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女子高生の無駄づかい
日本の漫画、メディアミックス作品 ウィキペディアから
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『女子高生の無駄づかい』(じょしこうせいのむだづかい)は、ビーノによる日本の漫画作品。略称は『女子無駄』。元々はビーノが『ニコニコ静画』に投稿していた作品であり、好評を受けて2015年12月4日よりKADOKAWAのウェブコミック配信サイト『ComicWalker』にてリメイク版が商業連載化[1]。『ニコニコエース』での連載を経て、現在は『コミックNewtype』(KADOKAWA)にて連載中[2]。
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さいのたま女子高等学校(通称「さいじょ」)に通う個性派ぞろいのJKたちが女子高生活を無駄に浪費する日常学園コメディ[1]。2019年にテレビアニメ化[2]、2020年にテレビドラマ化[3]。
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あらすじ
いつの間にか疎遠になっていた三人、田中・菊池・鷺宮。数年後、三人がさいのたま女子高等学校にて再会を果たす。そんな三人を軸にし、他の個性が暴れているクラスメイトなどとともに、くだらなくて『女子高生』が『無駄』だらけの日々を過ごしていく。
登場人物
要約
視点
声の項はテレビアニメ版の声優でのキャスト、演の項はテレビドラマ版の俳優・女優でのキャスト。
さいのたま女子高等学校の生徒
- バカ / 田中望(たなか のぞむ)
- 声 - 赤﨑千夏[4]/ 演 - 岡田結実
- 本作品の主人公。在籍クラスは1年2組→2年2組。誕生日は8月10日。
- ヲタやロボとは小学生からの友人で、よく3人でつるんでいる。ニックネーム通りバカで問題児。学力テストの成績も最悪で留年になりかけたこともある。クラス全員(自分と後から転入したリリィ以外)のニックネームを考えた。
- ヲタ / 菊池茜(きくち あかね)
- 声 - 戸松遥[4] / 演 - 恒松祐里
- ツッコミ役。在籍クラスは1年2組→2年2組。誕生日は3月3日。
- 漫画家志望でBLが大好きなヲタクだが、画力・ストーリーともイマイチ。低所得Pのファンである。「バカ」のニックネームを考えた張本人。
- ロボ / 鷺宮しおり(さぎのみや しおり)
- 声 - 豊崎愛生[4] / 演 - 中村ゆりか
- 天才無機質系少女。在籍クラスは1年2組→2年2組。誕生日は10月24日。
- 頭が良いが、感情が死んでいる。バカとヲタとは中学校が別になったが、高校ではさいのたま女子高等学校に入学して再びつるむようになる。家でペットの菌を培養している。中学時代は、「何を考えているかわからない」と言われ、孤立していた。
- ロリ / 百井咲久(ももい さく)
- 声 - 長縄まりあ[4] / 演 - 畑芽育
- 在籍クラスは1年2組→2年2組。誕生日は7月21日。
- 周囲に自身の小学生並みの身長を「かわいい」と言われることをコンプレックスとしているため、ナメられないために髪を染め学校では反抗的な態度をしている。しかし、本来は心優しいおばあちゃん子。
- ヤマイ / 山本美波(やまもと みなみ)
- 声 - 富田美憂[4] / 演 - 福地桃子
- 在籍クラスは1年2組→2年2組。1年2組在籍時の出席番号は30番[5]。誕生日は4月17日。一人称は「僕」。中二病全開の高校生。
- 金髪ツインテールで、いつも頬に絆創膏、右腕に包帯をしている。猫カフェによく行っている。
- マジメ / 一奏(にのまえ かなで)
- 声 - 高橋李依[4] / 演 - 浅川梨奈
- 在籍クラスは1年2組→2年2組。誕生日は5月9日。
- ニックネーム通りマジメの優等生。成績はいいが、心と頭が弱い。ロボに憧れている。
- リリィ / 染谷リリィ(そめや リリィ)
- 声 - 佐藤聡美[4]/ 演 - 小林由依(欅坂46)
- 在籍クラスは1年2組→2年2組。誕生日は9月12日、
- 父親がオーストリア人のハーフで、美人かつスタイル抜群。同性が好きな百合女子で、逆に男性に接触すると蕁麻疹(ドラマ版ではくしゃみ)がでるほど男性恐怖症。なぜかバカと接触しても蕁麻疹が出る。マジメの容姿に嫉妬しているが友人関係である。
- マジョ / 久条翡翠(くじょう ひすい)
- 声 - M・A・O[4] / 演 - 井本彩花
- 在籍クラスは1年2組→2年2組。誕生日は6月6日。
- ホラーやオカルト趣味を好む内気な性格のせいで友達が出来ず、不登校になりかけていた。妹の琥珀曰く「生まれてくる時に姉のコミュニケーション能力やまともな感性をすべて奪いとってしまった」。よく当たる占いが出来る。
- ノラ / 野原愛莉(のばら あいり)
- 在籍クラスは2年2組。2年生進級後から登場。
- 人間不信で学校では一人でいることが多い。猫が好き。
- ヒメ / 中村詩子(なかむら うたこ)
- 在籍クラスは1年2組。バカたちの2年生進級後から登場。
- メイクやファッションに詳しく、学校ではあだ名に違わぬ美少女にメイクアップしている。実家がラーメン屋を営んでおり、小学生のころはとんこつの匂いがすることで豚と呼ばれいじめに遭っており、裏表なく接してきたバカに助けられた過去がある。動画配信をしているインフルエンサーである。
- USB / 三上理恵(みかみ りえ)
- 声 - 千本木彩花 / 演 - 井芹菜沙
- 在籍クラスは1年2組→2年2組。
- メガネをかけている。
教師
ヲタの漫画に登場する人物
- タクト
- 声 - 鈴木崚汰
- ヲタの作品に出てくる。不良。
- サクヤ
- 声 - 佐藤元
- ヲタの作品に出てくる。好青年。
その他
- 久条琥珀(くじょう こはく)
- 声 - 上田麗奈 / 演 - 喜多乃愛
- マジョの双子の妹。姉とは別の高校に通う。
- 姉と違い常識人であり、積極的。姉想いでもある。誕生日は6月6日。
- ぴーなっつP
- 声 - 落合福嗣 / 演 - 彦摩呂
- ぴーなっつクラブで活動している。
- ボーカロイドマイスターの同人即売会でワセダのサークルと隣同士になる。会話では意味不明な比喩表現を頻繁に使用するため、相手に真意が伝わっていない。
- ロリのおばあちゃん
- 声 - 新田綾香 / 演 - 梅沢昌代
- ロリの祖母。
- とてもおっとりしているが、ツッコミのセンスには光るものがある。
- 高橋修(たかはし おさむ)
- 声 - 松岡禎丞 / 演 - 望月歩
- とある男子高校の高校生。
- 小説家志望。ロボに片思いをしている。
- 青山誠司(あおやま せいじ)
- 声 - 島﨑信長 / 演 - 水沢林太郎
- 高橋の友人。声優志望。
- 親が再婚して、血の繋がらない4人の姉妹と一緒に暮らすことになる。
茂木(もぎ)
ノラ父の会社の社員(秘書)で、気づかれないようにノラの身辺警護と普段の行動の報告をしている。
ノラ父
ノラの父親。不動産会社社長。重度の猫アレルギーである。
ノラ母
ノラの母親。専務取締役。
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書誌情報
- ビーノ 『女子高生の無駄づかい』 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、既刊14巻(2025年7月10日現在)
- 2016年4月9日第1刷発行(同日発売[8])、ISBN 978-4-04-104171-0
- 2016年11月10日第1刷発行(同日発売[9])、ISBN 978-4-04-105027-9
- 2017年5月10日第1刷発行(同日発売[10])、ISBN 978-4-04-105634-9
- 2018年11月10日第1刷発行(同日発売[11])、ISBN 978-4-04-107275-2
- 2019年7月4日第1刷発行(同日発売[12])、ISBN 978-4-04-108217-1
- 2019年7月4日第1刷発行(同日発売[13])、ISBN 978-4-04-108218-8
- 2020年1月10日第1刷発行(同日発売[14])、ISBN 978-4-04-108925-5
- 2020年9月10日第1刷発行(同日発売[15])、ISBN 978-4-04-109726-7
- 2021年6月10日第1刷発行(同日発売[16])、ISBN 978-4-04-111183-3
- 2022年12月9日第1刷発行(同日発売[17])、ISBN 978-4-04-113150-3
- 2023年10月10日発売[18]、ISBN 978-4-04-114211-0
- 2024年3月8日発売[19]、ISBN 978-4-04-114756-6
- 2024年11月9日発売[20]、ISBN 978-4-04-115720-6
- 2025年7月10日発売[21]、ISBN 978-4-04-116365-8
テレビアニメ
要約
視点
2019年7月から9月までAT-Xほかにて放送された[22]。
スタッフ
- 原作 - ビーノ[4]
- 総監督 - 高橋丈夫[4]
- 監督 - さんぺい聖[4]
- 監督補佐 - 橘さおり[4]
- シリーズ構成 - 横谷昌宏[4]
- キャラクターデザイン - 安田祥子[4]
- サブキャラクターデザイン - 古川英樹、番由紀子、満若たかよ[4]
- 美術監督 - 斉藤隆博[4]
- 美術設定 - 中村嘉博[4]
- 色彩設計 - 鈴木咲絵[4]
- 撮影監督 - 山本弥芳[4]
- 編集 - 丹彩子[4]
- 音響監督 - 明田川仁[4]
- 音楽 - 菊谷知樹[4]
- 音楽制作 - KADOKAWA[4]
- 音楽プロデューサー - 若林豪、竹山沙織
- プロデューサー - 田中翔、飯塚彩、尾形光広
- アニメーションプロデューサー - 西藤和広
- アニメーション制作 - パッショーネ[4]
- 製作 - 女子高生の無駄づかい製作委員会
主題歌
各話リスト
放送局
BD / DVD
Webラジオ
『女子高生の無駄づかい ラジオも無駄づかい』が、2019年7月6日から同年10月26日まで音泉にて隔週土曜日に配信[26]。全9回。パーソナリティは田中望役の赤﨑千夏に加えて、菊池茜役の戸松遥と鷺宮しおり役の豊崎愛生が回変わりで担当した。
ゲスト
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テレビドラマ
要約
視点
2020年1月24日から岡田結実の主演でドラマ化[3]され、テレビ朝日「金曜ナイトドラマ」枠で3月6日まで全7話にて放送された[3]。脚本は主に舞台を手掛ける新進気鋭の脚本家たちが各話交代で担当した[27]。
劇中では、中村ゆりか演じる「ロボ子」を主人公としてNHK連続テレビ小説を彷彿させる劇中ドラマ「連続ドラマ内小説『ロボっこ』」が放送された[28]。
キャスト
※はドラマオリジナルキャラクター。
スタッフ(テレビドラマ)
- 脚本 - 田辺茂範(劇団 ロリータ男爵)、矢島弘一(劇団 東京マハロ)、角田貴志(劇団 ヨーロッパ企画)、山田由梨(劇団 贅沢貧乏)、安藤奎(劇団 アンパサンド)、玉田真也(劇団 玉田企画)
- 監督 - 山本大輔
- 音楽 - 田渕夏海、中村巴奈重
- 演出 - 山本大輔、日暮謙、中島良
- 主題歌 - Little Glee Monster「STARTING OVER」(Gr8!records)
- 技術協力 - フォーチュン
- 美術協力 - テレビ朝日クリエイト
- ポスプロ - 三友(MITOMO STUDIO)
- 企画協力 - 古賀誠一
- ゼネラルプロデューサー - 三輪祐見子(テレビ朝日)
- プロデューサー - 貴島彩理(テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)、布施等(MMJ)
- 制作 - テレビ朝日、MMJ
放送日程
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脚注
外部リンク
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