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カナディアンインターナショナルステークス
カナダのウッドバイン競馬場の芝12ハロン(約2414メートル)で行われる競馬の競走 ウィキペディアから
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カナディアンインターナショナルステークス(Canadian International Stakes)は、カナダのウッドバイン競馬場の芝10ハロン(約2000メートル)で行なわれる競馬の競走である。
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概要
2008年にはカナダにおける最高額の競走として賞金総額(200万カナダドル)、優勝賞金(120万カナダドル)であった[1]。1999年からは同年に発足したワールドシリーズ・レーシング・チャンピオンシップに参加している。2012年の賞金総額は150万カナダドル[2]。2017年開催の優勝賞金は48万カナダドル[3]、総賞金は80万800カナダドルである[4][3]。
日本ではカナディアンインターナショナル、カナディアン国際[5]、カナダ国際ステークスなどと呼ばれる事が多い。
セクレタリアトの出走
カナディアン・インターナショナルの優勝馬には注目すべき馬が多い。最も有名な例は1973年にこれが生涯の最終出走となったセクレタリアトで、2着との差6+1⁄2での勝利は競走史で最も大きい[6]。他にもカナダの半世紀に1頭の名馬とうたわれたBunty Lawless が1938年と1941年に勝っている[7]。ダリアは1974年、初のヨーロッパ産駒として優勝、グループ/グレード1のステークスをイギリス、フランス、アイルランド、アメリカそしてカナダで勝った[8]。
1971年にエクリプス賞が始まると、初年度のセクレタリアト(1973年)に続き、この競走の優勝馬としてダリア(1974年)、スノーナイト Snow Knight(1975年)、Youth(1976年)、Mac Diarmida(1978年)、オールアロング(1983年)、シングスピール(1996年)、チーフベアハート(1997年)の合計8頭が選ばれている[9]。
賞金総額が200万ドルに増額したのは2005年にブリーダーズカップ・ターフへ出走しなかったヨーロッパの馬を引き付けるためである。その後、150万ドル(2011年)、100万ドル(2013年)を経て、2017年に80万ドルに削減された[10]。
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歴史
- 1938年 カナダ産の3歳限定によるロングブランチ競馬場・ダート8.5f(約1710m)の競走「ロングブランチチャンピオンシップ」(Long Branch Championship)として創設。
- 1939年 レース名を「カナディアンチャンピオンシップステークス」(Canadian Championship Stakes)に、出走条件をカナダ人所有の3歳限定に変更。
- 1940年 出走条件をカナダ人所有の2歳以上に変更。
- 1942年 - 1945年 この間、ダファリンパーク競馬場で施行。
- 1953年 距離を9f(約1811m)に変更。
- 1954年 出走条件を3歳以上馬に変更し、所有者の制限を撤廃。
- 1955年 距離を9.5f(約1911m)に変更。
- 1956年 レース名をカナディアンインターナショナルチャンピオンシップステークス(Canadian International Championship Stakes)に、競馬場名をウッドバイン競馬場に、距離を13f(約2615m)に変更。
- 1958年 コースを芝(メイン)に変更。
- 1973年 グレード制導入によりG2に格付け。
- 1975年 格付けがG1に昇格。
- 1960年 コースをメインコースからマーシャルコースに変更。
- 1981年 レース名を「ロスマンズインターナショナルステークス」(Rothmans International Stakes)に変更。
- 1987年 距離を12f(約2414m)に変更。
- 1990年 レース名を「ロスマンズLtd. インターナショナルステークス」(Rothmans Ltd. International Stakes)に変更。
- 1994年 この年よりE.P.テイラーコースで施行。
- 1996年 レース名を現在の名称に変更[11]。
- 1997年 施設内に「カナダ競馬名誉の殿堂」を設置[12]。
- 2020年 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催休止[13]。
- 2022年 新型コロナウイルス関連の物流上の問題により、海外馬の渡航が困難だったため中止。
- 2023年 距離を10f(約2000m)に短縮して再開。
- 2024年 開催休止。
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歴代優勝馬
要約
視点
注記:表の**印は英語版へのリンク。
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参考資料
各回競走結果の出典
- レーシング・ポスト
- “Racing Post”. 2014年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月19日閲覧。
- “Racing Post”. 2015年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月30日閲覧。
脚注
外部リンク
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