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ギヨーム・シゼロン

フランスのアイスダンス選手 ウィキペディアから

ギヨーム・シゼロン
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ギヨーム・シゼロン(フランス語: Guillaume Cizeron, 1994年11月12日 - ) は、フランス男性フィギュアスケート選手(アイスダンス)。パートナーはローレンス・フルニエ・ボードリー。元パートナーはガブリエラ・パパダキス

概要 ギヨーム・シゼロン Guillaume CIZERON, 生誕 ...

世界フィギュアスケート選手権優勝5回。ヨーロッパフィギュアスケート選手権優勝5回。2022年北京オリンピック金メダル。2018年平昌オリンピック銀メダル。

2020年にゲイだとカミングアウトした[1]

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経歴

要約
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2015年世界フィギュアスケート選手権

9歳から10歳の頃にかけて、コーチでもあるパパダキスの母のカトリーヌの勧めで幼馴染だったパパダキスとチームを結成した[2]。2009-2010シーズンにジュニアグランプリシリーズにデビューした。

2012-2013シーズン、リヨンに移籍しミュリエル・ザズーイのチームに加わった。ジュニアグランプリシリーズでは2大会連続で金メダルを獲得。フランスのカップルでは初めてのこととなる。続くジュニアグランプリファイナルでは銀メダルを獲得、フランスのカップルでは初めてのメダル獲得となった。世界ジュニア選手権ではSD2位。FDに向けての練習中にパパダキスが足首を負傷し、テーピングをして挑んだFDでは演技の中断があったものの、銀メダルを獲得した。

2013-2014シーズン、シニアクラスに移行。初めてのシニアの大会のニース杯で優勝。エリック・ボンパール杯で5位、ロステレコム杯で7位。欧州選手権ナタリー・ペシャラ/ファビアン・ブルザ組の代わりに出場し15位。

2014-2015シーズン、コーチのロマン・アグノエルと共にカナダモントリオールに練習拠点を移し、マリー=フランス・デュブレイユ/パトリス・ローゾン夫妻のチームに加わった。中国杯ではグランプリシリーズ初の表彰台を優勝で飾った。エリック・ボンパール杯でも優勝し、グランプリファイナルに進出。そこでは銅メダルを獲得した。欧州選手権ではSDで初の70点台を出し1位、FDでも自己ベストを更新し初優勝。前年の15位から大きくジャンプアップした。世界選手権ではSD4位スタート、FDでは大きく自己ベストを更新し逆転優勝。フランスのカップルとしては7年ぶりに世界選手権の頂点に立った。20歳での優勝は1975年のアンドレイ・ミネンコフ以来40年ぶりのことである。

2015-2016シーズン、8月の下旬の練習中にパパダキスが転倒し脳震盪を起こした[3]。大事を取ってエリック・ボンパール杯NHK杯の出場を辞退した[4]。フランス選手権では連覇を果たした。欧州選手権ではSD2位から逆転優勝した。世界選手権では、SD・FDすべてのエレメンツでレベル4を獲得。FDの歴代最高得点を更新し、連覇を果たした。

2016-2017シーズン、フランス杯で優勝。NHK杯では、同門のテッサ・ヴァーチュ/スコット・モイア組に次ぐ2位。続くグランプリファイナルでは2年前から順位を上げ銀メダルを手にするも、ヴァーチュ/モイア組に敗れた。欧州選手権では、タチアナ・ナフカ/ロマン・コストマロフ組以来、11年ぶりに3連覇。ヴァーチュ/モイア組と3度目の直接対決となった世界選手権では、FDで歴代最高得点をマークするも、SDの出遅れが響き2位だった。

2017-2018シーズン、中国杯からISU公認の大会4連勝、いずれも連勝するたびにFDと総合の歴代最高得点を更新するという快挙であった。ヴァーチュ/モイア組と5度目の直接対決となった平昌オリンピックはSDで演技中にパパダキスの衣装がはだけるアクシデントに見舞われてヴァーチュ/モイア組に続く2位と遅れた[5]。翌日のFDでは自らの2種目の歴代最高得点を更新したが、直後に最終滑走のヴァーチュ/モイア組に更に総合の最高記録を更新されて銀メダルに終わった。ヴァーチュ/モイア組が休養に入った世界選手権はSDでのパパダキスの衣装アクシデントがなく完璧な演舞を見せると勢いが止まらずに3種目での歴代最高得点を更新。2年ぶりの優勝を飾った。

2018-2019シーズン、NHK杯からの始動予定だったが、現地10月31日の練習中に転倒し腰を負傷したためNHK杯を棄権。フランス国際からの始動となり、連覇を狙っていたグランプリファイナルは絶望的となったが、それでもフランス国際以降のISU公認の大会3連勝を3種目での歴代最高得点更新連発で決めた。その後の国別対抗戦はフランスチームのアイスダンスメンバーとして出場したがRDのツイヅルで自らふらついたのが響いて連続の3種目歴代最高得点更新こそ止まったが、FDと総合得点で歴代最高得点を更新。アイスダンス部門のトップとなった。

2019-2020シーズンは前年度に続いてフランス国際から始動し、RDで歴代最高得点を記録したがFDは思ったより得点が伸び切れなかったものの優勝だけは確保した。その後のNHK杯はRDでアイスダンス初の90点台を記録するなど3種目歴代最高得点更新しての圧勝で2年ぶりにグランプリファイナルの舞台に立った。しかし、GPファイナル本番はRDがミッドラインステップでパパダキスがスタンブルしたのとツイヅルでの緩い回転が響いたどころかFDも得点が伸びず、2017年中国杯から続いたISU公認大会での1つ以上の種目歴代最高得点更新が途絶えたが2年ぶりの優勝を果たした。6連覇を目指した欧州選手権はRDで首位に立つが、2位のヴィクトリヤ・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ組とは僅か0.05ポイント差と逆転されてもおかしくない位置に立ってしまう。そんな中で迎えたFDはステップのミスやパパダキスがスタンブルする等、本来の出来ではない結末となり、シニツィナ/カツァラポフ組の逆転優勝を許して準優勝に終わった。

2020年の世界選手権は新型コロナウイルスの影響で中止となり、翌シーズンは全ての試合を欠場したものの最優先目標を北京オリンピックでの金メダル獲得として調整に入った。

2021-2022シーズンから活動を再開し、ISU公認の大会を全て勝ったものの序盤はスコアの伸び悩みに苦しんだ。しかし、年明けの北京五輪でRDとトータルの歴代最高得点更新で前回大会の雪辱を果たし金メダルを獲得。地元フランス・モンペリエの開催となった世界選手権は3種目の歴代最高得点を更新しての圧勝で3年ぶりの優勝となり、五輪金メダル獲得後の凱旋試合に花を飾った。

それ以降の2年間、競技会には出場しないまま、2024年12月にカップルでの競技からの引退を発表した[6][7]

その後は他スケーターの振付などを行っていたが、2025年3月、自身のインスタグラムにてローレンス・フルニエ・ボードリーと新たにカップルを結成し、競技に復帰することを発表した。所属はフランスとなる[8]

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主な戦績

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詳細

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プログラム使用曲

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脚注

外部リンク

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