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ルカ・カダローラ

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ルカ・カダローラ
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ルカ・カダローラ (Luca Cadalora, 1963年5月17日 - ) は、イタリアモデナ出身のオートバイロードレースライダー。1991年、1992年ロードレース世界選手権250ccチャンピオン。1984年GP125デビュー。最小排気量から最大排気量までで勝ち星を挙げたマルチタレントなライダーである。

概要 ルカ・カダローラ, 国籍 ...
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スタイル

デビューからGP250キャリア初期の1990年までは勝つときは強いがレースごとに成績が安定しない選手であったが1991年にロスマンズカネモトホンダに移籍し本格化。ムラのない速さと勝負強さを兼ね備えた選手である。 コーナリングフォームは腰をあまりおとさず、頭だけをインにねじ込む一風変わったスタイルである。

経歴

1984年GP125にてデビュー。地元イタリアからの参戦。程なく頭角をあらわし1986年にはこのクラスのチャンピオンを獲得。 1987年よりGP250への参戦を開始。1988年には早くも西ドイツGP(ニュルブルックリンク新コース)にて初優勝を達成。トップコンテンダーとしての地位を確立していく。1990年まではマールボロヤマハアゴスチーニからの参戦であったが、1991年カネモト・ホンダに移籍。それまでの不安定さを払拭し世界チャンピオンに輝く。

以後はGP500MotoGPへの参戦を継続し勝利を挙げ安定したバイプレイヤーとして1999年まで活躍。バレンティーノ・ロッシ以前にグランドスラム(125cc、250cc、500ccの3クラス制覇)の可能性を持っていたライダーでもあった。

エピソード

  • 目のさめるような勝利を得る一方で凡ミスも多く、キャリア初期にはなかなかチャンピオン争いには絡めないでいた。あらゆるクラスで老獪な走りを見せるようになるのはホンダ移籍後のことである。
  • GP500のデビューレースは1989年イギリスGP。解雇されたフレディ・スペンサーの代役であった。見事にフロントローに並んだ。当時は250のライダーは500では通用しないとされていただけにセンセーショナルな出来事であった。
  • ヘルメットは日本のアライヘルメットを愛用。レプリカが販売されていた。カラーリングはイタリア国旗をモチーフにしている。
  • マールボロヤマハ・アゴスチーニ→ロスマンズ・カネモトホンダ→マールボロヤマハ・チームロバーツ→チームカネモト・ホンダ→スズキグランプリチーム→Muzなどさまざまなチームに所属している(スポット参戦含む)車種を問わず乗りこなす器用なライダーでもあった。
  • 中量級クラス(250cc、後継であるMoto2クラスも含む)における最多連続入賞記録である34戦連続ポイント獲得の記録を保持しており、これは20年経った今でもトップの記録である。

戦績

要約
視点

ロードレース世界選手権

1969年から1987年までのポイントシステム

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1988年から1992年までのポイントシステム

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1993年以降のポイントシステム

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  • 凡例
  • ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
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