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北海道2歳優駿

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北海道2歳優駿(ほっかいどうにさいゆうしゅん)は、ホッカイドウ競馬で2019年まで施行されていた地方競馬重賞競走ダートグレード競走、JpnIII)である。農林水産大臣より寄贈賞を、道新スポーツより優勝杯の提供を受け、名称は「農林水産大臣賞典 道新スポーツ杯 北海道2歳優駿」と表記されていた。

概要 開催国, 主催者 ...

2019年の副賞は農林水産大臣賞、株式会社北海道新聞HotMedia賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、一般社団法人日本地方競馬馬主振興協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、北海道知事[2]

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概要

1974年に北海道3歳優駿(ほっかいどうさんさいゆうしゅん)の名称で創設された、サラブレッド系3歳(現表記2歳)馬の重賞競走。施行場は1988年まで札幌競馬場(ダート1200m)で定着していたが、その後開催日程に左右されたびたび変更された後、1997年より門別競馬場(ダート1800m)で概ね定着、併せて全国交流のダートグレード競走としてGIIIに格付けされた。2001年から、馬齢表記変更に際し現名称に変更された。

2020年より本競走を発展させ「JBC2歳優駿」が新設された。JBC競走は持ち回り開催が原則となっているが、当面の間は門別競馬場で行われる[3][4]

全日本2歳優駿(JpnI、川崎競馬場)のトライアル競走に指定され、優勝馬には全日本2歳優駿への優先出走権が与えられていた(地方所属馬に限る)。

ダートグレード競走に変更された1997年から2018年の優勝馬は、中央競馬所属馬が11勝、地方所属馬が11勝(すべてホッカイドウ競馬所属)となっている[5]

条件・賞金等(2019年)

出走資格
サラブレッド系2歳、出走枠はホッカイドウ競馬所属馬6頭、地方他地区所属馬4頭、中央競馬所属馬4頭と定められている。
負担重量
定量。55kg、牝馬1kg減(南半球産3kg減)[1]
賞金額
1着2500万円、2着500万円、3着375万円、4着250万円、5着125万円[2]
優先出走権付与
優勝した地方競馬所属馬には全日本2歳優駿の優先出走権が付与される[5]

過去の副賞

本競走は2001年から2011年までスタリオンシリーズ競走に指定されており、優勝馬の馬主には特定種牡馬の次年度種付権が副賞として贈られていた。

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歴史

要約
視点
  • 1974年 - サラブレッド系3歳(現2歳)馬の重賞北海道3歳優駿として創設。札幌競馬場・ダート1200mで施行。
  • 1989年 - この年より1996年まで、施行場が函館競馬場・岩見沢競馬場・帯広競馬場と数年ごとに変更された。距離も競馬場にあわせ1600-1800mとなり、以後中距離で定着する。
  • 1997年
  • 2001年 - 馬齢表記変更に伴い、現在の名称に変更。
  • 2006年 - 札幌競馬場のダート1700mで施行(2007年まで)。
  • 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、格付表記をJpnIIIに変更。
  • 2008年 - 施行場・距離が再び門別競馬場・ダート1800mに戻る。
  • 2018年 - 1着がウィンターフェル、2着がイグナシオドーロと着順が確定し勝馬投票券の払い戻しが行われたが、写真判定で1着と2着を逆に発表してしまう誤審が発覚した。競走成績は正しい到達順位に変更されたが、勝馬投票券は競馬法の規定により誤審があった当初の着順で払い戻しが行われた。[6][7]。また、正しい到達順位の勝馬投票券についても払戻金相当額が支払われた。

歴代優勝馬

優勝馬の馬齢は2000年まで旧表記、2001年以降は現表記。

第1回から第23回までは北海道ローカル重賞、第24回からダートグレード競走。

競走名は第1回から第27回まで「北海道3歳優駿」、第28回以降は「北海道2歳優駿」。

Rは2歳コースレコード。全てダートコースでの施行。

さらに見る 回数, 施行日 ...
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脚注

  1. 当時の札幌競馬場は芝コース設置前で、外回りダートコースとして使用していた。1974年まで左回り、1975年以降は右回り。
  2. 2019年2月28日の成績訂正以前の1着馬はウィンターフェル(北海道所属、優勝騎手:井上俊彦、管理調教師:林和弘)

出典

関連項目

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