トップQs
タイムライン
チャット
視点
サッカーシリア代表
シリアの男子サッカーナショナルチーム ウィキペディアから
Remove ads
サッカーシリア代表(サッカーシリアだいひょう)は、シリアサッカー協会(SFA)によって構成されるシリアのサッカーのナショナルチームである。西アジアサッカー連盟所属。
ホームスタジアムは、ダマスカスにあるアッバーシーン・スタジアムと、アレッポにあるアレッポ国際スタジアム。近年は内戦の影響によって、国外でのホームゲーム開催を余儀なくされる事が多い。
Remove ads
概要
FIFAワールドカップの本大会への出場経験はない。AFCアジアカップの本大会には過去7度出場しており、7回目となるAFCアジアカップ2023で初めてグループリーグを突破、初めてノックアウトステージへ進出している[1]。
歴史
要約
視点
20世紀
1966年W杯イングランド大会の予選では、ヨーロッパグループ7に属し、スペインおよびアイルランドと争うこととなったが、アイルランドとの試合前に予選を棄権した[2]。1986年メキシコ大会のアジア予選では最終予選まで進出し、イラクとのホーム・アンド・アウェーで勝てばワールドカップ初出場という場面だったが、ホーム0-0、アウェイ1-3で敗れ出場を逃した(その結果イラクが初出場を決めた[3])[4]。その後のワールドカップ予選では早々に敗退する事が多く、2014年の予選では失格になっている(後述)[5]。
21世紀
2010年代
4大会ぶり5回目のアジアカップ出場となったAFCアジアカップ2011カタール大会では、1次リーグの初戦で格上と見られていたサウジアラビアを下す快挙を果たした[6]が、日本とヨルダンに敗れてグループ3位で敗退した[7][8]。
2014年W杯ブラジル大会・アジア2次予選でシリアはタジキスタンと対戦。ホームでの第1戦を2-1、アウェーでの第2戦を4-0でともに勝利し、3次予選進出を決めた。しかし、3次予選組み合わせ決定後、2次予選でスウェーデン代表歴のあるジョージ・ムラードを登録・出場させていたことが判明[9]。国際サッカー連盟(FIFA)が調査を行った上で、この試合の成績を無効としシリアは失格。代替でタジキスタンが3次予選進出となった[注 1][11]。
2018年W杯ロシア大会・アジア予選では最終予選に進出した[12]。同最終予選ではイラン[13]、韓国[14]にホームで引き分けるなど健闘を見せ、第9節でカタールにホームで3-1と勝利し[15]、勝ち点で並んだウズベキスタンを得失点差で上回りプレーオフ出場圏の3位に浮上した。そして最終節のアウェーでのイラン戦は先制点を挙げたものの、その後逆転され90分終了時点で2-1と予選敗退の危機に陥っていたが、追加時間にオマル・アッ=ソーマの得点で2-2の引き分けに持ち込み[16]、同じ勝ち点13のウズベキスタンを得失点差で上回りグループAの3位で4次予選(AFCプレーオフ)に進出した[17]。また、この試合の1点目のゴールは2015年11月12日に行われたトルクメニスタン戦で失点して以降1121分ぶりとなるイランのワールドカップ予選での失点となった[18]。なお、最終予選においてホームの5試合は全て中立国のマレーシア開催であったが無敗だった。4次予選では、オーストラリアに2試合180分では2-2の同点だったため行われた延長戦の末に敗れ大陸間プレーオフ進出はならなかった[19]。2019年のアジアカップでは1分2敗で6度目のグループリーグ敗退となった[20]。
2020年代
2022年W杯カタール大会予選でも最終予選まで進んだが、全10試合で1勝しか挙げられず敗退した。AFCアジアカップ2023カタール大会では、グループリーグ最終戦のインド戦で3大会ぶりのアジアカップ勝利を挙げて1勝1分1敗で3位通過し、7回目の挑戦にして初めて決勝トーナメント(ベスト16)入りを果たした[21]。ベスト8を懸けたイランとの一戦は、PK戦までもつれた末、3-5で敗北した[22]。アジア枠が大きく拡大し[23]、ワールドカップ初出場を目指した2026年W杯北中米大会予選ではアジア2次予選で姿を消した[24]。
Remove ads
成績
FIFAワールドカップ
AFCアジアカップ
西アジアサッカー選手権
アラブカップ
パンアラブ競技大会
西アジア競技大会
歴代監督
ファジル・イブラヒム 2006-2010
ラトミル・ドゥイコヴィッチ 2010
バレリウ・ティタ 2010-2011, 2021-2022
ファジル・イブラヒム 2015-2016, 2019
アイマン・アル=ハキーム 2016-2017
ベルント・シュタンゲ 2018-2019
ナビール・マアルール 2020-2021
ニザール・マフルース 2021
ガッサーン・マアトゥーク 2022
フサーム・アッ=サイイド 2022-2023
エクトル・クーペル 2023-2024
ホセ・ラナ 2024-
歴代選手
→詳細は「Category:サッカーシリア代表選手」を参照
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads