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シトラスの風

1998年宝塚歌劇団のレビュー作品 ウィキペディアから

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ロマンチック・レビュー[1][2][3]シトラスの風』(シトラスのかぜ)は1998年宝塚歌劇団宙組[4]で初演されたレビュー作品。ロマンチック・レビュー第12弾。作・演出は岡田敬二[1][2][3]

上演記録

1998年(宙組・初演)
*3月27日 - 5月11日 宝塚大劇場公演[4]
*7月11日 - 8月17日 TAKARAZUKA1000days劇場公演[5]
形式名は「住友VISAシアター ロマンチック・レビュー[1]」。24場[1]
1998年に創設された宙組(そらぐみ)の第一回公演であり、姿月あさと花總まりのトップコンビ御披露目・第84期初舞台公演として上演。
併演作は『エクスカリバー[6]』。
2014年(宙組)
シトラスの風II[2]』のタイトルで、2月4日(火)から2月28日(金)まで[2]中日劇場にて凰稀かなめ主演で再演。
形式名は「ロマンチック・レビュー[2]」。
併演作は『ロバート・キャパ 魂の記録[2]』。
2015年(宙組)
シトラスの風III[3]』のタイトルで、全国ツアー公演として朝夏まなと主演で再演。
形式名は「ロマンチック・レビュー[3]」。
併演作は『メランコリック・ジゴロ -あぶない相続人-[3]』。
さらに見る 公演日, 公演場所 ...
2018年(宙組)
シトラスの風-Sunrise-~Special Version for 20th Anniversary~[7]』のタイトルで、3月16日(金)から4月23日(月)まで[7]宝塚大劇場にて、5月11日(金)から6月17日まで[7]東京宝塚劇場にて再演。
真風涼帆星風まどかトップコンビの大劇場お披露目公演。
形式名は「ロマンチック・レビュー[7]」。
併演作は『天は赤い河のほとり[7]』。
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場面(1998年のデータ)

第一章[8] オープニング
中央にピラミッド型の階段。緑、紫、青、黄色等の衣装を着た大勢のシトラスの男女が踊りだす。ピラミッドのセットが割れると、シトラスの青年が登場し、歌い継ぎ、大合唱をする。銀橋でシトラスの歌手3人が「夢・アモール」を歌いながら踊る。
第二章[8] 花占い
  • 音楽:吉崎憲治
  • オリジナル振付:司このみ
  • 振付助手:名月かなで
マーガレットの花を持った少女が現れ、「好き、嫌い」と花占いをする。すると、マーガレットの花の精が少女と戯れ、踊り始める。
<間奏曲>[8]
パッションシンガーが歌う。
  • パッションシンガー - 和央ようか
第三章[8] そよ風と私
強烈なラテンのリズムが聞こえてくる。キューバンスタイルの男女がリズムにのって、踊る。
  • そよ風の歌手S1 - 姿月あさと
  • そよ風の歌手S2 - 和央ようか
  • そよ風の歌手S3 - 湖月わたる
  • そよ風の女歌手S1 - 花總まり
  • そよ風の女歌手S2 - 陵あきの
  • そよ風の女歌手S3 - 夏河ゆら
  • そよ風の歌手(女) - 出雲綾
第四章[9] ノスタルジア
社交界の花、マチルドがサロンに登場すると、大勢の令嬢に囲まれてプレイボーイのセバスチャンが現れる。セバスチャンはマチルドのパトロンである。そこへ、将軍姿のヴィットリオが登場。ヴィットリオとマチルドは惹かれるあうが、セバスチャンが仲を裂く。
  • ヴィットリオ - 姿月あさと
  • マチルド - 花總まり
  • セバスチャン - 和央ようか
第五章[10] 誕生
  • 音楽:吉崎憲治
  • オリジナル振付:つかさこのみ
  • 振付助手:名月かなで
メカニックな歯車等の中に、トンボ、蝶等が組み込まれているセットの場面。仮面をつけた男女が人間疎外、断絶感を踊る。やがて一人の娘の温もりを感じた時、仮面がはずれ、若々しい双葉が芽を出す。この世界に生きることの素晴らしさに喜びあふれ、卵から孵化した雛鳥達が新しい世界に飛び立っていく。
  • 歌手、バードの歌手A - 出雲綾、湖月わたる
  • マスクの男A - 希佳
  • マスクの女A - 朝海ひかる
  • 誕生の歌手 - 姿月あさと
  • バード(兄) - 和央ようか
  • バード(妹) - 花總まり
第六章[10] ザ・ロケット
  • 音楽:高橋城
  • 振付:山田卓
  • 振付助手:御織ゆみ乃
火の鳥(ファイアー・バード)をイメージしたコスチュームの初舞台生39人のロケット・ダンス
第七章[10] 明日へのエナジー
明日を目指す若者達の強烈なエネルギーを、ゴスペルソングにのせて表現する。
  • ゴスペルの歌手S1 - 姿月あさと
  • ゴスペルの歌手S2 - 和央ようか
  • ゴスペルの歌手S3 - 湖月わたる
第八章[10] フィナーレ
  • 音楽:吉崎憲治、宮原透
  • 振付:御織ゆみ乃
「夢・アモール」の歌でデュエット・ダンスが踊られた後、グランド・パレードになる。
  • ゴールデン・デュエット(男) - 姿月あさと
  • ゴールデン・デュエット(女) - 花總まり
  • フィナーレの紳士S1 - 姿月あさと
  • フィナーレの紳士S2 - 和央ようか
  • フィナーレの紳士S3 - 湖月わたる
  • フィナーレの淑女S - 花總まり
  • エトワール - 陵あきの
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主な出演者

1998年宝塚大劇場・TAKARAZUKA1000days劇場公演
  • 姿月あさと
  • 花總まり
  • 和央ようか
  • 湖月わたる
  • 朝海ひかる
  • 夢輝のあ


2014年中日劇場公演


2015年全国ツアー公演


2018年宝塚大劇場・東京宝塚劇場公演

スタッフ

1998年

※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通。

  • 作・演出:岡田敬二[1]
  • 作曲[11]・編曲[11]:吉崎憲治、高橋城、甲斐正人、宮原透
  • 音楽指揮:小高根凡平[11]
  • 振付[11]:羽山紀代美、山田卓、謝珠栄、大谷盛雄、御織ゆみ乃、司このみ
  • 装置:大橋泰弘[11]
  • 衣装:任田幾英[11]
  • 照明:勝柴次朗[11]
  • 音響:加門清邦[11]
  • 小道具:万波一重[11]
  • 効果:切江勝[11]
  • 訳詞:平野恵子[11]
  • 歌唱指導:楊淑美[11]
  • 演出助手[11]荻田浩一植田景子
  • 振付助手[11]伊賀裕子、名月かなで、若央りさ
  • 装置補:新宮有紀[11]
  • 衣装補:河底美由紀[11]
  • 舞台進行:森田智広[11]
  • 舞台監督[12]藤村信一(東京)、波紫衛(東京)、高野克己(東京)、中村兆成(東京)
  • 制作[11]久保孝満木場健之
  • 演奏:宝塚管弦楽団[11]
  • 協賛:株式会社 住友クレジットサービス[11]
  • 特別協賛:VISAジャパングループ[11]
  • 制作・著作:宝塚歌劇団
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脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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