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小田急商事
川崎市に本社を置く企業 ウィキペディアから
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小田急商事株式会社(おだきゅうしょうじ、英: Odakyu Shoji Co.,Ltd.)は、神奈川県川崎市麻生区に本社を置き、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、駅売店の運営などを行う小田急グループの企業[1]。小田急電鉄の完全子会社。また、小田急電鉄の駅ナカでフランチャイジーとして、セブン-イレブンやドトールコーヒーの一部店舗も展開している。
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沿革
- 1963年(昭和38年)
- 1966年(昭和41年) - 旧小田急商事株式会社を吸収合併し、株式会社オー・エックスから小田急商事株式会社に商号変更[1][3]。駅構内売店事業を開始[1]。
- 1971年 (昭和46年) - 東京都世田谷区経堂(Odakyu OX 経堂本店内)へ本社を移転[1]。
- 1975年(昭和50年) - 小田急食品株式会社を設立[3]。
- 1976年(昭和51年) - 座間生鮮食品センター(現・小田急食品株式会社)を開設[1]。コンビニエンスストア事業を開始[1]。
- 1988年(昭和63年)12月21日 - 株式会社北欧トーキョーを設立。
- 2000年(平成12年) - 保育・介護事業を開始[1]。
- 2001年(平成13年)- 箱根登山興業株式会社を株式会社小田急フレッシュへ商号変更[1]。
- 2006年(平成18年) - 保育・介護事業を会社分割して、子会社・株式会社小田急ライフアソシエを設立[1]。
- 2008年(平成20年) - 神奈川県川崎市麻生区万福寺3丁目1番2号(Odakyu OX 万福寺店内)へ本社を移転[1]。
- 2011年(平成23年) - 経堂駅前の再開発に伴い解体された旧・経堂本店跡地に、ショッピングセンター「経堂コルティ」が開業。キーテナントとして経堂店を出店。
- 2012年(平成24年) - 株式会社小田急フレッシュ(旧箱根登山興業株式会社)を吸収合併[1]。
- 2016年(平成28年) - コンビニ型新店舗「Odakyu OX MART」の1号店を新百合ヶ丘駅構内に出店[7]。
- 2018年(平成30年)
- 7月5日 - 小田急電鉄とともにセブン&アイ・ホールディングスとの業務提携に関して最終合意[8]。
- 10月1日 - セブン-イレブン・ジャパンとの提携1号店となる「セブン-イレブン 小田急マルシェ新宿店」が開業[9]。
- 2020年(令和2年)6月3日 - 本店所在地を東京都世田谷区経堂2丁目1番33号(経堂コルティ)から現在地(本社所在地と同一)へ変更[2]。
- 2021年(令和3年)8月18日 - Odakyu OX全店でセブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド「セブンプレミアム」の販売開始[10]。
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展開事業
要約
視点
セブン&アイHDと小田急電鉄および小田急商事の業務提携の合意に基づき、小田急商事が運営する駅売店と駅ナカコンビニを、2018年から2年程度をかけ順次、セブン-イレブンへ転換することとなった。また都市型スーパーマーケット事業においても、セブン&アイの店舗運営ノウハウを取り入れ、同社からプライベートブランド「セブンプレミアム」の供給を受け入れるとしている[11]。
2018年2月末時点で、スーパーマーケット「Odakyu OX」26店舗、駅売店「Odakyu SHOP」88店舗、駅ナカコンビニ「Odakyu MART」13店舗を運営していた[12][13]。セブン&アイHDとの業務提携により、このうち駅売店「Odakyu SHOP」と駅ナカコンビニ「Odakyu MART」がセブン-イレブンへ順次転換された。セブン-イレブン・ジャパンは鉄道事業者との提携を進めており、JR西日本およびJR四国、京浜急行電鉄、京王電鉄、多摩都市モノレールなどと提携している。
都市型スーパーマーケット事業「Odakyu OX」

2020年7月現在28店舗。小田急ポイントサービスの加盟店。
「OX(オーエックス)」の由来は、Odakyu(小田急)から「O」、Exchange(交換・取引所)から「X」をそれぞれ一字取ったものであり、「小田急の、商品を交換・取引する場所。」という意味である。米軍基地にある物品交換所のことを「PX(ピーエックス)」と言っていたため、それをもじったとも言われる。
なお、小田急電鉄社史によると、「Odakyu OX」の広告の作成を外部に委託した際に「Odakyu ○×(おだきゅう まるばつ)」と呼び合っていたことがあった。[要出典]
駅売店・コンビニエンス事業
- Odakyu OX MART(駅ナカコンビニ)
- セブン-イレブン(コンビニ、駅売店)
- 主に「Odakyu MART」「Odakyu SHOP」「Odakyu AZUR」から転換されたものだが、一部では新規出店した店舗も存在し、出店範囲は駅舎外にも拡大している。小田原駅では土産物店「小田原駅名産店」を併設する。
- 小田急商事運営店舗は原則として「セブン-イレブン 小田急○○店」と店舗名に小田急が付けられる。
- 2022年4月時点で、59店舗を出店する。
専門店事業
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過去に存在した店舗
要約
視点

下記の店舗以外にも、過去にはミニプラやオンデーズ、宝くじ売り場などのフランチャイズ運営も手掛けていた[18]。
Odakyu OX(スーパーマーケット)
東京都
- 豪徳寺店(世田谷区豪徳寺、1966年(昭和41年)開店[19] - 1981年(昭和56年)閉店[19])
- 店舗面積478m2[19]
- 経堂店(世田谷区経堂2-1-31[3]、1964年(昭和39年)5月8日開店[20])
- 下北沢店(世田谷区北沢2-20-11[21]、1964年(昭和39年)5月8日開店[21])
- 店舗面積253m2[21]
- 池尻店(世田谷区、2008年(平成20年)6月開店[22])
- 小平店(小平市、1971年(昭和46年)11月27日開店[6])
- 多摩店(多摩市落合3-18-1、1976年(昭和51年)3月開店[23])
- 町田店(町田市原町田6-12-20、1958年(昭和33年)12月23日開店[6])
- 木曽店(町田市木曽東4-18-1[3]、1967年(昭和42年)11月21日開店[20])
- やくし台店(町田市薬師台2-13-1、1990年(平成2年)9月開店[23])
神奈川県
- 橋本店(相模原市橋本3-114-1[25]、1969年(昭和44年)11月20日開店[25])
- 店舗面積4,300m2[25]。
- 相模大野店(相模原市上鶴間3512[26]、1963年(昭和38年)12月8日開店[26])
- 店舗面積1,010m2[26]。
- 東林間店(相模原市東林間5-6-6[3]、2000年(平成12年)4月開店[3])
- 大和プロス店(大和市)
- 大和店として移転。[要出典]
- 厚木店(海老名市河原口400-2[3]、1992年(平成4年)10月開店[3])
- 秦野店(秦野市、1972年(昭和47年)4月開店[29])
- 平塚店(平塚市明石町21-34[31]、1975年(昭和50年)4月26日開店[31])
- 栢山店(小田原市、1990年(平成2年)3月開店[23])
Odakyu MART・Odakyu OX(コンビニエンスストア)
以下はセブン&アイHDとの業務提携前に閉店した店舗。
- 高田馬場店(東京都新宿区、1995年(平成7年)11月開店[23])
- 渋谷本町店(東京都渋谷区、1979年(昭和54年)7月開店[23])
- 東中野店(東京都中野区、1976年(昭和51年)6月開店[23])
- 東高円寺店(東京都杉並区、1979年(昭和54年)7月開店[23])
- 荻窪店(東京都杉並区荻窪5-30-6、1978年(昭和53年)10月開店[3])
- 吉祥寺本町店(東京都武蔵野市吉祥寺本町3-7-11、1980年(昭和55年)2月開店[3])
- 三鷹牟礼店(東京都三鷹市牟礼2-15-3、1996年(平成8年)12月開店[3])
- 三鷹野崎店(東京都三鷹市野崎3-25-13、1997年(平成9年)9月開店[3])
- 富士見ヶ丘店(東京都杉並区、1990年(平成2年)7月開店[23])
- 明大前店(東京都世田谷区、1984年(昭和59年)8月開店[23])
- 北沢店(東京都世田谷区北沢3-1-4[3]、1983年(昭和58年)7月開店[3])
- 下北沢南口店(東京都世田谷区北沢22011[3]、1995年(平成7年)7月開店[3])
- 梅ヶ丘店(東京都世田谷区梅丘1-15-14[3]、1988年(昭和63年)1月開店[3])
- 向ヶ丘遊園店(神奈川県川崎市多摩区登戸2100[3]、1976年(昭和51年)12月開店[3])
- 五月台店(神奈川県川崎市麻生区五力田2-3-1[3]、1993年(平成5年)4月開店[3])
- 成瀬店(東京都町田市成瀬が丘2-23-5[3]、1995年(平成7年)12月開店[3])
- 鶴間店(神奈川県大和市西鶴間1-1[3]、1982年(昭和57年)10月開店[3])
- 大和店(神奈川県大和市中央1-1-26[3]、1995年(平成7年)11月開店[3])
- 桜ヶ丘店(神奈川県大和市福田5522[3]、1994年(平成6年)5月開店[3])
- 高座渋谷店(神奈川県大和市福田2019[3]、1994年(平成6年)6月開店[3])
- 日大店(神奈川県藤沢市亀井野866[3]、2000年(平成12年)4月開店[3])
- 本厚木東口店(神奈川県厚木市泉町1-1[3]、1998年(平成10年)12月開店[3])
- 愛甲石田店(神奈川県厚木市愛甲宮前1032-6[3]、1993年(平成5年)6月開店[3])
- 伊勢原店(神奈川県伊勢原市桜台1-1-43[3]、1986年(昭和61年)3月開店[3])
- 秦野店(神奈川県秦野市大秦町1-1[3]、1996年(平成8年)12月開店[3])
- くず葉台店(神奈川県秦野市、1977年(昭和52年)3月開店[29])
- 熱海店(静岡県熱海市、熱海ラスカ)
Odakyu OX SHOP(駅売店)
- 当初は「OX SHOP」の屋号で展開していたが、Odakyu OXが現行の看板デザインを採用したのに合わせ、多くの店舗で順次「Odakyu SHOP」へ屋号を変更した。その後は「Odakyu SHOP」や「OX SHOP」、「Odakyu AZUR」、「Odakyu OX SHOP+くすり[32]」といった様々な屋号が混在し、2018年5月時点で88店舗を展開していた。
- 2018年からセブン-イレブンへ順次転換を開始。同時に不採算店舗の閉鎖も進められ、売店が全廃となった駅も存在する。
Odakyu BOOKMATES(書店)
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2019年3月に最後の店舗であった相模大野店が閉店。
The New's TSUTAYA
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カルチュア・コンビニエンス・クラブとフランチャイズ契約を結び「The New's TSUTAYA」を展開していた。2018年5月に最後の店舗であった経堂店が閉店。
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関連会社
過去の関連会社
関連項目
- 小田急電鉄直営事業
- 八社会
- セブン&アイ・ホールディングス - 業務提携。
- セブン-イレブン
- イトーヨーカ堂 - 業務提携前より新百合ヶ丘エルミロードで共同出店を行っていた。
- マイカル - ニチイ時代に業務提携をしており、「神奈川Nマート」を展開。
脚注
外部リンク
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