大人っぽくシリアスなドラマが展開されることや、幅広い層に観てほしいという日野の判断であり、「特に野坂は、今回の頭身じゃないと表現するのが難しいと思います」と述べている[37][30]。また、旧作のキャラクターの一部は、髪型がアレンジされている[38]。
キャラクターデザインの長野拓造によれば、明日人のデザインは一番最初に考えて完成第1号となったキャラクターであったが、主人公ということで円堂や天馬を意識してしまったことから一番苦労したという[39]。そっちに引っ張られたりなんとか離そうと試みたがやっぱり変だなと思ったりと試行錯誤の繰り返しであった[39]。明日人次第で他の新キャラクターたちの調整具合が変わってくることから非常に難航したキャラクターであったという[39]。円堂や天馬が主人公として完成されたイメージだったので、明日人は「これが主人公でいいのかな…」という気持ちがあった[12]。主人公としてイメージが弱く、もうちょっと主人公として突き抜けたものが欲しかったというが、アニメで動く姿を観て「これでよかったのかも」と思い始めてるという[12]。
灰崎は主人公がこんな表情をしていいのかというのと、鬼道の立ち位置と被ってしまうのではないかと懸念しており、前作のキャラクターに引っ張られすぎて調整を繰り返してたことからかなり悩んだという[40][41]。また、鬼道がデザイン的にインパクトが強く、最初の強敵として見栄えしないんじゃないかと不安を感じていたという[41]。その一方で表情や感情が想像しやすく、日野の指示も分かりやすかったことからしっくり来たキャラクターであるとも述べている[41]。
野坂は灰崎と違って表情をなくしてほしいと言われたのが難しかったという[41]。西蔭とのセット感が好きで対になる形で考えており、どちらも考えが読みにくいが西蔭の方は喋らせるタイプにしようとイメージを決めたらつくりやすかったという[41]。
設定
旧作でエイリア学園として登場したキャラクターは永世学園として登場しており、故人となっていた吹雪アツヤや吉良ヒロトが生存している[42][43][44]。日野によると、パラレルワールドにしたのは、これまでのファンに観たいと思えるものを作りたいと考えた一方で、新しく作るには『イナズマイレブン』を知らない子たちが観て分からないものにしたくなかったといい、両者が納得して面白いと思えるものをじっくりと考えた結果、パラレルワールドという設定にたどり着いたという[45]。
各学校のサッカー部には、資金援助をするスポンサーがつく「スポンサード」という制度が採用されている[7]。この設定のきっかけとして、『イナズマイレブン』の世界は、少年サッカーがすごい人気になったんだったら、さすがにスポンサーもあるんじゃないかと思ったといい、誰もが見たくなる娯楽だったら、それを宣伝媒体として使うのは当たり前なので、スポンサー制度はありだよねという話になった[10]。キャラクターやチームの個性をより明確にするために作ったといい、選手たちのイメージをより膨らませる人格になっているという[45][24]。また、ユニフォームの胸にスポンサーのロゴがプリントされることで、よりリアルなスポーツの雰囲気や臨場感が出せるようになる効果も狙っている[45]。
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主題歌
- 「てっぺんへダッシュ!」[46]
- pugcat'sによるオープニングテーマ。作詞は高木真司、作曲・編曲は菊谷知樹による。再放送版および第1話・第2話分割放送では第1話、第2話ともにオープニングは無し。第26話では挿入歌として使用。
- 歌詞にある「てっぺん目指そう」は、第21話以降とリンクするようになっている[47]。
- 「恋する乙女は雨模様」[48]
- alomによるエンディングテーマ。作詞・作曲はつんく、編曲は菊谷知樹による。第26話では挿入歌として使用。
- 映像は日野のアイディアメモから長野がデザインを手がけ、それを元にOLMのアニメスタッフがイラストを仕上げてレベルファイブのCGチームが動かしている[30]。
- 「立ち上がリーヨ(リローデッドVer.)」
- pugcat'sによる第23話の挿入歌。作詞・作曲は山崎徹、編曲は菊谷知樹による。T-Pistonzの楽曲のカバーで、OVA『イナズマイレブン Reloaded』のオープニングテーマとしても使用されている。
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各話リスト
要約
視点
各話サブタイトルや提供クレジットは、稲森明日人役の村瀬歩が読み上げる[注 7]。
今日の格言
- 第1話、第2話「サッカーはいなくならない 自分が必要とする限り、サッカーはそこにある。」(稲森明日人)
- 第3話「ご飯はみんなで 食べるのがおいしい!」(海腹のりか)
- 第4話「進むべき道が 前に見えないなら、反対側を見ろ」(豪炎寺修也)
- 第5話「どんなに苦戦を 強いられようと、最後に勝つのは俺たちだ」(鬼道有人)
- 第6話「ゴールに向かって、11人の心がひとつに繋がりあう それが『連携』だ」(野坂悠馬)
- 第7話「ちゃんと目ぇ開けてみろ 見えてくるぜ、勝利への道が」(灰崎凌兵)
- 第8話「一生懸命頑張れば 引き寄せられる!お宝だって勝利だって!」(海腹のりか)
- 第9話「人生にイージーモードは ないんですよ」(趙金雲)
- 第10話「俺はマジに戦いたいんだ!目をギラつかせた、キモいあいつらとな!」(不動明王)
- 第11話「勝負する前に 気持ちで負けてちゃ ダメなんだ!」(稲森明日人)
- 第12話「人はどこにだって行ける!努力次第でな!」(万作雄一郎)
- 第13話「人には絶対に 負けられない瞬間がある。だとすれば、それが今だ!」(灰崎凌兵)
- 第14話「目標にすべきものが、必ずしも上にいる 存在だとは限らない」(水神矢成龍)
- 第15話「本当に大事なことは、勝つか負けるかじゃない。負けることで得られるものもある」(亜風炉照美)
- 第16話「思い通りにならなくたって みんなで前に向かって行くのが サッカーだ!」(稲森明日人)
- 第17話「最後に決めるのが エースストライカーだ!」(吹雪アツヤ)
- 第18話「特訓にかけた 情熱は裏切らねぇ!」(剛陣鉄之助)
- 第19話「逆境とは自らを鍛える 最高のチャンスだ」(砂木沼治)
- 第20話「思いをひとつに、仲間たちと高い場所を目指す それがサッカーだ!」(基山タツヤ)
- 第21話「努力し続ければ、いつかは認められる」(神門杏奈)
- 第22話「お前はお前なりの キャプテンでいい」(円堂守)
- 第23話「お前たち、またサッカーやろうぜ!」(円堂守)
- 第24話「自分の道を 切り開くことができるのは、誰でもない、自分自身だ」(野坂悠馬)
- 第25話「サッカーは誰かを 負かすためにやるんじゃない!思いをつなげるためにやるんだ!」(稲森明日人)
- 第26話「本当の男ってもんはな、ここぞって時に決めるもんだ」(剛陣鉄之助)
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放送局
![]() | 表の記載方法は、WP:JPE/Bに従ってください。 |
再放送
東名阪のみ放送。なお、初回1時間スペシャルで放送しなかったため、第2話のみ7日遅れの放送になったが、第3話以降は遅れが解消された[注 13]。
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BD / DVD BOX
CD
Web番組
『週刊イナズマウォーカー』のタイトルでニコニコ生放送・YouTube Liveでテレビアニメ放送日に配信された。MCは日野晃博(レベルファイブ代表取締役社長/CEO)、もーちゃん(レベルファイブ社員)[57]。公式ハッシュタグは「#イナズマイレブン」[57]。当初は19:00配信であったが、5月25日配信分以降は22:30より配信[57]。8月24日配信分はイベント『イナズマイレブンフェス2018+日本代表発表会』の準備のため休止[58]。
2018年6月23日・24日に『次世代ワールドホビーフェア '18 Summer』内で『出張イナズマウォーカー』が開催された[59]。23日・24日両日のゲストは寺崎裕香(日和正勝 役)、23日のゲストは花江夏樹(奥入祐 役)、村瀬歩(稲森明日人 役)、24日のゲストはおおばあつし(漫画版作者)[59]。
漫画
要約
視点
レベルファイブと小学館のクロスメディアプロジェクトで、『月刊コロコロコミック』は雷門の稲森明日人、『サンデーうぇぶり』は星章学園の灰崎凌兵、『マンガワン』は王帝月ノ宮の野坂悠馬がそれぞれ主人公となり、それぞれの物語が描かれる[60]。小学館が、一つの作品を3媒体で並行連載するのは初めての試みになるという[60]。マンガワンで連載予定であった野坂が主人公の漫画は2018年7月の時点では同年秋開始予定となっていたが[61]、その後の情報がなく、現状が不明となっている。
- イナズマイレブン アレスの天秤
- 作者はおおばあつし、原作・監修はレベルファイブ。『月刊コロコロコミック』2018年2月号から2019年10月号まで連載された[62]。イナズマイレブン プロジェクト第1弾、コロコロミック40周年プロジェクト「4ヶ月連続 4HERO新連載!!」第1弾となる[63]。
- おおばによると、アニメには旧作のキャラクターが登場することから旧作からのファンに向けた作品でもあるが、本作は旧作を知らない現在の読者に向けて描かなくてはいけないことから、旧作のキャラクターの描き方には苦労したという[64]。おおば自身も当時からファンであり、ファンの立場で旧作のキャラを描くとそのキャラを知らない読者にはどんなキャラなのか伝わらないと思ったといい、「円堂ってスゴいやつだけど、当然知ってるよね?」といった描き方が出来ないので、自分の視点を忘れてリセットするのは難しかったという。とりわけ帝国戦の話はものすごく揺れたところであったといい、「帝国の複雑な事情やキャラの魅力はわかってるんだけど、帝国を完全なヒール(悪役)にしないと物語が1話にまとまらない。コロコロで描く上で分かりやすい悪役像に徹してもらうなんとか収まった形です」と述べている[64]。また、単行本で明日人が不動たちにセリフを伝えるシーンを加筆しようかと悩んだが、尺の都合とヒール感が薄まるという理由で入れることが出来なかったという[64]。
- おおばあつし(著者)・レベルファイブ(原作・監修) 『イナズマイレブン アレスの天秤』 小学館〈コロコロコミックス スペシャル〉、全4巻
- 2018年6月27日発行(2018年6月22日発売[65])、ISBN 9784091427502
- 2018年10月30日発行(2018年10月25日発売[66])、ISBN 9784091428080
- 2019年4月2日発行(2019年3月28日発売[67])、ISBN 9784091428950
- 2019年11月2日発行(2019年10月28日発売[68])、ISBN 9784091430908
- イナズマイレブン〜ペンギンを継ぐ者〜
- 作者はやぶのてんや、原作・監修はレベルファイブ。サンデーうぇぶりで2018年4月7日から12月22日まで連載された[69]。略称は「イナペン」[70]。
- やぶのが最初に企画書を貰ったときは『灰崎君と鬼道さん』というサブタイトルで、内容はキャラコメディで本作の番外編に近い感じであり、そこから日野と会議して今の形にまとまった[71]。少年誌とも文法が違っており、最初はコロコロのノリが抜けずに「ツッコミはいらないから!」と言われたという[72]。担当編集曰く「ツッコミがいないけど、やってることはちょっとシュールで面白い」といい、やぶの自身も読者層が上であることから、そういった作風でもいけるのではないかと自分でもびっくりするくらいに冒険しているという[71]。テレビアニメと同時に始まったことから、新キャラである灰崎や星章メンバーの動かし方が難しく、動かしやすい鬼道には話作りでお世話になったという[73]。
- やぶのてんや(著者)・レベルファイブ(原作・監修) 『イナズマイレブン〜ペンギンを継ぐ者〜』 小学館〈サンデーうぇぶりコミックス〉、全3巻
- 2018年8月29日発行(2018年8月24日発売[74])、ISBN 9784091286109
- 限定カード&DVD付き特装版[75]、ISBN 9784099430269
- 2018年12月17日発行(2018年12月12日発売[76])、ISBN 9784091287496
- 2019年2月17日発行(2019年2月12日発売[77])、ISBN 9784091288509
- 2018年8月29日発行(2018年8月24日発売[74])、ISBN 9784091286109
小説
『小説 イナズマイレブン アレスの天秤』のタイトルで小学館ジュニア文庫より2018年5月30日から10月26日まで発売。作者は江橋よしのり、総監督/原案・シリーズ構成は日野晃博、原作はレベルファイブ。内容はテレビアニメ版のノベライズ[61]。
- 江橋よしのり(著者)・日野晃博(総監督/原案・シリーズ構成)・レベルファイブ(原作) 『小説 イナズマイレブン アレスの天秤』 小学館〈小学館ジュニア文庫〉、全4巻
- 2018年6月4日発行(2018年5月30日発売[79])、ISBN 9784092312333
- 2018年8月1日発行(2018年7月27日発売[80])、ISBN 9784092312470
- 2018年8月29日発行(2018年8月24日発売[81])、ISBN 9784092312593
- 2018年10月31日発行(2018年10月26日発売[82])、ISBN 9784092312661
トレーディングカードゲーム
- イレブンプレカ
- タカラトミーから発売されているトレーディングカードゲーム。
- スターターデッキ
- 雷門Ver. - 2018年4月13日発売
- 星章学園Ver. - 2018年4月13日発売
- 王帝月ノ宮 & 帝国学園 Ver. - 2018年6月14日発売
- イナズマジャパン DXデッキセット - 2018年9月14日発売
- イナズマジャパン超次元集結セット 極Ver. - 2018年12月27日発売
- イナズマジャパン超次元集結セット 絆Ver. - 2018年12月27日発売
- 10VS10バトルパック - 2019年2月14日発売
- 拡張パック
- アレスの天秤編 第1弾 - 2018年4月18日発売
- アレスの天秤編 第2弾 - 2018年6月14日発売
- アレスの天秤編 第3弾 - 2018年8月9日発売
- オリオンの刻印編 第1弾 - 2018年11月14日発売
- オリオンの刻印編 第2弾 - 2019年2月14日発売
- オリオンの刻印編 第3弾 - 2019年6月15日発売
アーケードゲーム
- イナズマイレブンAC ドリームバトル
- タカラトミーアーツより2018年9月27日から2019年7月17日まで稼働されたトレーディングカードアーケードゲーム[29]。2019年1月31日より2人対戦モードによるプレイが搭載[83][84]。3月28日より選手交代を持つカードで選手交代が出来る機能が搭載[85]。7月18日より『イナズマイレブンAC オールスターズ』としてリニューアル[86]。
- リリース
- コラボレーション
- イナズマイレブンAC オールスターズ
- 『イナズマイレブンAC ドリームバトル』がリニューアルし、タカラトミーアーツより2019年7月18日から稼働されているトレーディングカードアーケードゲーム[86]。7月16日の第5弾をもって最終稼動弾となり、公式LINEとランキングのサービスも9月末で終了した[93]。
- リリース
- コラボレーション
アプリケーション
Web動画
舞台
『『イナズマイレブン アレスの天秤』THE STAGE〜疾風迅雷〜』のタイトルで2020年5月1日から5月31日までMixalive TOKYO Theater Mixaで公演予定だったが[106][107]、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、公演中止となった[108]。Mixalive TOKYO Theater Mixaで行われるこけら落とし公演3演目の一つとなる予定だった[106]。略称は「イナステ」[109]。脚本・演出は三浦香が[107]、スーパーリベロとして加古臨王、河合龍之介、瀬戸祐介、和久井大城がそれぞれ担当・出演予定だった[107]。
コラボレーション
『妖怪ウォッチ ぷにぷに』において、2018年7月1日から7月16日までコラボイベントを実施[110]。稲森明日人、灰崎凌兵、小僧丸サスケ、海腹のりか、氷浦貴利名。水神矢成龍が登場した[110]。また、10月16日から10月31日まで実施された同作の3周年を記念したイベント『3周年記念イベント〜レベルファイブオールスターズ〜』では、本作から野坂悠馬が登場した[111]。
関連書籍
脚注
参考文献
外部リンク
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