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チーズスイートホーム
こなみかなたによる日本の漫画 ウィキペディアから
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『チーズスイートホーム』は、こなみかなたによる日本の漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ。
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概要
『モーニング』(講談社)において、2004年から2015年まで[1]連載された。単行本は2013年4月時点で10巻まで刊行。テレビアニメが2008年に第1期、2009年に第2期、2016年に3DCGアニメによる第3期、2018年に同様の第4期が放送された。
単行本は2017年8月時点で世界23か国・地域で発売され、全世界での発行部数は350万部に達する(講談社発表)[2]。
各話タイトルは「猫、***。」(***には動詞が入る)のスタイルを取り、アニメでも「猫」を「チー」に変えて踏襲されている。単行本はオールカラーであり、白黒で雑誌掲載された原稿は単行本に収録される際にカラー化される。
アンソロジー『猫本(ねこもと)』(講談社)に番外編「子猫(チー)のお仕事」「大人猫(クロいの)のお仕事」、『猫本2』(同)に「チーの生まれた家」が収録されている。
また講談社発行の『たのしい幼稚園』の女の子向けの増刊『たの幼ひめぐみ』にも、キャラクターが掲載されている。
2014年7月、AppleのMacBook AirのTVCMに登場。製品紹介ページ内にもキャラクターが掲載されている[3]。
2015年1月29日より、韓国語版comicoから単行本から1話ずつ毎日配信している[4]。
現在、Amazonプライムビデオにて全話が配信されている。
2015年6月18日発売のモーニング29号をもって連載は終了となり、最終回を記念してWEBサイト限定のシークレット漫画も公開された[1]。
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あらすじ
子猫のチーは、愛情深い母猫と2匹のきょうだいと共に、ある家の飼い猫として暮らしていた。しかし、好奇心の強いチーは散歩中によそ見をして、母猫たちとはぐれてしまう。山田家の長男で幼稚園児のヨウヘイは、公園で行き倒れていたチーを発見して自宅に連れ帰る。山田家とチーの微笑ましい日々が始まるが、ペット禁止のマンションに住む山田家はチーの存在を必死で隠していた。ある事件をきっかけにチーは遠方に引き取られることになるが、日頃は穏和なヨウヘイがこれに猛然と反対、チーを抱えて家を飛び出す。息子の説得を試みる両親はこの時、偶然にもペット可マンションの広告を見つけて転居を決意。チーのために選んだ新居で、家族の新しい生活が始まる。
登場キャラクター
要約
視点
アニメ版の担当声優は第1期・第2期 / 第3期・第4期と表記。1人しか記載がないキャラクターは特記がない限り第1期・第2期のキャストとする。
山田家
引越しする前のマンションでは102号室の住人。引越しした後のマンションでは、101号室の住人となる。
- チー / セーラ
- 声 - こおろぎさとみ(全期共通)
- 本作の主人公。公式にはキジトラとなってはいるものの、作品内で描かれる体毛色は茶褐色のキジ色ではなく灰色がかった色のため、サバトラの部類に入る。家族とはぐれたところをヨウヘイとお母さんに拾われ、動物病院の診断で生後2-3カ月の女の子と判明。
- ヨウヘイがおしっこのことを「チー」と言っていたのを、自分を呼んでいると勘違いしたことから、「チー」と名付けられた。
- ミルクやホットケーキ(アニメではカニカマが加わる)が好物。動物病院と犬、自動車が大嫌い。ヨウヘイのおやつであるホットケーキを奪ったり、おもちゃを取り合ったりと、気が強くいたずらっこであるが、ひとり(1匹)で留守番をしながら家族の帰宅を待ち涙するなど人恋しい。構われすぎると怒って嫌がるが、放って置かれると構って欲しくなりアピールする。
- 実母と生き別れになってしまい、山田家に拾われる前の名前は「セーラ」。
- アニメでは、人間の視点になるとチーの台詞がすべて「みゃーみゃー」になるという演出がなされ、「チー語」(例:「食べ物」→「えもの」、「〜だ」→「〜ら」、「嫌な所」→「やなとこ」)をしゃべる。字幕の色は黄色。
- ヨウヘイ / 山田 ヨウヘイ(やまだ ヨウヘイ)
- 声 - 小桜エツ子 / 白石涼子
- 山田家の長男。幼稚園児。アニメ3期では小学2年生。
- 素直な性格であまり周りの手を煩わせることも無いが、トイレに間に合わずおしっこを漏らしてしまうといった子供ゆえの失敗も時々見受けられる。マンションの管理人の前でチーがうっかり鳴いてしまった際に、とっさに自分で鳴き真似をしてごまかすなど、機転の利く一面も見せる。字幕の色は青色。
- 偶然ペットOKのマンションを見つける。
- おとうさん / 山田 ケント(やまだ ケント)
- 声 - 木内秀信 / 保村真
- グラフィックデザイナー。動物病院に連れて行くなどのことが原因で一時的にチーに嫌われるも、穿いていたビンテージジーンズの爪のとぎ心地が良かった、食べ物を与えたなど、再びチーになつかれるようになる。家族の中では最もチーに甘く、チー絡みのことで最も災難に遭いやすい。チーが寝ている際におとうさんが撫でるとチーはママの夢をよく見ることがある。
- おかあさん / 山田 ミワ(やまだ ミワ)
- 声 - 日髙のり子 / 坂本真綾
- ヨウヘイの母で、おとうさんの大学時代の先輩でもある。茶色い髪をしている。字幕の色は緑色。
引越しする前のマンション・近隣
- ヒグマ猫
- 声 - 梁田清之 / 小山力也
- 201号室で飼われマンションを荒らし回っていた。大きな雄の黒猫でチーの初めての猫友達。チーに犬からの身の守り方や木登りなどを教えた。
- なお、「ヒグマ猫」は山田家での通称である。実際は首下部分に白い三日月模様があるのでツキノワグマに似ている。作者も名前をつけておらず、「黒猫」、「クロいの」と呼んでいる。作中ではチーが、「クロいの」と呼ぶようになる。
- 管理人に見つかり引っ越すことになった。引越し後に住む場所がアニメと原作では大幅に違い、原作は近所のマンション、アニメは比較的遠い場所である。原作・アニメとも、後にチーと再会した。
- 三毛猫おばさん
- 声 - 山口眞弓 / 神代知衣
- 迷子になったチーを助けてくれた親切な三毛猫。チーのママを知っている。
- ママ
- 声 - 宮川美保 / 日高のり子
- チー / セーラの実の母親であるアメリカンショートヘア。チーを含めた3匹の子供と散歩中、チーと生き別れになってしまう。チーは山田家を仲間と思うようになっていく過程で、彼女に関する記憶を失っていった。チーと時々すれ違っているが、双方共に気付いていない。ペットOKのマンションの近所に住んでいる。
引越し先のマンション
- デイビッド
- 声 - 山口眞弓
- 102号室・草野家の飼い犬。ビーグル。飼い主に忠実で、そのためにチーに恐れられないどころか友達になれた唯一の犬である。ボール遊びが大好きで、アニメでは言葉が通じないものの、チーやアリスと一緒に遊ぶ姿も描かれた。
- 草野 勇樹(くさの ゆうき)
- 声 - 山口眞弓
- デイビッドの飼い主の少年。デイビッドの散歩はいつも彼が担当している。球技が得意。
- ミー
- 声 - 小桜エツ子
- 103号室・古川家の飼いウサギ。無口。何故かチーの前では常に耳の手入れをしている。
- 古川 和也(ふるかわ かずや)
- 声 - 杉野博臣
- ミーの飼い主。いつも「ガハハ」と豪快に笑うおじさん。奥さんと世界中を旅行したりするのが趣味で、外国で買ったいろんな珍品を持っている。
- アリス
- 声 - 嶋村侑
- 104号室・伊集院家の飼い猫。スコティッシュフォールド・ロングヘアー。普段は上品に振舞っているが、時々猫の本能を隠しきれなくなることがある。
- 伊集院 沙織(いしゅういん さおり)
- 声 - 中村知子
- アリスの飼い主。「花畑夢」のペンネームで絵本作家をしている。おっとりとした性格の天然娘。
- 竹丸(たけまる)
- 声 - やまきしま
- 105号室・明石家の飼いインコ。チーには獲物に見える。強気な性格の持ち主で、自分を狙うチーを目の前にしても物怖じしない。
- アニメでは名前が「ラッキー」に変更されている。
- 明石 康子(あかいし こうこ)
- 声 - 喜代原まり
- 竹丸の飼い主。おおらかで落ち着いた感じの主婦。
その他のキャラクター
- ジュリ
- 声 - 里郁美 / 伊瀬茉莉也
- 北海道に住むヨウヘイの親戚。牧場育ち。かなりのお転婆で度胸があるパワフルな女の子。
- コッチ
- 声 - 桑島法子 / くまいもとこ
- チーが公園で出会った白と黒のぶちの子猫。体の大きさはチーと同じぐらい。悪ガキな雰囲気でチーに突っかかって来るが、結局はいっしょに遊んでしまう。捨て猫であり「おうち」というものを知らず、毎日その日暮らしをしている。餌を恵んでくれる人から「こっちだよ」と言われることから、チー同様、それを自分の名と思い込んでいる。弟のシロシロ(声 - 伊瀬茉莉也)がいる。
- ディプロ
- 声-速水けんたろう(第3期〜?)
- 3期から登場。アビシニアン。クールな性格の旅猫。砂浜に打ちひしがれていたコッチをトンビがさらおうするところを助けた。2人の夫婦と幸せに暮らしていたが、いつしか家にある物が減っていっていることに気付く。そして、ある日突然車の窓から飛び出して行ってしまう。それ以来家の前で2人が戻ってくるのを待っていたが、夫婦を探しに旅に出ることを決意した。赤い革の首輪を付けている。1匹で生きていくための知識を持っている。
- アン
- 声 - 折笠富美子(第3期・第4期)
- 3期から登場。双子の兄妹。優しくしっかり者。
- テリー
- 声 - 白石涼子(第3期・第4期)
- 3期から登場。双子の兄妹。優しいがたまに優柔不断になってしまう性格。実はチーと行き別れた兄妹(模様が同じ)である。
アニメオリジナルキャラクター
店員さんを除き、第2期のみに登場する。
- 店員さん
- 声 - 洞内愛
- お父さんの行きつけのペットショップの店員。アニメオリジナルキャラクターでは唯一、第1期から登場している。
- 豊富な商品知識で客をかえって翻弄してしまうこともある。第2期ではプライベートの姿も描かれた。猫を見るとテンションが異常に高くなるほどの大の猫好き。散歩中のチーを捨て猫と思い「ミーニャ」と名づけてかわいがろうと追い回してしまったこともある。猫嫌いな幼い弟がいるため、猫を飼えない。
- タマさん
- 声 - 長沢美樹
- チーが商店街で出会ったメス猫。頭に前髪のような黒い模様があり、江戸っ子気質な姐御肌。昔、妹(ハナさん)がいたが遠くにもらわれていった。チーを猫達の集会で紹介する。三毛猫おばさんとは顔なじみ。飼い主はエツ子さん。
- フジさん
- 声 - 緒方賢一
- 猫達の中では『伝説の猫』と称えられているお爺さん猫。「犬と闘って勝った」「空を飛んだ」などと言われている。
- リュウ
- 声 - 佐々木日菜子
- ヨウヘイが通う幼稚園のクラスメイト。ガキ大将スタイルだが、チーを怖がっている。ある事件をきっかけにチーと仲良くなり猫が平気になる。
- 上記のペットショップ店員の、「猫嫌いな幼い弟」とは彼であることが、第2期の87話で判明した。
- マユ
- 声 - 岡嶋妙
- ヨウヘイが通う幼稚園のクラスメイト。猫に対してかなり間違った知識を持っている。
- たまにパンツが見える。
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単行本
各巻のカバー折込みには、切り取るタイプのおまけが付く。
2巻には、こなみかなたの別作品である『ふくふくふにゃ〜ん』とのコラボレーションが収録され、4巻には、伊藤理佐の『おいピータン!!』とのコラボレーション特別漫画が収録されている。
初版限定版もあり、3巻には1巻の表紙のチーの携帯ストラップが、4巻にはチーの顔絵が入ったミニトートバッグ(単行本サイズ)がそれぞれ付属している。また、第5巻には北欧デンマークのトップブランド・エスケセン社製フローティングペンが付属されている。更に、第6巻にはTVアニメ第2期のオープニング曲「チーさな大冒険」のCDとチーの顔型をしたコインパースの2点セット。第7巻では、コッチが初登場する完全新作アニメーションDVDと北欧風デザインピルケースの2点が付属している。
海外でも中国、台湾、香港、韓国、タイ、スペインで単行本が出版されている。2010年内にはアメリカ、フランスでも出版が予定されている。
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テレビアニメ
要約
視点
第1期・第2期
2008年3月31日から9月26日まで第1期『チーズスイートホーム』が、2009年3月30日から9月25日まで第2期として『チーズスイートホーム あたらしいおうち』が、テレビ東京系列6局にて放送された。放送時間は月曜 - 金曜の朝6時40分 - 6時45分。
アニメ本編は月 - 木曜日の放映で、いずれの期も全104話。金曜日は全編実写によるミニ番組「チーズスイートニュース」と題して、視聴者から寄せられた猫に関する投稿映像や投稿写真を紹介の他、第2期ではイメージソングによるダンスの投稿映像を紹介しており、話数にはカウントされていない。毎話およそ3分(OPを含む)と、2008年度放送開始の帯アニメでは最短。
2009年3月13日からは、CS放送のキッズステーションでも、地上波放映の月曜 - 木曜放送分のみを放送した。
なお、第2期の終了以降、2014年春季改編で『妖怪ウォッチ』の放送曜日が金曜日に移動するまでの間、テレビ東京系列では金曜日にアニメ番組が全く放送されていなかった。
内容は、第1期がチーが迷子になりヨウヘイに拾われるところからクロいのとの別れまで、第2期はそれ以降からクロいのとの再会までとなる。原作では山田家の引越し後となるエピソードの一部が第1期で使われており、この影響でチーがママやきょうだいを忘れていく描写が前倒しされている。また、第2期ではアニメオリジナルの登場人物やエピソードが大幅に追加され、原作とは異なる展開を見せた。
こなみの担当編集者で、第3期のチーフプロデューサーを務めた北本かおりは第1期・第2期について、アニメ化出来てうれしかったと語る一方、当初は大きな手応えがあったと感じなかったとCGWORLDとのインタビューの中で振り返っている[5]。 その理由として、北本は第1期・第2期は子ども向けアニメとして制作されたものの、原作は青年誌に掲載されていたため、おもちゃメーカーやライセンシーがターゲッティングに迷った結果、商品化が軌道に乗らなかったことを挙げている[5]。 だが、映像化によりアニメの放映権が海外で販売されるようになった結果、フランスの出版社から漫画とアニメの権利をセットで売ってほしいというオファーが来、後のフランスでの大ヒットにつながった[5]。
スタッフ
特記のない限り第1期・第2期共通。
- 原作 - こなみかなた(講談社「モーニング」連載)
- 監督 - 増原光幸
- シリーズ構成 - 金春智子
- アニメーションキャラクター原案 - 浅香守生
- アニメーションキャラクターデザイン - 小林明美
- 美術監督 - 勝井和子
- 色彩設計 - 大野春恵
- 撮影チーフ(第2期は撮影監督) - 石塚恵子
- オフライン編集 - 木村佳史子
- 音響監督 - 藤山房伸
- 音楽 - META boys
- プロデューサー - 青木俊志・小森健一・村山崇(第1期)→熊本智孝・鈴木隆浩(第2期)
- アニメーションプロデューサー - 篠原昭、土田大亮
- アニメーション制作 - マッドハウス
- 製作
- テレビ東京、博報堂DYメディアパートナーズ、マッドハウス(第1期)
- チーズスイートホーム2009製作委員会(第2期)
主題歌
第1期・第2期どちらもオープニングテーマ。なお本作品にはエンディングテーマはない。
各話リスト
第1期
第2期
放送局
第3期・第4期
『こねこのチー ポンポンらー大冒険』のタイトルで、テレビ東京系列で2016年10月2日より2017年9月24日まで3DCGアニメが放送[6][7]された。前2期からスタッフ・キャストがほぼ一新されているが、チー役は引き続きこおろぎが起用された[7]。時間枠は前2期の3倍である15分枠となっている。なお、本作ロゴには今期におけるフランス語の副題である「Chi,le plus mignon des chatons[注 2]」の一文がオーバーラップされている。
2018年4月8日より9月30日まで第4期『こねこのチー ポンポンらー大旅行』が放送された。
制作(第3期)
北本は2013年から14年の海外研修制度でヨーロッパに滞在した際、ヨーロッパ各国の担当編集者や出版関係者に話を聞く中で、彼らがこなみが大切にしてきたものを汲み取っていることに気づき、今の状態のまま終わらせるのはもったいないと感じるようになった[5]。 北本はメインターゲットである子どもたちに新しい「チー」を贈りたいと考え、再アニメ化には最新技術の導入を考えていた。一方で、第1期・第2期がフランスでヒットしたのはアメリカ的なビジュアルやストーリー展開でないところにあると考え、最新技術を導入しつつもこれまでのファンが受け入れる方法を模索した[8]。最終的に、本作が初めてのテレビシリーズ制作となるマーザ・アニメーションプラネットが第3期の制作に携わることとなり、監督には草野公紀が起用された[8]。 北本は第1期・第2期の経験から、新人はこうすべきという思考ではいるのではなく、「この作品をどうしたら良いか」ということを自分なりに仮説を立ててから一緒に模索してくれるため、新人の草野を第3期の監督に起用したとCGWORLDとのインタビューの中で述べている[8]。 草野は初めて北本と会った際、単行本8巻の帯についた「毎日が思い出」というキャッチコピーを引き合いに出し、「テレビシリーズで1年間、子どもたちの興味を引き続けなくてはいけないんだけれども、日々の淡々とした日常をチーが楽しんでいるということをアニメーションとして伝えたい」と話した[8]。
マーザとの模索の末、チーのデザインにおいては「キャラクター」としての「チー」を優先するという方針がとられた。フランスで販売されていたフィギュアを基に、現実の猫よりも頭が大きく丸顔で下ぶくれの、暖かみのあるデザインとなった[8]。また、草野は子猫のよたよたした動きや野生を思わせるしなやかな動き、さらには原作で描かれるコミカルな動きを意識した[9]ほか、チーらしい動きを表現するために、チーのモデルの骨格の首の部分を工夫した[8]。
演出においては、チーの動きをメインにする方針がとられ、その一環として動かすべき背景とそうでない背景とでデフォルメをつけ、視聴者が疲れないようにする工夫が施された[8]。
スタッフ
- 原作 - こなみかなた(『チーズスイートホーム』講談社「モーニング」所蔵)
- 監督 - 草野公紀
- チーフプロデューサー - 北本かおり(大冒険)
- シリーズ構成 - 千葉美鈴
- 副監督 - 沓名健一
- キャラクターデザイン - 鴻巣智、皆川恵美里
- アートディレクター - 梅田年哉
- 編集 - 伊藤潤一
- 音響監督 - 中嶋聡彦(大冒険)、たなかかずや(大旅行)
- 音響制作 - ハーフ エイチ・ピー スタジオ
- 音楽 - 近藤研二
- プロデューサー - 湯ノ口智樹、小嶋慶也→松浦希、高橋淳一郎(大冒険)、今村理人、立川真由美(大旅行)、Michele Zee、竹葉理沙→在原遥子、紅谷佳和
- アニメーションプロデューサー - 北本かおり、立川真由美(共に大冒険)→千葉隆司(大旅行)
- アニメーション制作 - マーザ・アニメーションプラネット
- 製作 - こねこのチー製作委員会
主題歌(こねこのチー)
各話リスト
ポンポンらー大冒険
ポンポンらー大旅行
放送局
ポンポンらー大冒険
ポンポンらー大旅行
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反響
本作はフランスにおいて大ヒットし、優しい絵本のような色合いやデザイン、ストーリー展開が現地の子どもたちに受け入れられた[2]。 また、本作のヒットにより、フランスでは猫を主人公にした漫画が出てくるようになった[2]。
本作のフランス語版を出版するグレナの漫画部編集長ブノア・ユオは朝日新聞の取材に対し、「作品で描かれた家庭の姿が、自国のことのように違和感なく受け入れられ共感を集めている」と話している[2]。
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
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