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イナズマイレブン オリオンの刻印
OLM制作のイナズマイレブンシリーズ6作目となるテレビアニメ ウィキペディアから
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『イナズマイレブン オリオンの刻印』(イナズマイレブン オリオンのこくいん)は、オー・エル・エム制作による日本のテレビアニメ。2018年10月5日から2019年9月27日までテレビ東京系列で放送された[1]。『イナズマイレブン アレスの天秤』の続編で[2][3]、「イナズマイレブンシリーズ」のテレビアニメとしては6作目となる。
キャッチコピーは「世界を驚かす覚悟はできたか。イナズマジャパン、ここに始動。」[4]。
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概要
2018年8月26日に行われた『イナズマイレブンフェス2018+日本代表発表会』にて発表された[5]、『イナズマイレブン アレスの天秤』の続編[2][3]。この作品をもって、『イナズマイレブン』から10年続いた「イナズマイレブンシリーズ」のアニメは終了した。なお放送終了後、アニメーションプロデューサーの河北学もTEAM INOUEと統合に伴い、TEAM KAWAKITAは本作を最後に解散し一旦離れたが、それから約半年後の2020年4月に放送を開始した『トミカ絆合体 アースグランナー』の製作担当に移動となっている。
かつて放送された『イナズマイレブン』に登場していたメンバーや前作『アレスの天秤』から登場した人物、本作からの新キャラクター・一星充を加え、チーム『イナズマジャパン』を結成して、世界に点在しているサッカーチームに対して挑むもの[6]。
各国の代表チームのメンバーは、旧作と様変わりしており、基本的に海外代表メンバーは入れ替えている[7][注 1]。理由として総監督で原案・シリーズ構成の日野晃博は、「そうしないと新しい気持ちで観られず、過去のリバイバルものみたいになってしまうと思ったのです」と述べている[7]。また、一部の代表チーム名が無いチームも存在する。
前作に引き続き、アイキャッチはAパートのみで、オープニングコールと提供読みと次回予告の締め台詞である「これが超次元サッカーだ!」が廃止されている。アイキャッチのアニメーションは第21話まではイナズマジャパンの選手が週替わりで登場しているもので、第22話以降より明日人、灰崎、野坂、一星の4人で固定されている。テレビシリーズ恒例の今日の格言は本作にも存在する[8]。
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あらすじ
![]() | この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
フットボールフロンティアの決勝戦から1ヶ月後。日本代表選手発表イベントである『「世界への門」フェスティバル』にて少年サッカー日本代表選手「イナズマジャパン」のメンバーが発表された。
その中には、フットボールフロンティアの優勝校である雷門中の稲森明日人、灰崎凌兵、ともに優勝を争った王帝月ノ宮中の野坂悠馬らの名前もあった。各校から選出された選手が集結するなか、さらにロシアのクラブチームでプレイ経験のある新たな仲間・一星充が招集され、イナズマジャパンは世界の荒波へと船出しようとしていた。
しかし、その先では予想をはるかに超える試練が待っていた。謎のプレイヤー「オリオンの使徒」の存在。策略、裏切り、衝突。いったいこの大会は、誰のためのものなのか。様々な思惑が渦巻く少年サッカー世界大会「フットボールフロンティア・インターナショナル」が、今まさに始まる。
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登場人物
→詳細は「イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印の登場人物」を参照
- 稲森明日人 - 村瀬歩[1]
- 灰崎凌兵 - 神谷浩史[1]
- 野坂悠馬 - 福山潤[1]
- 一星充 / 一星光 - 大町知広[1]
- 円堂守 - 竹内順子[1]
- 豪炎寺修也 - 野島裕史[1]
- 鬼道有人 - 吉野裕行[1]
- 吉良ヒロト - 増田俊樹[1]
- 剛陣鉄之助 - 武内駿輔[1]
- 氷浦貴利名 - 斉藤壮馬[1]
- 基山タツヤ - 水島大宙[1]
- 不動明王 - 梶裕貴[1]
- 風丸一郎太 - 西墻由香[1]
- 万作雄一郎 - 櫻井孝宏[1]
- 吹雪士郎 - 宮野真守[1]
- 坂野上昇 - 高橋李依[1]
- 岩戸高志 - 三宅健太[1]
- 西蔭政也 - 鈴村健一[1]
- 砂木沼治 - 疋田高志[1]
- 趙金雲 - 中村悠一[1]
用語
- フットボールフロンティア・インターナショナル (FFI)
- 少年サッカーの世界大会。前シリーズの地区予選大会はトーナメント方式となっていたが、本作ではリーグ戦と変わっており、試合に4勝したチームが本戦へ進出できる。ただし、グループ内で2チームの勝率が同一となった場合、進出をかけた決勝戦が行われる。
- 本戦は4チームによるリーグ戦となっており、各グループを通過した上位2チームが決勝トーナメントへ進出できる。
- なお、アジア予選は日本で開催され、本戦はロシア連邦・タタールスタン共和国の首都カザニで開催される[注 2]。
- また、女子選手の出場も可能となっている。
- オリオンの使徒
- 「オリオン財団」から各代表チームに送られたサッカープレイヤー。身体の部位にオリオン座の刻印が刻まれており、血流が良くなるとうっすら見えてくる隠し刻印となっている[10]。イナズマジャパンの進出を阻止することが目的で、試合内外で様々な策略を図る。
- パーフェクトワールド
- 「オリオン財団」がFFIの裏で推進している計画。ビジネスの一環となったサッカーの試合を人為的にコントロールし、世界経済を管理する。趙金雲によれば、パーフェクトワールドが実行されれば世界経済に莫大な利益が出るが、その反面、サッカーに限らずスポーツ界全体が光を失ってしまうという。
- 国家友好親善大使
- 他国で2年以上プレー経験があるサッカープレイヤーが持つ肩書。FFIの規則で期間内にスターティングメンバーとして試合出場させることが義務付けられている。日本では一星がそれに該当するが、他国に関しては該当する選手が明らかになっていない。
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スタッフ
- 総監督/原案・シリーズ構成 - 日野晃博[1]
- 原作 - レベルファイブ[1]
- 連載 - 月刊コロコロコミック[1]
- キャラクターデザイン原案 - 長野拓造[1]
- アートコンセプト - 荒川政子[1]
- 必殺技絵コンテ - 三村健人
- キャラクターデザイン - 池田裕治、中野繭子、井ノ上ユウ子[1]
- メインアニメーター - 田中修司
- 美術監督 - 守安靖尚
- 美術設定 - 守安靖尚、藤井祐太(第1、4話)
- 色彩設計 - 坂本いづみ
- 撮影監督 - 柚木脇達己
- CGIディレクター - 永井有
- 編集 - 渡辺直樹
- 音楽 - 光田康典[1]
- 音響監督 - 三好慶一郎、原口昇[1]
- スーパーバイザー - 川崎由紀夫、梶原清文、縄田正樹、沢辺伸政、和田誠、古市直彦
- アニメーションプロデューサー - 河北学
- プロデューサー - 紅谷佳和、李尚鎭(第1 - 26話)→柿崎真吾(第27話 - )
- チーフディレクター - かまくらゆみ[1]
- アニメーション制作 - オー・エル・エム[1]
- 製作 - テレビ東京、電通、OLM
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主題歌
- 「舞台はデッカイほうがいい!」[1]
- pugcat'sによる第2話から第21話まで使用されたオープニングテーマ。作詞は高木真司、作曲・編曲は菊谷知樹による。第1話では挿入歌として使用。
- 「地球をキック!」
- pugcat'sによる第22話から第48話まで使用されたオープニングテーマ。作詞は高木真司、作曲・編曲は菊谷知樹による。第49話では挿入歌として使用。
- 「彗星ガールズ」[1]
- alomによる第1話から第21話まで使用されたエンディングテーマ。作詞・作曲はつんく、編曲は菊谷知樹による。映像は人狼ゲームを題材にしている[11]。
- 「サマーゾンビ」
- alomによる第22話から第36話まで使用されたエンディングテーマ。作詞・作曲はつんく、編曲は菊谷知樹による。映像はロシアの戯曲『森は生きている』を題材にしている[9]。
- 「明日へのBye Bye」[12][13][14]
- 浦島坂田船による第37話から第49話まで使用されたエンディングテーマ。作詞・作曲はつんく、編曲は佐々木裕による。
- 「てっぺんへダッシュ!」
- pugcat'sによる第49話で使用された挿入歌。作詞は高木真司、作曲・編曲は菊谷知樹による。第14話、第18話ではインストゥルメンタル版が挿入歌として使用された。前作『イナズマイレブン アレスの天秤』のオープニングテーマでもある。
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各話リスト
要約
視点
各話サブタイトルおよび提供クレジットは、稲森明日人役の村瀬歩が読み上げる[注 3]。第22話よりサブタイトル画面が変更された。
今日の格言
- 第1話「目の前にぶあつい壁があるんなら、それをぶち壊せる 大砲になればいいんだ!」(円堂守)
- 第2話「これが、 俺のサッカーにおける『回答』だ」(豪炎寺修也)
- 第3話「意地の張り合いも パワーの源です」(趙金雲)
- 第4話「お前にとっての 次なる『光』は、海の向こうにある」(鬼道有人)
- 第5話「方法はある!絶対にある!まだ自分に見えてないだけだ」(円堂守)
- 第6話「行動を起こすべき時があるんだ 大切なものを守るためにはな」(鬼道有人)
- 第7話「サッカーは 怒りや憎しみを ぶつけ合うものじゃない!」(稲森明日人)
- 第8話「笑ったり、泣いたり アツくなったり・・・仲間がいるって、それだけでスッゲーことなんだぜ!」(円堂守)
- 第9話「戦術の皇帝じゃなくてもいい・・・ 僕はただ、サッカーをやっていたい」(野坂悠馬)
- 第10話「大切なことは『何が出来ない』じゃなくて『何が出来るか』ってことじゃないか」(円堂守)
- 第11話「ディフェンスは連携が命!声を出し合っていきましょう!」(坂野上昇)
- 第12話「自分の心に正直になれ。道は必ず、その先に見えてくる」(野坂悠馬)
- 第13話「自分に勝てた 自分を信じろ!」(円堂守)
- 第14話「もっこり丘は、僕たちの心の中に、存在している」(野坂悠馬)
- 第15話「必要だから会うんじゃない 会いたいから会うんだ」(リ・ハオ)
- 第16話「自分をさらけ出して 付き合っていける。それが仲間なんじゃないかな」(稲森明日人)
- 第17話「3本の矢 一人でできないなら、3人で対抗すればいい」(久遠道也)
- 第18話「サッカーは みんなの思いを背負って、ゴールを目指すもの!」(剛陣鉄之助)
- 第19話「明日じゃダメだ!今日この瞬間、自分のすべてを燃やし尽くせ!」(リ・ハオ)
- 第20話「可能かどうかではない 可能にする覚悟が俺にはある」(豪炎寺修也)
- 第21話「どこまで行けるかではない。最後まで行く気で 走ることが重要なんだ」(鬼道有人)
- 第22話「夢を叶えたいなら、叶えたい夢より、もっとでっかい夢を見ることだ」(剛陣鉄之助)
- 第23話「敗北をした日こそ、次の勝利への第一歩なんだ」(円堂守)
- 第24話「一人では超えられない壁も、力を合わせれば 突破する方法が見えてくる」(野坂悠馬)
- 第25話「どんなに高い山だって、登りきれない山はない!」(円堂守)
- 第26話「可能性がある限り、どんなことでもやってみる!」(円堂守)
- 第27話「離れていたって、仲間は仲間だし、友達は友達だ!」(円堂守)
- 第28話「どんな障害も 想いの火を燃やし続ければ 乗り越えられる」(一之瀬一哉)
- 第29話「泥臭く最後まで戦い抜く!そんなサッカーを 目指すんだ!」(亜風炉照美)
- 第30話「求め、見つめた物の先に、道は必ずある」(亜風炉照美)
- 第31話「未知の空へと羽ばたく勇気、それは君自身が生むものさ」(亜風炉照美)
- 第32話「チームの中に、上も下もない。俺たちは同じ目標を 持った仲間なんだ」(一之瀬一哉)
- 第33話「何があっても、大好きなものは裏切れない!」(稲森明日人)
- 第34話「強く願えば、人はなるべき自分になれる」(小僧丸サスケ)
- 第35話「みんな今の自分にないもんを 他の誰かからもらって 強くなっていくんだ!!」(円堂守)
- 第36話「いつだって全力を、出し切らなきゃ、前には進めない」(一星光)
- 第37話「フィールド上では弱肉強食だ。油断してたら 食われちまうぜ?」(小僧丸サスケ)
- 第38話「ゆっくりでもいい 一歩ずつ前進すれば、必ずゴールにたどり着ける」(フロイ・ギリカナン)
- 第39話「俺たちが強くなんのに、必要なのは時間じゃねぇ。 覚悟だろ!」(灰崎凌兵)
- 第40話「楽しんでプレーする それこそが、強くなるための 最大の秘訣です」(趙金雲)
- 第41話「敵を知るだけではなく、己を知らなければ 戦いには勝てない」(水神矢成龍)
- 第42話「欲しいものを 一生懸命追いかければ、想像もつかない世界に踏み出せる」(アルトゥール)
- 第43話「相手を理解する信頼もあらば、理解してもらう 努力をする信頼もある」(アルトゥール)
- 第44話「敵がどんなに卑怯な手を使っても、俺たちが卑怯になっていい 理由にはならない!」(稲森明日人)
- 第45話「本当に愚かなのは、過ちから目を背けることだ。」(ペトロニオ・パッティ)
- 第46話「未完成? だったら、いまここで 完成させればいい」(豪炎寺修也)
- 第47話「言葉にならない気持ちを 受け止めるのが、仲間ってもんだ!」(円堂守)
- 第48話「挑戦し続けることで、可能性は無限になる!」(稲森明日人)
- 第49話「負けたって、歩くことをやめなければ。終わりじゃないんだ!」(稲森明日人)
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放送局
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BD / DVD BOX
CD
Web番組
『イナズマウォーカー ○月号』のタイトルでニコニコ生放送・YouTube Liveで2018年11月9日より不定期で配信された[27]。MCは日野晃博(レベルファイブ代表取締役社長/CEO)、もーちゃん(レベルファイブ社員)[27]。
小説
『小説 イナズマイレブン オリオンの刻印』のタイトルで小学館ジュニア文庫より2019年3月29日から10月25日まで発売。作者は江橋よしのり、総監督/原案・シリーズ構成は日野晃博、原作はレベルファイブ。内容はテレビアニメ版のノベライズ。
- 江橋よしのり(著者)・日野晃博(総監督/原案・シリーズ構成)・レベルファイブ(原作) 『小説 イナズマイレブン オリオンの刻印』 小学館〈小学館ジュニア文庫〉、全4巻
- 2019年4月3日発行(2019年3月29日発売[29])、ISBN 9784092312838
- 2019年7月3日発行(2019年6月28日発売[30])、ISBN 9784092312968
- 2019年8月28日発行(2019年8月23日発売[31])、ISBN 9784092313057
- 2019年10月30日発行(2019年10月25日発売[32])、ISBN 9784092313132
トレーディングカードゲーム
- イレブンプレカ
- タカラトミーから発売されているトレーディングカードゲーム。
アーケードゲーム
『イナズマイレブンAC(アーケード) ドリームバトル』は、タカラトミーアーツより2018年9月27日から2019年7月17日まで稼働されたアーケードトレーディングカードゲーム[33]。7月18日から『イナズマイレブンAC オールスターズ』としてリニューアル[34]。2020年7月16日の第5弾をもって稼動終了[35]。
アプリケーション
バラエティステージ
2019年4月29日によみうりランドでバラエティステージを開催し、本作のキャラクターが着ぐるみで登場した[39][40]。
コラボレーション
『妖怪ウォッチ ぷにぷに』において、2019年3月16日から3月31日までコラボイベントを開催[41]。稲森明日人、灰崎凌兵、野坂悠馬、一星光、円堂守、吉良ヒロト、西蔭政也が登場した[41]。
なぞともカフェにて、2021年10月23日から11月23日まで謎解きイベントが各店舗で開催された[42]。
脚注
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
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