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メランコリック・ジゴロ -あぶない相続人-
1993年宝塚歌劇団のミュージカル作品 ウィキペディアから
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『メランコリック・ジゴロ』-あぶない相続人-(メランコリック・ジゴロ -あぶないそうぞくにん-)は、宝塚歌劇団のミュージカル作品。
概要
大戦後のヨーロッパ、カーニバルを控えたとある港町。上流階級入りを夢見るジゴロの青年・ダニエルは突然パトローネに捨てられ、生活苦から友人のスタンが持ち込んだ睡眠口座詐欺の片棒を担ぐ。自分にそっくりな青年・アントワンになりすまし、彼の父親の銀行口座を相続したダニエルだが、期待に反して預金残高は僅かだった。その僅かな金でやけ酒を飲み明かしていたダニエル達のもとに、アントワンの妹・フェリシアが訪ねてくる。15年ぶりの再会を喜ぶ彼女を前に、ダニエルは自分が偽者の兄だと言い出せなくなってしまう。 さらに二人の昔馴染みだと言うフォンダリという男の一味が現れる。どう見ても堅気でない彼はかつてアントワンの父親に多額の金を貸したと主張し、2人に返済を迫る。
ダニエルはフェリシアと一緒に街を逃げ回ることになる。彼女は幼少期に父と兄アントワンが相次いで蒸発、最近母とも死別したため天涯孤独の身の上であった。ジゴロとして享楽的な暮らしを送っていながら内心に埋めがたい孤独を抱えていたダニエルはその境遇に同情を寄せるとともに、彼女の素朴な人柄に惹かれていく。
さらにフォンダリ達を追って刑事達が街に現れる。彼には過去の大規模な列車強盗事件の嫌疑が掛かっていたのである。ダニエルとフェリシアは捕物に巻き込まれ、その事件に隠されたフェリシアの家族の秘密に迫っていくことになる。
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これまでの上演
- 1993年・花組公演(初演)
- 形式名は「サスペンス・コメディ[1]」。15場[1]。
- 2月19日から3月19日[2](新人公演:3月9日[3])に宝塚大劇場、6月3日から6月28日[4](新人公演:6月15日[3])まで東京宝塚劇場にて上演。
- 主演は安寿ミラ。
- 2幕のショー作品は『ラ・ノーバ![1]』
- 2008年・花組公演
- 形式名は「サスペンス・コメディ」。
- 2月2日(土)から2月25日(月)まで中日劇場公演で上演。
- 主演は真飛聖。花組トップスターお披露目公演として再演された。
- 2幕のショー作品は『ラブ・シンフォニーⅡ』
- 2010年・花組公演
- 形式名は「サスペンス・コメディ」。
- 全国ツアーで上演。
- 主演は真飛聖。
- 2幕のショー作品は『ラブ・シンフォニー』
- 2018年・花組公演
- 全国ツアーで上演。
- 形式名は「サスペンス・コメディ」
- 主演は柚香光。
- 2幕のショーは『EXCITER!!2018』
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スタッフ
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1993年
主な登場人物と配役
要約
視点
主な登場人物
- ダニエル(ジゴロ。パトロンに捨てられ、生活苦から詐欺の片棒を担ぐ羽目になる)
- フェリシア(図書館に勤める娘。ダニエルを本物の兄と信じて訪ねて来る)
- スタン(ダニエルのジゴロ仲間。ダニエルを詐欺の計画に誘い込む)
- ティーナ(スタンの恋人)
- フォンダリ(ダニエルに借金の返済を迫る怪しげな人物)
- バロット(フォンダリの息子)
- ルシル(バロットの妻)
- マチウ(気弱な弁護士)
- ベルチェ(フォンダリを追う刑事)
- ロジェ(フォンダリを追う刑事)
- カティア(ホテルの女主人)
- レジーナ(ダニエルのパトロン)
- セラノ(カフェのマスター)
- バート(ジゴロ)
- アルマン(ジゴロ)
- クロード(ジゴロ)
- ユベール(ジゴロ)
- 浮浪者(カフェによく現れる謎の男)
配役
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*()内は新人公演キャスト。不明点は空白とする。
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脚注
参考文献
外部リンク
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