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南西航空警戒管制団

航空自衛隊の部隊 ウィキペディアから

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南西航空警戒管制団(なんせいこうくうけいかいかんせいだん、英称:Southwestern Aircraft Control & Warning Wing)とは、航空総隊隷下の南西航空方面隊に属している航空警戒管制団である。司令部は那覇基地沖縄県那覇市)に所在している。南西防衛区域(トカラ列島~先島諸島地域)の領空や周辺空域をレーダーで監視しており、領空侵犯の恐れのある国籍不明機を発見した場合には、第9航空団などに緊急連絡を行うとともに、スクランブル発進(緊急発進)した要撃機の誘導(地上要撃管制)を行っている。2017年(平成29年)7月1日、南混団の航空方面隊への昇格とともに航空警戒管制団に改編された[1]

概要 南西航空警戒管制団 Southwestern Aircraft Control & Warning Wing, 創設 ...
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沿革

  • 1972年(昭和47年)
    • 5月15日沖縄返還
    • 10月1日:与座岳分遣隊を編成・派遣[2]
    • 10月11日:「臨時沖縄航空警戒管制隊」を新編、久米島分遣隊を編成。アメリカ空軍第623航空警戒管制中隊(623rd Aircraft Control & Warning Squadron)と協力し、警戒任務の移管準備[2]
    • 12月31日:沖永良部島のレーダー機材、アメリカ軍第623航空警戒管制中隊第4分遣隊(623AC&W Det4)より移管、第55警戒群を新編[3]
  • 1973年(昭和48年)
    • 2月15日:623AC&W Det1よりレーダ機材移管、第53警戒群を新編[2][3]
    • 3月30日:623AC&W Det3よりレーダ機材移管、与座岳分遣隊を改編し第56警戒群を新編[2][3]
    • 5月15日:623AC&W Det2よりレーダ機材移管、久米島分遣隊を改編し第54警戒群を新編[2][3][4]
    • 10月16日南西航空混成団の編成に伴い、その隷下に編入、臨時沖縄航空警戒管制隊から「南西航空警戒管制隊」に改編・改称[2]
  • 1978年(昭和53年)10月:奄美通信隊が隷下に異動[2]
  • 1982年(昭和57年)10月1日:第4移動警戒隊編成[2]
  • 2003年(平成15年)3月27日:第54警戒群を第54警戒隊に改編
  • 2017年(平成29年)7月1日:南西航空混成団の航空方面隊昇格に伴い、「南西航空警戒管制団」に改編[5]
  • 2021年(令和03年)7月1日:第56警戒群を第56警戒隊[6]に改編。
  • 2022年(令和04年)4月1日:第53警戒隊に与那国分遣班を新編[7]
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部隊編成

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防空監視所(固定レーダー基地)配置。数字は警戒群・隊

特記ないものは那覇基地内に所在している。

司令部

  • 監理部
  • 人事部
  • 防衛部
  • 装備部
  • 安全班
  • 衛生班

主要幹部

さらに見る 官職名, 階級 ...
さらに見る 南西航空警戒管制隊司令(1等空佐), 代 ...
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脚注

関連項目

外部リンク

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