トップQs
タイムライン
チャット
視点
ロイヤルリムジン
日本のタクシー事業者 ウィキペディアから
Remove ads
ロイヤルリムジン株式会社(英: Royal Limousine Inc.)は、東京都を中心としたタクシー事業者である。アイビーアイの100%子会社である。
概要
2008年(平成20年)に創業。一部のグループ会社を除き東京都23区・武蔵野市・三鷹市(特別区・武三交通圏)を営業エリアとする。主に独自営業する同業他社を中心に買収しグループを拡大していった。その経緯から、大手事業者に提携する事業者を買収したものを除き基本的には独自営業となっている。
2022年(令和4年)11月14日の特別区・武三交通園のタクシー運賃の一斉値上げの際、同グループの2社(ロイヤルリムジン、ジャパンプレミアム東京)は値上げに応じなかった[1]。このことから11月29日に運賃変更命令を含む一切の不利益処分に対する仮の差し止めの申し立て及び差止訴訟の提起を行った[2]。2023年(令和5年)3月6日東京地裁は事業者への影響などについて検討が不十分だったとして「裁量権の範囲の逸脱・乱用が一応認められる」として一時的に差し止める決定を2月28日付で下した。効力は2社が差し止めを求めて起こした訴訟の判決言い渡しから60日が経過するまでとしている[3][4]。ただし訴訟が最高裁で退けられたため2025年(令和7年)3月24日に運賃改定を予定している[5]。
2023年(令和5年)3月には、独自営業していた山城交通(板橋区坂下)、2022年(令和4年)8月にタクシー事業から撤退した日の丸自動車提携の幸裕自動車(荒川区西尾久)、および2021年(令和3年)7月に営業を休止していた東京無線所属の高円寺交通(杉並区高円寺南)の営業権を取得した。続いて同年12月にはチェッカーキャブ所属の品川交通(品川区北品川)を買収、2024年(令和6年)春にチェッカーキャブを脱退しZの品川営業所として改組する予定としている[6]。また、2024年(令和6年)1月には大阪の朝日自動車グループ(大阪市住之江区)を傘下に入れた[7][8]。同年9月にはコンドルタクシー(練馬区桜台)の全株式を取得した[9]。
Remove ads
グループ会社
グループ各社は一部を除き登記上の本社はロイヤルリムジンと同じ江東区亀戸となっている。また、ロイヤルリムジンはアイビーアイの100%子会社だがグループ各社は基本的にはロイヤルリムジンの100%子会社となっている。
Remove ads
不祥事
- 2019年コロナウイルス感染症による社会・経済的影響による業績悪化でグループ会社を含む5社(当時)の全乗務員600人を解雇し、雇用保険の失業手当を受けるように勧め、終息後に再雇用する方針を示したが[31]、再雇用する方針のために受給資格を満たさないとされた[32]。最終的に解雇は撤回された[33]。
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads