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俺たちの祭
日本テレビ系列のドラマ (1977-1978) ウィキペディアから
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『俺たちの祭』(おれたちのまつり)は、ユニオン映画が制作、日本テレビ系で放送された若者たちの青春を描いたドラマ。
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概要
『俺たちの旅』終了後、中村雅俊は本作の前番組である『俺たちの朝』のちょうど真裏にあたるNHK大河ドラマ『花神』に高杉晋作役で1977年10月まで出演していたが、その直後に1年ぶりにこの枠に戻って来ることになった。青春スターとして人気絶頂期を迎えていた中村の主演だけに本作にも期待が寄せられたが、前2作に比べてコメディの部分が少なくなり、挫折、苦悩、長い回想シーンなど至ってシリアス(深刻)な雰囲気の場面が多く、期待に反して視聴率的に苦戦してしまう。前2作と同様に4クール(1年間)の放送も想定されていたとのことだが、結果的に2クール(半年)をもって終了した[1]。
中村雅俊は後日インタビューで、劇団の世界を「ちょっと覗いてみたいという人たちに、当時の芸能界の生々しい感じの裏側とか、見せなくてもいいような部分も見せちゃったのかな」「『(俺たちの)旅』のような世界を期待して観てくれていた視聴者の皆さんからすると、何か違ったんでしょうね」といったことを話している[2]。
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内容
沖縄県・久米島で生まれ育った今城隆之は、ある日出張で来た東京で劇団「新樹」の試験を受け合格、入団する。そして、隆之が思いを寄せる新樹の事務員・北見直子や新樹の同期生で隆之に片思いする沢矢津子、アパート「東京ハウス」には隆之の幼馴染みで久米島から一緒に上京してきた小野昭一、漫画家の卵・森田正道、ギター流しのアルバイトをしている花井三四郎。夢を追う彼らの様々な青春群像劇が描かれる。
「東京ハウス」は渋谷区桜丘町、「新樹」は東急二子玉川駅近くという設定で、渋谷駅から恵比寿駅の間の山手線の沿線や宮下公園もよくロケ現場になった[1]。
出演者
- 今城隆之 (タカ):中村雅俊
- 北見直子:檀ふみ
- 小野昭一 (ハブ):三ツ木清隆
- 沢矢津子 (ヤッコ、チビ【~第6回,隆之だけが呼ぶ】):堀美奈子
- 花井三四郎 (ボーヤン・~第10,12~15,17~21回):小島三児
- 森田正道 (みっちゃん):角野卓造
- 田中路子 (森田の内縁の妻 みっちゃん):秋本圭子
- 今城せつ (隆之の母・第1,2,23回[回想]):岩崎加根子
- 北見真佐子 (直子の母・第8,18回):津島恵子
- 沢まゆみ (矢津子の母・第1,2,6,19回):八千草薫
- 坂上静香 (昭一の妻・第14,16,19,21~23回):津山登志子[3]
- 左右田一馬 (劇団「新樹」事務長・~第15,18回):地井武男
- 剛田守 (劇団「新樹」講師・第2,4~6,9,11~13,15,21回):今福正雄
- 劇団「新樹」研究生(第27期)[注釈 1]
- 南田 (劇団「新樹」幹部・第14~16,21回[回想]):近藤宏
- 下田 (サンキュー自動車 昭一の先輩・第9,14,17回):穂積隆信
- Supper“どんたく”のママ (第9,10,16,17回):柳川慶子
- 岩間正樹 (岩間グループ御曹司・第10,11,13~15回):速水亮
- 木下 (編集者・第17~19,23回):二見忠男
- 加賀涼子 (隆之のマネージャー・第20,21回):篠ひろ子
主題歌・挿入歌
全て中村雅俊の歌による曲
- 主題歌「俺たちの祭」(作詞・作曲:小椋佳、編曲:チト河内)
- 本作本編で流れたTVサイズバージョンには、レコードバージョンに無い歌詞が含まれている。
- 挿入歌
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スタッフ
放送日程
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脚注
前後番組
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