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AFCアジアカップ

AFCが主催するサッカー大陸選手権大会 ウィキペディアから

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AFCアジアカップ: AFC Asian Cup)は、アジアサッカー連盟(AFC)が主催する、ナショナルチームによるサッカー大陸選手権大会である。大抵は年度を付加して“AFCアジアカップ [開催国] [年度]” (: AFC ASIAN CUP [country] [year])などのように呼称される。

概要 開始年, 主催 ...

1956年に第1回大会香港で行われ、以降ほぼ4年ごとに開催されている。1988年大会から2015年大会までは優勝国にFIFAコンフェデレーションズカップ(創設当初はキング・ファハド・カップ)への出場権が与えられていた。

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概要

当大会はアジア地域の大陸選手権大会として1956年に創設された。世界に6大会ある各大陸サッカー連盟の選手権では、1916年に始まったコパ・アメリカに次いで2番目に古い[1]

日本で認知されたのは広島で開催された1992年のAFCアジアカップ1992以降で[1][2][3]Jリーグがスタートする直前に日本が初優勝して、日本代表がマスメディアから注目されるきっかけになった[2][3][4]。また日本はここからアジアの強豪国へと駆け上がる[3]。グループリーグ突破を決めたイラン戦終了間際の三浦知良のゴールは、試合後のカズの名言「魂込めました、足に」と共に有名である[2][3][4]

2006年1月1日にオーストラリアサッカー連盟オセアニアサッカー連盟(OFC)を脱退しアジアサッカー連盟(AFC)に加盟したことで、オーストラリア代表もAFCアジアカップならびにその予選に出場するようになった(2006年2月から始まる2007年大会予選より出場した)。

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優勝杯

Trophy history
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初代優勝杯
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2019年以降優勝杯

現在の優勝杯は二代目で、イギリスの会社トーマスライトが製作。銀製のトロフィーで高さ78センチ、幅42センチ、重さ15キロ[5]。トロフィーは、ハスの花を5つに分けたデザインであり、台座は分離できる。

賞金

2011年カタール大会まではアジアカップに賞金はなかった。2015年オーストラリア大会で、初めて賞金が贈られることになり、同大会では総額1千万ドルの賞金が与えられた[6]

2018年5月4日、アジアサッカー連盟会長のシャイフサルマーン・ビン・イブラーヒーム・アール=ハリーファが、2019年UAE大会の賞金総額は1480万ドル(16億4649万2600円)、優勝が500万ドル(5億5627万7500円)、準優勝が300万ドル(3億3375万1500円)、ベスト4がそれぞれ100万ドル(1億1124万2500円)、さらに全24出場国に出場給として20万ドル(2225万2000円)を授与すると発表した[7]

開催方式

要約
視点

本大会は、4チームずつの6つのグループリーグ→各グループ上位2チームと各グループ3位の中から成績上位の4チームの計16チームによる決勝トーナメント、という流れで行われる。1968年大会までは、4~5チームによる全チーム総当りを採用、以後何度かのチーム数増加を経て、2004年大会から2015年大会は本大会出場枠が16チーム、2019年大会は本大会出場枠が24チームとされた。

2007年大会の変更点
2011年大会の変更点
  • 開催地の選択におけるローテーション制が一部変更。東アジア及び東南アジアを東ゾーン、南&中央アジア及び西アジアを西ゾーンに統合し、東西ゾーン交互の開催に変更された(従って2011年大会は西ゾーンでの開催となる)。この理由としては、アジアカップの規模が大きくなったため、開催能力のある国・地域が限られることが挙げられる。
  • 次回大会への本大会シードが復活。2007年大会の上位3チームには2011年本大会への出場資格が与えられる。2015年大会においても、上位3チームのシードは変更されないが、次回開催国が3位以上に入った場合の4位チームの繰上げシードは認められない。
  • AFCチャレンジカップが予選を兼ねる。2008年大会及び2010年大会の優勝チーム(両大会の優勝チームが同一の場合は2010年大会の準優勝チーム)に2011年本大会への出場資格が与えられる。
2019年大会の変更点
2019年から本大会の本選出場権を従来の16カ国から8カ国増やし24カ国にする。これに伴い再び、前回優勝・上位入賞国(3位まで)は出場権を直接は得られなくなった[8][9][10]。また、AFCチャレンジカップは2014年大会をもって終了することとなった[8]。本大会から3位決定戦が廃止になる。
当初はAFCチャレンジカップの優勝国には代わりに本戦出場権を賭けたプレーオフ(予選で本戦出場権を得られなかったチームのうち上位2チームと対戦)に出場するとしていた[11]
今回の改正は2018 ワールドカップのアジア2次予選とアジアカップ2019の予選を共有する方式を採用する。2次予選(4-5か国ずつ×8組)を勝ち抜いた上位12カ国(2次予選終了時点での1位8カ国+2位のうちで勝ち点上位4カ国)は、W杯アジア最終予選に進出するとともにアジアカップの出場権を得る。これに加え、それ以外の国のうち上位24カ国は4チームずつの6組に分かれてアジアカップの残りの12枠を争う[8]。アジアカップ主催国は無条件にアジアカップ本大会に出場できるものの、上述の通り2次予選まではアジアカップ予選がワールドカップ予選も兼ねているため、アジアカップ主催国も2次予選までは出場する。
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結果

要約
視点

大会結果

※1968年イラン大会までは、総当たり戦のみ実施し順位を決定していた。

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開催実績

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統計

代表別通算成績

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  • データは2023年大会終了時点
  • 太字は優勝経験のある国・地域で、太数字は最多記録
  • 国・地域名は現在の名称で統一した(南ベトナム南イエメンを除く)
  • 順位は通算勝点の多い順で、通算勝点が同数の場合は1試合あたりの平均勝点が多い方を、それも同数の場合は得失点差の優れた方を、得失点差も同数の場合は総得点の多い方を上にした
  • 1988年大会までの勝点は<勝=2、分=1、敗=0>であったが、通算成績では現行と同じ<勝=3、分=1、敗=0>で統一した
  • PK戦で決着がついた試合は記録上引分となる
  • イスラエルは現在UEFAに加盟
  • 南ベトナム南イエメンは現在は存在しない

優勝回数

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開催国の成績

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前回優勝国の成績

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地域連盟別最高成績

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個人通算得点数

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ハットトリック

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1試合得点数

個人通算出場回数

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歴代優勝監督

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表彰

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脚注

関連項目

外部リンク

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