トップQs
タイムライン
チャット
視点
エンチョー
日本の静岡県富士市に本社を置き、ホームセンターなどを展開する企業 ウィキペディアから
Remove ads
株式会社エンチョー(英: ENCHO Co., Ltd.) は、静岡県富士市に本社を置き、ホームセンター「ジャンボエンチョー」などを展開する企業。
![]() | この記事には複数の問題があります。 |
社名とブランドは、創業者・遠藤長太郎(エンドウ・チョータロー)の名にちなんで命名された。「エンチョー」は平板型アクセントで発音する[注 1]。
Remove ads
概要
ホームセンターでありながら建設業の許可(静岡県知事許可(般-22)第6265号)を持ち、一級建築士事務所を構えているほか、店頭にてリフォーム工事の相談にも応じている。かつてはDIYの啓発テレビ番組を企画・制作するなど、DIYの普及にも力を入れている。
店名は「ジャンボエンチョー」であっても、後述の大型店「ホームアシスト」を除き、基本的には扱う品数・店舗面積ともに、他の一般的なホームセンターチェーンと同程度である。
茨城県に本社を置く同業他社の、ジョイフル本田は創業のため、山新はホームセンター事業に参入するため、エンチョーからノウハウを学んだ[2]。
2025年5月9日付でDCMホールディングスと経営統合を行うことを発表[1]。同年9月1日付で株式交換により同社の完全子会社となる予定[1]。
沿革
- 1939年5月 - 創業者・遠藤長太郎が富士市に遠藤材木店を創業。
- 1962年7月 - 「株式会社遠藤材木店」を設立。
- 1974年9月 - ホームセンター第1号店として、富士市に「ジャンボエンチョー富士店」を出店。
- 1975年6月 - 「株式会社エンチョー」に社名変更。
- 1983年4月 - 静岡けんみんテレビにてDIY番組『住まいの110番』放送開始。
- 1985年7月 - 一級建築士事務所を開設。
- 1986年11月21日 - 株式を店頭公開。
- 1998年4月 - 静岡朝日テレビにてDIY番組『エンジョイDIY』放送開始。
- 2004年12月 - 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダックに株式を上場。
- 2009年10月 - 吸収分割により、casa事業を完全子会社のブロスに承継。
- 2017年10月 - casa事業の運営会社であったブロスを吸収合併[3]。
- 2020年6月26日 - 代表取締役社長であった遠藤健夫が代表取締役会長に、常務取締役であった遠藤秀男が代表取締役社長に就任[4]。
- 2022年6月 - コーナン商事のプライベートブランド商品の販売を開始[5]。
- 2025年
- 8月28日 - 東京証券取引所スタンダード市場上場廃止予定。
- 9月1日 - 株式交換によりDCMホールディングスの完全子会社となる予定[1]。
Remove ads
店舗
要約
視点
展開する店舗
→各店舗の詳細については「店舗情報」を参照
ホームセンター

- ジャンボエンチョー - グループの中核を成すホームセンター。23店舗。
- ホームアシスト - ショッピングセンター併設型の大規模ホームセンター。2店舗。
- ハードストック - ハードウエアショップ。11店舗。
- 静岡県 - 9店舗
- 愛知県 - 2店舗
専門店
直営
casa&SWEN事業(旧株式会社ブロス)
- casa(カーサ) - ホームファッション専門店。4店舗。
- 静岡県 - 3店舗(駿東店、富士店、ベイドリーム清水店)
- casa Rico(カーサリコ) - キッチンアイテム店舗。
- 神奈川県 - 1店舗(ボーノ相模大野店)
- SWEN(スウェン) - アウトドア用品専門店。13店舗。
- 静岡県 - 8店舗
- 愛知県 - 4店舗
- インテリア×キッチンcasa & アウトドアショップSWEN - casaとSWENの複合業態。島田店のみ。
ショッピングセンター
業態変更した店舗
- 吉田店
- 「ハードストック吉田」に業態転換。
閉鎖した店舗
かつては東北地方・関東地方にも飛び地出店していたほか、岐阜県にも出店していた。
東北地方
最大で3店舗を展開していた。
- 仙台泉店
- ホーマックに営業譲渡後、ホーマック泉西店として営業していたが、閉店。
- その後BOOKOFF SUPER BAZAAR 仙台泉古内となった。
- 郡山店
関東地方
- 千葉県で唯一の直営店舗だった。。現在は「ロイヤルホームセンター白井店」
- テルウェルホームセンター習志野店( - 2009年(平成21年)12月31日閉店)
- casaアピタ長津田店 - 開店・閉店時期不明。
静岡県
- casaアピタ富士吉原店
- 袋井店
- 現在は袋井市が土地・建物を取得し、袋井市役所東分庁舎及び袋井警察署がある。
- (初代)磐田店
- クリエイトSD磐田今之浦店が出店。
- 志太店
- 藤枝市内に店舗を構えていた。藤枝店として移転。
- 浜北店
- きらりタウン浜北店として移転。
- 相良店
- 今後相良図書館が移転し、カフェなどを併設した複合施設となる予定。
愛知県
- 稲沢店(1998年開店)
が出店。
- ホームセンターから「Zoo Square 高蔵寺店」及び「SWEN 高蔵寺店」に業態変更したものの、その後わずか3年弱で閉店。
- 現在はニトリ高蔵寺ニュータウン店。
岐阜県
- 岐阜店
- 岐阜北部郊外、折立にあった。現在のカネスエ岐大前店。
DIY啓発番組
要約
視点
エンジョイDIY
静岡朝日テレビで毎週土曜 10:25 - 10:55に放送されていた番組。2006年(平成18年)からハイビジョン制作。
放送開始 - 2009年(平成21年)3月29日までは毎週日曜 8:00 - 8:30に放送されていた。このため静岡朝日テレビではテレビ朝日制作の「スーパーヒーロータイム」枠の番組を以下の時刻に遅れ放送していた。
- スーパー戦隊シリーズ(土曜 7:30 - 8:00)
- 1997年(平成9年)4月にテレビ朝日での放送が金曜夕方から日曜朝に移動した後も、2000年(平成12年)6月の『とびっきり!しずおか』の放送開始まで同局では金曜夕方に放送していた。
- 仮面ライダーシリーズ(日曜 7:30 - 8:00)
- 前番組である『メタルヒーローシリーズ』、『燃えろ!!ロボコン』も同様。
2009年(平成21年)4月5日からは毎週土曜7:15 - 8:00に放送。さらに2015年(平成27年)4月4日からは『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日制作、6:00 - 8:00)の同時ネットに伴い、毎週土曜10:25 - 10:55に移行した。
2017年(平成29年)9月30日をもって放送終了し、34年の歴史に幕を閉じた。
出演者
- エンチョーのDIYアドバイザーが出演することもあった。
- 過去の出演者
- キャシー中島と伊地健治は『エンジョイDIY』放送開始時より出演していた。
住まいの110番
『エンジョイDIY』の前身番組。1983年(昭和58年)から1998年(平成10年)まで、静岡朝日テレビ(旧:静岡けんみんテレビ)で毎週日曜 8:00 - 8:30に放送されていた(土曜 6:00 - 6:30に再放送)。このため、この期間内のメタルヒーローシリーズは7日遅れ(1997年〈平成9年〉3月までは7:00 - 7:30、同年4月からは『オリジナルコンサート』と入れ替え7:30 - 8:00)の時差ネットで放送されていた。
番組出演者はDIYアドバイザーの石川松太郎とタレントの植木まり子。コーナー(こんなときどうしよう→これでバッチリ)担当で日髙のり子も一時期VTR出演しており、コーナー最終回のみスタジオにも出演した。
「110番カーお宅訪問」のコーナーでは、視聴者からの依頼を受け、同社の一級建築士やDIYアドバイザーの指導のもと簡単なリフォーム工事も行っていた。番組中で紹介される商品にはジャンボエンチョーの平常価格が表示されるほか、店頭では手順紹介のパンフレットを無料配布するなど、テレビを見ながらDIYの計画を立てられるように配慮されていた。
エンチョーが出店していない地域でも一部番組販売形式で放送されたことがあったが、その際には番組後半の商品紹介コーナーをカットしたり、「ジャンボエンチョーの平常価格」との表示を「参考価格」の表示に差し替えられるなどの編集を施していた。また、地元のホームセンターがスポンサーとなる例があった[注 2]。
- ネット局
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
Remove ads
グループ会社
完全子会社
- 株式会社ジャンボ - 木材の輸入・加工
- 株式会社システック - 商品管理・売上管理
- 株式会社ジェイ・イー・サービス - 店舗メンテナンス業務
解散
- 株式会社ブロス - アウトドア専門店「SWEN」(スウェン)運営
- エンチョーに吸収合併。
- 株式会社テルウェルホームセンター - 千葉県で「テルウェルホームセンター」を運営
Remove ads
エピソード
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads